ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
エリオット=マーチ(CV:最上嗣生)
マフィアのナンバー2。
とにかくブラッドに心酔しているのが良くわかります。
最初からブラッドが如何に素晴らしいかを語る姿は、明るくて気さくな優しいお兄さん的な印象。
でもウサギ耳なんですよね(笑)。
話すたびにピョコピョコ揺れるウサギ耳が、体格の良い彼には不釣り合いなのですが、それを可愛いと思うアリスの気持ちが分かります。
それに人参は嫌いなのに、人参菓子や料理は大好き(笑)。
わざわざ人参菓子のお茶会を開いてくれるし。
アリスはブラッドに押し付けられたと思っているようですが(笑)。
エリオットのそういう所もお茶目ですね。
でもアリスと離れていた時期はとても落ち込んだらしく、再会して変わっていない彼女が嬉しい様子。
それだけアリスは大事に思われていたんですね。
ただの客人でいるのは気が引けるアリスは、エリオットに頼んでメイド見習として働くことに。
それはそれで偉いなとは思いつつ、エリオットとの買い物先で、まさか彼が人殺しをするとは。
ブラッドとアリスを侮辱したから死んで当然って…。
一応アリスに謝罪はしてくれましたが、根本的な理由が噛み合わない。
おまけに「代えがきく数字」の命は軽いなんて。
でもアリスに嫌われるのを怖がり、しょんぼり耳を垂らしながら謝られると、つい許してしまいますね。
それに野良犬に、買ったばかりの気に入った食料を分けてあげる優しさもある。
おまけに自分は犬だと言い張るし(笑)。
でも人を殺したすぐ後に野良犬に餌をやるのは、何だか複雑な気分…。
そして黒の世界で催しが開催され当然アリスも参加なのに、催しの中身は箝口令って(笑)。
ですがエリオットの元気がない。
どうやらアリスと離れたくなくて、マフィアの構成員になって欲しかったようですが、それは難しいですよね…。
へニャリと垂れたウサギ耳が気の毒でしたけど。
催しの正体はカジノ。
ルールは一度でも賭ければOKのようで、アリスとスロットをするエリオットが楽しそうでした。
それにしても、馬鹿みたいにゲームに金と時間を回すのがルールなんて、私なら数日居たらダメ人間になりそう…。
そしてカジノから戻ってきたアリスを、半ば強引に夕食に誘うエリオットが明らかに怪しいと思ったら、案の定そこはマフィアの仕事場で。
どうしてもアリスにマフィアの仲間になって欲しいと説得してきたのは、カジノでナイトメアやエースにアリスがちょっかいを出されたから。
でもエリオットの理屈で説得されても、それはアリスには関係のないことのような…。
それに銃撃戦の中で絶対守ると言われても(実際守ってくれたけど)、根本的なところでやっぱり噛み合わない。
頼むから悩んでくれ、と必死なエリオットが相当真剣だとはわかりますが…。
そしてこの前の野良犬がキッカケで、麦畑に来た二人。
エリオットの昔話に物悲しさがありましたけど、ファミリーの絆が彼にとっては大切なんですね。
そんなエリオットに、麦と帽子屋屋敷の花で作ったスワッグを渡すなんて、ナイスな気遣いのアリス。
それにアリスに教えてもらいながら、アリスの分のスワッグを作るエリオットは真面目で微笑ましかったです。
喜ぶウサギ耳も可愛い(笑)。
そういうエリオットが好きなアリスですが、その気持ちとマフィアになることをイコールに出来るのか?
やっぱり悩みますよね…。
そしてアリスを自分の部屋に誘うエリオットの話は、案の定ファミリーの件。
二回目のカジノで、エースとジョーカーと会っていたせいで、エリオットに心配をかけたからですよね…。
エースに無理やり連れて行かれたとは、余計に言えないし。
でもそれがなくてもアリスの気持ちは決まっていて、アリスに断られた彼の落ち込んだ姿が、まるで捨てられた子犬のよう…。
またアリスと離れるのが怖いと何度も言うエリオットの、安心したいと言う気持ちは痛いほど理解できるし。
アリスもエリオットも辛いですよね…。
そんなアリスに、自分の耳を触らせるエリオット。
昔のアリスが、彼の耳を触るのが好きだったからなんて優しい気遣いだし、アリスも彼が愛しいという気持ちが増していて良い雰囲気。
そしてエリオットの泣きそうな顔の好きだと言う告白には胸が締め付けられました。
アリスも好きだと返事をしたのですが、確かな物は何もあげられないから。。
だからって、代えがきくからという理由で人を殺すことを容認なんて出来ない。
アリスもそこで悩む訳で。
ただエリオットのアリスに対する想いと覚悟を聞くと、そこまで追い詰めた責任も感じる。
人を殺すエリオットは怖いけど、彼自身は怖くないというジレンマ。
ブラッドに相談しても、二人の問題だとあしらわれるのは当たり前だし。
ナイトメアからの助言の通り、この世界に居続けるかも含めてアリス自身が決めなくてはいけない選択ですが、そう簡単には答えは出せない。
そうして取り出した小瓶。
ふとよぎる誰かの姿に、思い出さなきゃいけないと言う誰かの声。
それはアリスの罪。
すると今度は思い出さなくてもいいと言う声。
何やら謎めいた夢でしたね…。
三回目のカジノでは、運悪くまたしてもアリスがエースに捕まり、その場にグレイやクイン、ルイスまで勢揃い。
そしてまた運が悪いことは重なるもので、そこにエリオットが登場し、アリスを庇って銃を発砲。
まさに収集がつかない事態にやってきたハンニバルは、本当に救世主でした。
ただ複雑なのはエリオットですよね…。
アリスを担いで自分の部屋に連れてきて、抱えている感情を吐露する彼は、もう限界なのかも。
そうして包み込むようにアリスを抱き締めたエリオットは格好良かった。
そんな彼をアリスはやっぱり突き放せないんですよ。
彼に期待を持たせると分かっていても。
でもアリスを責めることは出来ないな…。
ある日、帽子屋屋敷の領土のアリスの元に何故かエースが。
執拗に遊ぼうと誘う彼を、本能的に避けられないと悟ったアリスが連れてこられたのは、ジョーカーのサーカス。
二人のジョーカーにエース、そして何故か傷だらけのエリオットまで現れて。
監獄だの領域だの記憶だの罪の意識だの。
正直何が起きているのか意味が全然わかりませんでした…。
エリオットに救われ帽子屋屋敷に無事に戻ってきた二人。
エリオットか、急にいなくなったアリスを死にそうなほど心配している姿は見ていて辛いし、何処か様子がおかしい。
過去を忘れてないからサーカスに迷い込む?
アリスを罪悪感で縛る?
意味は分からないけど、そうまで思い詰めてアリスを失いたくないと言う彼を守ってあげたい気持ちは理解できる。
アリスからのキスは、思いやりのキス。
彼が大切だから。。
そして現れたナイトメアに、エリオットを受け止められるか聞かれたアリスの返事は当然で。
ナイトメアよりもエリオットに伝えるべきことだから。
そうして彼に気持ちを伝えたアリス。
その後キスをやり直したいと言ったエリオットは、男らしくて格好良かったです。
ただ夢の中?のエースの言葉が気になりました…。
ベストエンド
※参考数値:好感度100%、責任感81%(2021/10/6 修正しました)
アリスがエリオットの部屋で目覚めることが増えたようで何より(笑)。
彼がもう不安じゃなくなって本当に良かったです。
ただ、囲われてるだけの立場が嫌なアリスの気持ちをわかってあげないと、彼の耳がもげるかも(笑)。
エリオットの気持ちや立場もわかりますけどね。
そして二人で出した結婚と言う契約は、家族の証明だから。
結婚式での二人がとても幸せそうでした。
その後家族になって作り変えたスワッグが、二人の絆を更に深めたよう。
それにアリスを守ると誓ったエリオットが、とても男らしくて頼もしい。
これからもこの世界で生きて行くと決めたアリスは、彼が居れば何があっても大丈夫ですね。
グッドエンド
CHAPTER SELECT 10th Roulette より好感度8%・責任感0%から
エリオットとお互いの想いが通じたアリスは、ファミリーに入ることを決意。
不安定な余所者に帰れる場所を与えてくれる安心感を手に入れる為に、エリオット達と絶対に消えない繋がりが欲しいから。
それに、マフィアの仕事でアリスが自分に出来そうな事務など考えているのは流石しっかり者。
また、喜ぶエリオットがキスをしようとすると、双子に邪魔され喧嘩になるのはもうお約束(笑)。
そして血の掟の儀式。
皆のスーツ姿が良く似合っていて、格好良かったです。
これでアリスも正式に帽子屋ファミリーですね。
そして今まで一人で入ることが出来なかった地下の案内。
エリオットにからかわれながらも、しっかり守ってくれるという信頼関係が垣間見えました。
ノーマルエンド
CHAPTER SELECT 8th Roulette より好感度8%・責任感0%から
カジノが終わったあと、あの仔犬を飼いたいと言うアリス。
難しい顔のエリオットに、ファミリーについての決断はまだだけど、今伝えられる精一杯の意思で、ずっとここにいるからと。
久々のお茶会では、いつもの面々にくわえてあの仔犬も!
すっかり親の顔のアリスとエリオット。
ブラッドに、犬二匹の面倒を見るという責任を持つと約束をしたアリス。
エリオットへの答えも、もうすぐ出そうですね。
関連記事
©2021 IDEA FACTORY