ついついセールで購入してしまった「Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch」。
以前から人気の高さは知っていたので購入してプレイしてみましたが、予想以上に面白く、購入して正解でした。
システム
オトメイト定番のシステム。
慣れている方には定番のシステム周りで、安心してプレイできるかと思います。
ただ、プレイに支障が出るほどではないですが、多少既読スキップが遅い気がしました。。
また相変わらずの綺麗なビジュアルには目を奪われます。
特にスチルは目の保養に。
お洒落なデザインのUIも、女性に好まれるように作られていますね。
糖度
シリアスなストーリー展開のため、それ程高めでは無いですが、お互いの気持ちが通じ合ってくると徐々に糖度が上がっていきます。
特にエンディング後は甘い。
あのヴァンでさえ甘くなるのですから(笑)。
とは言え、糖度はやはりファンディスクの方に期待でしょうか。
攻略順
ルパンは攻略制限がある為、どうしても最後になります。
私は、インピ―→ヴァン→フラン→サン→ルパンの順で攻略しましたが、この順番が一番すんなりと謎が解けて分かり易いかと思いました。
特にルパンルートは、他の4人をプレイしないと腑に落ちないことがあるかな、と。
その意味でも攻略制限は意味があると思います。
総評・まとめ
架空の機鋼都市ロンドンを舞台に、まるで産業革命時代を彷彿させるスチームパンクな世界観が、ストーリーにマッチしていて思わず引き込まれます。
科学と錬金術が共存し、賢者の石やホムンクルスなど、この手のお話が好きな方にはたまらないストーリー。
逆に現代物や糖度が高めがお好きな方には向かないかな。
ハラハラドキドキも苦手で、落ち着いたお話が好きな方にも向かないかも。。
主人公のカルディアは、触れたものを腐敗・融解する猛毒を全身に宿しますが、その毒の為に傷つき、ルパンが攫って来た当初は人形のようでした。
でもルパン達と過ごすうちに、段々人間らしい感情や表情を見せるようになるところが魅力でもあります。
それに彼らに鍛えられ、かなりの戦闘能力や技術も身に着け、とても乙女ゲームの主人公とは思えない活躍が格好良かったです。
個別ルートでは、「本当にこの人と恋愛関係になるの?」と疑ってしまう人もいましたが(笑)、全員とても素敵な恋愛になっていました。
ただ共通ルートが長いせいか、恋愛過程が多少短かった気も。。
それでも彼らとの甘いやり取りは、心をくすぐります。
ルパンルートはまさに集大成で、全てのキャラクターのバックグラウンドも盛り込み壮大なストーリーに仕上がっていて、感動しました。
このルパンルートをプレイするために、他のキャラクタールートがあると言っても過言ではない気がします。
「祝福の未来」はファンディスクで、「創世の姫君」のキャラクター別の後日談に、ショルメとフィーニスのifストーリー、それにルパン達がギャングになって立ち回る新作など盛りだくさん。
特にフィーニスは、あれだけ嫌な奴だったのに、プレイが終われば彼が可愛くて仕方なかった(笑)。
ショルメとの恋愛も、淡白な彼らしくて素敵でしたね。
でも2つともハラハラされられましたけど。
本当にやってもやっても終わらないくらい(笑)、ボリュームがありました。
それに見応えも十分過ぎるほど。
やっぱりルパン一味のやり取りは、楽しくて安心しますね。
この二本がセットになっているなんて本当にお得だなぁと思いました。
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