※ネタバレしておりますので、プレイされてからご覧になることをお勧めします。
トゥルーエンド感想
春日がなんで攻略対象じゃないんだろうとは思ってましたが、成程こういうことでしたか、と納得。
まぁ予想範囲内ではありましたけど、あのシスコン振りには少し引きました(笑)。
鷹宗とヒバリのすれ違いの経緯やら、春日は多少やりすぎな面もありましたが、そのおかげで他の花婿候補達が結束してヒバリを守るやり取りは凄く気に入りました。
それに、彼らに捕まって観念した春日の開き直り様がもうおかしい(笑)。
それだけ彼のヒバリへの愛が深いんでしょうけど、男兄弟のいない私には少し憧れでもあります(笑)。
クリスマスパーティーは正に大団円という感じで、本当に賑やかで楽しかったですね。
鷹宗とも和解できたのは嬉しかったです。
また千哉だけではなく、正体をばらしていた大我と那由太まで花婿候補に参戦して、これからの展開が楽しみで仕方なかった。
本当に続きが見たくて堪らないです。
それに、春日が月に一日だけ「ツバメ」に戻ってのヒバリとのデートが微笑ましくも羨ましかった(笑)。
春日と時と話し方も違うし、ヒバリを呼び捨てにしたり、そのギャップが新鮮で惚れ直しました。
春日もいいけど私はツバメの方が好きかな。
月一なんて春日も頑固ですね。
花婿候補達は、これから春日を倒さないと花婿として認めてもらえないから、前途多難かな。
でもヒバリも相当なブラコンだから、彼らもかなり苦戦しそうですね。
最後に幸せそうなヒバリとツバメの笑顔が見られて、本当に嬉しくなりました。
アフターストーリーは、相変わらずなシスコンとブラコンの二人のデートが、微笑ましくて始終ニヤニヤしてました。
春日の話し方に慣れているだけに、ツバメの砕けた口調がやはり新鮮で、本当に兄なのに格好良すぎる。
これじゃヒバリがブラコンになるのも仕方ない(笑)。
それに何だかんだ言いつつヒバリに甘いツバメもツボでした。
最後のCGは、まるで女王様のようなヒバリと傍に控える執事のツバメ(春日)が似合いすぎて、花婿候補達がいなくなっても傍にいると言っていたツバメの言葉通りでしたね。
総評・まとめ
システム
普通のテキストを読むだけのゲームではなく、ボード上にあるマスを1つずつクリアしていく形のユニークなシステム。
会話の選択肢で、花婿候補のアピールに落ちるかガードするかなど、中々凝った作りでエンディングも一人4種類と多かったです。
だからといって複雑なシステムではなく、ボードを進んで行く以外は普通の乙女ゲームと同じですし、一つのマスのストーリーも短めなので、自分に合った進め方が出来るのが良いなと思いました。
クイックセーブやロード、既読スキップなどはオトメイト仕様なので、慣れていれば全く問題なく快適にプレイでました。
音楽も作品の雰囲気にあったポップて軽快。
それぞれのシーンを盛り上げてくれます。
ビジュアルも文句なしの美麗さ。
スチルの数も多めで、ギャラリーから見直すのも見応えがありました。
糖度
高いか低いかで言えば、低めでしょうか。
でも、ヒバリと花婿候補が恋愛になる過程が結構ドキドキしたり、もどかしかったり、かなり感情が揺さぶれました。
でもやはり甘いシーンは糖度も高くてCERO Bでも十分堪能できました。
キスシーンは全員美麗で甘く、オススメです。
アフターストーリーはくっついてからのお話なので当然甘いです。
それにそれぞれの結婚式(春日は野望達成かな)のCGもあって、必見です。
攻略順
基本的には好きな順で構わないと思いますが、あえて言えば那由太→大我→汐音→壱哉かな。
その方が分かり易くトゥルーエンドに行ける気がしました。
ですが私は、大我と汐音を逆にしましたが、特に問題はありませんでした。
ただ、大我をプレイすると、その立ち位置的にもう一度最初から全員やり直したくなりましたね。
特に大きなネタバレ要素などもないので、ここは気に入った順番で問題ないと思います。
総評
現代モノの明るいラブコメで、その面白さに夢中にさせられました。
とにかく時間が許す限りはずっとコントローラーを握りっぱなし(笑)。
先の展開が気になり、でも1話1話が短いので気軽にプレイできるのも良い。
バットエンドでも誰も死なないし、本当に気楽に楽しんでプレイするには最適でした。
それに花婿候補はライバルなのに、共同生活で培った友情?のせいか、一人の候補者を皆で応援したり、皆でわちゃわちゃする生活が凄く見ていて楽しかったし笑えました。
花婿候補は4人と少ないと思うかもしれませんが、全員タイプが違うし、ストーリーも金太郎飴ではないので、それぞれの攻略も新鮮な気持ちで楽しめました。
それにトゥルーエンドも大団円て感じで良かったです。
おまけにSwitch版ならアフターストーリーもありますし、結構なボリュームで大満足でした。
ヒロインのヒバリは、かなりの財閥のお嬢様で、最初は隙きがなく冷淡なイメージでしたが、ストーリーが進んで花婿候補達との共同生活で、段々と素が出てくるのが可愛くて、本当に政略結婚ではなく恋愛結婚して欲しくなるキャラクター。
他にも濃いキャラクターが登場して、彼女達の会話に飽きることはありませんでした。
どちらかというと、にやけたりクスッとしたりばかりでしたね。
明るくて笑えて時には泣けるラブコメが好きな方にはメチャクチャオススメです。
逆に重厚でシリアスなストーリーが好きな方には向かないかな。
ただ今のご時世、暗い話題が多いので、それを吹き飛ばしくれる存在のゲームは有り難かったです。
続編やファンディスクが出るなら絶対に買う!と言い切れる、それ程迄に気に入った作品となりました。
関連記事
©2020 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY