まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

神々の悪戯 Unite Edition(神々の悪戯)ロキ 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

ロキ(CV:細谷佳正

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©BROCCOLI Illust.Yone Kazuki

 

神様のくせにイタズラ好きで気まぐれで天邪鬼。

わざわざ余計なことをしでかして面白がる、ヤンチャな神様。

 

そんなロキが入部したのは帰宅部(笑)。

授業が終わるととっとと帰るのに、部室まで用意した意味がないのでは?

 

それにロキの作った帰宅部の心得には、とにかく帰るの文章ばかりで、これでは落第してしまうと焦る結衣。

 

同じく帰宅部のトールによると、どうやらロキは早く帰ってバルドルに罠を仕掛けているとのこと。

 

そしてトト様が部室にやってきて、餓鬼(ロキ)に関しては判断出来る材料皆無により合格ラインに達していない。

つまり落第間違い無しの落ちこぼれと報告してくれます。

 

しかもあの餓鬼をどうにか更生しろと無茶を言うトト様、さすがです。

 

こうしてロキを卒業させる為、結衣も正式に帰宅部に所属することになるのですが、そもそも帰宅部ってやることないのでは…?

 

それでもロキの気を引く作戦を考える結衣はえらい。

ロキを無視して結衣とトールが楽しそうに話していると、面白くないのかロキから会話に割って入ってくるのが、もう彼女の思惑通り(笑)。

 

でも拗ねてしまったロキの仲裁に入るバルドルはさすが大人。

結局落第の件をロキに話して説得を試みても、彼は興味を持ってくれない…。

 

そこで、勉強で学んだ事を大好きな悪戯に活かしつつ卒業を目指せば一石二鳥と、何とも胡散臭い理由をこじつけて話す結衣も結衣ですが、それに乗るロキもロキ(笑)。

 

そうしてなんとか部室で勉強すれば、知っていないと答えられない雑学レベルの問題を聞いてくるロキに苦戦する結衣が大変そう…。

 

その間に課題をほとんど終えたロキって本当は頭が良いんじゃ??

 

でもいくら勉強したからって、イタズラと称してキスはダメでしょ。結衣が怒るのも当たり前。

まぁ素直に謝るロキはしょんぼりして、つい許したくなりましたけど、すぐに立ち直るところが彼らしい(笑)。

 

また外で雪合戦をする帰宅部員とバルドル達がとても楽しそうだったのに、「これからもずっと仲良く4人でいよう」と結衣が言った途端、急に熱から冷めたような皆に驚きました。

 

その後も一緒に食事をしながら、今度はダブルスをしようと誘う結衣に「いつまでも4人仲良くなんて都合のいい永遠なんてない」と珍しく真面目なロキ。

 

今までの彼に似つかわしくない低いトーンの言葉と、バルドルの体調不良に、何か嫌な予感しかないんですけど…。

 

それに今まで部活の後に帰宅部に遊びに来ていたバルドルから「これからは中々来れない」と言われたロキが怒って彼に問いただすのを止めるトールなど、明らかに今までとは違う険悪な雰囲気に緊張感。

 

「わたしの分まで皆で仲良くしてね」ってバルドルは何を言っているの?

いなくなるってどう言う事?

 

それからバルドルの事でロキとトールが言い争う姿は、今まで仲が良かった分見ているのが辛かった…。

 

バルドルのことになると手がつけられなくなるロキ。

それは二人にしかわからない絆によるもの。

ロキに彼の過去を聞くと、二人の間に隠し事はなしと昔約束したらしい。

 

ただ結衣の知らない事が多すぎて悲しくなる気持ちが何となくわかる気がします。

ロキとバルドルの絆の深さに入り込む隙がないし、オレの半身とまで言われたらね…。

 

でも、結衣と二人で自転車で暴走した結果、浜辺で宙に舞った彼女を自然にその腕に抱えたロキが意外に格好良かった。

 

浜辺の彼は、結衣をからかってるのか本気なのか相変わらずわからないけれど、いつもと違って優しくて。

オーロラの下、彼の温かい腕の中で微睡む結衣の額にロキがキスしたのは夢か現か?

結衣が少しずつロキに惹かれていく様子が初々しいな。

 

ただ「このまま時間が止まって楽しいし時間だけが続けばいい」と、真剣な表情で言うロキが何を悩んでいるのか気になります…。

 

学園に戻り、トールにバルドルが倒れたと聞かされたロキの慌てる様子が普通じゃない。

何か隠してると結衣が問い詰めると、バルドルは生まれた時から不治の病を抱えていると教えてもらえますが、不死身で不治の病??

 

でもそれで結衣の「ずっと仲良く」発言に対する曖昧な対応の理由が納得できましたが、何も知らなかったとは言え、結衣だって自分の過失に傷つきますよね…。

 

漸く目語覚めたバルドルだって、平気なふりしてずっと無理をして…。

ロキが怒るのも当たり前。

「わたしを忘れたほうが幸せになれる」なんて、それがバルドルの優しさだとしても、あまりにも残酷な現実を受け止めきれない…。

 

そして「ロキの顔を見たくない」と苦しげに声を絞り出すバルドルに、怒って保健室を飛び出すロキを追うと恋愛ルートへ。

やめることにすると宿命ルートへ。

 

 

恋愛ルート

ロキが心配で後を追う結衣。

部室にいた彼が語る昔の思い出話は、深い友情に溢れていて、結衣でなくても羨ましい限り。

ただ、バルドルの病についてはやはり辛い…。

 

現実から目を背けず、自分を信じて努力を重ねていけば未来は開けるかもしれないという結衣の言葉は、何とかロキの力になりたいという彼女の励まし。

その想いは彼にも届いたようで、バルドルと無事に仲直りができて良かった。

 

そんなバルドルが、結衣とロキに気を遣って「自分のために時間を使ってほしい」とせっかく言ってくれてるのに、全く気付かないロキは意外と鈍感。

 

はっきり言わないバルドルも、この件については意地悪が楽しそうだし(笑)。

バルドルとトールにからかわれて、頬が赤くなるロキを見られるなんて、最初の頃には想像もできなかった。

 

ですご二人だけの自習の時、卒業したら北欧神話の世界に来ちゃえばいいと、あっけらかんというロキは、彼女が人間と知らなかったことに相当ショックだったよう。

 

元々人間を好ましく思ってなかったロキが、結衣の告白を聞いて「無理無理無理ィ」と言いながら切なそうな顔をするのは、本当は…?

 

それから授業にもでてこないしまるで結衣を避けてるようで、これでは結衣が可哀想。

結衣もメリッサのおかげで、漸く自分がロキに恋していると気付いたのに。

 

でもトールのナイスアシストで漸くロキに会えた結衣は、自分がロキを好きだと伝えると、彼は初めて好きになった相手がなんで人間の結衣なのかと、思いの丈をぶちまけます。

 

ロキは結衣と別れるくらいなら卒業しなくてもいいし、人間のことなんて考えない為に彼女を避けていたのに、それでも考えるのは彼女の事ばかりだと、彼なりに悩み苦しんでいたんですね。。

 

それなのに彼女を愛してると言った途端に枷が外れて、卒業資格を得てしまった。。

悔しそうなロキの気持ちはわかるけど、それでもやっと二人の想いが通じ合い、もう逃げたりしないと約束してくれてホッとしました。

 

けど両想いになった途端に朝から彼女の部屋に来たり、いつもそばに居てイチャイチャして極端すぎ(笑)。

トールやバルドルも喜んでくれて嬉しいですね。

それにキスシーンは、ロキにしては色っぽく大人でしたね。

 

恋愛END1

自分の世界へ還ると選択した結衣。

ロキと別れるのは寂しいけれど、最後の晩を時間の許す限り彼と過ごせて良かった。

 

そして別れ際に、ロキがくれたのは制服の第二ボタン。

トトとの会話を聞いていたロキが結衣を抱きしめ、彼の世界へ来て欲しいと懇願に結衣の決心が固いと知ると、今度は自分が人間の世界へ行くと言い出すのが彼らしい(笑)。

 

まさかゼウスがそれを許可するとは思いませんでしたが、二人一緒に人間の世界へ。

でも結衣は記憶を失っていて…。

それに神社で倒れていたロキも記憶を失っていたけれど、二人が見つめ合うと心がざわつく。

 

運命に導かれた二人の新しい恋は、明るい未来を確信していて安心。

 

恋愛END2

ロキと同じ世界へ行くと選択した結衣。

そこに嬉しそうに後ろから抱きついてきて上機嫌のロキ。

絶対トトとの会話聞いてたよね(笑)。

 

でも結衣はついイタズラ心で、ロキの世界へ行くことを黙って後で驚かそうとしたのですが、ロキはそれを見透かしていたのか、隠し事へのお返しは3倍返しと言う。

これは絶対確信犯(笑)。

 

そして無事に卒業式を終えて皆は自分達の世界へ帰り、残ったのは結衣とロキだけ。

本当のことを言いそびれた結衣が焦っていると、ロキから「一緒に帰ろうか!」と。

やはり確信犯でしたね(笑)。

 

二人でイチャついてると、トトに急き立てられて北欧神話の神が住まう世界へ。

 

バルドルとトールも一緒に4人でオーロラを見る約束なんて、相変わらず一緒で仲良さそうなのが嬉しい。

 

でもバルドル達が遅れてるのをいい事に、結衣に後ろから抱きついて「イケナイ遊びがしたい」と彼女にキスをしようとするロキ。

 

すると、タイミングを計ったように現れたバルドル達にからかわれ、結衣の事を一生をかけて愛するオンナと宣言するロキが、嫉妬しムキになって可愛かったです。

 

 

 

宿命ルート

ロキを追わず部屋に残った結衣。

冷静さを欠いた彼を説得する自信が彼女にはないでしょうしね…。

 

倒れることは昔からあったとはいえ、状況は思わしくないと口籠るトールに、事の深刻さが想像できてしまう。

 

それなのに皆を心配させないよう、明るく振る舞うバルドルに胸が痛い。

 

そしてトールから聞かされたロキとバルドルの特殊な関係について、本当にびっくりしました。

ロキがバルドルを…。

 

トールはそれ以上はロキに聞けと言って去ってしまったので、これは本人に聞くしかない。

 

でもロキからは更に上を行く真実が語られ、驚きを通り越しました。

 

バルドルが病気なのは嘘で、本当は兵器ということ。

彼が倒れるのは、巨大すぎる神の力が暴走し抑えられなくなっているから。

 

誰よりも平和を愛するバルドルが破壊の神とは、残酷で信じたくない。

 

ロキの辛い生い立ちを救ってくれた恩人のバルドル

その彼の為に自分の手でバルドルを絶望から救うと決意しているロキの悲痛さを思うと、二人の絆が強固なだけに、遣り切れない思いに胸が締め付けられました…。

 

自分の選択が正しいのか悩み、バルドルを失いたくないと泣き叫ぶロキは、イタズラ好きな彼とは違って見ているのが辛い…。

 

バルドルを倒すか、彼の命を選ぶか。

 

宿命END1

バルドルを倒すを選択するとこちらへ。

 

バルドルの愛するこの世界を救うことは、彼の心を守ることと諭す結衣。

それはバルドルの魂を救うことにもなるから。

ロキの残酷な運命を一人で背負わなくてもいいように、その苦しみを一緒に受け止めると伝える結衣は、優しくて強いですね。

 

そうしてバルドルを葬る決意を固めたロキ。

 

トトから今日だけ好きなようにしていいと許可が出たというバルドル

久しぶりの4人そろっての食事はとても楽しそうだし、外出も思い出話に花を咲かせ、まるでロキがバルドルを刃で貫いたのが嘘のよう。

 

ロキの悲痛な叫び声が辛くて悲しくて、そこで彼の気持ちを悟ったバルドルは最期まで優しく、「ありがとう」とロキに告げて逝ってしまった。。

 

彼の後を追うつもりのロキを止めた結衣も、一緒にいたトールも皆辛かったでしょうね。

涙なしでは見られない結末でした。

でもロキの枷が外れて、無事に卒業できたのは唯一の救いかな…。

 

宿命END2

全世界の運命と天秤にかけても、バルドルを倒すべきじゃない。

結衣だったら「そんなにも大切な絆を自分のてで壊すことはできない」とロキに告げます。

 

ロキだってそんなことはしたくないから、もう一度考えてみると言い去って行く姿は、いつものお茶目な彼とは全く違いました。。

 

誰かの幸せは誰かの不幸かもしれない。

相変わらず自問自答する結衣に、メリッサのアドバイスは有難かった。

 

結局ロキの隣で彼を見守ることにした結衣。

ですがバルドルの神の力が暴走し始めてしまい、神の姿に戻ったロキによってバルドルは無事に「病気」が治ったのは良かった。

そして4人そろっての幸せな日々はとても楽しそうで。

 

でも「幸せってイイよね」とつぶやいたのが最後、ロキはまるで魂が抜き取られたかのようになってしい…。

 

実はバルドルが暴走したときに彼を葬り、そのショックで心を失ったからだなんて悲しすぎる。

幸せな夢の世界で生き続けているロキは、それでも幸せなのかもしれません…。

 

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