まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

LoverPretend(ラバープリテンド)~数馬・由稀人・春三・理玖~ 感想

 

前回はファンタジー作品をプレイしたので、今回は現代の恋愛作品の感想です。

 

思っていたよりもストーリーが面白く、ステラワースさんで買い直す程すっかりはまってしまいました。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

キャラクター感想

上久保 数馬(CV:古川慎

 

ちゆきの親友で新人ヘアメイク。

どちらかと言うといじられ役で、どこか憎めない明るい性格なのですが、その裏でずっとちゆきを守り想っていたんだなと思うといじらくして堪らなかったです。

 

幼馴染で親友という、一番ありがちなポジションの数馬ですが、仕事をしている時の彼は真面目で、プライドも持っている格好いい一面も。

 

ちゆきが仕事のついでにTV局で母親の情報を探っているのを怪しまれ、たまたま仕事に来ていた数馬が恋人のふりをしてその場をしのぐのですが、いろいろ事情があってこの関係を続けることになります。

 

ちゆきのおばあちゃんのお墓参りでは、二人共喪服でガラッと印象が変わりましたね。

数馬がヘアメイクを目指したきっかけもわかったし。

 

でもこの関係は、本当にちゆきが好きな彼には都合がいいのでしょうが、嘘をつき続けるのはいつか無理が生じますよね。

 

お互いそれを感じていて、でも今までの親友には戻れないというジレンマを抱えているのがじれったく見ていて辛かったですね…。

 

そんな時に数馬が交通事故に遭い、何と記憶喪失に。

ちゆきもショックですよね…。

 

でも足繫く病院に通う彼女と数馬のやり取りで記憶が戻った時の「ただいま、ちゆき」「おかえり、数馬」というやり取りがとても好きです。

 

お互いに好きなのに、その気持ちが恋人のふりのせいなのかどうか悩む二人が水族館でキスするシーンは、とても幻想的で素敵でした。

 

数馬の怪我も治って、ちゆきをモデルにブライダルヘアにメイクした時の彼女は可愛くて、思わず彼が「花嫁に必要なのは花婿だろ」とキスする気持ちもわかりますね。

 

瀬名 由稀人(CV:鈴木達央

 

とにかくチャラい(笑)。

最初からそんな印象のファッションモデルなのですが、本人も事務所もそのキャラを活かして仕事してるから仕方ないですね。

 

でも、芝居をやりたくて映画のオーディションを受けて、最終候補まで残ったのは、彼にそれだけの実力があるから。

 

彼って陰で努力するタイプなんですよね。

それにモデルの仕事にもプライドをもって臨んでいるところが、軽いキャラの印象とギャップがあって惹かれました。

 

そんなスキャンダルだらけの彼に本気で好意を寄せるモデルの綺羅梨を牽制する為に、由稀人から頼まれマネージャーと恋人のふりをするちゆき。

 

いつもチャラいのりの由稀人ですが、彼のモデルに対する真面目な姿勢と、ヌードモデルを見たことをきっかけに、ちゆきの中で彼に対する印象が変わっていくのが自然で丁寧に描かれていました。

 

特に、由稀人のヌードモデルは破壊力抜群(笑)。

 

でも、彼の父親がスキャンダルで失脚した元プロデューサーなのですが、もしちゆきの父親なら由稀人と兄妹かもしれない。

だから好きになってはいけないと、気持ちを抑え込むちゆきがいたたまれなかったです。

 

そんな様子のおかしい彼女に気付いて、優しく気遣う由稀人が本当に格好良かった。

 

由稀人が父親のことを否定してくれて、そしてちゆきも自分の気持ちを正直に伝えた時の「よく、できました」という彼のセリフとキスが本当に温かくて、両想いになったシーンでは一番気に入っています。

 

ただ彼の父親が、ちゆきのお父さんではないという証拠は予想外でしたけど(笑)。

 

 

それに映画の再オーディションでの由稀人の本気度が凄かった。

こちらがもらい泣きするくらいの迫真の演技でした。

もちろんこれが決め手で無事に合格となったのも嬉しかったですね。

 

それにちゆきからドラマの脚本をもらって感極まった由稀人が彼女を押し倒した時、「久しぶりだから、優しくして」「俺の理性に期待して」には、完全にノックアウトでしたね(笑)。

 

そうして、ちゆきのドラマの脚本の主役も由稀人に決まって、順風満帆でお互いの道を進んでいく二人が眩しかった。

 

あと綺羅梨とちゆきが友達になったのも意外で、拗ねる由稀人が可愛かったです。

 

真木野 春三(CV:川西健吾)

 

ちゆきと映画の助手として出会った春三。

最初の頃はクールで人見知りで塩対応が目立ちましたが、本当はシャイで気遣いのできる優しい青年なんですよね。

 

ただ、序盤に監督とちゆきの母親には何もなかったとあっさり分かったのには少し拍子抜けも。

 

帰国子女で大学にもファンクラブがある程の春三には、アニメオタクという、どうしてもバレたくない秘密がある。

 

それをごまかす為にちゆきが彼女のふりをするのですが、意外にもちゆきがアニメにはまっていく過程がすごくリアルでした。

 

春三が勧めるアニメを見たり、一緒に聖地巡礼をしたり、オタクにとってこれだけしてくれる彼女は理想ではないでしょうか??

 

それに春三もアニメに関する話をする時は物凄く饒舌で、普段の彼とのギャップに笑えます。

 

そんな時に、ファンクラブの女子にオタクを馬鹿にされた春三が取った行動「オペレーションING」には胸がスカッとしました。

 

映画オーディションの仲間たちが協力して、オタク男性を格好良く仕上げてるシーンは、是非CGで見たかったです。

 

冬コミのようなイベントに、春三とちゆきがコスプレ参加するのも楽しかったですね。

 

また、オタクな春三を許せない父親の監督との確執も、ちゆきが間に入ることですっかり認めてもらいましたし。

 

奥手の二人が想いを伝えて本当の恋人になり、その初々しいやりとりやキスはとても微笑ましかったです。

 

それにしても、ちゆきが春三の家に来た時に、彼のジュースにお酒を入れる母親や、春三がちゆきの家に行ったときに「外泊を許す」とメッセージを送ってくる父親に、思わず笑ってしまいました。

 

そんな父親の期待?に応えたのかどうか、最後は春三も男を見せたのかな?

ちゆきとじゃれ合う姿が、本当に楽しそうで和みました。

 

西嶋 理玖(CV:前野智昭

 

実力派で若手の二世俳優。

礼儀正しくて温和でそつがない。

でも、いつもどこか一歩引いているような感じ。

 

そんな理玖は、俳優を辞めて舞台美術をやりたいとは意外でした。

でも父親に反対されながらも、その夢を叶える為、ちゆきと同じ大学に通っていたとは、本気度が覗えます。

 

それに父親を説得させるために、ちゆきに婚約者役と付き人を頼むのですが、彼女にOKを言わせるためのやり方が少しずるい(笑)。

品行方正でスキャンダルなしの彼とは違った一面が面白かったです。

 

でも本当の彼は面倒くさがり屋で、大学で製作活動中に食事を抜いて倒れていて(笑)。

 

見かねたちゆきが世話を焼くのですが、その時の理玖はまるで子供の様に拗ねたり我儘を言ったり。

優等生俳優とのギャップに萌えました(笑)。

 

それでも理玖をの面倒をよく見るちゆきの心の変化も見ていて共感できますね。

まぁ、彼女も彼の父親に自分の母親の事を聞きたいからという理由もあるのですが…。 

 

それでも二人で過ごす時間が、徐々にお互いの距離を縮めてく過程が丁寧でした。

 

それにちゆきが由稀人と遊園地でデートするのに理玖が嫉妬したり、由稀人に対しては態度が冷たくなるのもおかしかったです。

 

理玖と父親との確執も、ちゆきのフォローで和解し、理玖が舞台美術に進めることになって良かったです。

ただ、彼女の父親については、やはり理玖の父親も関係なかったですね。

 

そしてお互いの気持ちを打ち明けた時のキスシーンは、舞台装置の影響もあって本当にとてもロマンチックでした。

「恋に落ちた」なんて、本当にドラマのよう。

 

あと理玖の誕生日では、クリスマスでお預けをくらっていたから、余計にちゆきと恋人として初めての朝を迎えられて何より(笑)。

 

理玖が俳優を辞めての大学生活はとても充実しているようで、一緒に作業している楽しそうな二人が微笑ましかったです。

 

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ラディアンテイル 総評・まとめ

 

漸く全員クリアしました。

最後のヴィリオルートが結構ボリュームがあって、プレイに時間がかかってしまいました。

 

でも久しぶりのファンタジー作品には、すっかりはまってしまいました。

 

今回は総評・まとめとなりますので、宜しければお付き合いいただけますと幸いです。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

システム

安心のオトメイトシステム。

クイックセーブやロードなど、システム周りでのストレスはほぼありませんでした。

 

UIも、CIRCUSをモチーフにした女性に受けそうな可愛らしいデザインで、目で楽しませてくれます。

ただ個別ルートの好感度は最初は分かりにくかったですが、右側の花の茎や葉に色がついて行く仕様にはなるほど、と。

 

音楽も基本的に明るくて、さすがCIRCUSって感じでした。

 

イベントCGやビジュアルも綺麗で、あとでまとめて何度も見返しました。

勿論イベントの再現も出来るので、物語を改めて楽しめるのも良かったです。

 

基本的には共通ルート5章、個別ルート6~9章ですが、ヴィリオルートは攻略制限があり、10章までと長いです。

 

攻略順

オフィシャルブログでは、スタッフさんによるおすすめの攻略順がいくつか紹介されています。

気になる方はあくまでも参考にご覧くださいね。

 

1.ザフォラ→パスハリア→イーオン→ラディ→ヴィリオ

2.パスハリア→ザフォラ→イーオン→ラディ→ヴィリオ

3.ラディ→パスハリア→イーオン→ザフォラ→ヴィリオ

 

ヴィリオは攻略制限があるので最後なのですが、私はこの中では1の順番でプレイしました。

徐々に物語の真相に近づいている感じがして、結果としてこの順番でとても満足しています。

 

ですが、特に気になるネタバレなどもないので、気に入った順番で問題ないと思います。

 

糖度

全体的に低めだと思います。

ですが「純愛」がテーマのようですので、それに沿ったストーリー展開で育まれていく恋愛は、とても純粋で心温まるものでした。

 

当初は「本当にこのキャラとどうやって恋愛になるんだろう?」という好奇心の方が強かったのですが、途中からは引き込まれて応援していましたね。

 

ただ、糖度高めがお好きな方には、物足りないかもしれません。

私は特に物足りなくもなく、普通に満足しました。

 

総評・まとめ

王道のファンタジーで温かくて優しいストーリーが魅力。

CIRCUSを舞台にしているだけあって、明るく楽しい雰囲気も良かったです。

 

攻略対象それぞれが抱えた問題はシリアスなものでしたが、それだけにHappyEDは見ていて救われたり、嬉しかったり。

 

NormalEDは、キャラクターによっては切ないものもありましたね。。

切ないエンディングが苦手な方は、HappyEDだけでも十分に楽しめると思います。

 

また、CIRCUSの明るい雰囲気ばかりかと思えばそうではなく、殺戮などのシーンも多少ありますので、苦手な方はご注意を。

とはいえ、それ程残酷な描写はないと思います。

見たくないならボタン連打で飛ばすのも手です(笑)。

 

それから、NormalEDは、キャラクターによって落差が大きかった気がしますね。

他にも、共通NormalEDがあり、これはほぼジーニアルートと言っても過言ではないです(笑)。

ただ短いのが少し残念でした。

 

ヒロインのティファリアは、しっかりしていて芯が強く、また優しく気遣いの出来る女の子。

辛い過去も背負ってますが、それでも前を向いて歩いて行く姿に好感が持てました。

 

そしてヴィリオルート。

最初から独立しているため、1章から10章までの長い道のりですが、まさに集大成という感じでそれだけの価値はあったと思います。

 

笑って泣いての王道ファンタジーや純愛が好きな方にはおススメです。

逆に、重厚でシリアスなストーリーや、糖度高めがお好きな方には、あまり向かないかもしれません。

 

ですが、今のご時世にはこういうファンタジーも向いてるかな、とは思いました。

 

仲間同士の絆や、相手を気遣う思いやり、困難に立ち向かう勇気などが詰め込まれていて、感動や泣けるシーンもしばしば。

 

かと思えば、仲間同士でわちゃわちゃしたり、特にジーニアに笑わせられたり。

 

私は久しぶりの王道ファンタジーを楽しませていただきました。

興味のある方は、お手にとってみていただければと思います。

 

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ラディアンテイル ヴィリオ 攻略 感想

 

※ネタバレしておりますので、クリアされてからご覧になる事をおすすめします。

ヴィリオ(CV:内田雄馬

 

 

いつも前向きで明るく真っ直ぐな性格のドラゴンのヴィリオ。

彼には世界に関わる大きな使命があり、その世界を知る為に旅に出たとは少し意外でした。

 

 

カリダでは、あまりにも一般常識が無いヴィリオに「普通」を教えるティファリアが親切で、二人が微笑ましかったです。

 

また情報収集では、何故か街の外に行こうとするヴィリオ。

ティファリアには迷ったと言葉を濁していましたが…。

 

ラディの人型の件も、誰にでも隠し事はあるとヴィリオは庇って何か意味深ですね。

 

それにラディが幻獣でないことにも気付いたヴィリオ。

世界の為にラディの額の石の情報を聞き出し協力を仰ぐくせに、自分の事情は話せないとは、彼の秘密が余計に気になります。

 

公演の打ち上げ後、通信杯で王と会話するヴィリオ。

これにも驚きましたが、彼の使命がそれだけ重要ってことですよね。

 

それにしても、王子が回復した時のヴィリオの願いがラディについてとは驚きましたが、もっと驚いたのは、王がヴィリオのことを「すべての竜の王」と呼んだことでした。

 

 

狂人事件のクルトラでは、街の外で魔物が増えているよう。

 

そこで街の外へ向かうヴィリオに付いて行ったティファリアが見たのは、魔物のコアに喰らいついて捕食していく赤いドラゴン。

 

彼から目を逸らさず、どんな姿でどんな行動をしてもヴィリオなのは間違いないし、その行為には理由があると信じる彼女が心強いです。


そして人型に戻ったヴィリオから、魔物を食べて浄化できるのは世界中で彼だけと打ち明けられます。

でも怖がらせたと不安そうな彼に、怖くないと元気づける彼女の気遣いが嬉しい。

 

ヴィリオはドラゴンの中でも特別な力を持って生まれたマスタードラゴン

でもティファリアは彼の手を取り、ヴィリオはただのヴィリオだと普通に接してくれるのが、彼にとっては嬉しいでしょう。

 

それに魔物を食べた後は食欲も無くなり体調が悪くなるみたいで、さり気なくフォローするティファリアが優しく有り難いですね。

 

また夜に通信杯で王と連絡を取り、ザフォラのイレーズの件を裏でまとめていたとは。

ヴィリオルートは、他のルートと関連があって面白いです。

 

 

オリエンスの冒頭で、ヴィリオの「オレはこの旅を終えたら--」には不安しかない…。

 

ラクリマのレプリカで魔よけのペンダントをヴィリオの為に購入したティファリアの気遣いは嬉しいですね。

 

でもジーニアが、彼に課せられた使命は重く、だから恋をするなと釘を刺さすなんて余程のこと。

 

とはいえティファリアはもうヴィリオの事を好きになりかけてますよね。

ヴィリオは使命のせいか、恋愛には興味ないと言っていますが…。

 

だから彼が魔物退治に行く時に、ティファリアがペンダントを渡してすごく喜んでもらえて良かったです。

 

また、パスハリアの秘密を聞いたヴィリオが「人生最後の思い出作りは一人で十分」と呟いたのも辛い…。

 

そして王との通信で、今度はパスハリアの為に「ラクリマ」を預けて欲しいと願い出るヴィリオは本当に仲間想いです。

 

 

フェルスでは街中に魔物の気配を感じるヴィリオ。

 

ティファリアは魔物からの護身の仕方を彼から教えてもらう事になるのですが、その様子が武器を持ってるのに微笑ましかった。

お互い心を許してるからかな。

 

また、ヴィリオから、かつて地下闘技場にいた魔物は剣闘士に憑りついていた可能性が高いと聞かされますが、まさかアーヴィが魔物化するとは。

 

そして「これが俺の使命」とヴィリオが止めを刺すと、ティファリアはショーで人の笑顔を増やして魔物を減らすと誓います。

それがティファリアに出来るヴィリオの手伝いなのでしょうけど、本当に健気でいい子。

 

そして過去を明かしたイーオンの刻印についての秘密もヴィリオは聞き、またしても王との通信でインタリオリングについてお願いをするのでした。

 

 

戻ってきたアーテイル。

ヴィリオが1000年前の再現として魔物を封印する為にコリヴスと旅に出るのですが、CIRCUSの皆もついていくことに。

コアアイテムの回収と、精霊の依代としての役割もありますし。

 

でも旅はこれきりだし、ティファリアともいつまでも一緒にいられない言い切るヴィリオは、本当は皆が一緒で嬉しいんですよね。

でもティファリアもヴィリオも同じ気持ちなのにやはり一緒になれないのは切ない…。

 

 

そうして新たな旅の目的は、コアアイテム集め、コリヴスの成長、ヴィリオの魔物浄化の3つ。

 

最初の都市カリダでは、ヴィリオとラディによって、眠っていたティファリアの両親と再会できました。

これにはティファリアも嬉しくて泣いちゃいますよね。

 

でも魔物を封印するためには、片割れのワンド、つまりラリーダが必要で…。

何もかも悟っていて、ティファリアの両親のことでヴィリオに感謝しているラリーダはあっさり了承してますが、切な過ぎる…。

 

彼に謝るヴィリオは、誰も犠牲にしたくなかったから余計に遣り切れないでしょうし…。

 

そしてヴィリオの魔物食いをCIRCUSの皆で見守るくだりは、仲間の優しさや温かさが溢れていて涙しましたけど、ヴィリオの体調が悪化しているのが心配です。

特にティファリアは余計に不安でしょうね…。

 

 

魔物の発生率を抑える為にも、ショーを行うことにするCIRCUS一行。

それはヴィリオの負担を減らすことにもなりますし。

 

先日の魔物食いから体調不良が続く彼も心配ですが、ティファリアが甲斐甲斐しく世話していて、恋人を意識してるのにほっこりします。

ただ、ヴィリオの魔物食いは誰も変わってあげられないのが辛いですね…。

 

そしてショーを見に来たティファリアの両親から「竜の花嫁」の話が。

どうやらドラゴンは生涯の伴侶に力を分けることが出来るようで希望が持てたのに、ヴィリオから「その風習はとっくに廃れてる」なんてバッサリ切られるとは、ティファリアが気の毒に…。

 

でもそのヴィリオがショーの後に倒れてしまい、腹部には魔物に浸食されたような痕が…。

魔物を食い過ぎて浄化が追いついてないとは、どれだけ魔物の増える速度が速いか分かります。

それでもまだ魔物を食べようとするヴィリオを、冷静に諭したティファリアも遣り切れないですね…。

 

そこでヴィリオの回復を最優先させ、他のメンバーはそれぞれコアアイテムの回収をすることに。

ティファリアは、ジーニアと留守番でヴィリオの世話係となり、ひとまず安心かな。

 

 

ザフォラとイーオンはクルトラでコアアイテムの回収。

またオリエンスのラクリマイヤリングの回収は、コリヴスとパスハリアとラリーダ。

カリダには、ヴィリオの看病でティファリアとジーニアが残ることに。

 

クルトラで、バルトが魔物化してイーオンに殺されるというあっけない最期には、自業自得としか思えなかったですね。

でもこれで無事にラビリントネックレスとインタリオリングを回収できました。

 

オリエンスでは、レーヴェが昔のマスタードラコンの件を後悔しており、ラクリマイヤリングをパスハリアに渡してくれて、彼の病に関してはこれで一安心。

 

そしてレーヴェが語った真実。それは友人だったマスタードラゴンラグレスが、世界の礎になったということ。

それってつまり――。

 

またカリダでは、ティファリアがヴィリオが苦しんでるのに何の力にもなれないことに落ち込んでいて…。

 

ジーニアが真剣にティファリアを心配して、ヴィリオに恋するのを止めろと言う割に、アドバイスしてくれて有難い。

 

「ラグレスはどうなったの?」

 

ジーニアから聞いた言葉をヴィリオに尋ねると、ティファリアにだけは知っていて欲しかったと告げてから、彼は話してくれます。

 

ヴィリオの今までの言動から薄々予想はしてましたが、やはりという感が否めない…。

ラグレスが魔物を喰らいつくして負の感情を抑えきれず、体ごと封印されたなんて…。

 

それはヴィリオも同じだと、彼の沈黙が肯定となっているのは残酷な事実。

ティファリアがショックを受けて「いやだ」と言う気持ちもわかるし、ヴィリオの使命も理解できるけれど、切なくて胸が締め付けられます。

 

ティファリアを怖がらせて謝るヴィリオが、彼女の髪に口づけるシーンは、悲しいながらも優しくて温かい愛情が込められていたように見えました。

 

そんなティファリアが「竜の花嫁」になって、彼を助けたいと考えるのも自然でしょう。

でも「竜の花嫁」はそう簡単にできることじゃなく、そもそも生涯の番となる誓いの副産物だからと説明するヴィリオは、遠回しにティファリアじゃ無理だと伝えたんでしょうけど、でも本心は…。

 

ティファリアも自分の気持ちがヴィリオにとって迷惑と感じて、これじゃ彼女が可哀想ですね…。

ショックで、外に出て行くのも仕方ない。

 

ところが、学術塔では魔物が研究室から逃げ出し、ティファリアが魔物に遭遇し襲われてしまい…。

 

 

ヴィリオの回想は、彼の本音が語られていて胸が痛かった…。

 

それに皆の笑顔から、ティファリアの笑顔を守りたいという気持ちに変わっていたのも嬉しいけど辛いですね…。

彼の使命を考えると、ティファリアの気持ちに気付いていても受け入れられないのがもどかしく悲しい。

 

そこに魔物に憑りつかれたティファリアが帰ってきて、心の底からの思いの丈を全てヴィリオにぶつけ告白します。

 

醜い自分をさらけ出しながらそれでも笑顔で告白する彼女に、ヴィリオも守りたかった笑顔を守れないことに愕然。

そして絞り出すように「アンタを失いたくない」と呟いてキスをするシーンは、禍々しくも切なくて泣けました。

 

その後1週間も眠っていたティファリア。

彼女はドラコンの島パシオで、ヴィリオからドラゴンの力や魔力、寿命を与えられた「竜の花嫁」になったと聞かされます。

 

 

彼女はもう普通の人間ではなく、竜と同じ力を持ち同じ時間を生きるものになったから、魔物に取り憑かれても助かったんですね。

 

それにヴィリオが助けてくれたのは嬉しいけと、そのせいで力が半減したのに限界まで魔物食いを続け、皆にコアアイテムで封印の準備を進めてくれなんて、悲しすぎる…。

 

でもティファリアが「竜の花嫁」となったということは、ヴィリオが本気で生涯の番と選んだということ。

あのキスにはその想いが込められていたんですね。

 

なら、やるべきことは一つ。

族長にヴィリオを救う方法を聞き、後悔の証であるラグレスの結晶を手に入れると誓うティファリア。

 

それはドラゴンの呪いより恐ろしく過酷な試練を乗り越えなければならないけど、勿論彼女は即断即決で潔い。

 

ヴィリオの方はザフォラ達に任せ、ティファリアとコリヴスはラグレスの結晶がある封印の洞窟へ向かいます。

 

そこで火、水、土、風の四大精霊の試練を割とあっさりクリアできて、まずは一安心。

セリウスのラリーダを想う気持ちにはホロッとしました…。

 

その後登場したアーテイルが格好良かった!

でも一番手厳しかった…。

 

だけどティファリアの勇気と度胸は、もう普通の女の子のレベルじゃなく、アーテイルに向かって、言いたいことを真っ直ぐに伝える姿は凛々しかった。

確かにラグレスもヴィリオも英雄じゃなく生贄ですもんね。

 

その思いが通じて、アーテイルから力を与えられたコリヴスがまさかのイケメンに成長とは感激しました(笑)。

 

そして最後はラグレスとの会話で、無事に結晶を手に入れ地上へ。

ラグレスも流石風格があって格好良かったですね。

 

HappyED

そうして魔物食いを続けるヴィリオを待ち伏せしたザフォラ達と、結晶を手に入れたティファリア達がヴィリオを救うために合流。

 

皆がヴィリオを心配し、助けるために集まり、彼一人を犠牲にさせないという仲間を想う気持ちに涙腺が緩みました。

ヴィリオは、皆の願いが叶うように人知れず動いていたのですから、そんな彼の為に力になろうとする仲間の絆に感動。

 

ティファリアが考えた方法は、ヴィリオが集めた負の感情を元の場所へ戻すこと。

ヴィリオは反対しますが、世界中の人を笑顔にすれば負の感情は減っていくはず。

それがCIRCUSの使命だから。

 

ヴィリオだってCIRCUSの一員。

彼の使命も大切ですが、CIRCUSの使命だって大切ですよね。

 

竜の花嫁であるティファリアに促され、消えたくないと本心を吐き出すヴィリオ。

今まで自分の使命に縛られていた彼が、初めてその使命から解放されて絞り出す声には、泣かされました。

 

でも限界を超えたヴィリオは理性を失い暴走。

それを四大精霊が現れ彼を抑えてくれて、光の剣でヴィリオと魔物を切り離すコリヴスが凛々しく男前でした。

ラディも犠牲にならなくて本当に良かった…。

 

そうして負の感情は世界中の人々の元へ。

一人で抱え込むには膨大な量でも、一人一人への負担なら軽くて済みます。

ティファリアの、負の感情は次の一歩を踏み出すための原動力って良い言葉ですね。

 

普通の幸せを望むヴィリオとティファリアが、お互いに想いを伝えあいキスするシーンは、とても幻想的で優しさに満ちていました。

 

 

一年後。

クルトラの迷宮守となったザフォラは、突然迷宮守を辞めると発言。

でもすぐではなく、あらかた落ち着いてからのようですが、世襲制を変えたいと言いつつ本音は旅に出たいだけ…?(笑)。

 

オリエンスでは、パスハリアがコリヴス王から直々にラクリマイヤリングの守り人に指定され、人間と精霊の橋渡し役をしているよう。

 

イーオンはフェルスで治安維持隊に所属し、闘技大会にも出場して鍛錬しているみたい。

 

アーテイルでは、王位を継承したコリヴスが激務に忙殺されていて気の毒…。

でもジーニアとアレストもサポートしているから、安心…かな。

 

また王上の正門前の広場ではラリーダがCIRCUSの呼び込みを。

王子を救う為に結成されたCIRCUSですが、団長は何とティファリアで、ルーナやフィロのような新メンバーを加えながら今も公演の旅を続けているのは嬉しい限り。

 

もちろんティファリアの横にはヴィリオがいて、昔の仲間達も見に来てくれている。

それにジーニアが友情出演してくれて懐かしいですね。

 

それに今回の特別公演は、何とティファリアとヴィリオの披露宴も兼ねているなんて洒落てます!

白い衣装の二人が、とてもキラキラして眩しくて、本当に幸せそう。

皆に祝福されながら、お互いに惚気あう二人に思わず笑みが浮かびます。

正に大団円の披露宴!

 

これからもヴィリオとティファリアは、こうして笑顔の花を咲かせていくんでしょうね。

二人に祝福を!

 

NormalED

魔物食いを続けるヴィリオを待ち伏せしたザフォラ達と、結晶を手に入れたティファリア達がヴィリオを救うために合流しますが。。。

 

限界を超え正気を失ったヴィリオは、尻尾を振り回し次々と仲間を襲っていく。

 

結晶で力を戻そうにも、彼が正気にもどらないとそれは出来ない。

そして「恨むならワタシを恨みなさい」と、団長として最後の責任を取るジーニアが凛々しかった。

 

また最後の役目を果たすと言うラリーダは、カリタスワンドと一緒になり、コリヴスがコアアイテムでヴィリオを封印…。

 

ティファリアの笑顔を守りたかったのに耐えられなかったと謝るヴィリオが、あまりにも儚くて泣けました。

最後に「愛してる、ティファリア」と告げたけど、彼女には届かなかった…。

 

パシオで子供たちに御伽話を聞かせるティファリア。

かつてのCIRCUSの仲間たちの活躍が御伽話になるくらい、この世を去って久しいとは切ないですね。

 

そうしてティファリアはまだヴィリオを愛し続けて――。

何とも切ないエンディングでした。

 

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ラディアンテイル ラディ 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

ラディ(CV:岡本信彦

 

 

ティファリアの家族で、CIRCUSではモフモフのマスコット的な幻獣。


人型になれることをティファリアに隠していたのに、旅の途中でバレたらイケメンってずるくない?(笑)。

 

いつもティファリアを気にかけ、助言をしたり励ましたり。

しかも長い付き合いだから、お互いのことを良く知ってるし本当に頼りになるんですよね。

 

誰にでも面倒見が良く、だから人型になれるってバレたんですけど、そういうところも魅力です。

 

でもティファリアもラディがいきなり人型になったら慌てますよね。

だって「かっこいいから」って言っちゃうくらいだし(笑)。

この二人の恋愛がすごく楽しみです。

 

そんなラディが、人型の時に上着を雨よけにしてくれたのは格好良かったな。

ティファリアも意識して、微笑ましかった。

 

またCIRCUSメンバーの中でティファリアの気になる男性の話では、全員却下のラディ(笑)。

 

肝心のラディは、ティファリアのお守りで手一杯らしいけど、タイプの女の子とやりたいことはティファリアとやってるなんて、からかうのが憎いなぁ。

 

それにケーキが付いてたティファリアの口元を拭うラディが艶っぽくて、ドキドキする彼女の気持ちがよく分かる。

 

だからラディにずっと傍に居てほしいと思ってしまう彼女の気持ちが痛いほど伝わります。

彼女に会う前は長いこと旅に出ていたラディだから、いついなくなるか不安ですしね。

 

ラディもそれに気付いて、遠慮しないで甘えろと手を握ってくれて。

保護者だからティファリアが大人になるまで傍にいると言ってくれるけど、じゃあ大人になったら?

ラディにはそんな彼女の不安を解消してほしい。

 

と、ここでラディのまだ隠していた秘密が明らかに。

「親代わり」がいなくなってからずっと旅をしていたラディは、実は10年前からカリダでティファリアの家族と人型として暮らしていたそう。

 

だから彼女の両親の死にも立ち会っていて、何とかしようと力を使いすぎて人型でいられなくなったとは…。

 

ラディが人型に戻れば、ティファリアが両親死に関する辛い記憶を思い出してしまうから、本当の名前「ラリーダ」まで黙っていたんですね…。

 

でも彼は人形のようになった彼女をずっと見守って大切にしてくれて。

 

とはいえ、親代わりになろうと思ったなんて言えば、全てを思い出したティファリアには酷でしょう。

彼のことを親として見ていないし、義務感から一緒にいたのかと思ってしまうから。

 

だからラディに、気を遣わなくていいとか、これからはラリーダと呼ぶとか八つ当たりみたいなことを言ってしまうティファリアが痛ましいです…。

 

それからも「ラディ」と呼ぶと親代わりみたいで抵抗があるから「ラリーダ」と呼ぶティファリアに、ラディも根負け。

 

 

そうしてラディルートへ。

コリヴスと一緒に旅に出ることになるものの、危険が増すと反対するラリーダ。

 

ここでも彼が親代わりになっていることに反発して飛び出してしまうティファリアは、偶然出会ったリアンの言葉で漸く自分の本当の気持ちに気付きます。

 

でも探しに来たラリーダは、わざとキスする振りをするリアンを制して、これは嫉妬?と思ったのに。

 

あくまでも「家族として」ティファリア守ったから、彼女も傷付きますよね…。

おまけにちゃんとした相手なら恋愛も応援するとか、言っちゃうし。

 

だからティファリアが願うような気持ちで告白し、家族として見ないでと懇願したのに、それは恋じゃなく錯覚だと伝えるラリーダ。

 

俺は普通じゃない、無理なんだと答えるラリーダには何か事情がありそうですが、ティファリアの告白が無かったことになり可哀想すぎる…。

 

CIRCUSの旅も「家族として」ティファリアを守るためにラリーダは参加して、彼女も彼を「家族」として接している気持ちを察すると胸が痛いです。

 

しかも最初の公演地カリダに着くと、ラリーダとヴィリオが野暮用でジーニアに呼ばれるし。

どうやら、ティファリアの両親の研究に関係があるようなのですが…。

 

ラリーダが、親子の絆は強いと意味深に呟いて、ティファリアの両親や彼女の笑顔の話をしたと思ったら野暮用で出掛けるとか、これじゃ彼女じゃなくても何か隠してると気付きますよね。

 

それに土の大精霊セリウスにも詳しいような…?

 

またラリーダが、コリヴスの様子を見て、この公演もこれから先も安心と呟いたのも不安を煽ります。

 

そして案の定、ショーが大成功して終わると、ラリーダがCIRCUSから抜けると宣言して去ってしまった…。

 

するとアレストから、カリタスワンドの力が弱まりフローラの種が作れない状況らしく、土属性の幻獣の力を借りる為、選ばれたのがラリーダだと告げられます。

 

またヴィリオから、学術塔の奥で見たティファリアに関するものに対して、全てが上手くいくまでラリーダから口止めされているとも。

 

でもヴィリオの意見とコリヴスの後押しで、学術塔に行くことになったティファリア達が見たものは、ガラスの球体の中でドラゴンの呪いにより目覚めない彼女の両親。

 

ラリーダの言動から、薄々そんな気はしてましたが…。

 

どうやらティファリアの両親は、許可なく訪れると呪いがかかるドラゴンの島に行ったらしく、他の魔力も複雑に絡み合っている様子。

この状況では、ヴィリオも簡単に呪いを解くことも出来ないみたい。

 

何にしても、これがラリーダが実験に協力する決定打になったんでしょうね…。

 

そして絡んだ魔力はラリーダが両親を助けようとした時のものだと判明。

 

ラリーダに促され呪いを解くヴィリオに、ワンドを使うラリーダのおかげで、無事に目が覚めた両親にはホッとしました。

 

ただ、ラリーダがワンドを使えた理由は、セリウスの研究で心を作る為、土の魔法で創り出されたゴーレムだからとは予想外。

 

ティファリアの告白を断った理由はこれか…。

 

しかもこれからはコアアイテムの半身としてカリダに力を捧げ、フローラの種を量産するって。

 

いくら両親が戻ったからってティファリアが納得するわけがなく、ラリーダが必要だとちゃんと告げたのに、彼の願いは彼女が笑って幸せになることだけなんて。

 

それってラリーダがいなくちゃ無理でしょ?

でも国が関わる問題に彼女だけで立ち向かえるはずもなく…。

 

最後の夜、獣型のラリーダと一緒のベッドに寝て会話する姿が微笑ましくて。

ティファリアが眠った後に人型に戻って、彼女の幸せを祈りながら額にキスをする彼に泣けました。

 

翌日、学術塔にいるラリーダに会いに行くと、「お前たちは、誰だ」と言うラリーダの言葉に絶句。

 

彼は自身で力を放棄しカリタスワンドを完成させ、代償に記憶と感情を失ったなんて、まるで自殺のようで残酷すぎる…。

昨夜の言葉は別れの挨拶だったんですね(泣)。

 

ワンドだけでフローラを量産できるらしく、ラリーダは必要ないのでCIRCUSが預かることになりましたが、これから心を学ぶという状態ではティファリアも皆も辛いでしょう…。

 

スピレア曰く、ラリーダは血の繋がりがある家族が特別だったから、ティファリアの両親が戻ってきて、自分の役目が終わりだと思ったとか。

 

でもティファリアにとっては血の繋がりなんて関係なく、ただラリーダに傍にいてほしいのに。

彼の気持ちを理解してあげられなかった自分を責める彼女が不憫でやり切れないですね…。

 

でもティファリアは強い。

彼女はラリーダを元に戻すことを諦めてないから。

 

一方で感情のないラリーダは、CIRCUSの皆からティファリアのことを聞き、モヤモヤした感覚があるのを自覚しているよう。

これが救いになれば良いのですが…。

 

そこにやって来たリアンがティファリアに迫ろうとして、それを止めたのは何とラリーダ!

 

でも、以前の記憶が戻ったわけではなく身体が勝手に動いたらしいけど、これは彼の中に何か残ってる証拠…?

 

だとしたらティファリアは余計に彼を元に戻すのを諦めたくないはず。

それを皆に宣言し協力をお願いする彼女が頼もしかったです。

 

そうしてまずは情報収集で学術塔へ訪れ、ティファリアは両親からラリーダの生まれについて聞いていたと知らされます。

 

出生の秘密を偽っていたから、帰れる場所が出来て喜んでいたという彼の様子が目に浮かぶ…。

 

また、ラリーダはカリタスワンドの片割れだから、力をワンドに戻せば身体ごと消えてなくなると言っていたらしい。

 

でも彼は消えてない。

どうやらラリーダは、感情を魔力に変えて身体を維持していたらしく、彼の中に感情が残っていたから身体が消えていないとの結論に。

 

それにアレストからは、ラリーダは魔力の急性欠乏症との情報も。

つまり莫大な魔力を取り入れれば記憶や感情が戻る可能性が高いとは、希望が見えてきました。

 

そこでコリヴスがCIRCUSの皆の役に立ちたいと、ラリーダに魔力を送ってくれて、なんて良い子なんだ!

そのおかげでラリーダに少し記憶が戻ったようだけど、まだ足りない。

 

するとティファリアがフローラを使うことを思いつき、アレストから4つだけ種を融通してもらい、コリヴスの成長とラリーダ用のフローラ開花の巡業へ。

 

ただ皆がラリーダに心があると思っても、ラリーダ自身が心があると納得しないと意味がないですよね。

 

そもそもティファリアの両親がドラゴンの島に行ったのも、彼を救う為だったらしいし。

 

渦中のラリーダは、前の自分には心があったと認識していて、今の自分にある感情の名を知る鍵がティファリアだと感じている。

 

そこに丁度ティファリアが来て、キス出来るくらいの距離で彼女の気持ちを探るラリーダに、少しだけ前進したような気がしました。

 

そうして、CIRCUS一行は3都市でショーを開催し、無事にフローラを咲かせることが出来て良かった!

 

ラリーダの記憶も戻ってきているようだけど、感情は相変わらず乏しい…。

他人の記憶をただ見ているような感覚で、過去の彼が抱いていた感情は理解できないと中々難しい状態。

 

それはコリヴスが心を凍らせていた時と同じ状態らしく、心の奥底では思い出したくないと思っている…?

 

そしてラリーダの所にザフォラとヴィリオが来て、感情を取り戻せない原因について特定の時期を指定し、何があったか問い詰めます。

 

それは、ティファリアがラリーダに告白して断られた件なのですが、勝手に話していいのかな?

 

何故断ったのか、それはラリーダがゴーレムだからなのですが、傷付けないために断ったのに、ティファリアの笑顔を見ていないことが、ラリーダの胸に何か影響を与えたよう。

 

ティファリアのことをどう思っているのか考えろ、その感情が過去のラリーダに足りなかったものだと。

だから逃げずにその感情に名前をつけろとは、ザフォラもいいヤツです。

 

アーテイルに戻ってティファリア達がリーベルで昼食を食べていると、酔っぱらいが乱入。

そこでまさかラリーダが追い払ってくれるとは。

 

相変わらず表情は硬いですが、それでも咄嗟に身体が動いて、この温かい空間を壊されたくなかったと守ってくれたのが嬉しい。

ちゃんと感情は残ってるんですよね。

 

それにティファリアの頭を撫で回したりして、過去の記憶と今の笑顔が違うから確かめようとしてくれて。

 

更に感情を取り戻そうと、ティファリアとラリーダはリーベルでの一日を再現することに。

ティファリアが恋心を意識してるのが可愛かったです。

 

チアーズに行くと、懲りずにリアンがティファリアを口説いてきて(笑)。

リアンを警戒している様子のラリーダにティファリアが理由を聞くと、説明が難しいもののどうやらモヤモヤと苛立つらしい。

 

これは嫉妬では?と思うのに、以前のラリーダなら家族として心配していたなんて言っちゃうティファリアがもどかしい。

 

そして彼女がラリーダに作ったパンケーキが焦げて失敗したのに、ラリーダはそのまま食べて、美味かったと優しく微笑んで…!

 

お互いが笑顔になってクロリスが咲いて、久しぶりに温かい空気が心地良かったです。

 

ラリーダも彼女の本当の笑顔を見て愛しく感じてるし。

ここで、リアンに対する感情や今の感情も本当に家族としてのものなのか疑うラリーダ。

 

本当は彼女にキスしたいと想う気持ちを突き詰め、この感情の名を「愛」だと思い出したラリーダですが、でもそれは過去の彼の気持ちで、なら今は?と考えるのが本当にじれったい。

 

HappyED

CIRCUS最後のショーは、セリウスとラリーダの関係にティファリアとの関係もアレンジしたもの。

 

それを見たラリーダは、叶わない願いから逃げていたことに気付いて、彼女と同じ時を生きたいとセリウスに願います。

 

すると「待ちくたびれた」と言うセリウスの声が聞こえたかと思うと真っ白な光に包まれてラリーダが倒れてしまい…。

 

眠ったようなラリーダにティファリアが抱き着き、泣きながら縋る姿に胸が締め付けられました。

 

そんな彼女に応えるように、以前の彼が目を覚まして「随分待たせちまったな」には号泣。

軽口を叩くラリーダが懐かしく、泣いているティファリアを優しくあやすように宥める姿が愛おしかったです。

 

 

CIRCUSが解散し、ティファリア達は元の生活に。

 

チアーズで、幻獣の子供達に都会での暮らし方を教えている様子が微笑ましいですね。

それにティファリアに告白した幻獣の子供を本気で牽制するラリーダが、彼女を「俺のだ」と抱き締めるのは大人気ない(笑)。

 

また、ラリーダが人間と同じスピードで生きていけるようになったのも嬉しい限り。

 

そして二人きりのリーベルで、ティファリアは告白の返事が聞きたいのにはぐらかすラリーダがじれったい。

 

しびれを切らしたティファリアの攻めにとうとう観念したラリーダが「歯止めが利かなそうで言えなかった」とグタグタ言うと、彼女から強引にキスしたのには拍手!

 

我慢しなくていいとティファリアが言えば、後悔しても知らねえからなと返すラリーダが男らしくてクラクラしました。

 

そしてやっと彼女に「好きだ」と彼が伝えてのキスには、待たされた分喜びもひとしお。

 

今までも、そしてこれからも一緒に生きていく二人に祝福がありますように。

 

NormalED

巡演Chapter9 好感度Lowより

 

最後の公演もフローラが無事に咲いて大盛況で終わったけど、ラリーダに変化はなく…。

 

CIRCUSが解散し、皆もそれぞれの生活を送っているよう。

ティファリアは新しいラリーダとリーベルに。

 

感情はあるのに過去の記憶は乖離したままだけど、目の前いるラリーダが大切な家族には違いないですよね。

 

それにティファリアにリアンが迫るのを牽制するラリーダが、嫉妬してるようで嬉しい。

 

以前と形は違うけど、これからは新しい形で未来への絆を繋いで欲しいです。

 

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ラディアンテイル イーオン 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

イーオン(CV:阿座上洋平

 


元治安維持隊に所属?

強面の容貌に反して料理が得意でCIRCUSのシェフ。

不器用なだけで、本当は人を気遣える優しい性格に惹かれました。

最初からティファリアがCIRCUSに参加するのを反対するイーオン。

危険だからという気遣いからですけど…。

 

イーオンと行動を共にしていくうちに、彼の誠実で真面目な性格や思慮深さなどがわかります。

ティファリアとも話しやすくなって、接し方が柔らかくなりましたね。

 

ただ、オリエンスで結婚式を見るイーオンの、結婚にメリットが無いという意見がこれからどう変化するのか楽しみ。

 

それにしても、まさかブーケトスをイーオンが奪うとは(笑)。

フォローするティファリアは気まずかったでしょうね。

 

またイーオンの故郷でもあるフェルスでは、彼の隠していた過去が明らかにされます。

 

フェルスは剣闘士の街で「強い者が正義」というルールがあり、弱者は肩身の狭い立場になっていることが問題点のよう。

しかもあらゆる揉め事やトラブルは決闘で解決されます。

 

それに火の大精霊ヴァレンが残した「インタリオリング」は所在不明だし、フェルス浄化作戦により住民は国に不満を抱いていて、今までのような「国公認」という宣伝は逆効果という厳しさも。

 

それにイーオンは元地下闘技場のX級剣闘士で、眼帯を外すとそこには剣闘士の印が。

その剣闘士時代の過去は、同年に買われた奴隷で生き残ったのはイーオンただ一人だけという過酷なもの…。

 

それでも彼の人格が壊れていないことに脅威と感謝しかないですね…。

 

ショー自体は、強者が弱者を守るというフェルスの人の心に刺さる内容で、フローラも咲き大成功。

 

ですがイーオンの目にある印は、盗まれたインタリオリングの支配が及ぶように付けられた刻印。

決してその命令に逆らえない刻印があるからこそ、イーオンは彼女のCIRCUS加入に反対したんですね…。

 

どれだけ大切に想おうと、彼はその想いを守れないから。

イーオンは無念でしょう…。

 

でもリングを探すためにイーオンを餌にして泳がせるアレストもどうかと思うのだけど、仕方ないかな。

 

アーデイルに戻ると、スピレアに気に入られリーベルを継がないかとスカウトされるイーオンと、慌てるティファリアが微笑ましかったです。

 

とはいえ、彼の刻印が消えるまで自分を信用できないとは、刻印が忌々しいですね。

それを大丈夫と言い切れるティファリアか強く頼もしい。

彼もその言葉で救われているみたいですしね。

 

 

ここでイーオンルートへ。

コリヴスの為に、CIRCUSはまた旅に出ることに。

 

アレストに呼びだされたイーオンは、なにやら理不尽な話をされたようですが、自分が異端でCIRCUSの皆とは生きる世界が違うと納得しているのが辛い。

それだけ、刻印に縛られているイーオンが不憫でなりません…。

 

一方で、また皆と旅に出るのが嬉しいティファリア。

イーオンに対する印象も随分と変化し、仲間以上の気持ちを持ち始めているのが嬉しいです。

 

そしてコリヴスがまだ慣れていない為、最初の公演はアーテイルで行う事に。

 

でもイーオンが自分の事を、薄汚れたとか罪を抱えたとか自虐的な言い方が、何となく引っかかる。

 

コリヴスを励ます為、そんな自分でもティファリアのおかげで人を笑顔に出来たと言いたいらしいのですが、度胸をつける為にヴィリオにコリヴスをくわえさせて空を飛ばせるとは、かなりのスパルタ(笑)。

 

こうしてコリヴスのショーも成功し、旅を続けることになったというのに、イーオンだけCIRCUSから離れることに。

 

インタリオリングの刻印が原因で、彼の素性が不適格とみなされたなんて。

何となく予想はしてましたが、ティファリアの気持ちを考えると胸が痛い…。

 

でもイーオンを蔑む大臣の言葉に、皆が反感を持って容赦なく洗礼を浴びせたのはスカッとしました。

 

それにジーニアがインタリオリングの対抗策を預かっており、イーオンをCIRCUSに参加させる為責任を取るって、格好良すぎる。

 

そしてヴィゴニアがイーオンの意思を確認すると、「皆と共にいたい」と告げたイーオンに胸が熱くなりました。

こうして無事にイーオンも旅に出ることになり本当に良かった。

 

そしてティファリアから離れないと誓ったイーオンが、彼女の手の甲にキスしたシーンは、とても誠実な彼らしく素敵でした。

ジーニアさえ見ていなければもっと良かった(笑)。

 

そんなジーニアから、インタリオリングの回収任務も請け負ったと聞かされます。

所在の有力候補は、クルトラとフェルス。

そこで二手に分かれ、イーオンとティファリアはクルトラへ向かう事に。

 

道中では、寝付けない彼女に為にホットミルクを入れてくれるイーオンが、自分を檻の中にいる獣に例え自嘲すると、彼の手に自分の手を重ねるティファリアの優しさと思いやりに胸が温かくなりました。

 

だから、自分の未来を考えたことのないイーオンが、ティファリアと街を歩きたいと告げた時は嬉しかったですね。

それにいい雰囲気だったし。

 

クルトラに着くと、ザフォラからリングのオークションの落札者がバルトだと聞かされ最悪。

 

当然あのバルトが簡単にリングを渡してくれる訳もなく、その夜バルトの屋敷へ忍び込むティファリア達。

 

そこで見たものに、始めは「?」でした。

何故ルーナがここにいてバルトを殺した??

そしてルーナの腕にはあの刻印が…。

 

そこに現れたのはイーオンの旧友アーヴィ。

バルトは王子に刻印を刻むつもりだったと暴露し、地下闘技場の復活の為にリングが必要だと言うアーヴィが、イーオンにティファリアを襲わせるとは腹立たしい。

 

ジーニアの持っていた対抗策のレリークアで正気を取り戻したイーオンが、泣きそうな顔で「さよ、なら」と呟きアーヴィと去って行くのがやるせなかったです。

そしてティファリアも哀れで…。

 

8章に入ると、イーオンの回想が入るのですが、それがもう悲しくて…。

戦いたくない、殺したくないのに、刻印に縛られ命じられる辛さに身を切られるようでした。

 

ここでティファリアのことを初めて愛おしいと思い出したのは嬉しかったですけど、切ない(泣)。

 

そうして地下闘技場に連れられたイーオンに、容赦なく現実を突きつけるアーヴィが本当にムカつきますが、彼にも事情があるみたいですね。

 

一方でティファリア達は、突然迷宮守を失ったクルトラの混乱を抑えてからイーオンを追うことに。

 

でもフェルスにいるヴィリオ達と連絡が取れないのが怪しい。

 

とにかく、せっかく自分の願いを話せたイーオンを、こちらの世界に引っ張り出したいと訴えるティファリアの靭やかで強くて優しい想いに救われます。

 

だからこそ、イーオンの誓いを信じたい。

ティファリアはイーオン説得の最終兵器とは、ジーニアもうまいこと言いますね。

恋する乙女の最強さを、是非発揮してもらいたいです。

 

ティファリア達がフェルスに着くと、何とイーオンとパスハリアが闘技場での試合を!

 

だから連絡が取れなかったのか…と納得したものの、試合はやはりイーオンが勝利し、接触が出来ないもどかしさ。

 

そして次の試合は地下闘技場で、イーオンの相手はドラゴン。

これもしかしなくてもヴィリオでしょうね…。

 

でもラディは無事で良かった!

結局ラディ達もアーヴィの策略にまんまと引っかかったようですね。

 

お互いの情報交換のあと、ラディに連れられヴィリオ達の救出に向かうティファリア達は、無事に合流出来て一安心。

 

それにティファリアがイーオンが好きだとルーナに告げたことで何とかイーオンとも話が出来て。

 

イーオンだって本当はティファリアのいるCIRCUSに戻りたいんですよね。

でも刻印と、自分で仲間を傷つけた負い目があるから、ティファリアと話していても自分を卑下してしまう。

 

ですがイーオンもティファリアもお互いが好きだから。

 

恋する乙女の最強さを発揮するティファリアに、「貴方と共に生きる未来が欲しい」と漸く伝えてくれたイーオンに涙腺が緩みました。

 

それにルーナの話にも泣かされましたね…。

何としても二人を刻印の呪いから解き放ってほしい。

 

皆を笑顔にするのがCIRCUSなんですから、ここはティファリア達に頑張ってもらわないと。

 

ここでアーヴィの過去が語られます。

たった一人しかいない弟の思い出なのですが、これもまた残酷で泣ける。

 

アーヴィが剣闘士奴隷に拘る理由もわかりますが、だからといってやっていることは許しがたい。

でも出来れば彼も救ってほしいですね…。

 

イーオンと話した後、怪我をしたパスハリアを治療させ、ティファリア達は今後の作戦会議。

わざと地下牢に残ってイーオンと試合をするヴィリオの為にもここは作戦を立てないと。

 

と言っても、結局はアーヴィからリングを取り上げ、イーオンとルーナを解放するしかないんですけどね。

 

そしてインタリオリングの拘束力は、複数を操れば下がるとの情報がジーニアからもたらされますが、不確か過ぎて確実ではない。

 

それでもティファリア達は計画を練っていきます。

 

そしてイーオンとヴィリオの試合当日。

自分が信じられないなら、仲間くらい信じてくれと言うヴィリオは、本当にイイヤツ(泣)。

 

試合では、イーオンの攻撃をたくみに躱すヴィリオに、観客のブーイング。

イーオンも自我を保っていられたものの、アーヴィの再度の命令には逆らえず、遂にヴィリオを…。

 

と、ここでジーニアのセリフが響き渡り、CIRCUSのショーが開幕!

 

でもそれはいつものショーではなく、フェルスの歴史を語るもの。

アーヴィの邪魔が入っても彼女は負けず、一人の剣闘士への想いを告げていきます。

 

そこにコリヴスとパスハリアの魔法で大量の水が流れ込み、逃げ惑う観客の対応をしていたアーヴィにザフォラとラディが飛びかかる。

 

そして闘技場に飛び込んだティファリアがイーオンを抱きしめて。

 

息もつかせぬ展開に目が離せませんでしたが、ティファリアの「迎えに来たよ、イーオン!」の声に漸くイーオンの意識が戻ってくれてホッとしました。

 

でもアーヴィも元剣闘士。

ザフォラとラディを振り切って立ち上がり、リングを奪えないどころかティファリアを殺すようにイーオンに命令します。

 

HappyED

ここでイーオンが彼女を殺すと、彼はずっと自分を責め続けるから。

ティファリアが「イーオンが苦しむ理由を作れない、死にたくない!」と叫ぶと、彼が正気に戻り「だから貴方に惹かれた」と。

 

しかもあのイーオンが、ティファリアが誰よりも大切で呪いに屈せぬ理由だと言うなんて。

二人の絆の強さが、とても尊く温かかったです。

 

流される方が楽だというアーヴィと、リングの呪縛に逆らいながら戦うイーオン。

アーヴィは地下闘技場での血と涙の記憶を消したくないんですね…。

 

その戦いの最中、ティファリアがアーヴィの隙をついて、リングの刻印を自分につけ、拘束力を下げさせるとは、本当に勇気があって頼もしく優しい女の子。

 

おかげでイーオンが鎖を引きちぎりアーヴィと決着をつけリングを奪い、とりあえず一件落着。

 

力を使い果たしたイーオンが倒れたところをティファリアに支えられ、普通の人生を生きたいと語る姿に涙が出ました。

 

でもその後、刻印をつけたティファリアをイーオンが説教するんですけど、刻印は彼の手を引いて未来を進むための彼女の誓いだから。

 

そして仲間が集まり、インタリオリングの刻印を順に付けていく姿に、涙が溢れました。

拘束力を弱める為とはいえ、なんて最高の仲間達なのだろう。

 

 

旅から戻って1年。

ティファリアはラディとルーナとリーベルで働いていて。

裁判の結果が気になりますが、ルーナが前向きで良かった。

 

それにCIRCUSの皆もそれぞれの生活をしていて、手紙をやり取りして交流が続いているのが嬉しいですね。

 

そして肝心のイーオンは、王子直属の近衛騎士に。

でもリーベルに帰るたびに挨拶をしないとティファリアが抱き着いてくれないという、犬扱い(笑)。

 

また、仲間からの手紙に「いっぱい嫉妬している」イーオンが、ティファリアに好きだと告げてキスする姿は、本当に男前。

何度もキスするイーオンは独占欲が強く、願いが叶った反動のよう。

 

この二人なら、普通の幸せな未来を歩いていけるでしょうね。

 

NormalED

※巡演Chapter9 好感度Lowより

 

アーヴィがティファリアを殺せとイーオンに命令し、リングの拘束力に抗えなかった彼はティファリアを…。

 

続けてアーヴィに全員殺せと命令されたイーオンが、コリヴスに自分の心を凍らせるようにお願いをし、泣きながらイーオンに魔法をかけたコリヴスにもらい泣きしました。

 

目が覚めたら最初に謝らないとと考えながら、意識が閉ざされたイーオン。

 

数か月後、城に集められたCIRCUSの皆に告げられたのは、イーオンがかつてのコリヴスと同じ生きた屍だという残酷な事実。

でもティファリアという単語だけに反応するのが希望の光。

 

眠り続けているティファリアを目覚めさせるのはイーオンしかいないから。

これからもCIRCUSは旅を続けてフローラを咲かせ、いつかきっと…。

 

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ラディアンテイル パスハリア 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

パスハリア(CV:梅原裕一郎

 

 

穏やかで優しくて、おっとりしている印象のパスハリア。

水の精霊と契約しているのに、魔法は苦手というのが興味を引きました。

 

そんなパスハリアがティファリアに花冠を作ってくれたシーンは、彼女が可愛くて気に入ってます。

 

ただ、彼が水時計を見る悲しげな姿は気にかかりますね…。

 

オリエンスでは、水の魔法に長けた人を見つけたいパスハリア。

 

でもここは他人に迷惑をかけても自分の利益を優先し周囲を鑑みない自己中心的な者が多くなっていて、それは精霊に対しても同じ。

 

好意で協力してくれてる精霊に感謝すら示さない状況に、この街の問題がありそうです。

 

観光地でキレイな街なのにゴミが落ちてるって嫌ですね…。

でもそれを拾うティファリアはえらいし、パスハリアが彼女を尊敬するのもわかる。

 

それにとある事情で、パスハリアが演技でティファリアの頬にキスした後の二人が初々しかったです。

 

また普段は率先して自分の意見をあまり言わないパスハリアが、精霊の意見を代弁し力になりたいと決意する様は、優しげな彼から想像できない頼もしさを感じました。

 

来てくれた人が精霊を気遣えるようなショーにするため、精霊達に協力してもらい、自らも積極的にショーに参加し成功させたパスハリアは、魔法も使えるようになり随分成長して良かった。

 

ショーが終わった後、パスハリアがティファリアを水中庭園に誘って、彼を意識する彼女のあたふたする様子が面白かったです。

 

それにラクリマイヤリングのレプリカを彼女に渡すパスハリア達のやり取りは微笑ましいのに、彼の大切な水時計の色が変化しているのが気になりますね。

 

そしてアーデイルに戻ると、パスハリアの水時計の色がまた変わっていて。

ティファリアが今後のことを聞くと、故郷に帰ると言うし。

 

パスハリアの優しさとティファリアの気遣いが、お互いを支え合ってここまで来られて、自然に二人の距離を縮まっているように見えましたが…。

 

ティファリアはこれからもパスハリハと繋がっていたいのに、何故か思い出にしたがる彼は何か秘密を抱えているようて、そろそろ幕を下ろすという言葉が不吉でした…。

 

それに水の魔法に長けた人を探していたのに、もういいと諦めるのも不自然だし。

 

最後のショーが成功して、今度はコリヴスも一緒に旅を続けることに。

まだパスハリアと一緒にいられると喜ぶティファリアとは対照的な彼の愕然とした様子に、ただならぬものを感じました。

 

 

そしてパスハリアルートへ。

旅を続けるのは大丈夫らしいパスハリアにホッとするティファリアにこちらも一安心。

 

次の公演はカリダで、コリヴスメインでパスハリアがサポートに回ります。

 

またカリダに来られるとは思わなかったと呟くパスハリアは何故か寂しげで、気にかけるティファリアには感慨深いと言うけど、本音かどうか…。

 

それにコリヴスの練習に付き合ってる最中も、水をガブ飲みしたり不自然なことが続いて何かおかしい。

 

また、ティファリアとパスハリアが仲が良いのを見て、コリヴスが婚姻の祝福の魔法を覚えると言ったときの、パスハリアの「婚姻」を諭すような言葉は彼女を傷つけますよね…。

 

ラディの助言で、ティファリアがパスハリアに不安をぶつけると、いつか来る「終わり」に怯えていると言う彼が悲しげで…。

 

旅が終わっても生きていればいつでも会えると彼女が言えば、彼は間をおいて肯定しますが、この「間」が余計に不安を煽るんですけど。

 

おまけにその時が来るまで傍で笑って欲しいって彼女の頭に約束のキスをしたけど、その時って何??

 

そしてまた水時計に話しかけるパスハリアが、切なくてもどかしくて堪らなかったです…。

 

コリヴスの初のショーは彼が失敗をしたけれど、パスハリアのフォローで無事に成功したのも束の間、まさかパスハリアが倒れるとは…!

 

彼と契約している精霊の言葉に従い、ルースの泉へ向かうティファリア達ですが、どうか無事でいて欲しいと願うばかり。

 

ルースの精霊の泉にパスハリアを連れて行くと、目が覚めた彼の口からヴィータという水の精霊の声が。

パスハリアがたまに話していたのは、この子だったのか…。

 

そしてヴィータから、パスハリアは生まれつき身体の中の水分が失われていく不治の病で、その為ヴィータと同化したと説明されます。

 

また彼の病弱だった重い過去も明かされ、切なく胸が締め付けられそうでした…。

今なら彼が世間知らずだったのも魔法が苦手だったのも、水時計を気にしていたのも、「その時」の意味も理解できます。

 

だからこそ、強い水の魔力を持った人間を探していたのですね…。

 

でもCIRCUSを抜けてこれで人生を終わりにするなんて悲しすぎる(泣)。

ティファリアだって納得出来ないでしょう。

 

そんな時に、コリヴスがパスハリアの契約者になると立候補してくれて有り難い。

ついでにジーニアの屁理屈も(笑)。

 

更にオリエンスのラクリマを使用する許可まで取ってくるなんて、本当にコリヴスえらい!

ジーニアは悪知恵って言うけど、悪知恵結構ではないですか。

 

頑ななパスハリアの心を、CIRCUSの皆の強い思いが打ち砕いていく様子に胸が熱くなり、彼の生きたいという言葉に涙しました。

 

そうしてパスハリアとコリヴスが契約し、とりあえず一安心。

 

それに村でも歓迎されて、ティファリアはパスハリアの家に泊まることになり、とうとう彼女から彼に告白!

 

「傍にいて欲しい」なんて言ってた彼だから、当然彼も同じ気持ちかと思ったら、まさかの「ごめん」。

 

彼女に想ってもらえるような人間じゃないって、ありがちなパターンだけど、決めるのは君じゃないよと言いたい。

 

それでもパスハリアの為にオリエンスまで「仲間」として旅を続けるティファリアが健気で強くて応援したくなります。

 

オリエンスに着くと、早速ラクリマイヤリングをジーニアとコリヴスが借りてきて、パスハリアが身に付けようとしたら、何と水の大精霊レーヴェが現れ、勝手に触れるなと宣う。

 

コリヴスやヴィータの説得でレーヴェのくれたチャンスは、「真実の愛」を見せろというもの。

可能性はすぐ傍にあると言われますが…。

 

そこで皆で情報収集し、偶然ティファリアとパスハリハは水中庭園で出会い気まずい雰囲気のところを、彼女から仲直りを呼び掛けたのは流石。

 

ずっと気まずいままでは嫌ですものね。

彼も受け入れてくれて、とりあえずは一件落着でしょうか。

 

それにティファリアがラクリマのチャームを彼の願いが叶うようにプレゼントするなんて、本当に良い子だなぁ。

 

でも偶然現れたリアンが、ティファリアの肩に手を回したら、ムッとしたようなパスハリアが「正当防衛」なんてつねったけど、単純にヤキモチでしょうね。

 

リアンの説明では、ラクリマのレプリカの結晶は、精霊婚にちなんで持ち主の心に影響を受けて色が変わるとか。

二人の愛が変わらないうちは、結晶は深い青を保ち続ける。

 

ティファリアがパスハリアからもらったチャームを確認すると、色が変わっていて。

期待したいところですが、彼の「ごめん」がトラウマになってしまって、本当にティファリアが気の毒…。

 

ところがパスハリアの結晶も色が変わっているんですよね。

彼も本当は彼女の事が好きなのに断った理由は、ラクリマを預けてもらって生き長らえるその先を見ているからとは、何とも切ないし諦めているのが悲しい。

 

でもレーヴェが現れ二人の前で、ティファリアは愛ゆえに想いを閉じ、パスハリアは恐怖から心を閉じていると指摘し、真実の愛とは「愛する覚悟」だと伝え、二人を諭してくれます。

 

パスハリアは自分と他の仲間を比べて、少し臆病になっていたんですね…。

ラクリマで生き長らえても、同化が解けるわけではないから、半精霊のまま生きることになり、老いることも死ぬこともないかもしれない。

 

漸く彼の真意が分かりましたが、こんなことに彼女を付き合せたくない気持ちもわかります…。

だから覚悟が持てないし、彼女を悲劇に巻き込みたくない。

 

でも、ティファリアはそんな悩みを吹っ飛ばしてくれるほど、強い。

好きな人と生きられることの何が悲劇なのかと、大事な人を見送る未来は平等に訪れると、至極まともな言葉で彼の恐怖を跳ねのける姿が頼もしかった。

 

だからレーヴェに、愛の為に命をかけられるか問われても、迷うことなく返事ができるティファリアが潔く格好良かったです。

 

そうして漸くパスハリアも覚悟を決めてくれて、ホッとしました。

 

コリヴスと契約を解除し、ヴィータとの同化も解除させたレーヴェの試練は、日没までにティファリアを見つけること。

出ないと二人共死ぬことに…。

 

その言葉通りに、ティファリアはオリエンスの海中に沈められてしまうとは、結構容赦ないですね。

しかも足に重りって…。

 

それでもパスハリアが見つけてくれることを信じているティファリアの想いに、彼が応えて欲しいと願いました。

 

一方でパスハリアも日没までにティファリアを見つけると覚悟を決めて、漸く男らしい彼が見られて嬉しかった。

 

海に潜って彼女を探すパスハリアは、誰にも頼らず彼自身の考えで、レーヴェの言葉からチャームの色にヒントを見つけます。

 

またジーニアも、CIRCUSのイベントとしてオリエンスの人や精霊を味方に付けるとは、本当に頼りになる策士。

 

でも日没まではもう少し…。

ティファリアも、パスハリアの水時計を思い出し、自分の命が尽きることで彼の苦しみを理解して…。

 

初めて怖いと実感して彼に助けを求めるのが可哀想でしかたなかったです…。

 

パスハリアも諦めかけた頃、ヴィリオからの声が!

CIRCUSのショーで集めたフローラを使って、応援してくれてる仲間たちに何度胸が熱くなったか。

 

その応援に背中を押され、パスハリアも彼女が大好で、願いは彼女と未来を生きることと強く想った時、深い青に染まったチャームから光が伸びて。

 

また諦めかけたティファリアが、レーヴェの誘いを断り、もうだめだと思ったときにフローラから励ましの言葉が。

 

彼女の結晶からも光りが伸びて、漸くパスハリアが彼女を見つけ、海の中のキスシーンはとても幻想的で綺麗で胸がいっぱいになりました。

 

これならレーヴェも納得の結果ですね。

精霊婚で二人の左手の薬指には指輪が嵌っていて、パスハリアが自分が嵌めたかったと言ってくれたのが嬉しかったです。

 

それに意外と強引なキスをするパスハリアに拍手(笑)。

 

でも一度目のキスまでは、まさか皆に映像で流されていたとは、レーヴェもやりますね(笑)。

 

仲間はもちろん、オリエンスの人達にも祝福されて大騒ぎでした。

 

HappyED

「恋の奇跡」と呼ばれた二人は、かなり美化され浸透していて面白かった。

 

パスハリアと契約したヴィータが、空気を読んでくれるのも有り難いですね(笑)。

 

そしてパスハリア主体で行われたCIRCUSでの二人の結婚式は精霊婚で、もちろん観客も参加の盛大なもの。

スピレアとパスハリアの両親も来ていて、思わず涙が出てしまいました。

 

タキシード姿のパスハリアは格好良いし、ラクリマイヤリングをつけたティファリアも綺麗で可愛い。

 

笑って泣いて明るく温かい結婚式は、まさにCIRCUSにピッタリで、二人がとても幸せそうで仲睦まじくて、こちらも幸せな気分になりました。

 

 

アーテイルに戻ってきたCIRCUSの皆はそれぞれの場所へ帰って行き、リーベルカップルが訪れたい店ナンバーワンに。

 

ティファリアは嫁に行ったかと思ったら、パスハリアが婿になっていたとは(笑)。

それに水色の髪より茶髪のほうが似合ってる。

 

スピレアもえらくパスハリアがお気に入りのようで、上手く行って良かった。

 

休憩中に、疲れたティファリアにいつも笑っていてほしいと水の花を作ってあげて労うパスハリアが優しくて温かい。

 

仲睦まじい二人なら、この先も永遠の愛を貫いてくれるでしょうね。

 

NormalED

※巡演Chapter9 好感度Lowより

 

オリエンスで一大ムーブメントになった「恋の奇跡」。

 

コリヴスのためにもいつまでも隠れているわけにも行かず、何とも歯がゆい(笑)。

 

それにパスハリアの病も治って、ヴィータが契約してくれたのも嬉しい。

 

しばらくはオリエンスて公演を続け、「恋の奇跡CIRCUSアレンジバージョン」なる演目も出来、レーヴェ役はまさかのラディで笑いました。

 

しかもティファリアがナンパされるとすかさずパスハリアがガードして頼もしかった。

嫉妬もしていて、随分気持ちを素直に言えるようになって何より。

 

お互いがお互いのものなんて、二人のキスに幸せしか感じませんでした。

 

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ラディアンテイル ザフォラ 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

ザフォラ(CV:榎本淳弥)

 

 

ひねくれて口が悪く、他人と馴れ合うつもりが全くない情報屋。

ヴィリオ曰く陰険天邪鬼(笑)。

 

そんな彼がCIRCUSに参加しているのはどうしても手に入れたいものがあるからなのですが、それが何か気になって、共通ルートでは彼を追いかけ続けました。

 

共通ルートで2番目に訪れる迷宮都市クルトラはザフォラの出身地で、彼の過去と目的が明らかになります。

 

ザフォラが何故他人と距離を置くのか。

彼が求めているものとは?

 

ティファリアの説得で仲間に真実を話すザフォラの過去はかなり悲惨で、これじゃ人と距離を置くのも仕方ないかな…。

それにしてもバルトは外道ですね。

 

でもこれでザフォラの目的がしっかり理解できました。

「狂人事件」の犯人がバルトだと特定し、ショーを成功させること。

そして迷宮守を罷免するイレーズを国から借りること。

 

その為に仲間の手を借り、事件解決に向かうザフォラが凛々しかったですし、ティファリアのことも少しずつ認めてくれる過程が自然で良かったです。

 

そして無事にショーが成功し、街の人も前向きになって彼の態度も大分軟化したんじゃないかな。

相変わらず素直じゃないですけど(笑)。

 

でもバルトの件は持ち越しなのが少し残念でしたけど、それはこれからなのでしょうね。

 

また、オリエンスの水路に落ちたティファリアをザフォラが助けた時、憎まれ口を叩きながらも心配し優しくて、思わずドキッとしました。

 

他にもティファリアがトラブルに巻き込まれるとさり気なくを助けてくれたり、ゲームをしたり、素っ気なくても気遣う優しさは伝わります。

 

ザフォラのティファリアへの態度は相変わらず毒舌だけど、徐々に素直に本音を言い合えるようになって、彼なりに彼女を認めているのが嬉しいですね。

 

ティファリアも彼に心を許しているようだし。

 

だからザフォラが処分品とか言いつつわざわざ購入したバレッタで、ティファリアの髪をまとめながら憎まれ口を叩くのには、思わずニヤついてしまいました。

 

それにちゃんと仲間全員分のプレゼントも「処分品」と言い切って渡すのも彼らしいですね。

 

 

そうして全てのショーも成功して、漸くザフォラルートへ入ると、いきなり国王ヴィゴニアからバルト罷免の話が。

 

無事にバルトが罷免され、ザフォラが迷宮守に任命されて一安心だけど、狂人事件の解決や魔物が増えているなどやることは盛り沢山。

 

おまけに罷免まで時間がかかるからと、コリヴス参加のショーに付き合ってくれるのも有り難いけど、次の公演が最後とは…。

ティファリアも寂しそうで切ないですね。

 

コリヴスの希望でザフォラとショーをすることになるのですが、忙しいザフォラがティファリアと打ち合わせのあとに疲れて寝てしまうイベントは、彼の寝起きが見られて、つい拝みました(笑)。

 

それにいつも憎まれ口を叩きながらも、本当は面倒見が良くて優しい彼の一面が現れているシーンでもあるかな。

 

その後の二人のやり取りも微笑ましくて。

ザフォラの口調は相変わらずですが、随分雰囲気が柔らかくなったなと。

ザフォラにこき使われるのを嬉しがるのはティファリアぐらいでしょうね。

 

コリヴスとのショーも無事に成功して、これでザフォラともお別れかと思ったら、何とバルトが罷免を拒否して地下迷宮に籠城したと報告が!

 

頼みの綱のイレーズの弾丸は、国王には国防で作る余裕がなく、コリヴスもまだ魔力が不安定で作成は難しい。

 

でもここでコリヴスが、自分が作ると宣言し、ヴィリオの提案でCIRCUSの皆でクルトラへ向かうことになります。

本当に皆仲間思いのイイヤツばかりで、ホロリとなりました。

 

これでしばらくはザフォラと一緒にいられると喜んでばかりもいられないのが辛いところですが。

 

ラビリントネックレスで地下迷宮を作り変え、国を敵に回してバルトは何がしたいのか。

本当にあのおっさん、ろくでもないですね。

 

ザフォラの指揮の下、行動を開始するCIRCUSの皆はとても心強く頼もしい限り。

 

ただ、コリヴスの補佐役に指名されたティファリアは、他の皆と違って特に手伝えることがなく、ザフォラが何故この役目を与えたのか疑問に思うのもわかります。

 

でも、気遣いがうまいからって、コリヴスにはちゃんとわかってるんですよね。

 

それに彼女がザフォラを好きだと、気付いているのに気付いてない振りをするラディの拗ね方が可愛い(笑)。

 

そんなティファリアがハーブの香りを覚えたいとザフォラに言えば、クルトラに移住すればすぐに覚えると答えたのは、何が含みがあるのかなと邪推してしまった(笑)。

 

そして住民の暴動を冷静かつ理性的に抑え、相談窓口まで設けるザフォラは、本当に優秀。

そんな彼の力になりたいと願うティファリアが健気で、何とかしてあげたくなります。

 

一方て、バルトが魔物を仕入れていたり、強力なミラクスの香水を作っていたりと不穏な動きに、ザフォラが睡眠も食事も惜しんで働いていれば、ティファリアだって心配でしょう。

 

軽食を作ってザフォラのところに行くと、眼鏡が似合っている彼が素敵(笑)。

 

そこで無理矢理仕事を奪って食事をさせようとするティファリアと、観念して食べるザフォラが微笑ましかったです。

 

でももっとザフォラの役に立ちたいのに、彼に今のままでいいと言われて、ここにいる意味があるのか悩むティファリアが気の毒…。

 

そんな時にバルトによってコリヴスが呼び出され、心配で付いて行ったティファリアとラディもろともバルトの風魔法で遠くの森まで吹き飛ばされてしまうとは、本当に忌々しいおっさんですね。

 

しかもコリヴスとティファリアの、今抱えている悩みを的確に突いてくるのがムカつく。

 

ティファリア達が飛ばされた森がオリエンスの近くで、チアーズのリアンに連絡を取ってもらえて良かったけど、いつも冷静なザフォラが珍しく取り乱して新鮮でした。

 

とはいえ状況は更に悪く、クルトラを風のドームが包み、行き来出来ない状態に。

 

ティファリアが絶対に戻ると通信杯で告げると、皆がザフォラは彼女が居ないと本領発揮出来ないと揶揄して、慌てるザフォラが可愛かった(笑)。

 

そんなザフォラは、魔物の件でかなり参っていて…。

これは仕方ないでしょうね…。

 

こういう時、いつもティファリアが隣に寄り添い同じ視点で一緒に悩んでくれ、彼を救ってくれるのに。

 

彼に取って彼女はもうかけがえのない存在なんですね。

 

だからつい彼女の名前を呼んでしまって。

偶然通信杯でその声を聞いたティファリアがSOSだと感じたのは、ザフォラが今まで一度も彼女の名前を呼んだことがないから。

 

弱音を吐くザフォラを励ますティファリアが頼もしく、そこには信頼の絆が確かにあって温かく優しい雰囲気に包まれていました。

 

しかも二人の会話で、この状況を打開する為にショーをやることになるとは!

コリヴスの魔力を回復する為にフローラを咲かせ、イレーズの弾丸を作る。

 

バルトに対抗するためとはいえ、やはりショーは嬉しいですね。

 

そうしてドラゴン姿のヴィリオが迎えに来て、漸くクルトラに戻ってきたティファリア達が、皆とテントでわちゃわちゃする姿に和みました。

 

またショーをすることになり、皆に信頼されて照れ隠しするザフォラが可愛い(笑)。

 

コリヴスの不調の噂をバルトに流し、ショーの成功如何でクルトラ撤退の掛けにも乗らせてこれで準備完了。

あとはバルトを引きずり出し、ショーを成功させるだけ。

 

住人の勧誘でザフォラに付き添ったティファリアが、緊張の糸が切れて倒れそうなところを彼が支えてそのまま座り込んだシーンは、二人が良い雰囲気でつい期待してしまった(笑)。

 

でもせっかくザフォラがティファリアに何か言いかけたのに、丁度戻って来た皆に邪魔されて?残念でした(笑)。

 

そうしてショーの当日、バルトの部下の襲撃もありましたが、アレストが防いでショーは大成功!

 

勿論フローラも咲いて、コリヴスがイレーズの弾丸を作っている間に、バルトが街にミラクスの香水を散布し登場とは、本当にたちが悪い。

 

しかも魔物に取り憑かれているとは…。

ザフォラのせいでCIRCUSの皆を皆殺しにするとか、本当に忌々しいバルトですけど、仲間の結束は固く信頼は厚い。

 

HappyED

バルトに腕を傷つけられたザフォラが、彼の腕を支えるティファリアと共に、コリヴスが完成させたイレーズを撃ち、その後ヴィリオとイーオンに倒されたバルトの最期は呆気なかったですね…。

 

住民も無事だったし、事件は一件落着。

でも皆はこれからコリヴスを連れて旅に出ますが、ザフォラはクルトラに残ってお別れですから、ティファリアの気持ちを思うと切ない…。

 

そんな時、広場の宴を抜け出したザフォラが、ティファリアを彼の思い出の草原に誘い出し、ネックレスをプレゼント。

 

今度はちゃんと自分で選んだと伝えたザフォラは、旅が終わってもティファリアに会いたいと素直に告げると、彼女も同じ気持ちだと答えて。

 

そしてネックレスの代わりに、彼がもらったのは彼女の唇なんて、ザフォラもやりますね。

星空の下のキスはとてもロマンチックでした。

 

 

バルトとの戦いから一年後、リーベルで働くティファリア。

 

CIRCUSの皆がそれぞれの生活を営む中、食事に来たジーニアに会いたい人を聞かれたティファリアが、何故かザフォラの名前を避けてしまったのは、彼から連絡がなくてくすぶっていたから。

 

でもジーニアから、今日は店にいるようにと念を押され従っていると、そこにザフォラが!

ジーニアも粋なことしますね。

 

それに今日は迷宮守の継承の儀が行われたらしく、これでザフォラは正式に就任しめでたい。

 

彼が連絡をくれなかったのは、一日も早くクルトラを安定させたかったからと素直に謝ってくれれば、彼女も許しちゃいますよね。

 

これからのクルトラの事について、ザフォラが遠回しにティファリアにアプローチするのですが、全く彼女に伝わっていないくて、もどかしくも可笑しかったです。

 

漸くザフォラが、ティファリアにただ側にいて欲しいと本音を告げたのに、肝心の彼女のことをどう思っているかは、真っ赤になって言えるわけがないと意固地。

 

そこでティファリアがザフォラの頬にキスをして、クルトラでザフォラにこき使われることに。

でも報酬は愛の言葉をお願いしたから、それでいいのかな。

彼がどこまで愛の言葉を伝えるか楽しみです。

 

NormalED

※巡演Chapter9、好感度Lowより

 

腕を怪我したザフォラを支えて二人で撃ったイレーズの弾はバルトを貫き、ラビリントネックレスとの絆を断ち切り、バルトは滅んでしまいました。

 

そしてザフォラはそのままクルトラに残り、他のメンバーも報酬を貰って解散。

 

コリヴスがイレーズの弾を作って成長したのは良かったですけど、呆気ない解散に寂しさも…。

 

 

一年後、リーベルで働くティファリアとラディですが、CIRCUSの皆との交流は続いているよう。

 

ただザフォラはあれ以来なんの連絡もなく、ティファリアから連絡するのも気が引けるのもわかるかな…。

 

すると翌日、ジーニアから迷宮守の継承の儀に必要なものをクルトラまでお使いに行ってほしいと言われ、ザフォラに会いにクルトラへ。

 

一年ぶりの彼は相変わらず忙しそうで疲れが滲んでいて。

だから以前と同じようにティファリアが書類を奪うと、ここで漸く彼女に気付いて固まるザフォラがおかしかった。

 

そしてジーニアの手紙には、就任のお祝いに有能な秘書をお届けと、やはり粋なことしますね。

 

これからもザフォラを支えて秘書のティファリアは活躍するんでしょうね。

 

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ラディアンテイル 攻略 感想

 

オトメイト作品では久しぶり?の新作「ラディアンテイル」が発売されました。

 

サーカスを舞台にしたとてもカラフルで明るい雰囲気のファンタジー作品には、気持ちも前向きになれそうで興味を引かれます。

 

また個性的なキャラクター達と、どんな物語が紡がれるのかとても楽しみ。

 

まったりのんびりの攻略感想となりますが、お付き合いいただけますと幸いです。

 

 

ストーリー

【普通】を望む少女と、【普通】じゃない彼らが織りなす、ファンタジック・トラブルジャーニー!

ティファリアが働く店【リーベル】に来た本日のお客さまは、
国直属のエンターテインメント集団【CIRCUS】と名乗る個性豊かな人たちだった。

……しかし、初公演はさんざんな結果。
落ち込むメンバーたちを元気づけるため話を聞いていると、
「今の【CIRCUS】に足りないのはアナタみたいな平凡さよ!」という
団長のひとこえから、ティファリアはアシスタント兼プロデューサーとして加入を迫られる。
いきなり旅に出るなんてと、たっぷり一晩悩んだが……、家族の言葉もあり参加を決意する。

泣く子も笑うはちゃめちゃドラゴン、笑わせる気のない棘々クラウン、
魔法を使いたがらない水の幻想コンダクター、エンタメを知らないアクロバッター、
酒飲み毛玉、やる気のない団長、加入したての素人プロデューサー……。

果たして、各地で行うショーは成功するのか。
果たして、喜びで咲く花【フローラ】を、無事咲かせることは出来るのかーー。

普通を望む少女ティファリアと、普通とは縁遠い【CIRCUS】メンバーたちとの、トラブルまみれの旅が今、始まるーー!

※上記公式HPより引用

 

またオフィシャルブログによると、物語は共通1章~5章、個別6章~9章の構成。

選択肢で値が変化する好感度と、マップ画面の選択結果でルートが分岐するそうです。

特にマップ画面での選択は分岐に大きく関わるため、一途プレイがおすすめだとか。

プレイする際の参考になりますね。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

キャラクター攻略感想

●ヴィリオ(CV:内田雄馬)※攻略制限あり

●ザフォラ(CV:榎本淳弥)

●パスハリア(CV:梅原裕一郎)

●イーオン(CV:阿座上洋平)

●ラディ(CV:岡本信彦)

 

総評・まとめ

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VARIABLE BARRICADE NS(バリアブル バリケード ニューステージ)トゥルーエンド感想・総評

 

 

※ネタバレしておりますので、プレイされてからご覧になることをお勧めします。

トゥルーエンド感想

春日がなんで攻略対象じゃないんだろうとは思ってましたが、成程こういうことでしたか、と納得。

 

まぁ予想範囲内ではありましたけど、あのシスコン振りには少し引きました(笑)。

 

鷹宗とヒバリのすれ違いの経緯やら、春日は多少やりすぎな面もありましたが、そのおかげで他の花婿候補達が結束してヒバリを守るやり取りは凄く気に入りました。

 

それに、彼らに捕まって観念した春日の開き直り様がもうおかしい(笑)。

それだけ彼のヒバリへの愛が深いんでしょうけど、男兄弟のいない私には少し憧れでもあります(笑)。

 

クリスマスパーティーは正に大団円という感じで、本当に賑やかで楽しかったですね。

鷹宗とも和解できたのは嬉しかったです。

 

また千哉だけではなく、正体をばらしていた大我と那由太まで花婿候補に参戦して、これからの展開が楽しみで仕方なかった。

本当に続きが見たくて堪らないです。

 

それに、春日が月に一日だけ「ツバメ」に戻ってのヒバリとのデートが微笑ましくも羨ましかった(笑)。

春日と時と話し方も違うし、ヒバリを呼び捨てにしたり、そのギャップが新鮮で惚れ直しました。

 

春日もいいけど私はツバメの方が好きかな。

月一なんて春日も頑固ですね。

 

花婿候補達は、これから春日を倒さないと花婿として認めてもらえないから、前途多難かな。

でもヒバリも相当なブラコンだから、彼らもかなり苦戦しそうですね。

 

最後に幸せそうなヒバリとツバメの笑顔が見られて、本当に嬉しくなりました。

 

アフターストーリーは、相変わらずなシスコンとブラコンの二人のデートが、微笑ましくて始終ニヤニヤしてました。

 

春日の話し方に慣れているだけに、ツバメの砕けた口調がやはり新鮮で、本当に兄なのに格好良すぎる。

 

これじゃヒバリがブラコンになるのも仕方ない(笑)。

それに何だかんだ言いつつヒバリに甘いツバメもツボでした。

 

最後のCGは、まるで女王様のようなヒバリと傍に控える執事のツバメ(春日)が似合いすぎて、花婿候補達がいなくなっても傍にいると言っていたツバメの言葉通りでしたね。

 

総評・まとめ

システム

普通のテキストを読むだけのゲームではなく、ボード上にあるマスを1つずつクリアしていく形のユニークなシステム。

会話の選択肢で、花婿候補のアピールに落ちるかガードするかなど、中々凝った作りでエンディングも一人4種類と多かったです。

 

だからといって複雑なシステムではなく、ボードを進んで行く以外は普通の乙女ゲームと同じですし、一つのマスのストーリーも短めなので、自分に合った進め方が出来るのが良いなと思いました。

 

クイックセーブやロード、既読スキップなどはオトメイト仕様なので、慣れていれば全く問題なく快適にプレイでました。

 

音楽も作品の雰囲気にあったポップて軽快。

それぞれのシーンを盛り上げてくれます。

 

ビジュアルも文句なしの美麗さ。

スチルの数も多めで、ギャラリーから見直すのも見応えがありました。

 

糖度

高いか低いかで言えば、低めでしょうか。

でも、ヒバリと花婿候補が恋愛になる過程が結構ドキドキしたり、もどかしかったり、かなり感情が揺さぶれました。

 

でもやはり甘いシーンは糖度も高くてCERO Bでも十分堪能できました。

キスシーンは全員美麗で甘く、オススメです。

 

アフターストーリーはくっついてからのお話なので当然甘いです。

それにそれぞれの結婚式(春日は野望達成かな)のCGもあって、必見です。

 

攻略順

基本的には好きな順で構わないと思いますが、あえて言えば那由太→大我→汐音→壱哉かな。

 

その方が分かり易くトゥルーエンドに行ける気がしました。

 

ですが私は、大我と汐音を逆にしましたが、特に問題はありませんでした。

ただ、大我をプレイすると、その立ち位置的にもう一度最初から全員やり直したくなりましたね。

 

特に大きなネタバレ要素などもないので、ここは気に入った順番で問題ないと思います。

 

総評

現代モノの明るいラブコメで、その面白さに夢中にさせられました。

とにかく時間が許す限りはずっとコントローラーを握りっぱなし(笑)。

先の展開が気になり、でも1話1話が短いので気軽にプレイできるのも良い。

 

バットエンドでも誰も死なないし、本当に気楽に楽しんでプレイするには最適でした。

 

それに花婿候補はライバルなのに、共同生活で培った友情?のせいか、一人の候補者を皆で応援したり、皆でわちゃわちゃする生活が凄く見ていて楽しかったし笑えました。

 

花婿候補は4人と少ないと思うかもしれませんが、全員タイプが違うし、ストーリーも金太郎飴ではないので、それぞれの攻略も新鮮な気持ちで楽しめました。

それにトゥルーエンドも大団円て感じで良かったです。

 

おまけにSwitch版ならアフターストーリーもありますし、結構なボリュームで大満足でした。

 

ヒロインのヒバリは、かなりの財閥のお嬢様で、最初は隙きがなく冷淡なイメージでしたが、ストーリーが進んで花婿候補達との共同生活で、段々と素が出てくるのが可愛くて、本当に政略結婚ではなく恋愛結婚して欲しくなるキャラクター。

 

他にも濃いキャラクターが登場して、彼女達の会話に飽きることはありませんでした。

どちらかというと、にやけたりクスッとしたりばかりでしたね。

 

明るくて笑えて時には泣けるラブコメが好きな方にはメチャクチャオススメです。

 

逆に重厚でシリアスなストーリーが好きな方には向かないかな。

 

ただ今のご時世、暗い話題が多いので、それを吹き飛ばしくれる存在のゲームは有り難かったです。

 

続編やファンディスクが出るなら絶対に買う!と言い切れる、それ程迄に気に入った作品となりました。

 

 

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VARIABLE BARRICADE NS(バリアブル バリケード ニューステージ) キャラクター感想

 

ファンタジーでも歴史物でもなく、現代モノがやりたいと連休中に何気なくプレイした「VARIABLE BARRICADE」。

ところが予想以上の面白さで、すっかりはまってしまいました。

 

多分、私の好みに合っていたのだと思いますが、本当に面白かった!

今回は短いですが「VARIABLE BARRICADE」の感想です。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

キャラクター感想

●三森壱哉(CV:鳥海浩輔

一番最初と最後で印象の変わったキャラクターでした。

出会った時から過剰で気障なセリフを言っては引かれまくり、女性を口説くテクニックに絶対的な自信を持ち、そして料理も上手いスパダリで、結婚詐欺(未遂)(笑)。

 

本当に最初はお笑い枠かと思ったくらい、恋愛対象として見られないキャラクターでした。

 

でも、本当は繊細で努力家。

決して人を傷つけるような言葉も言わないし、基本的に人が良いんですよね。

本当に「いい人」なんですよ。

でも、過去の恋愛ではそれで終わってしまうという、悲しい経験も。。

 

それにヒバリのファーストキスを勘違いで奪ってからの壱哉は、ヒバリに嫌われたと反省してシーツをかぶって泣いちゃったのには、引くというより、なんだか可哀想になってきました。

 

というのも、彼の生い立ちや正体が分かると、もう彼に同情と応援の気持ちが溢れて来て。

泣いてから素直な自分が出るようになって、ヒバリとも段々距離が近づいて行く過程は、本当に嬉しかったですね。

 

だから千哉の宣戦布告には正直、軽い苛立ちを感じ、そして壱哉が気の毒で堪りませんでした。。

双子の兄弟だからこそ、千哉に対してトラウマがある壱哉が、本当に見ていられなかった。

 

それに必死にヒバリに告白する壱哉に、何かが引っかかっていて返事をしないヒバリにもイラつきました(笑)。

そこでさりげなくフォローをする春日は流石ですね。

 

でもまさか壱哉があんな暴挙をしでかすとは!

もうなりふり構ってられないくらいの彼が、哀れで可哀想で。。

壱哉が、春日のおかげでヒバリの欲しかった言葉を告げた時はホッとしました。

それになんだかんだ言いつつ、心配して駆けつけた千哉も本当良い人なんですよね。

ドライな部分はありますけど。

 

漸く両想いになった二人のイチャイチャぶりが見ていて微笑ましく、壱哉が愛おしくて仕方なくなりました。

 

アフターストーリーは、壱哉の涙に全部待ってかれました(笑)。

 

ヒバリが壱哉の言葉にドキドキしたり、自分からキスしたり積極的なのは、素直で仲睦まじくて可愛かったです。

 

彼は相変わらず優しいし、黒歴史に落ち込んだり。

でもヒバリが泣かせようと映画に連れて行っても泣かないと宣言したのに、プロポーズでは泣いてしまったのには、こちらも貰い泣きでした。

 

おまけに結婚式のCGでも涙して、もう二人で幸せになってくれとしか言えなかったです。

 

ここまで来ると、壱哉が那由太とは違った意味で可愛くて仕方なくなりますね。

 

●石動大我(CV:岡本信彦

典型的な俺様キャラでオラオラ系のギャンブル狂(笑)。

でも、ヒバリをからかったりしながらも、よく周囲を見ていて、さりげなく助言をしたら問題を解決するなど、常識的な事を言って場をおさめることが多い。

花婿候補の中では、一番の大人だと思います。

 

実は彼は、鷹宗から依頼された監視役なのですが、それを知ったヒバリが「安全」と思ってどんどん懐いて行くのが可愛かったし、その彼女に段々本気で引かれていく大我の描き方がとてもいいなと思いました。

 

大我は孤児で、鷹宗が支援している孤児院出身。

だから鷹宗とは昔からの知り合いで信頼も厚い。

それにヒバリも彼の才能を認めていて、せっかく両想いなのに、大我がその期待の大きさにプレッシャー感じて逃げ出し身を引いちゃうのが、本当に「えー!」でした。。

 

そんな大我が出て行ってしまって、ヒバリも可哀想で見てられなかった。。

それでもあきらめず、彼にWHISを送り続けるヒバリが健気だったし、やっぱり彼女の事が忘れられない大我のやりきれなさもわかるから、後半はもう焼きもきしました。

 

最後の大我の大勝負の告白には、さすがお嬢の返事だなとある意味感心。

 

そして想いが伝わって、大我が初めて「お嬢」から「ヒバリ」と名前を読んで、振り返ってからのキスシーンはとてもロマンチックで萌えました(笑)。

 

それに、鷹宗達の前で、ヒバリの手のひらに自分の名前を書く、というのが彼らしかったです。

 

アフターストーリーは、相変わらずの二人の言い合いが微笑ましかったですね。

 

わざとヒバリが怒るようなことを言ってからかう大我に、負けじと言い返すヒバリ。

お互い好きだとわかるので、まさに喧嘩するほど仲が良いのがダダ漏れ(笑)。

 

大我がロザリオをヒバリに渡すシーンは、ヒバリも素直だったし、本当は照れ屋の彼をちゃんと理解しているのも嬉しかったですね。

これじゃ大我も将来尻に敷かれるのが目に見える(笑)。

 

結婚式のCGは神前式で、二人共良く似合っていて気に入ってます。

 

●八神那由太(CV:下野紘

元気で素直なポジティブワンコのイメージが離れないくらい、とにかく馬鹿で素直で可愛かった(笑)。

おまけに歩く借金製造機。

まぁ、これは彼の素直さが原因でもあるので、仕方ない・・・のかな。

 

こんな那由太が本当に恋愛できるの?と最初は不思議に思っていましたが、最終的にはできて良かったです(笑)。

 

那由太はとにかく無尽蔵の体力と言うか、とにかく良く食べるし、実はかなり格闘技の腕前が高い。

というのも、彼の一族の仕事に関係しているのですが、ヒバリのボディーガードになってからの那由太は本当に格好良くて、普段の彼とのギャップがありすぎて別人のよう。

 

ただ、恋愛面に関してはすごぶる鈍いんですよね。。

せっかくヒバリが好きな映画にかこつけて、告白をしたのに念願のボディーガードに選ばれたと勘違いしちゃって喜んじゃうし。

まぁこの告白の仕方では、鈍い那由太が気付くのか疑問でしたが。。

 

彼は花婿候補ではなくボディーガード志望だったんですよね。

この辺り、告白が失敗したヒバリが可哀想でした。。

 

でも、そんなヒバリの気持ちを察して、花婿候補たちが何とか那由太に自分の気持ちを気付かせるよう協力してくれて本当にみんないい奴。

 

そうして漸く自分の気持ちに気付いた那由太の行動が、またどこかの映画のようなシナリオなのですが、両想いになったらなったで、今度は照れまくる彼がまた可愛くて(笑)。

 

これじゃヒバリも苦労しそうだなと思いましたが、とても可愛らしいカップルのお話だなと思いました。

 

アフターストーリーは、二人の仲も少し進展していて、仲睦まじい様子はとても微笑ましかったです。

 

那由太の純粋さと一生懸命さは相変わらずだし、頑張ってプロポーズする姿は様になってました。

これじゃヒバリが嬉し泣きするのも仕方ないかな。

 

最後のCGはやはり結婚式ですね。

和装の二人で似合ってたし、二人共、特に那由太が大人っぽくて格好良かったです。

 

●黛汐音(CV:野島健児

天性のヒモ(笑)。もう、この一言に尽きるでしょう(笑)。

でも見た目も綺麗だし、彼の育った環境を考えると、こういうのもアリかな?と思ってしまう。

ルクレールアメシストの件は、彼の特異性の原点でしょうし。

 

また王子様キャラかと思ったら、自分の興味のないものにはとことん塩対応なのには意外でした。

それに思ったことを結構ズバズバ言うし。

だからこそ、興味のあるヒバリには優しいし、とことん甘やかすんですよね。

 

でもヒバリが汐音に仕事の事を持ち出すと、それまでは「僕には無理」と一蹴していたのに急にモデルをやりだしたのはちょっと驚いたかな。

おまけに物凄い勢いで売れっ子になるし。

 

そうなれば当然ヒバリと過ごす時間も減る訳で。。

彼女が寂しくなるのも当たり前だけど、そこが汐音の狙いなんだから、ある意味意地悪ですね。

 

そうしてヒバリの寂しさを限界まで引き上げてからの、告白シーンは本当にロマンチックだけど、策士だなぁと。

しかもCM利用してるし(笑)。

 

それでも無事に両想いになると、例え紐であろうとやっぱり素敵なのはもう仕方ないですね(笑)。

 

アフターストーリーは、相変わらず安定の汐音でした(笑)。

穏やかで緩くて、でも強引なところや意地悪なところもそのまま。

 

だたヒバリのものになって、彼が嬉しそうなのがひたすら伝わってきました。

 

そんな彼にすっかり甘やかされ慣れたヒバリも可愛かったです。

 

デートでのキスシーンは、汐音らしくてやっぱり素敵でしたね。

 

結婚式のCGも、いつもとイメージが違っていて新鮮だけど、お似合いの美男美女カップルでした。

 

 

 

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TRIANGLE STRATEGY(トライアングルストラテジー) 感想

 

久々にプレイしたタクティクスRPGである本作。

 

ですので、戦闘のやり方などすっかり忘れておりました(笑)。

 

ですがやり始めると、可愛らしい見た目のキャラクターに反してシリアスなストーリーや、信念の天秤というシステムに引き込まれて夢中になってプレイしました。

 

今回は、TRIANGLE STRATEGY(トライアングルストラテジー) 感想となります。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

ストーリー関連

塩と鉄の利権をめぐって3国の争いを描いた群像劇は、重厚で綿密に練られたシリアスなストーリー。

 

国同士の戦争なので、重要なキャラクターも負ければ容赦なく殺されます。

これが見ていて本当に辛かった。。

おまけに、可愛らしい見た目のキャラクターが殺されると、ご丁寧にきちんと血が流れるのが、本当に残酷で無念ですらありました。

 

ドット絵と3DCGを融合した美麗なグラフィックは、見ているだけで飽きることなく眺めていられるのですが、どうにもこの殺戮のシーンだけは苦手でしたね。

 

それでも、自分の運命に立ちふさがる困難を、信念によって切り開いていくセレノアがとても誠実で真面目で、応援したくなるキャラクター。

彼らがピンチにあう度に、胸が苦しくなりました。。

 

そしてセレノア達の進む道を決めるのは、信念。

MORAL、BENEFIT 、FREEDOMの3つの信念があり、会話や行動によってポイントが貯まり、重要な決断は信念の天秤によって決定されるのですが、これがまた中々思い通りにいかなかった…。

 

RPGパートで街の散策中に、信念が関係する会話や情報を得たり出来るのですが、キャラクターを説得するための情報が得られなくて、信念の天秤が望んでいた方向と逆に傾いたり。

 

一応1周目はセレノアルートを目指し、MORALを重視して進めていたのですが、途中で仲間キャラクターの説得に失敗。

1周目は信念パラメータが見られない為、どこでどう間違ったのかわからずじまい。

 

だから、1周目は自分の気持ちのまま自由に進める方が楽しいかもしれませんね。

 

それに進むルートによって、仲間になるキャラクターも違うようです。

 

私はある程度進むまで挿話でキャラクターが仲間になると気付かず、ほぼ初期のキャラクターで進めておりました。

こちらも信念パラメータが関係するらしいので、本当に周回プレイ前提のゲームですね。

 

戦闘関連

久々のタクティクスPRGの戦闘は正直に言って難しかったですが、やり応えは十分。

地形の行程差やキャラクターの向きや行動順などを考慮する戦闘は、慣れれば楽しいのですが、油断するとキャラクターすぐ殺られてしまう(笑)。

 

でも、今回は難易度設定があるので、難しいと思ったら難易度を下げれば楽になりますし、何度でも挑戦できる想定バトルもあるので、初心者でも手を出しやすいかなと思いました。

 

とにかく戦闘よりもストーリーが気になる方には「Very Easy」でサクサク進むのもいいし、より高い難易度バトルを楽しみたいなら「Hard」など、自分に合った難易度で調整できるのが良かったです。

 

ちなみに私は、最初「Normal」でやり始めたのですが歯が立たず、「Easy」で進めました(笑)。

 

それでも苦戦することもあり、またキャラクターも多いので誰をどう使うのか悩んだり、悩ましかったです。

 

ただし、2周目からは想定バトル以外の戦闘は、敵のレベルがあがるので、注意が必要ですね。

 

まとめ

まず目を引くのは、やはり美麗なグラフィックだと思います。

2Dとの融合は懐かしくもありますが、やはり圧倒的に美しい。

そしてキャラクターは、どんな悪役でも可愛く見える(笑)。

OCTOPATH TRAVELERでも「すごい」と思いましたが、更に進化しています。

 

そして信念によって進む道が決まるシステムも斬新。

信念がからむ会話は、より一層緊張感を味わいました。

 

なにより、セレノア達の行く末が気になって、中々プレイが止まらない(笑)。

国同士の争いには、陰謀や策略などが渦巻き、それに巻き込まれるセレノアが不憫で。。

最初は婚姻(といっても政略結婚ですが)のめでたい話から始まったのに、いつの間にやら血生臭い展開になっているし。

 

でも困難から目を背けず立ち向かっていく姿から目が離せませんでした。

 

タクティクスPRGが好きな方や、重厚でシリアスなストーリーが好きな方には、とてもおススメできるゲームです。

 

「シリアスなストーリーは好きだけど、タクティクスPRGはちょっと」と言う方も、体験版がありますので、まずはそちらを試してみたらいかがでしょうか?

 

万人向けとは言えませんが、多くの方にプレイしていただきたい良作だと思いました。

 

 

ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ 感想

 

ライザのアトリエの後に、まさかソフィーの続編がくるとは思っていませんでしたが、

それでも楽しみにしておりました。

 

ただ、実際にプレイしてみると私には予想以上に難易度が高かった。。

 

今回はそんな「ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~」の感想となります。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

調合関連

アトリエシリーズと言えば、調合ですよね。

私も、このシリーズの調合は、いつも時間を忘れて夢中になっておりました。

 

今回も当然そうなる・・・と思っていたのですが難しい!

というかややこしい!(笑)。

 

特に触媒というアイテムが登場するのですが、これのおかげで調合が難解なものになっておりました。

勿論、慣れれば大丈夫なのですが、それでも最初はどの用途で使うのかいまいちわからず苦労しました。

 

そして触媒で最もややこしいのが、素材の配置。

素材には、それぞれの属性や特性などがあるのですが、素材自体はテトリスのようなブロックで形成されていて、それを上手く組み合わせて調合します。

 

触媒には最高7×7マスで配置できるのですが、リバースという機能を使用すると、配置できないマスができて、これが非常に厄介なのです。

その分、質の良いアイテムの調合が出来るらしいのですが…。

パズルの組み合わせを考えるのは楽しいけど、時間泥棒ですね(笑)。

 

それに今までのシリーズでは品質をどれだけ上げるかも楽しみの一つだったのですが、今回はそんな余裕はなく、とにかく上手く配置できるかどうかを優先させてしまい、品質や特性は二の次となってしまいました。。

 

これは単に私が下手だからなのですが、その辺りが残念でしたね。

 

 

採取では、ライザの時はいちいち道具を持ち変えなければならなかったのが、今回はその必要がなくて楽になりました。

 

ですが、その分「天気」が関係してきて、天候で素材やモンスターが変更するのが若干面倒でした。

 

まず、天候を切り替えるアイテムが必要なのですが、回数制限があるので、減る都度調合のし直しが必要です。

また、切り替えポイントまで行かないと切り替えられないのも、フィールドが広いせいか、早く進みたいときには面倒に感じました。

 

ですが、広いフィールドやダンジョンを探索するのは楽しかったですね。

素材を集めながらの探索ですが、どこも綺麗なビジュアルで本当に冒険をしている気分になりました。

 

 

また、今回のレシピは条件がそろわなと発現しないものもあり、かなり大変でした。

戦闘をしたり、特定のアイテムを入手したり、条件は様々ですが、ソフィーとプラフタそれぞれでしか作れないアイテムもあり、とにかく複雑でした。

 

既に持っている素材やアイテムなのにレシピを解放するにはまた採取や調合が必要な時があったのは、正直凹みましたね。。

この仕様は何とかして欲しかったです。

 

 

更に複製やアイテムを補充するのに、お金が取られる(笑)。

中盤までのアイテムは、それほど負担にはならないのですが、後半からは一気に値段が跳ね上がります(笑)。

 

今回複製は最低限に抑えました。

 

戦闘

まず、難易度設定が出来るのが助かりました。

アトリエシリーズって可愛い見た目のモンスターでも結構強いし、本当に強そうなのは真面目に強いし。

せっかく採取を楽しみたいのに戦闘で邪魔されたくない(笑)。

 

また全員が参加できるのは良いシステムだなと思いました。

と言っても、前衛と後衛で入れ替えが必要になりますが、自由に入れ替えられないのに若干不自由さも。

 

途中までは強いアイテムさえ作れば雑魚敵はそれで一掃できるのですが、今回から敵にオーラ持ちが現れてこれが厄介。

 

オーラ(バリア)に守られているので、まずはそれを壊さないと通常ダメージが通らない。

だから、いろいろアイテムを使用したり技を使ったり、仲間と連携したりしてオーラを削っていくことになります。

 

ですので、可能な限り武器は強いものを調合しないと、苦労しますね。。

私はアイテムに頼りすぎて武器の調合を疎かにしていたので、結構苦労しました(笑)。

 

ただ、強い武器や防具を調合するのも、アトリエシリーズの醍醐味。

触媒に悪戦苦闘しながらも、何とか強い武器を作れた時には嬉しかったですね。

 

ストーリー・その他

今回は夢の国のお話なので、ソフィーのおばあちゃんの過去であるラミレスや、過去のプラフタも出てきて、中々面白い発想だなと思いました。

 

何せプラフタは過去と未来の二人で会話しますからね(笑)。

 

皆夢があって「エルデ=ヴィーゲ」にやって来るのですが、それぞれの事情や過去に背負っているものも中々凝っていて、各キャラクターのサブストーリーなどは見るのが楽しかったです。

 

 

また、アビリティポイント使うことでスキルを覚えるのですが、キャラクターによって貯め方が違うので、結構ポイント数に差が出ました。

 

私は戦闘であまり協力技を使わなかったので、それが条件に出されると見事に貯まらない(笑)。

結局、貯めないまま進めました。

 

 

それから、ソフィーの杖と素手の採取レベルはアビリティポイントを貯めて使用すると上がる仕組みのようですが、他は道具の調合でレベルを上げる必要があり、これが少々大変でした。

 

上級のアイテムを作るのには、単純に調合だけでは無く、大採取だとか条件があって。。。

私、大採取が苦手で(笑)。

あの、目押しルーレットのようなものは、とにかく苦手。

調合で大採取を上げれば楽になるのでしょうけど、私の調合ではそこまで上げる余裕が無かった・・・。

 

結局、ダメなものはダメと諦めました(笑)。

 

まとめ

全体的には面白かったです。

美麗なグラフィックに壮大なフィールド、魅力的なキャラクターなど、ワクワクする要素がたくさんありました。

 

だからこそ、調合の難しさが私には残念でなりませんでした。

本当にテトリス系は苦手なんですよね(笑)。

でも、パズル要素が得意な方は調合も楽しいんじゃないかな。

 

戦闘も、オーラ持ちのモンスターは手応えがあり、アイテム1つで雑魚を一層出来るほど簡単ではありませんでした。

そういう手応えも面白く感じられる方には向いていると思います。

 

私はアトリエシリーズはいくつかプレイしておりますが、ソフィーの前作はやっていないので、新鮮な気持ちでプレイできました。

 

前作プレイ済みやアトリエシリーズが好きな方には、きっと面白いストーリーになっていると思います。

勿論、初めての方でも楽しめると思いますよ。

 

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ビルシャナ戦姫 ~一樹の風~ 総評・まとめ

 

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漸く全員クリアしました。

 

発売日にソフトが届かないという(しかも限定版)ハプニングもありましたが、無事に最後までプレイ出来て良かったです。

 

9人というかなり多めな人数ですが、やり応えもあり、クリアした今は満足感でいっぱいです。

 

今回はそんな「ビルシャナ戦姫 ~一樹の風」の総評・まとめとなります。

 

システム

前作とほぼ同じ。

既読スキップの設定を最速にするとかなり快適でストレスはなかったです。

他にも設定で色々自分好みに変更できるので、やり易かったですね。

 

ビジュアルも相変わらず美麗で文句なしの水準。

イベントCGはもちろんですが、今回は現代の服装の彼らを見られて、これは嬉しかったですね。

それに、コンプリートすると見られるCGもあり、全員が揃ったイラストは見応えがありました。

 

ただ、欲を言えばスチルの数が少ない気がしたので、もう少し増やしてほしかったです。

あと特装版の小冊子のようなSSも欲しかったかな。

まぁこれだけの人数ですから、描き起こすのは大変でしょうけど…。

 

立ち絵の戦闘シーンも陳腐に見えず、テキストと一緒に読むことで迫力も感じました。

 

音楽では、主題歌の途中で、タイミングよく入る姫姿の義経の演出が好きです。

エンディング曲も、私の勘違いでなければ過去のCGが見られるような工夫もされていて良かった。

それに悲恋ENDのエンディング曲は前作と同じだと思いますが、曲だけで物悲しさを感じさせて、やはり好きですね。

 

糖度

正規ルートでは、それなりに甘かったと思いました。

勿論キャラクターにもよるでしょうが、それでもきちんと描かれた恋愛過程での恋愛ENDは、皆男前で格好良くなっていて、胸がキュンとなります。

 

個人的な感想だと、私は重衡のストーリーが一番気に入ったかな。

あの傍若無人な彼とそもそも恋愛になるのだろうか?という興味から入ったので、彼が人として成長し義経と恋愛ENDを迎えるのは堪らなく嬉しかったです。

だから悲恋ENDはギャップがありすぎて、辛かったですけどね…。

 

勿論他のキャラクターもそれぞれの魅力があり、どのストーリーも素敵でした。

 

後日譚は文句なしの糖度で大満足(笑)。

っていうか、本当にこれCERO C??

口付けだけでなく、その先の行為の描写もあり、勿論直接の描写じゃなかったですけど、かなり際どいなと思いました。

 

ソフトな恋愛が好きな方はダメかも。

むしろ大人の恋愛を楽しみたい方には持って来いかな(笑)。

 

前作で苦難を乗り越えた二人だからこその甘い時間と幸せを、存分に堪能できます。

 

そして限定版を購入された方や店舗によっては小冊子も付くので、物足りない方はこちらでその分埋めることもできるかと。

 

限定版の小冊子は、エンディング後の話でやはり甘かったです。

 

攻略順

正直、好きな順番で構わないと思います。

特に前作をプレイしていれば、ネタバレ要素的なものもありませんし。

 

ちなみに私は正規ルートでは、継信→重衡→高綱→忠信でしたが、これで良かったと思っています。

 

また後日譚は、弁慶→春玄→教経→頼朝→知盛。

こちらもこの順番で私にとっては正解でした。

 

私は知盛が好きな為最後にプレイしたのですが、色々なバリエーションの彼を見た後、最後に一番色男の彼が見られて大満足でした。

 

総評・まとめ

正規ルート

基本的な戦闘は同じですが、関わり方が全く違っていて、決して金太郎飴ではなく飽きることがなかったです。

 

それに攻略人数が多いせいか、戦闘部分は前作よりもコンパクトに纏められていて、ストレスを感じさせない工夫もされていました。

 

恋愛の過程は丁寧で繊細。

ありがちな「いつ好きになったの?」という部分は、私には感じられませんでした。

 

また恋愛エンドが幸せな分だけ、悲恋エンドは切なさが際立ち、苦手な私にとっては見ているのが辛かったですね。

 

義経は相変わらず真面目で誠実で正義感が強くて、でも可憐で可愛くて(笑)。

もう皆のアイドルになるのも仕方ないですね。

 

逆に知盛が関わるストーリーでは、彼の悪役ぶりが際立っておりました(笑)。

誤解ないように言いますが、私は前作での恋愛ENDは知盛が一番好きで、今作も後日譚を一番楽しみにしていました。

 

後日譚

とにかく甘い!(笑)。

もう男性陣が義経にべた惚れで、口付けは勿論その先の描写まであり、前作の生きるか死ぬかの戦いを乗り越えたご褒美が盛り沢山でした。

 

ただ甘いだけではなく、それぞれのキャラクターに合わせた問題が起き、それを解決しながらのストーリーなので多少はハラハラしますが、二人で問題を乗り越えて、更に絆と愛情が深まり確かめ合う姿に引きつけられました。

それに合間に入る甘いシーンには溶けます(笑)。

 

また明るい未来が想像できるエンディングなのも良かった。

それぞれがそれぞれの道を、希望をもって歩いて行けるような終わり方はハッピーエンドに相応しく、好きな方には堪らなく嬉しいと思います。

 

 

FD なので、前作をプレイしている方向けのゲームになりますが、未プレイの方にはぜひ前作からやって欲しい。

 

プレイ済みの方には、文句なしにおススメです。

 

また人数が多いせいか、一人一人のストーリーは多少短めですが、その分ボリュームもありますし面白さは十分に堪能できると思います。

 

本当にこの二週間はビルシャナの世界に夢中になり、幸せな時間を過ごさせていただきました。

 

出来れば今度は、正規ルートも含んだFDもお願いしたいです。

 

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ビルシャナ戦姫 ~一樹の風~ 平知盛 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

平知盛(CV:福山潤

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壇ノ浦の戦いの後、知盛の妻として穏やかに暮らしている義経

 

知盛が彼女を大事に扱っているのも良くわかりますが、彼女が源氏の者たちに会いたいという嫉妬で邸から出してくれないとは(笑)。

 

そんな知盛に「心を寄せるのはお前ただ一人だ」と告げる義経も、相当惚気てますね。

 

知盛も可憐な姫君にそんな告白をされたら、つい深い口付けを求めてしまうのは仕方ない。

でも女房達を気にして恥ずかしがる義経を横抱きにし、部屋へ連れて人払いをする知盛は、流石色男。

 

そして頼朝の邸へ行く当日、何故か知盛もついてきて(笑)。

これは彼の最大限の譲歩らしいから、諦めるしかないですね。

 

でも義経が春玄達との再会を喜んでいると、さり気なく邪魔をして夫婦仲の良さをアピールする知盛が大人気ない(笑)。

 

また継信と忠信との会話もさりげなく阻止する知盛の嫉妬を察して、知盛に謝る義経が素直でいじらしく、頼朝の邸だというのに深い口付けをする彼の嫉妬深さと底なしの愛情には呆れるほど(笑)。

 

そうして漸く頼朝と挨拶をするのですが、高綱と違って相変わらず愛想がない頼朝に冷ややかな知盛。

 

いずれ甥や姪が出来た時は可愛がってあげて欲しいと頼朝に言う知盛の言葉に、どこか違和感を感じる義経ですが、知盛達は笑顔を浮かべながら険悪そのもの(笑)。

 

それに本来平家の姫である義経の事を公表し、頼朝が彼女を妻とするのがの橋渡しだと告げる頼朝に、そんな「まこと」など見たくも渡りたくもないと一蹴する知盛。

 

そして義経を横抱きにして直ぐに邸に帰ろうとする知盛には、皆も驚きますよね。

余程頼朝の言葉が癇に障ったらしいです。

 

邸に帰ると、血まみれの安徳天皇と蓮月の夢を見る義経

幼帝は後白河法皇の元で静養しているらしいのですが、徳子を討ったこともあり知盛には聞きづらい…。

 

でも、彼女を偶然訪れた知盛から、安徳天皇が少しずつ快癒していると聞いて安堵する義経

 

それに頼朝の件で花束をくれて謝る知盛の気遣いが嬉しいし、その彼の気持ちを気遣う義経も優しい。

 

また先ほどの夢で食欲のない義経に、自ら枇杷をむいて食べさせて甘やかす知盛と甘やかされる義経が微笑ましい。

 

そしてお互いを愛していると言いながら結ばれようとした時、頼朝の邸で感じた違和感と蓮月の姿が彼女の頭をよぎる。

 

夜伽が出来ないと知盛に謝ると手を繋いでくれて、不安や孤独から守ってくれるのが有難いです。

 

 

邸にいると、所構わず義経に触れて愛し合おうとする知盛には慣れましたが(笑)、歌を勉強している義経を抱こうとすると、いつもならそのまま流される彼女が、勉強を優先してやんわりと距離を置いたのには、流石の彼も驚いたよう。

 

知盛は、どうやら最近義経に避けているようで、彼女の考えていることや彼を拒む理由がわからず途方に暮れている様子。

これには流石に知盛が可哀想ですね…。

 

それに教経や継信と高綱に、知盛の束縛が強いと指摘される始末。

その意見に苛立つ知盛に、義経が知盛に飽きて心変わりしても周りには彼女を慕う者が多いとは、継信も意地悪ですね。

 

すっかり気分を害した知盛が物思いに耽るとは、気の毒になるほど。

 

そこで知盛が義経に喜んでもらえるように用意した別邸は、自然あふれる美しい場所で、彼女も「早く知盛にお礼がいいたい」と喜んで良かった。

ただ彼女も、最近の自分の態度が彼に対して妙だと思われる自覚はあるようですが…。

 

でも知盛からの文には、今日は所用を済ませられない為来られないと。

夫婦になって同じ屋根の下で夜を迎えないのが初めてで、義経の心が沈んでいるのがわかり多少気の毒に。

 

でもこれは知盛の、少し距離を置いて寂しいと思ってもらう作戦(笑)。

 

彼が愛しいと思ったのは彼女が初めてで、守りたいし笑顔を絶やさず自分だけに向けて欲しいという思いが、彼女をうんざりさせたり心変わりさせていたらと、あの自信たっぷりの知盛が不安になるなんて、これは相当重症ですね。

 

一方で今日も別邸に来られないという知盛を怪訝に思うものの、彼を信じて待つ義経が健気。

 

そしてまた安徳天皇の夢を見て、涙を流す義経はどうしても幼帝が気になりますよね。。

 

そこに、今日も来られないと文を送ったけれど我慢しきれずに知盛がやって来て、寂しかったと喜ぶ義経が可愛い。

 

同じく寂しかったと言った知盛に口付けされるかと思えば、急に庭を案内させてほしいと言い違和感を感じるものの、手を繋いで庭を案内されるのはやはり嬉しい。

 

知盛と会えて楽しいと言えば、そう思ってくれるならたまには会えない日があってもいいかもしれないと、いつもと違う彼に義経が怪訝に思うのも無理はないかも。

 

そんな知盛に、世界で二人きりになっても、義経が傍にいて欲しいのは知盛だけだと告げると、知盛も彼女を愛していると言いながら彼女の頬に触れる。

 

泣きそうなくらい嬉しい義経が愛が伝わるようにその腕を優しく握りしめ、お互いの存在を慈しむ姿が愛おしい。

 

そんな彼女の様子を喜ぶ知盛の作戦は成功したようですね(笑)。

我慢しただけの甲斐はあります。

だから今夜はゆっくり過ごせると思ったら、なんと義経は先に寝ると。

 

これには知盛もショックで大誤算。

あまりにも悩む彼が可哀想すぎて堪らない。

何故義経が彼を避けるのか…。

 

別邸から戻ると、今まではどこでも触れてきた知盛がほとんど触れなくなっていて。

 

でも、義経も自分が避けているのだから言える立場ではないと自嘲気味。

二人がすれ違っているのがもどかしくて堪らないですね…。

 

それに義経が誰かと文をやり取りしていることに気付いた知盛は流石ですが、その相手が気になり苦しむ彼が見ていて辛いですね…。

 

それからというもの、知盛は義経に文と花を送るも、顔を見せる回数がめっきり減ってしまい、文の香りを吸い込み胸に押し当て寂しさを紛らわす義経も不憫。

 

すると漸く会えた知盛の膝枕で寝てしまっていた義経

彼女のために花を摘むなど尽くす彼が愛おしい。

 

お互いが相手の好きなものを言い合い惚気て甘える姿は微笑ましく、久しぶりの二人の時間は優しいけれど、その夜も彼は自室へ。

 

義経も彼に打ち明けなければいけなことは分かっていても、彼に嫌われ離れられるのが怖くてそれが出来ないのがもどかしい。

 

そして夢の中で知盛と会った義経は、彼の腕の中に飛び込み口付けをするほど彼への想いに溢れていて。

驚いた知盛も同じように返し、彼女が「触れて欲しい」と言うと目が覚め。

 

そこには彼女に覆いかぶさった知盛が。

夢であれだけ求められたら独り寝なんてできないと言いながら義経を抱こうとしますが、何故か彼女は抗い、夢で言ったことは嘘ではないがもう少しだけ時間をくれと懇願します。

 

期待していただけに「そうか」と一言だけ告げて出て行った知盛が不憫で、どうしても今回は彼に感情移入してしまいますね…。

 

 

翌日、夕べの出来事を考える知盛が、自分と義経の間を隔てているのは例の文だと見当をつけ、早速行動に移すのは流石。

 

しばらく留守にすると知盛が義経に挨拶すると、彼女も動くなら今が好機と文を書き出かけることに。

それを見張って追いかける知盛は探偵かスパイのよう(笑)。

 

ですが義経は、安徳天皇との繋ぎを頼朝に頼んでいただけなんですね。

そして今日漸く会えることになり、後白河法皇の元に三人で向かう事に。

 

義経は、夢で見た蓮月といた安徳天皇に力の片鱗を感じて、直に見て確かめたかったよう。

しかも、知盛が足繫く通い幼帝の心を開かせていたとは驚きました。

 

彼女に黙っていたのは、あの凄惨な場面を思い出させたくないからと言う彼の気遣いですが、図らずも彼女と同じ理由で、お互いを想う気持ちが温かい。

 

邸に帰ると義経は、夢の中で力が幼帝に引き継がれると蓮月から聞いたと、知盛に打ち明けます。

 

今のところ幼帝に力の発現する兆しはないと告げる知盛は悲しそうに微笑んで…。

その理由を知っている義経も辛いでしょうね…。

 

だからこそ、二人で幼帝の力になり見守りたいのは当然でしょう。

 

そして義経が知盛を避けていた理由は、知盛との間に出来る子供に力が受け継がれるのを恐れていたから。

 

子供を欲しがっている知盛には言えなくて、辛い思いをさせてしまっと涙を流す彼女に胸が締め付けられました。

 

そんな義経を抱きしめ宥めるように背中を撫でる知盛が、考えなしに子供の話をした事を謝るのが優しい。

 

そして子供にも受け継がれることを恐れて立ち止まらないで欲しいと義経を諭します。

 

二度と力を振るわずに過ごせるように、守ってみせると穏やかに告げる知盛は、力があっても幸せに暮らせると証明すればいいと頼もしい。

 

力を持っていても、心からその子を愛する父と母がついているし、その愛によって幸せに生きると。

 

知盛の言葉には義経と子供に対する思いやりと慈しみに溢れていて、涙腺が緩みました。

 

義経も「愛」と言う言葉にわだかまりが溶けたようで、心が軽くなったよう。

これなら子供が出来ても安心ですね。

 

ただ、知盛は義経の悩みを知って、継信たちの意見に振り回された己の愚かさに呆れ果てていて(笑)。

それを義経に話す知盛が本当に自己嫌悪に陥っていて気の毒ですが、こればかりは同情しかないですね。

 

そんな彼に償いたいと義経が言うと、償いなど不要と彼女を抱き上げれば、あとは愛し合うだけ。

 

「私の愛を感じなさい」と伝える知盛の愛に応える義経が、「お前のその笑顔が好きだ」と告げ、どこまでも甘く蕩けるような時間が、今までのすれ違いを溶かしてくれました。

 

そして夢の中の蓮月に子供に対する愛情を伝え、最後に「さようなら」と告げる義経が凛々しかった。

 

 

数か月後、義経の体調不良を心配し、久しぶりに別邸を訪れた義経と知盛。

 

幼帝からの文に歌で返事を書く義経に、初めての歌を最初に見るのは私だと譲らない知盛の嫉妬は相変わらず。

 

そうして知盛が彼女を喜ばそうとして用意したのは削り氷。

 

自分の分しかないとわかると、お椀から掬って知盛にいわゆる「あ~ん」をする義経が可愛いし、一瞬驚いた彼も嬉しそう。

そこで義経があることに気付いたようですが…。

 

庭で蛍が見えるところまで手を繋いでもらうのは、躓いた時の用心だったのですが、急に倒れる義経

 

気付くと心配そうな知盛がいて、無理をさせたと謝るけれど「懐妊」とは言わない事に落ち込む義経

 

するとその未来は遠くないと彼女を静かに抱き寄せる知盛がとても優しく穏やかで、しかも蛍までやって来てとても素敵なシーンでした。

 

知盛の言うように、きっと近い未来に二人の可愛い子供の顔が拝めそうですね。

今から幸せそうな家族の姿が目に見えるようで楽しみです。

 

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ビルシャナ戦姫 ~一樹の風~ 源頼朝 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

源頼朝(CV:古川慎

f:id:ryunosukemike:20220313102702p:plain

 

壇ノ浦の戦いの後、頼朝の邸で療養をしていた義経を、彼は随分と過保護に看病しているようですね。

 

漸く傷も癒えて庭で鍛錬をしている義経が、頼朝の役に立ちたいと町の見回りをを申し出ると、療養中を理由に即却下する彼ですが、無理をしないことを条件に許すあたり、彼女には甘いです。

 

それに義経に対して、初っ端から端正な頼朝の惚気や態度は色気があって堪らない(笑)。

 

そんな義経は、春玄達と久しぶりの見回りでお互い楽しそうで、相変わらず仲が良いのが嬉しい。

 

ただ町で聞いた頼朝がどこぞの姫を邸に住まわせ結婚すると言う噂を聞いて、春玄達は義経と頼朝の事を知らないから、町の人々の勘違いだと言いますが…。

 

義経にとっては、あの法皇がそう簡単に引き下がるとは思えないし、なにより自分の出自さえわからないのに、頼朝がいくら彼女を妻にしたいと言ってくれても絵空事の様に思えてしまうのが不憫です…。

 

そんな時、供もつけずに頼朝が話があると義経を迎えに来ますが、道中も邸に戻っても沈黙されては居心地が悪い。

 

するといきなり頼朝が彼女を壁に押し付け口付けをしてきて。

かなり深いその行為の理由を問うと「お前にはわからぬか。そうであろうな」と、また口付ける。

 

どうやら彼は義経が仲間と一緒にいることに嫉妬しているようですが、義経は体調を心配していると根本的に勘違いしているのがもどかしい。

それに頼朝に「私にはお前しかいないのだ」と言わせてしまう。

 

頼朝は遠回しに「邸にいて欲しい。と言ったら?」と尋ねると、「それはできません」と彼の真意を理解してない義経が律儀で真面目。

 

それに頼朝の本懐の役に立ちたいという気持ちは本物だし、頼朝のために在るという確固たる理由が欲しい。

彼の傍にいる資格がないと不安なんですよね。

 

「傍にいてくれるだけでよい」と言った頼朝も、結局は折れて義経に見回りを許可するのは、彼女の真面目で真摯な想いを理解したからでしょうね。

 

 

法皇の謁見では、源氏の再興を果たし新たな政権として立ちたいと言う頼朝に、彼が断ってるのにまた貴族の娘との結婚を勧める法皇がうざい。

 

それに、頼朝がどこぞの姫を邸に住まわせているという噂も知っていて、今度連れてこいと言ったかと思うと、その口で今度は秀衡の納める奥州をどうにかしろと半ば脅しですよね。

 

その事を義経に何といえばいいのか沈む頼朝が不憫です…。

 

見回りの報告に来た義経が、法皇との面会でどこか覇気のない頼朝を抱きしめたのには、流石の彼も驚いたようで、これは嬉しいでしょう。

 

でも法皇とのことは、何も心配するなと言うだけ。

特に秀衡のことは義経に軽々しく言える問題でもないし、慎重な案件だし。

 

でも義経が危惧しているのは、嫁取りの事。

だから、義経が邪魔になっているならと思い、彼女に出来ることがあれば何でも言ってくれと言うと、頼みたいことがあると言う頼朝。

 

内容も聞かずに即答する彼女が嬉しそうで、しかも可愛いかったです。

 

そうして気晴らしの旅へ連れ出してくれた頼朝の町人姿は中々似合っていて、やはり色男は何を着ても似合いますね。

それに義経を気遣いつつ、見ていて飽きぬと楽しそう。

 

また里の者から聞いた夫婦滝の橋は壊れていたけれど、頼朝が義経を横抱きにして橋の向こう側へ飛び、あの頼朝がそこまでするとは驚きました。

 

夫婦滝では、頼朝の望むものを手に入れられることを願う義経ですが、やはり夫婦の事が気になります。

でも、あまりにも儚い夢で胸の奥にしまい込む彼女が気の毒…。

 

逆に頼朝は、自分の願いは自分で叶えるものと彼らしい。

 

そしてお互いに水をすくって相手に飲ませるのですが、頼朝は義経の手を放さず、指先の雫を舐めとる。

 

そして「水が甘いのか、お前が甘いのか」などと言い、口づけをして「甘いのはお前だな」なんて、くらくらしました(笑)。

 

その後福原の海では、二人で波打ち際を裸足で歩き手を繋いで笑い合い、とても幸せそう。

特に頼朝が声を出して笑うのは、本当に珍しくて相当楽しいんだろうな。

 

色んな表情を見せてくれるようになった頼朝が愛おしいと義経が告げると「私の心を捧げよう」と、そんなこと言う人だったけ?と思うくらい甘い。

 

それに義経が、以前彼の唇に傷をつけたお詫びとして、自分から彼に口付けをすると「もっとだ」と要求する。

それに応える義経を、頼朝が押し倒しそのままそこで…。

 

夕暮れになり「大丈夫か」と義経を気遣う頼朝が、過去の自分を振り返り何かを決断したよう。

その決断が結婚なのか奥州藤原なのか気になりますが…。

 

そんな頼朝は、このまま二人で何もかも捨てどこかで夫婦となり死ぬまで平穏に暮らさないかと言う。

 

でもそれは叶わぬ夢だからこそ儚い。

本当にそうできればどれだけいいだろう…。

 

頼朝には、源氏の再興を叶える義務がある。

その為の力になり、供に進みたいと願う義経が、己の叶わぬ願いを封じ込めるのが見ていて辛かったですね。

 

 

京に戻ると、偶然とはいえ、法皇からの嫁候補を見せろとの催促を知ってしまった義経

 

覚悟していたとはいえ、とうとう訪れた「瞬間」に為すべきことを為すだけと自分に言い聞かせ鍛錬に打ち込む姿に、胸が締め付けられました。

 

そんな義経を心配し、温かく見守る春玄達が心強い。

そして忠信の「義経様が可愛い」など、相変わらずの騒がしさに救われます。

 

でもその光景を黙って見つめている頼朝は、何を思っているのか…。

 

 

義経が意を決して、頼朝の天命成就に付き従うと彼に告げたのは、法皇の勧める嫁を娶らせる為。

 

どんなに嫌でも、身を切られるような思いをしてまで「源氏の将として付き従う」と告げる彼女が悲しくも凛々しかった。

 

「わかった」と言う頼朝の一言で、もう引き返せなくなった義経の絶望を思うと遣り切れないですね…。

 

それから数日後、何も手に着かない義経を頼朝が法皇の元へ連れて行くのは、姫を娶る承諾を聞く為と思っていたら、頼朝には他にも連れがいると。

 

なんとその連れとは秀衡。

法皇からの「源氏が政権を打ち立てる為の憂いを断て」る為に、頼朝が呼んでいたのですね。

 

そして、源氏と奥州藤原氏が堅固な絆を築くことになったとは。

更に、秀衡の娘を娶ると告げ、その娘とは当然義経

 

法皇相手に義経が女人であり源氏の者ではないと明らかにし、彼女を生涯の伴侶と決めたと宣言するとは、頼朝が男前で何より揺るぎない信念と決意を感じました。

 

彼はこのために裏工作をしていたとは、流石法皇より上手です。

それに義経を秀衡の養女に迎え入れるように手を打っていたのも見事。

 

勿論あの法皇がすんなりと認めるはずもないのですが、秀衡の如才ない説得には思わず感服。

 

それに新政権は鎌倉を拠点とする聞き絶句する法皇に、深々とお辞儀をする頼朝の鮮や手腕に惚れ惚れしました。

 

頼朝の邸で、秀衡の義経の父親としての願いや態度には、義娘を想う愛情に溢れていて思わずほろり。

秀衡が来ていると知った仲間も集まり、義経と頼朝の事で驚くも、忠信以外は祝福してくれるのが嬉しいですね(笑)。

 

 

その夜義経の元を訪れ、壇ノ浦の戦いで頼朝の傍で生きると誓った言葉は嘘だったのかと、苦しみと悲しみに満ちた表情で彼女を押し倒した頼朝。

法皇の言葉で身を引こうとした義経に感情をぶつけるのが痛ましかった。

 

「お前以外の者など欲しくない」と何度も繰り返し、それでもわかってくれない彼女に、自分はその程度の者なのかと寂しく問いかける頼朝の想いが胸を締め付ける。

 

だから義経もどれほど頼朝を愛し、彼しか見えていないかを頼朝に伝えます。

誰にも渡したくないと。

そして彼の願いを叶えたいと。

 

そうして頼朝に哀しい顔をさせてしまったことに泣いてしまう彼女がいじらしく、頼朝が彼女に口付けするのは当然。

 

愛情の示し方が足りなかったと告げた頼朝が、死が互いを分かつまで彼を愛せと彼女に甘く命令し、その愛情を刻み込んでいく。

 

義経が頼朝を好きだと言うと、すかさず「私の想いには敵うまい」と返す頼朝の惚気が聞けて満足です(笑)。

 

これからは妻として彼の力となれと言う頼朝に、今までも部下をまとめてきたから、家人をまとめるのも立派に務めると笑顔で言う義経が、嬉しそう。

 

でも頼朝は思う所があるらしく、隠し事をしないと約束したから渋々話した内容は、彼女が慕われるのが面白くないし、彼以外に笑顔を向けて欲しくないと言う単なる嫉妬(笑)。

 

指摘されて「笑うな」と赤くなる頼朝が珍しく可愛かったです。

ここで漸く、見回りの時にも頼朝が嫉妬していたと気付くいて喜ぶ義経も可愛い。

 

「もっと愛してやろう、私の愛しい妻よ」の言葉通り、甘い夜を二人が過ごしたのは想像に難くないですね。

 

頼朝がどれだけ義経にベタ惚れなのか、刻み込まれました(笑)。

 

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