まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

ビルシャナ戦姫 ~一樹の風~ 佐々木高綱 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

佐々木高綱(CV:天月)

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頼朝の家臣で最年少。

素直で元気で無邪気な性格に癒やされます。

 


平泉へ向かう途中で伊豆の頼朝に面会に向かう遮那王達。

夜中寝付けない遮那王がつい頼朝の邸に足を向けると、いきなり刃を首に押し付けられ高綱に尋問されます。

まさかあの高綱がこれほどの手練れで、また冷徹な言動に驚きました。


ところがいざ頼朝との面会で、高綱の「やっほー」には脱力(笑)。

それからは人懐っこいいつもの高綱でしたが、真面目な遮那王が唖然とするのも当然かも。

でも、冷酷な頼朝に落ち込んだ遮那王を励ましてくれて、救われます。

 

それに近いうちに会えると言う高綱の言葉通り、平泉で蝦夷と戦って窮地に陥った遮那王を助けてくれて本当に腕が立つ。

 

けど戦闘が終わると明るく無邪気な彼になり、そのギャップの激しさに遮那王が警戒するのも仕方ないかな。

 

しかも高綱は、遮那王のことを期待外れと言ってきて、これには遮那王も反発し手合わせしますが、まさか演技をしてまで形勢逆転させるとは、実戦慣れは高綱の方が上ですね。

 

おまけに馬乗りになった高綱を退けようと動いた結果、彼の手が遮那王の胸にかかって、あっさり女だとバレます。

思っていたよりも結構早くバレました。

 

しかも遮那王が頼朝の挙兵に参陣しないと決めつけ勝手に落胆していた高綱は、男として頼朝と世の中のため命を賭けるという彼女の見方を改め、実戦での戦い方を教えてくれると了承。

 

それに女だとバレないように協力もしてくれるし、ようやく遮那王とも少し打ち解けたようで良かった。

 

けど遮那王と「秘密の関係」でわくわくして仲良くなりたいと言う高綱が、無邪気すぎて思わず笑ってしまいました。

 

 

元服を済ませた義経は、平泉を立ち富士川へ。

道中は、高綱の持ち前の明るさや人懐こさで、皆に弟扱いされて可愛がられ和みます。

 

富士川で頼朝と面会すると、相変わらず冷たい態度の彼ですが、高綱はいつもの調子で話しかける。

頼朝が咎めないのだから義経が驚くのも無理はないですね。

 

しかも初陣でいきなり奇襲をすることになった義経を心配しフォローするなど、幼い見た目に反して頼りになる。

 

ただ口さがなく義経の陰口をたたく坂東武者がいても、彼女にとって気にするべきものは頼朝のこと。

彼の期待に応えたいという義経に、高綱が嬉しそう。

 

それに義経を気に入ったらしい高綱が、奇襲に際して色々助言と励ましの言葉をくれて、彼女の緊張もほぐすなど本当に気遣いが上手です。

 

義経の奇襲成功の裏では、坂東武者の抜け駆けを冷ややかな視線と迫力で制する高綱の働きが。

流石頼朝の側近なだけはあるし、頼もしい。

 

何より、この奇襲で義経のことを見直したという高綱の言葉が一番嬉しかったかも。

彼女を見つめる瞳には親しみと信頼がこもっているし、これで本当の仲間になれて心強い。

 

とはいえ、高綱の多少強引な説得で一緒に京の偵察をすることになった義経は、彼に振り回されていて少し気の毒ですが、無邪気な笑顔を見れば許せてしまう。

 

でもいざ偵察に向かうと、明らかに高綱が楽しんでいるのが丸わかり(笑)。

 

義経は女の着物で夫婦のふりで手まで繋がれ、なんだか高綱にうまく言いくるめられているような…。

でも義経に弟と言われて一瞬落ち込んだ彼がが可愛いですね。

 

 

京に着くと、姉弟という設定で隠れ家を拠点にし偵察をする二人。

でも女の格好をしている義経に「可愛い」と言って喜ぶ高綱に照れる彼女が本当に可愛い(笑)。

 

おまけに「気になる子をからかいたくなる性分」と自分を分析する高綱が、義経をすごく気に入ってるのは十分わかります。

 

義経もからかわれて初めは怒っていたけど、高綱の笑顔を見ると憎めないし、気に入ってると言われて嬉しいと思ってるし。

結構お似合いの二人。

 

でもいざ偵察となると、流石慣れているだけあって高綱は優秀。

冷静で頭の回転も速く社交性もあって物怖じしないから知り合いも多い。

 

そんな高綱が偵察中に義経を「お姉ちゃん」と呼ぶのがツボでした(笑)。

 

でも彼は意外と苦労人だったんですね…。

そのことが今の隠密や偵察に活かされているとカラッと笑顔でいいますが、もう二度とあんな思いはしなくないし、誰にも同じ目にあって欲しくないという思いも。

 

それに源氏再興のための修練など、義経とどことなく似た部分もあるんですよね。

ここで二人の距離が少し近づいてた感じ。

 

高綱の望みは平和な世の中で、それを実現させる力を持っているのが頼朝だから全力で支えたい。

それが、いつも明るく周囲を和ませ、無邪気な言動でどこまで本気か読めない彼の秘めた本心。

 

それは図らずも義経の望みと同じ。

だから彼女とならどこまでも戦っていけるという高綱の言葉が胸に沁みます。

それにそこまで信頼されれば嬉しいですね。

 

とはいえ、どちらが頼朝の役に立つか競うなんて、いきなり子供になる高綱って本当にギャップありすぎ。

でも頼朝の表情の見分け方には、思わず前のめりになりました(笑)。

 

 

そんな時に清盛が死に、義経たちは頼朝の命令で後白河法皇の元へ。

朝廷には源氏に目をかける気はあるといいながら、源氏同士で競わせようとさせ、義経を懐柔しようとする意味深な笑みが、狡猾さを際立たせる。

 

すると帰りにまさかの教経、重衡、知盛に遭遇し平家の兵士にも囲まれ絶体絶命の状況に。

義経と高綱の連携でできた隙をついて何とか逃げる二人ですが、彼が腕に負傷し手当をしようとする彼女を頑なに拒む。

 

「姉の言うことを聞け!」と怒鳴る義経に、大人しくなった高綱は自分が情けないと自身を貶めるのが辛かったです。

 

そんな彼をいつも頼もしいと義経が告げると、頼りにしてるなら姉だと言うなと高綱。

 

「俺は子供じゃない。男だよ」と言い、義経を一人の女の子として守りたいと思っている高綱が、目の前の自分をみて欲しいと切なげな表情を見せる。

彼は弟という立場が悔しかったんですね…。

 

義経は彼の言葉と視線に恥じ入って話を逸らしてしまいますが、勿体ないなぁ。

彼女の胸が騒いで戸惑う気持ちの答えが出るのは、まだ先のようです。

 

 

その後、義仲の入京により平家は逃げ出し、これで安心したのも束の間、義仲軍の暴虐で平家がいた時よりも更に最悪な状況に。

 

この状況を正義感の強い義経が黙っていられるはずもないのですが、高綱に偵察という任務中だと止められ、何もできないのが歯痒い。

 

法王からは頼朝の上洛を再三請われますが、頼朝は鎌倉の地盤固めを優先しており、これには義経たちもどうにも出来ない。

 

それに義経を取り込もうとする法王に、心配をする高綱の真剣な目が彼女の胸を高鳴らせるのが堪らない。

彼女には早く自分の気持ちに気付いて欲しいのですけどね。

 

ところが孤立した義仲が、今度は法王に刃を向けた丁度その時、義経達が登場し戦いに。

結局義仲を討ったのは高綱でしたが、義仲との戦いで法王に義経が女だとバレてしまうとはなんとも皮肉…。

 

しかも頼朝に内緒にしていたことまで知られてしまい、まるで蛇に睨まれた蛙状態。

 

高綱が庇おうとするも、狡猾な法王に勝てるわけもなく、義経は最も危険な相手に気に入られてしまったのでした…。

 

漸く頼朝が京に入り、高綱の偵察も終了。

せっかく久しぶりに仲間に会えたのに、法王のことで不安で堪らない義経に「俺が守る」と高綱。

 

そこには「弟」の彼はおらず、彼女を守ろうとする決意を固めた男としての彼が力強く頼もしい。

 

彼に手を握られると不安が消るという義経は、いつのまにか仲間の誰よりも高綱を頼りにしていたのが嬉しかったです。

 

 

そして平家が朝廷との和睦を断ったことで、頼朝が平家討伐へ。

進行が遅れていた搦手軍の義経達は、高綱の助言と励ましで鵯越で奇襲をかけます。

 

高綱の絶対的な信頼である「死なば諸共」が、義経と彼を固い絆で結びつける。

彼女にとってこれほど心強いことはないでしょう。

また彼の信頼に応える義経が凛々しく勇ましい。

 

ところが奇襲が成功したことで、法王が義経に官位を授けるとは明らかに頼朝と分裂させたいとわかる。

 

でも義経と高綱が一緒にいたいと想う気持ちは同じだから。

 

そうして最善の方法として頼朝に義経が女であることを話し、これまでの功績で頼朝に受け入れられて、喜ぶ二人に嬉しさがこみ上げました。

勿論法王の脅しにも屈しなかった義経が立派でした。

 

でもこれで諦める法王じゃないんですよね。

平家に義経を嫁がせて和睦を結ぶとまた無茶なことを。

本当に厄介な爺ですね。

 

でも頼朝も、戦で結果を出すことも女として結婚という形で役目を果たすのも同じことと、相変わらず冷酷であまりにも無体な命令…。

 

せっかく高綱と一緒にいたいと心を通させたのに、義経の心が悲鳴を上げるのも無理はないですよね…。

 

それにここで漸く高綱が好きだと自覚するなんて、可哀そうで見てられない。

おまけに平家が和睦を受け入れ、義経の嫁ぐ相手はまさかの知盛。

 

でも頼朝からの任務で京を離れてい高綱が戻ってきて、しかも知盛に嫁ぐことまで知っているのもびっくりだけど、「仕方ないよね」って、それだけ?

 

これじゃ義経が不憫すぎる。

正直に「お前好きだ」と伝えた彼女の気持ちが胸に刺さります…。

 

だから高綱が「ごめん」と言った時には思わず「まじ?」と。

ただ、義経が取り乱すことなく「今言ったことは忘れてくれ」と答えたのは潔かったですけど心中察しますね…。

 

それに高綱を責めることなく自分の甘さに腹を立てる義経が、泣き続けるのが堪らなく辛かった…。

心を捨て、源氏の為に身を捧げる義経に胸が痛い。

 

そうして屋島の平家への輿入れの先導は、今一番見たくない高綱。

道中いろいろ気遣ってはくれるけれど、それが義経には辛くて堪らないのに。

 

恋愛END

漸く屋島につくと、何と源氏の船団が!

平家との和睦の話も、婚姻の話も全部嘘だと言う高綱が天使に見えました(笑)。

 

法王を出し抜いた頼朝の手腕も強かですが、その任務をやり遂げた高綱も流石。

京から離れていた任務ってこれだったんですね。

 

任務だったとはいえ、義経を苦しめていたことを謝る高綱が、本当に彼女を守ってくれて男前でした。

 

そして屋島でも奇襲作戦を行う義経に「死なば諸共」と付き従う高綱と仲間たちが心強い。

 

 

こうして平家は滅んでしまったけれど、源氏が三種の神器を取り戻し、法王のお咎めはなくめでたい。

 

でも戦はなくなっても、本当に大変なのはこれから。

未来を見据える高綱と義経が一緒なら、どんな戦いも乗り越えていける。

 

そして初めて会った頃よりも少しだけ目線が高くなった高綱が「好きだよ」と義経に告白。

弟扱いしないでと伝えた時から彼女に惹かれていたという彼は、年相応の男の子で初々しい。

 

それに義経の告白を断った時、任務中だったからと伝えた高綱は葛藤を抱えていて気の毒ですけど、その全て彼女は察していてお礼まで言ってくれる。

本当に出来た人ですね。

 

好きだと言い合い抱き合う二人の姿は、陽の光の様に明るく爽やかでした。

 

 

高綱と義経が相思相愛になったと知った仲間たちの反応が様々で、見ていて面白かった(笑)。

それにいつものような騒がしさは、温かくて癒されました。

 

また政の中心を鎌倉に移し革新的な考えで先を見据えて動いていた頼朝の力になると、改めて誓う二人が頼もしい。

 

けど、そこで頼朝に「義経様と結婚させてください」と願い出るのは高綱だからできる芸当でしょうね(笑)。

義経も「何という大胆な…」と呆気にとられているし。

 

そんな二人に結婚を許した頼朝は相変わらず興味なさそうでしたが、二人、特に高綱が大喜びしているのが本当に少年ぽくて可愛い。

 

しかも頼朝に「兄上」と言い、流石にいい加減にしろと言われてましたが(笑)。

 

偵察任務に向かう途中から、義経に惹かれていたという高綱。

彼女を他の誰かに渡す気はないから、先手を打って結婚とはやりますね。

 

そして義経を抱き寄せ、照れる彼女に突き飛ばされ(笑)。

心配した彼女を引き寄せる策略は出逢った頃のよう。

 

抱き合ったまま口づけをし「愛してる」と言葉を交わす二人は、もう姉弟ではなく、正真正銘の若い夫婦でした。

 

悲恋END

※道導の「高綱五章・二」で、好感度「低」からでも見られます。

 

義経が女だということと、平家に嫁ぐことが公にされ、先導するのは高綱。

 

屋島に向かう途中の山道で義経の手を引いてくれる高綱に、やはり胸が痛い。

それに、彼からは何か言いたくても言えないもどかしさも感じる。

 

でもそれは全てを諦めてしまった彼女にはもうどうでもよくて…。

 

そこに野党が。

義経は自分で命を絶つことはできないけれど、野党に斬られれば楽になれると自ら刃を受け…。

 

致命傷を受けた義経がわざと斬られたと悟った高綱は、きっと作戦の事を言いたかったのでしょう。

 

でも愛する人の腕の中で幸せだと告げる義経に、泣き叫ぶ高綱が哀れでなりませんでした。

 

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