※ネタバレ要素がありますので、本編クリア後にご覧になる事をおすすめします。
イズナ(CV:石川界人)
イチゴとイズナが二人で暮らし始めてから1年後。
イズナがイチゴと同じ部屋で、かなり長い間我慢して寝不足だったのがわかりました(笑)。
それでも漸く落ち着いて寝られるようになってめでたい。
最近ではイチゴの方から「ひとりで寝られない」からイズナのベッドに行くようになったなんて、仲睦まじい様子も(笑)。
また今後の話で、イズナの怪我も治ったし月影に戻るかどうか思案中。
また殺し屋に戻ることになると、彼は腕が立つけど万が一の時はイチゴが1人残されるし、イチゴも彼に危ない目にあって欲しくないですしね。
するとイズナが今日はお兄さんの命日だと言い、イチゴにお願いされてお兄さんのことをや月影のことを教えてくれます。
家族との縁が薄い月影でも、イズナのお兄さんはちゃんと弟を想っていたんですね…。
それに彼のお父さんも海外から贈り物を送ってくれたり、家族の絆はあったんじゃないかな。
イチゴに話すうちに、イズナが段々とお兄さんの事を思い出すのに癒やされました。
そしてツキミに頼まれてたケーキを買いに来た二人。
今回が初めてじゃないようでイチゴが太ったのを気にしていると、イズナがもう少し太ってもいいとか微笑ましい。
するとノインがわざわざイズナのご飯を食べにやって来る。
イズナが抜けて月影に定食や丼ものがなくなって寂しいって、何か違う気がするけど(笑)。
イズナはツキミに、月影の表の窓口として店をやって欲しいと言われてるみたいですが、イチゴの為に裏とのつながりを維持したくないみたい。
彼女の声が出ないのはストレスだから、不安にさせたくないというイズナが男らしい。
でもイチゴの将来の夢の話を聞いてなかった事に、イズナが「色ボケしてた」と認めたのは、それだけ今が安心できてるから。
これからのことについて、しっかり弁当を持たされたノインが相談に乗ってくれるのも心強い(笑)。
イチゴの夢は、手に職を持つなど現実的。
養護施設を出たら独り立ちだから仕方ないけど、その施設を懐かしく思う彼女を気遣って、イズナが行ってみるか?って優しいですね。
早速イズナがイチゴの児童養護施設へ連絡すると、自分の事を「結婚を前提にしてお付き合いしている者」と伝えるから、これにはイチゴもびっくり。
そのほうが後々面倒にならないからだけど、何だか嬉しい。
いざ児童養護施設に向かうと、イチゴは海外で生活していたことになっていたみたい。
ただそれよりも皆イズナの方が気になるのが面白かった(笑)。
イチゴも久々に皆に会えて嬉しそうだし、気持ちの整理もできたよう。
それに当時抱えていた未来への不安は、今は隣にいるイズナがいるから解消されたし。
「幸せ」と感じることができたイチゴが、たどたどしくも「ありがとう」喋れたのは本当に良かった。
イズナも感無量って感じで、何だか泣けましたね…。
またイチゴの声が戻ったことで、イズナが月影に戻るかどうか気になるところですが、彼にしてみればイチゴと幸せにしていられればどっちでもいいそう。
意見を聞かれたイチゴが、月影を完全に抜けるとイズナのお兄さんのお墓に行けなくなること考慮して、完全に抜けるのは寂しいと気遣うのが彼女らしい。
そしてイチゴが思い出した欲しかったものは、彼女がずっといられる家。
イズナが二人の居場所を作ると言ってくれたのは嬉しかったです。
そうしてイズナが選んだのは、コーヒーメインの喫茶店。
月影とは情報のやり取りだけして実践には出ないらしい。
イズナなりに、完全に縁を切るのと緩く繋がっているのと、どちらが安全か考えてだした結論。
それにいつかイチゴをお兄さんの墓参りに連れていかなきゃなんて、喜ぶイチゴが可愛い。
そこにアモンからツキミに連絡しろと電話があり、何かヤバそうな感じで…。
アモンはマツリに身柄を預けられてるんですね。
それにしても、イズナのスマホでアモンの着信名が「アホ」って(笑)。
端的に言うと内紛らしく、上層部で「ある組織」と繋がってた人達が、喫茶月影の隙をついてセキュリティデータを書き換え、ツキミ達が入れなくなったと。
それを情けなさそうに笑いながら話すツキミが好き(笑)。
イズナがいなくなって、ツキミは本当に忙しかったみたいだから責められないんですけど、一人でどうにかさせられる彼がやっぱり気の毒。
結局イチゴの後押しで手を貸すことになったイズナは、極力サポートに回ることに。
別れ際に「鳴海(ナルミ)」と本名を教えてくれたイズナは、戻ってきた時に俺の名前を呼べよとイチゴに言うのが格好良かった。
2週間後、イズナは守れない約束はしないと言うノインが、たまにはハッピーエンドが見たいと二人の幸せを祈ってくれるのが嬉しかったですね。
そして漸く戻ってきたイズナを、イチゴが「イズナさん!」と呼んで。
「待たせた」とイチゴを抱きしめるイズナが、普通に彼女と会話して泣きそうになっている姿が、胸に沁みました。
喫茶月影も無事に奪還できて、イチゴも喋れるようになって皆に祝福されて。
イズナも今後は月影とは繋がっているけど殺しの仕事はやらなくなって。
「ナルミさん、おかえりなさい」
「ただいま、イチゴ」
これからが、二人の本当の幸せのスタートですね。
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©BROCCOLI Illust.Yone Kazuki