まったりのんびりほっこり

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Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch~ サン感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

サン・ジェルマン(CV:平川大輔

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創世の姫君

いつも穏やかな笑みを浮かべ紳士的なサン。

自分の事を年寄りと言い、マイペースで掴みどころがない不思議な印象ですが、戦闘になると強い。

 

それに目的の為には冷酷になる一面もあり、イデア使徒と名乗りフィーニスを殺した時の冷たい眼差しにはゾッとしました。

 

でも、カルディアが屋敷を出る時には、一緒に付いてきてくれる。

いつもと変わらず笑顔なのに何処か悲しそうに見える表情からは、何を考えているのか読めない。

それにサンが犯したという罪や後悔も気になります。

 

ところがサンの隠れ家に着いたら、彼がカルディアを閉じ込めて殺そうとしたのには驚き。

それでも彼を仲間だとブレずに信じるカルディアは強いと思いました。

 

サンはカルディアを愛しているのに彼女を殺さなければならない。

また、彼女との日々は生きていた頃を思い出させると言う謎の言葉。

それに何とか逃げ出した彼女を襲う甲冑の騎士。

謎だらけですね…。

 

でも無事にルパン達と合流できて一安心。

サンの笑顔は自分の心を隠すため。

だから素顔が見たいと望むカルディアの気持ちが素直に嬉しかった。

 

それでもサンと甲冑のギネヴィアの戦いにはたまげました(笑)。

死んだはずのサンが生き返ったのですから。

 

それもそのはず。

サンは歴史の管理者イデア使徒として何千年もの間、死んでは生き返り続けているのだから…。

そして神の領域を冒すアイザックを殺し、今度はカルディアまで殺そうとするサンは何を想っていたのか。

 

オムニブスの話す内容は荒唐無稽でもおかしくなく、ストンと腑に落ちる。

それでもカルディアに対する配慮に欠けた言葉は残酷すぎて、彼女が可哀想でした…。

 

そしてサンがかつて犯した罪も、やるせない。

たった一人を生かした為に8500万人が死んだとあっては…。

 

カルディアを殺されなければサンが本当の意味で死ぬ。

お互いを愛している二人にとって余りにもひどい選択に胸が痛む。

またサンの笑顔の理由にも、胸が締めつけられました。

だからこそ、二人で会った夜のサンの決意には涙がこぼれました…。

 

それにしてもカルディアの為に、イデア使徒を殺すサンは強いに尽きる。

だからカルディアもオムニブスとの交渉という手段に出るわけで、二人のお互いを想う気持ちに胸が熱くなります。

 

ギネヴィアを倒した後、オムニブスに土下座してまでカルディアの命を救おうとしたサンの必死な叫びには涙腺が崩壊しました…。

 

ホロロギウム抜きで生きる為の方法を見付けるために、世界を旅するカルディアとサン。

二人のキスシーンは一瞬だったけど、それでもこれからの未来に希望が持てるエンディングでした。

 

祝福の未来

いつも余裕のサンに、珍しく彼の嫉妬や不安が現れたストーリーでした。

カルディアの毒が無くなっなら、彼女にとって唯一の存在では無くなるかもしれないと心配するサンが見せた人間らしい言動に、胸が痛かったですね。。

 

またサンの出自や親友の話なども興味深く、サンの使徒になった時の願いが叶う演出には思わず感動しました。

二人の結婚式に、イデアの面々が顔を揃える様子が目に浮かびます(笑)。

 

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