漸く全員クリアしました。
やり応えがあって面白かったです!
今回は「天獄ストラグル -strayside-」の 総評・まとめとなります。
※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
システム
安定のオトメイトシステムに加え、タッチパネルの操作やカスタマイズも可能で、自分の好きなスタイルで操作できるのが嬉しい仕様。
UIもスタイリッシュなデザインで、ストーリーにとても合っていると思いました。
立ち絵に吹き出しや汗が出たり、他のキャラクターの顔がカットインされたりする演出は、乙女ゲームとしては珍しいのではないでしょうか。
うまい具合に通販や格闘ゲームの演出を入れるなど、新しい試みなのかな?
バットエンドを見ると開放されるEXTRAは、その後が見られてだだのバットエンドで終わらない憎い演出。
また、キャラクターをクリアすると見られるショートストーリーなど、おまけも要素も充実しています。
ただ、ハッピーエンドやバットエンドが分かりにくいなと思いました。
特にバッドエンドの条件は分かりにくくて、もう少しヒントが欲しかったです。
音楽も作品に合ってい、主題歌やエンディング曲も格好良かったです。
攻略順
攻略制限があるのでJack→五右衛門は最後で決まっています。
他の三人は基本的に好きな順でいいと思います。
誉那がこの物語の導入には丁度良いと思いましたが、菊之助と誉那は逆でもいいかな。
写楽は最後でしょうか。
私は誉那→写楽→菊之助でプレイしましたが、写楽は後のほうが良かったなと感じました。
でもこれはあくまでも私の主観ですから、気になった順で問題ないと思います。
糖度
男嫌いと女嫌い、バトル物なので終盤までは低いですが、終盤からハッピーエンドは、それまでの元を取るくらい甘いです。
キスだけで終わりませんから、好きな方には堪らない甘さではないでしょうか?
一応CERO Cですが、「本当に?」と思うスチルもありました。
ただ、全てのキャラにキス以上の行為がありますので、苦手な方は注意が必要です。
総評・まとめ
基本シリアスですが、閻魔大王などのぶっ飛んだキャラクターがいるためギャグ要素がところどころ入り、緩急が絶妙だなと思いました。
現代と地獄が上手く融合している設定も、楽しかったし上手いなと思います。
私は余りハラハラドキドキが苦手なので、ギャグの部分に救われましたね。
また攻略制限があるので、最後の五右衛門で今までの伏線が回収される展開は見事で面白かったです。
それにシェアハウスでの皆のわちゃわちゃした生活が楽しい。
最初は呉越同舟で仕方なくという雰囲気だったのに、物語が進むと仲間として絆や信頼関係も出来て安心感がありました。
また先の閻魔大王や、サブキャラクターが充実して、ストーリーを盛り上げてくれます。
私は篁とタマがお気に入りになりました。
ただ、ルートによってはあまり活躍しないキャラクターがいたのが残念だったかな。
まぁストーリ上、仕方ないとは思いますが。
ヒロインの凛は、男嫌いですが真面目で責任感も強く優しい。
閻魔大王の娘で獄卒学校を首位で卒業するほど優秀ですが、泡形ですので生前の記憶がありません。
そんな彼女が、仲間たちとシェアハウスで一緒に暮らすうちに、どう恋愛になっていくのか、彼女の過去はどうだったのか等が見所だと思います。
歴史上の人物も登場しますので、予め知っていた方がより楽しめるかな、とも思いました。
それから、舞台は現代なのですが、主要キャラクターの生前の時代が江戸時代以前ですので、女性に対する扱いが当時のものを反映している箇所があります。
そういうのが苦手な方にはあまり向かないかもしれないですね。。
またバトルのシーンは血しぶきなどもありますので、こちらも苦手な方はご注意を。
時代物(舞台は現代ですが)やバトル物が好きな方、糖度が高めが好きな方にはおすすめできると思います。
逆にバトルや血しぶきが苦手、時代物に興味が無い、糖度は低めが好きなどの方には、向かないかもしれませんね。。
クリアをしてもショートストーリー等のおまけがあるのでボリュームも満点ですし、勿論スチルも見返すことも可能です。
たっぷり獄ストの世界を堪能できる仕様は、素直に有難いですね。
興味がある方には、ぜひプレイしていただきたい作品です。
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