※ネタバレ要素がありますので、クリアされてからご覧になることをおすすめします。
凝部ソウタ(CV:松岡禎丞)
いつも飄々としていて、空気を読まず、人をイラッとさせる天才。
大抵の人を勝手なあだ名で呼ぶ。
趣味はゲーム。
ヒヨリと同級生だけど、クラスは秘密。
そんな自由奔放な凝部でも、流石にヒヨリが演技を拒否した際は気を遣ってくれるんですね。
そうかと思えば、メンテナンス中にヒヨリ達が出会った生物を「怪物」と呼んだり、異世界人と明かしたり。
皆がヒヨリに気を遣ってる際、一応空気は読んでいたけれど、でも結局いけしゃあしゃあと、本当のことを言っちゃう。
でも凝部はたまに結構重要な情報を教えてくれて。
過去のキャストで帰還した人がいるとか、もう一度キャストになった人がいるかもしれないとか。
情報元については、また秘密なのが怪しいですが。。
ただ、バウンサーの情報はありがたかった。
そのバウンサーから罰ゲームの再演の話しを聞くものの、ヒヨリはやっぱり拒否。
そんな時に凝部に誘われてゲームをする羽目に。
凝部は廃寺の事を、子供の顔をした嘘つきと呼び、人狼ゲームになぞらえて、ヒヨリにドラマの再演を促すような発言を。
一応騙されやすそうなヒヨリに助言してくれれてるのかな?
ただ廃寺を疑う根拠は教えてくれないけど…。
だからって、ヒヨリが自分で落ちると決めたドラマの再演なのに、凝部が廃寺を突き落とすなんて。
そして廃寺には、凝部に仕返しして正体を見せてと言う。
普段のふざけている凝部とは違う、これが彼の本心なのでしょうか?
無事にヒヨリの声は戻ったけど、後味が悪いですね。
廃寺は気にしてないみたいだけど、凝部がそこまで疑う理由が知りたい。
波風を立てるなと双巳が言えば、凝部は自分が疑われてもいいし、疑われた方が皆を信用できると言う。
凝部の真意が計り知れないです。
そんな時、陀宰からスポンサー情報が。
これで裏切り者は二人…。
それにしても凝部美容院は凄いなぁ。
テクニックも凄いけど、ヒヨリもからかわれるのに耐性がついて良かった(笑)。
そんな凝部が、双巳の尾行と言いながらその気がないのは見え見え。
なのに付き合うヒヨリは本当に偉い。
図書館だって偶然かもしれないけど、そこで凝部に見せられたのは、預かり名簿。
デットエンドになった人達と奪ったものの名簿という何とも悪趣味。
ただ最後のページに載っていたのは獲端と陀宰。
あの凝部が蒼白で暗くなるなんて余程の事。
何を考えているのか、ヒヨリが聞いても上の空だし。
でも元気づけてと言いながら、ヒヨリの額にキスしてからかう凝部はいつも通り。
ヒヨリに叩かれている姿は可笑しかったです。
調理班の親睦を深めるための草原のシーンで、星の下隙あらば凝部にキスを求められて、防御態勢を取るヒヨリは流石(笑)。
冗談とは分かっていても懲りない凝部(笑)。
ところが事態は一転。
明瀬により陀宰がメモのことで裏切り者と糾弾され、他にも怪しいという事で凝部と廃寺も倉庫の奥の廃墟に隔離される事に。
まあ、隔離されるように仕向けたのは凝部なんですけどね。
でもどうして預かり名簿の事を凝部は忘れた振りなんてしたのか…。
そしてヒヨリの消されたという記憶。
それを思い出せと言う陀宰と凝部。
こんな簡単に記憶を弄られるのなら、記憶の意味ってないでしょうに…。
そして個別ルート。
とにかくヒヨリに対してスキンシップが多い凝部。
真面目に何かを調べてるかと思ったら、それにかこつけてヒヨリに触ったりキスしようとしたり。
どこまでが冗談で本気なのか。
でも、今まで本気になったことがないのでは?とヒヨリが凝部に問うと、いきなり彼の様子が変化。
「僕」から「俺」になり、本気のお手本をヒヨリに迫る姿がそれこそ氷のような冷たさだし、何より本気で怒っているみたいで、今までのふざけた彼とのギャップに驚きました。
またヒヨリも普段から翻弄されている分、凝部の考えていることが知りたくて。
思い出してほしいと言ったりはぐらかしたり、本気を見せろと迫ったり。
いざ聞き出そうと意気込んだのに、凝部に誘われババ抜き夢中になるヒヨリが可愛い(笑)。
ただゲームの賭けの、凝部の質問が意味深で。
真実しか言わない彼と、嘘しか言わない彼のどちらがいいか。
やっぱり真実ですよね…。
陀宰曰く、人を困らせる天才って言い得て妙。
その頃ドラマが過激になる中、宿舎側の雰囲気は悪くなる一方。
凝部と話すために、窓からはしごで抜け出すヒヨリを褒めたい。
とはいえ、バングルを弄って監視者の電源を切ったり動画を消したり。
簡単だと言う凝部は頼もしい…のかな?
そして図書館での凝部との会話は、本当に嘘か本当かわからない内容で…。
凝部が前回のキャストと言うのは信じられる気がするけど、すると獲端の記憶は?
その他の話の判断もヒヨリに委ねるし、凝部はフワフワしていて掴みどころがないんですよね。
答えはヒヨリの中にあるって言われても…。
ヒヨリの記憶に関しても、思い出せない事を詫びる彼女に付け入るようなまねをして。
これじゃヒヨリに膝蹴りされても仕方ない。
怒ったヒヨリに聞こえないように凝部が呟いた言葉に、彼の本音が透けて見えた気がしました。
それに陀宰の凝部の評価。
言葉をそのまま受け取らず、行動を見る方が分かりやすい。
けど、昨日の今日ではヒヨリだってそう簡単には受け入れられないですね。
でも、彼自身は嫌いじゃないから悩んでしまう。
また、皆を疑っている人ほど信用できる、と言う凝部の言葉に隠された真意も気になります。
そんな凝部と廃寺のドラマは、お互い本音をぶつけているようで。
まるで過去に確執があったかのような感情のぶつけあいは、今までのやる気のない演技とは大違い。
それを裏付けるかのような廃寺の行動にも疑問が。
凝部の荷物から預かり名簿を見つけたなんて、さっきのドラマを彷彿させるようだし、凝部を信じるなと執拗な彼に違和感が。
それに名簿に突然現れたページには、廃寺の過去が。
凝部が怪しいと言う廃寺も十分怪しいんですけど。
それでも凝部を信じたいと思うヒヨリ。
それは彼が好きだから?
揺れる乙女心はいつでも複雑ですよね。
そこに廃寺に促されてやってきた凝部。
静かに話す二人は、お互いがお互いに考え方が引っ張られていると感じていて、とても穏やか。
前回のキャストの事は、獲端に黙ってくれるようにお願いをしたからと語る凝部。
そしてこの世界に心残りがあるのにその正体が摑めないと語る彼は、どこか寂しそうで。
それにヒヨリのクラスメイトでも、不登校という事実には物悲しさも感じました。
本気になって何かを失うくらいなら、つまらない人間になろうと思っていた。
でも本気にならないとヒヨリに届かないから。
彼がそう思うのは、ヒヨリに嫌われたくないからなんですね。
そこで時間切れとなり、二人のドラマが開始。
せっかく凝部が素直に自分の事を話しているのに、あのイジメドラマなんてタイミング悪すぎ。
こんな時に「大嫌い」なんてセリフを言いたくないヒヨリの気持ちがわかりすぎて。
また、何かを思い出した凝部は、演技を拒否して気軽に罰ゲームで右目を失います。
でもそのおかげで、心残りを一部思い出せたという彼。
ヒヨリを助けられて良かったと言う彼はとても優しくて。
そして徐々によみがえる彼の記憶。
前回のキャストは本当は10人なのに、全員の記憶から一人だけ存在ごと消されていたと。
凝部がこの世界に詳しい理由、また戻ってきた理由、前回のキャストが9人と言われていた理由。
それはヒヨリが彼を信じる根拠に十分。
思わず「嫌いになんかなれない」と抱きついたヒヨリに、凝部が何もしなかったのは不思議でした。
あれだけのことを普段からヒヨリにしていたのに(笑)。
でも凝部の罰ゲームをきっかけに、明瀬が隔離組と話し合う機会を作ったのは、素直に嬉しかったのですが…。
ただサッサと逃げる凝部は相変わらず(笑)。
凝部が考えたいことは、心残りだったのドラマの内容と、彼の代わりに罰ゲームを受けたキャスト。
…のはずなのに、いきなりヒヨリとゲーム(笑)。
その姿がとても微笑ましかった。
負けず嫌いを可愛いと言われて照れるヒヨリも可愛かったし、ゲームに強い凝部が負けても楽しかったと言ったり。
勝っても負けてもヒヨリが笑ってくれるから勝負事はどうでもよくなる。
自分に必要なものは、全部ヒヨリが持っている。
凝部のセリフとはとても思えない。
おまけに勝負のご褒美にと、ヒヨリに断ってから手に触れて、掌にキス。
負けたら悔しいから本気の勝負には挑まない凝部が、例え勝率が0%でもどうでもよくなるのが本気なら。
ヒヨリを本気で手に入れたいと言う、回りくどい凝部の宣戦布告も彼らしいです。
また名簿についても納得の行く答えを凝部から聞き出せたものの、廃寺のデータについては知らなかったよう。
そのことから、図書館から名簿を持ち出したのは凝部ではない。
なら―。
でも、信じてくれる人がいると、違う自分になれると告げた凝部が、生まれ変わったようで眩しかったです
そうして夜中にヒヨリを呼び出して好きだと伝えた凝部。
ヒヨリに好きだと迫るのだけれど、それはとても優しくて。
遠回りし過ぎてようやくたどり着いた二人のキスシーンは、本当に微笑ましくて可愛かったです。
それにドラマの再演を決めた凝部が、「大嫌い」をヒヨリに言われるのが本当に嫌なんだと伝わって可愛かったし、彼を可愛いと思えることも信じられなかった(笑)。
ただ、ドラマの再演の朝、陀宰の「忘れてしまった事にも意味がある」と言うセリフは切なかった…。
それに、凝部が戻ってきた心残りの理由が陀宰だったなんて。
言い訳一つせず黙っていた陀宰の気持ちを考えると、堪らないです…。
凝部の再演はうまく行ったから、今度は陀宰のドラマの再演。
と、急に場面があのスクリーンの部屋に。
そして廃寺の入れ知恵にしか見えない凝部の断罪裁判。
ここに来て、廃寺の本性が見えた気がしました。
ただ、流石勝負師。凝部も負けてはいない。
名簿については、獲端の援護もあり解決したし、そして陀宰とのドラマの再演も成功。
残るは最後のステップ。
裏切り者の指名。
という時に目標達成とディレクターが現れて、いきなりの帰還話。
え?これからというタイミングで?
おまけに帰還出来るのは、一人か、それ以外の九人か。
ここでやはり一人残ると言い出したのは陀宰。
もう、本当に見ていて辛い(泣)。
凝部もここまできて本当の裏切り者がわかったのに、これは悔しいでしょう。
だから裏切り者の名前を言おうとした瞬間、陀宰の「それじゃ、ダメなんだ」には、切なさしか…。
そして凝部と陀宰の会話での、珍しく熱くなる凝部には涙が溢れました。
また、陀宰の最後のセリフにも…。
元の世界へ戻ってきたヒヨリ達。
学校の教室にいるヒヨリと疑部が何だか不思議。
良かった、彼が学校に来てくれて。
でも無事に戻ってきたとはいえ、記憶が欠落しているのは虚しいですね…。
その記憶をどちらが先に思い出すか勝負にするところが凝部らしいですけど。
凝部の、押し倒すとかキスとかの冗談が相変わらずで微笑ましくて(笑)。
でもカーテンの中でのキスは、凝部の作戦だとしてもロマンチックで素敵でした。
でも、「僕」と「俺に」の違いに気付いたヒヨリの方が一枚上手かな。
どちらでも構わないので、早く記憶を取り戻して欲しいですね。
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