※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
ザフォラ(CV:榎本淳弥)
ひねくれて口が悪く、他人と馴れ合うつもりが全くない情報屋。
ヴィリオ曰く陰険天邪鬼(笑)。
そんな彼がCIRCUSに参加しているのはどうしても手に入れたいものがあるからなのですが、それが何か気になって、共通ルートでは彼を追いかけ続けました。
共通ルートで2番目に訪れる迷宮都市クルトラはザフォラの出身地で、彼の過去と目的が明らかになります。
ザフォラが何故他人と距離を置くのか。
彼が求めているものとは?
ティファリアの説得で仲間に真実を話すザフォラの過去はかなり悲惨で、これじゃ人と距離を置くのも仕方ないかな…。
それにしてもバルトは外道ですね。
でもこれでザフォラの目的がしっかり理解できました。
「狂人事件」の犯人がバルトだと特定し、ショーを成功させること。
そして迷宮守を罷免するイレーズを国から借りること。
その為に仲間の手を借り、事件解決に向かうザフォラが凛々しかったですし、ティファリアのことも少しずつ認めてくれる過程が自然で良かったです。
そして無事にショーが成功し、街の人も前向きになって彼の態度も大分軟化したんじゃないかな。
相変わらず素直じゃないですけど(笑)。
でもバルトの件は持ち越しなのが少し残念でしたけど、それはこれからなのでしょうね。
また、オリエンスの水路に落ちたティファリアをザフォラが助けた時、憎まれ口を叩きながらも心配し優しくて、思わずドキッとしました。
他にもティファリアがトラブルに巻き込まれるとさり気なくを助けてくれたり、ゲームをしたり、素っ気なくても気遣う優しさは伝わります。
ザフォラのティファリアへの態度は相変わらず毒舌だけど、徐々に素直に本音を言い合えるようになって、彼なりに彼女を認めているのが嬉しいですね。
ティファリアも彼に心を許しているようだし。
だからザフォラが処分品とか言いつつわざわざ購入したバレッタで、ティファリアの髪をまとめながら憎まれ口を叩くのには、思わずニヤついてしまいました。
それにちゃんと仲間全員分のプレゼントも「処分品」と言い切って渡すのも彼らしいですね。
そうして全てのショーも成功して、漸くザフォラルートへ入ると、いきなり国王ヴィゴニアからバルト罷免の話が。
無事にバルトが罷免され、ザフォラが迷宮守に任命されて一安心だけど、狂人事件の解決や魔物が増えているなどやることは盛り沢山。
おまけに罷免まで時間がかかるからと、コリヴス参加のショーに付き合ってくれるのも有り難いけど、次の公演が最後とは…。
ティファリアも寂しそうで切ないですね。
コリヴスの希望でザフォラとショーをすることになるのですが、忙しいザフォラがティファリアと打ち合わせのあとに疲れて寝てしまうイベントは、彼の寝起きが見られて、つい拝みました(笑)。
それにいつも憎まれ口を叩きながらも、本当は面倒見が良くて優しい彼の一面が現れているシーンでもあるかな。
その後の二人のやり取りも微笑ましくて。
ザフォラの口調は相変わらずですが、随分雰囲気が柔らかくなったなと。
ザフォラにこき使われるのを嬉しがるのはティファリアぐらいでしょうね。
コリヴスとのショーも無事に成功して、これでザフォラともお別れかと思ったら、何とバルトが罷免を拒否して地下迷宮に籠城したと報告が!
頼みの綱のイレーズの弾丸は、国王には国防で作る余裕がなく、コリヴスもまだ魔力が不安定で作成は難しい。
でもここでコリヴスが、自分が作ると宣言し、ヴィリオの提案でCIRCUSの皆でクルトラへ向かうことになります。
本当に皆仲間思いのイイヤツばかりで、ホロリとなりました。
これでしばらくはザフォラと一緒にいられると喜んでばかりもいられないのが辛いところですが。
ラビリントネックレスで地下迷宮を作り変え、国を敵に回してバルトは何がしたいのか。
本当にあのおっさん、ろくでもないですね。
ザフォラの指揮の下、行動を開始するCIRCUSの皆はとても心強く頼もしい限り。
ただ、コリヴスの補佐役に指名されたティファリアは、他の皆と違って特に手伝えることがなく、ザフォラが何故この役目を与えたのか疑問に思うのもわかります。
でも、気遣いがうまいからって、コリヴスにはちゃんとわかってるんですよね。
それに彼女がザフォラを好きだと、気付いているのに気付いてない振りをするラディの拗ね方が可愛い(笑)。
そんなティファリアがハーブの香りを覚えたいとザフォラに言えば、クルトラに移住すればすぐに覚えると答えたのは、何が含みがあるのかなと邪推してしまった(笑)。
そして住民の暴動を冷静かつ理性的に抑え、相談窓口まで設けるザフォラは、本当に優秀。
そんな彼の力になりたいと願うティファリアが健気で、何とかしてあげたくなります。
一方て、バルトが魔物を仕入れていたり、強力なミラクスの香水を作っていたりと不穏な動きに、ザフォラが睡眠も食事も惜しんで働いていれば、ティファリアだって心配でしょう。
軽食を作ってザフォラのところに行くと、眼鏡が似合っている彼が素敵(笑)。
そこで無理矢理仕事を奪って食事をさせようとするティファリアと、観念して食べるザフォラが微笑ましかったです。
でももっとザフォラの役に立ちたいのに、彼に今のままでいいと言われて、ここにいる意味があるのか悩むティファリアが気の毒…。
そんな時にバルトによってコリヴスが呼び出され、心配で付いて行ったティファリアとラディもろともバルトの風魔法で遠くの森まで吹き飛ばされてしまうとは、本当に忌々しいおっさんですね。
しかもコリヴスとティファリアの、今抱えている悩みを的確に突いてくるのがムカつく。
ティファリア達が飛ばされた森がオリエンスの近くで、チアーズのリアンに連絡を取ってもらえて良かったけど、いつも冷静なザフォラが珍しく取り乱して新鮮でした。
とはいえ状況は更に悪く、クルトラを風のドームが包み、行き来出来ない状態に。
ティファリアが絶対に戻ると通信杯で告げると、皆がザフォラは彼女が居ないと本領発揮出来ないと揶揄して、慌てるザフォラが可愛かった(笑)。
そんなザフォラは、魔物の件でかなり参っていて…。
これは仕方ないでしょうね…。
こういう時、いつもティファリアが隣に寄り添い同じ視点で一緒に悩んでくれ、彼を救ってくれるのに。
彼に取って彼女はもうかけがえのない存在なんですね。
だからつい彼女の名前を呼んでしまって。
偶然通信杯でその声を聞いたティファリアがSOSだと感じたのは、ザフォラが今まで一度も彼女の名前を呼んだことがないから。
弱音を吐くザフォラを励ますティファリアが頼もしく、そこには信頼の絆が確かにあって温かく優しい雰囲気に包まれていました。
しかも二人の会話で、この状況を打開する為にショーをやることになるとは!
コリヴスの魔力を回復する為にフローラを咲かせ、イレーズの弾丸を作る。
バルトに対抗するためとはいえ、やはりショーは嬉しいですね。
そうしてドラゴン姿のヴィリオが迎えに来て、漸くクルトラに戻ってきたティファリア達が、皆とテントでわちゃわちゃする姿に和みました。
またショーをすることになり、皆に信頼されて照れ隠しするザフォラが可愛い(笑)。
コリヴスの不調の噂をバルトに流し、ショーの成功如何でクルトラ撤退の掛けにも乗らせてこれで準備完了。
あとはバルトを引きずり出し、ショーを成功させるだけ。
住人の勧誘でザフォラに付き添ったティファリアが、緊張の糸が切れて倒れそうなところを彼が支えてそのまま座り込んだシーンは、二人が良い雰囲気でつい期待してしまった(笑)。
でもせっかくザフォラがティファリアに何か言いかけたのに、丁度戻って来た皆に邪魔されて?残念でした(笑)。
そうしてショーの当日、バルトの部下の襲撃もありましたが、アレストが防いでショーは大成功!
勿論フローラも咲いて、コリヴスがイレーズの弾丸を作っている間に、バルトが街にミラクスの香水を散布し登場とは、本当にたちが悪い。
しかも魔物に取り憑かれているとは…。
ザフォラのせいでCIRCUSの皆を皆殺しにするとか、本当に忌々しいバルトですけど、仲間の結束は固く信頼は厚い。
HappyED
バルトに腕を傷つけられたザフォラが、彼の腕を支えるティファリアと共に、コリヴスが完成させたイレーズを撃ち、その後ヴィリオとイーオンに倒されたバルトの最期は呆気なかったですね…。
住民も無事だったし、事件は一件落着。
でも皆はこれからコリヴスを連れて旅に出ますが、ザフォラはクルトラに残ってお別れですから、ティファリアの気持ちを思うと切ない…。
そんな時、広場の宴を抜け出したザフォラが、ティファリアを彼の思い出の草原に誘い出し、ネックレスをプレゼント。
今度はちゃんと自分で選んだと伝えたザフォラは、旅が終わってもティファリアに会いたいと素直に告げると、彼女も同じ気持ちだと答えて。
そしてネックレスの代わりに、彼がもらったのは彼女の唇なんて、ザフォラもやりますね。
星空の下のキスはとてもロマンチックでした。
バルトとの戦いから一年後、リーベルで働くティファリア。
CIRCUSの皆がそれぞれの生活を営む中、食事に来たジーニアに会いたい人を聞かれたティファリアが、何故かザフォラの名前を避けてしまったのは、彼から連絡がなくてくすぶっていたから。
でもジーニアから、今日は店にいるようにと念を押され従っていると、そこにザフォラが!
ジーニアも粋なことしますね。
それに今日は迷宮守の継承の儀が行われたらしく、これでザフォラは正式に就任しめでたい。
彼が連絡をくれなかったのは、一日も早くクルトラを安定させたかったからと素直に謝ってくれれば、彼女も許しちゃいますよね。
これからのクルトラの事について、ザフォラが遠回しにティファリアにアプローチするのですが、全く彼女に伝わっていないくて、もどかしくも可笑しかったです。
漸くザフォラが、ティファリアにただ側にいて欲しいと本音を告げたのに、肝心の彼女のことをどう思っているかは、真っ赤になって言えるわけがないと意固地。
そこでティファリアがザフォラの頬にキスをして、クルトラでザフォラにこき使われることに。
でも報酬は愛の言葉をお願いしたから、それでいいのかな。
彼がどこまで愛の言葉を伝えるか楽しみです。
NormalED
※巡演Chapter9、好感度Lowより
腕を怪我したザフォラを支えて二人で撃ったイレーズの弾はバルトを貫き、ラビリントネックレスとの絆を断ち切り、バルトは滅んでしまいました。
そしてザフォラはそのままクルトラに残り、他のメンバーも報酬を貰って解散。
コリヴスがイレーズの弾を作って成長したのは良かったですけど、呆気ない解散に寂しさも…。
一年後、リーベルで働くティファリアとラディですが、CIRCUSの皆との交流は続いているよう。
ただザフォラはあれ以来なんの連絡もなく、ティファリアから連絡するのも気が引けるのもわかるかな…。
すると翌日、ジーニアから迷宮守の継承の儀に必要なものをクルトラまでお使いに行ってほしいと言われ、ザフォラに会いにクルトラへ。
一年ぶりの彼は相変わらず忙しそうで疲れが滲んでいて。
だから以前と同じようにティファリアが書類を奪うと、ここで漸く彼女に気付いて固まるザフォラがおかしかった。
そしてジーニアの手紙には、就任のお祝いに有能な秘書をお届けと、やはり粋なことしますね。
これからもザフォラを支えて秘書のティファリアは活躍するんでしょうね。
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