※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング(CV:諏訪部順一)
創世の姫君
かつての吸血鬼戦争の英雄で、ナイトの最高の栄誉「並ぶ者なき史上の標」黄昏最高の武力と言われたほど。
その呼び名は伊達ではなく、人間兵器と呼ばれるほどめちゃくちゃ強い。
基本的にはショットガンで岩塩弾を使い人を殺さない。
これには深い理由があるのですが。。
またヴァンと言えば吸血鬼戦争の英雄。
ドラちゃんの父親を殺したという罪を背負うヴァンが、心から彼を心配しているのは罪の意識からなのか。。
ヴァンの目的を果たしたらドラちゃんに殺されようなんて悲しすぎる。。
でもその後復讐を止めたドラちゃんは、本当に成長したなと思いました。
そしてサンに殺されたはずのフィーニスが生きていたとは、しぶとい。
吸血鬼戦争でヴァンがフィーニスにされたことを思えば、彼がフィーニスに復讐するのは当然なのでしょうが。。
またカルディアに対しては、素っ気ない言い方の中に気遣いや優しさも。
ノインテータとの戦いの後見せてくれた彼の穏やかな笑顔は、いつもと違って素敵だったのに、その後は取り憑かれたようにフィーニスを追い、カルディアに冷たいのが切なかった…。
冷たくされても、彼が死にたがっているように見えるから、放っておけないカルディアが健気。
あんなにヴァンを心配し傍に居たい、力になりたいと願っているのに、彼は彼女を置いて復讐へ。。
本当はヴァンだってカルディアの事を大切に想っているはずなのに、彼女が不憫でした。
そのヴァンの復讐相手である不死身のフィーニスの最期は本当に驚きました。。
まさかAXOTH本人のアレスターに殺されるなんて。
ヴァンはまた裏切られてしまったことになると思うと、遣り切れなかった。
最後の戦いを前にしてヴァンを一人にしなくないカルディアに「お前が大切だから遠ざけた」と言う彼の叫びが胸に突き刺さる。。
そしてまた、彼を愛していると言う彼女に「ありがとう」と返すヴァンが切ない。。
それにしてもアレスターの狡猾さと残忍さには憤りしかないですね。
時間をかけてヴァンに行ってきたことがおぞまし過ぎる。。
アレスターにとってヴァンは最高傑作だったのでしょうが、彼の思惑通りにならなくてホッとしました。
またヴァンの苦悩とカルディアの決意のやり取りには泣かされましたけど、彼が生きていてくれて、また生きていく決心をしてくれて本当に良かった。
それにカルディアに対しての「愛している」も男前だけに格好良かったです。
全てが終わった後の二人の会話というより主にヴァンのセリフが、今までが今までだっただけに余計に甘く感じました。
それに二人の礼服姿も目の保養でしたし、ヴァンの男の性とも言えるセリフには、ついニヤニヤしてしまいました。
祝福の未来
あのヴァンが、カルディアの毒が抑制出来たと知って直ぐにキスしたり、優しい微笑みやらカルディアを気遣う言葉や態度など、前作では想像も出来なかった変わりよう。
これはこれで嬉しいはずなのに、やはり無理しているようで違和感がありました。
でも、彼は彼なりにカルディア愛した結果だったのですね。
何だか二人のすれ違いがもどかしくも微笑ましかったです。
それに仲間ってやっぱり良いもんですね。
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