※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
ヴィクター・フランケンシュタイン(CV:柿原徹也)
創世の姫君
元宮廷錬金術師。
薬品の知識や武器の威力は確か。
おまけに医療の知識もあって心強い。
そんなフランは、カルディアと出会った時から優しくて温和で人当たりも良く、仲間の中では一番の常識人。
アイザックの研究所で見つけたジクテリウムのテロ計画。
この物質がどこかに保管されていると知った時のフランの反応は、とても必死過ぎて普通じゃなかった。
それは彼の罪の意識ややり残した事に繋がっているからなんでしょうね。。
それにカルディアに対しては優しいものの、ときおり見せる寂しそうな笑顔は、彼女が創られた存在だと初めから気付いていたからでしょう。
それでもフランはカルディアを優しく気遣い、彼女の事を心優しい女の子と言ってくれてどれだけ嬉しかったか。
また、フィーニスのペンダントのせいで起こったカルディアの体調不良と、フランの部屋で見つけた「僕が、カルディアを創りだしてしまった」という一文も気になりました。
そんな中でも体調不良の診察で、ホロロギウムを見せるカルディアとフランが、お互い意識して照れているのが微笑ましかった。
そして欧州を巻き込むテロの首謀者が女王だったのには驚愕。
いくらイギリスの為とはいえ、戦争まで利用するとはまさに鉄の女王。
その際明らかにされたジクテリウムの生みの親がフランだという事実。
そしてその製法を知っているのはフランだけ…。
そのせいで多くの命を奪う原因になっていたのだから責任を感じざるを得ないですよね。。
だから必死になってジクテリウムを探そうとしていたと思うと、フランも不憫。。
そしてカルディアに突き付けられた残り時間も過酷でいたたまれない。
まさかフィーニスのペンダントが彼女を本物の怪物に覚醒させるものだったなんて…。
でも彼女の毒を絶対に消すと宣言するフランが凛々しく男らしかった。
それが贖罪だとしても、彼女を愛しいと想う気持ちは本物だから。
またカルディアもフランを愛しているから信じられる。
終盤、ジクテリウムでカルディアの毒を中和させるか、兵器として利用されるかの時間との勝負には、ハラハラさせられっぱなし。
フランがカルディアへジクテリウムを口移しした時には、本当にギリギリで間に合ってホッとしました。
またラインハルトが結構いい男で、思わず見直しました。
ヴィクトリアと良いカップルでは?
全てが終わって二人きりの時。
フランがカルディアの毒を抑制する薬が成功したのは本当に良かった。
フランの「同じベッドで寝ない?」が叶いそうですね。
祝福の未来
せっかく二人で幸せに過ごしているのに、真逆のイデアのスカウト。
これには、二人が気の毒でしたね…。
フランの選択もカルディアの心配も、見ていて辛かった…。
でも最終的に二人の出した結論が、これからの未来を希望のあるものにしてくれて、心から良かったと思いました。
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