まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

神々の悪戯 Unite Edition (神々の悪戯 InFinite) 陽・月人・尊 攻略 感想

 

ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

陽(CV:内田夕夜

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とにかく男性とは思えない容姿は、女性のようにたおやかで煌びやか。

でも声は立派な男性なんですよね(笑)。

 

そして結衣の事を励ましてくれたり、気遣ってくれたりとても親切。

アマテラスではなく皆と同じ名前を考えて欲しいとか、愛を教えてほしいとか気さくでフレンドリーで、結衣も慕っているのがわかります。

 

しばらく学園に逗まるという陽に、心強さを感じる結衣は、それだけ彼を信頼信頼しているみたい。

 

でも何故か月人の事は居ないかのように扱うし、逆に尊には嫌がられても構うという陽の不自然な兄弟関係が不思議というか謎でした。

 

そんな兄弟にゼウスが与えた課題は、兄弟の絆を深めるというもの。

当然卒業資格にもなるので、結衣だってどうすればいいか必死に考える。

 

陽と相談をして夏至祭をするのですが、最初は面倒がっていた尊や義務として参加した月人も感動したようで良かった。

これで少しは兄弟の絆が近付いてくれればいいのですが…。

 

でも陽にとっては嬉しかったようで、結衣に着物を着付けしてくれて、まるで姉妹のようなのが微笑ましかったです。

 

中性的な陽だから結衣も心を許してるし、彼もそう。

でもたまに見せる寂しげな表情は、今まで会話する相手がいなかったのが原因のようで気の毒。

そりゃ天照大神ですから、崇め奉るのも当然ですよね。

 

陽の「言葉を交わすは心を交わす」に、その本心が隠されている気がしました。

 

そして次のお出かけの灯籠流しでは、皆が少しずつ気遣いあって、ぎこちなさにも温かいものがありました。

 

それは陽も感じ取っていて、だから彼にとって協力者の結衣は大切な存在なんだろうな。

二人のティータイムもまったりしていて好きですね。

 

そして次の課題に、陽に「愛」を教えるで恋愛ルート。

「兄弟の絆」を本物にするで、宿命ルート。

 

恋愛ルート

陽に「愛」を教えるなんて荷が重いと結衣。

すると陽の提案で、二人で「逢瀬」をすることに。

響きが古風で良いなと思っていたら、陽がデートという言い方仕入れてきた(笑)。

 

お弁当を作った結衣を嬉しくて素直に抱きしめる陽が可愛かったし、彼女がドキドキするのも初々しかったけど、彼が参考にしたのが「アメリカン・マナー」。

だから抱きしめたのか(笑)。

 

ただ、皆に畏れ多いと遠ざけられて孤独だった陽が、ずっと「寂しくなる」事に怯えているから箱庭に来たことも後悔するなんて切ない…。

愛を教わるなら結衣が良いと言う陽の気持ちもわかりますね。

 

結衣が偶然陽と出会い手を握られ、それを振りほどけないのは、無視できないほど恋に落ちているから。

 

メリッサの言う通り必ず別れが来るし、最高神でもある陽とは釣り合わないということはわかっているのに、そう簡単に割り切れたら苦労しないですよね。

 

そこに陽が生活指導の教師としてやってきて多少強引な手腕を発揮し、皆が真面目に授業する様子は面白かったですが、結衣を助ける為なんて嬉しいに決まってる。

彼を避けるどころか想いは募る一方でしょう。

 

でも結衣が元の世界に戻ったら、ここでの記憶が消えるなんて…。

それを知っていた陽は、忘れないと言ってくれる。

 

そしてお互い抱きしめたいと思っているのに出来ないもどかしさ。

この一線を越えたら、同じ想いを抱いているお互いの別れが辛くなるから。

 

それにしても、偶然現れたデュオニュソスに対して嫉妬しふてくされる陽が貴重で可愛かった(笑)。

 

その後、お互いに「愛」を理解しあった二人が漸く抱きしめあったのに胸が熱くなりました。

 

それからの二人は、別れを意識しながらも一緒にいる時間を慈しむように過ごして、仲睦まじい。

 

でも卒業が決まり、一緒にいたい、離れたくない結衣と陽が気の毒で見てられない…。

 

結衣のおかげで愛を知った陽が「さよなら」に込めた想いは彼の涙が物語っていて、泣き崩れる結衣も哀れで仕方なかった…。

 

でも、尊が結衣を励ましてくれたのは意外でしたが嬉しかったな。

 

卒業式後、尊や月人、メリッサの後押しを受け、自分の本当の想いを陽に伝える結衣。

それは陽も同じで。

二人のキスが純粋だから、余計に遣り切れないですね。

 

恋愛END1

元の世界に帰ると決めた結衣。

彼女と過ごした日々を忘れずに愛し続けると告げた陽との最後のキスは物悲しい。

 

そうして元の世界に戻った結衣は記憶を失っていても、強く誓った想いは忘れてなくて良かった。

 

突然現れた男性は戸塚陽と名乗り、まるで本のような夢の話をしますが、それは実際にあったことだから。

 

「おかえりなさい」と「ただいま」のやり取りは、二人の未来が明るく照らされているようでした。

 

恋愛END2

陽の世界に連れて行って欲しいと結衣。

結衣の本当の幸せは陽の隣だから。

帰るよう説得する陽ですが、彼女の決心は固く揺るがない。

 

陽も彼女に一緒に来てくれと言いたかったし、無理矢理連れて行こうかと思っていたんですね。

 

そして結衣に後悔させないため脅すようなことも言う陽ですが、結衣はそんなのお見通しのように、一生かけて見守りたいと。

 

そんなこと言われたら、陽だって素直にならざるを得ないでしょう。

そしてキスを交わす二人がやっと結ばれてホッとしました。

 

高天原では、陽が結衣を連れてきた山頂で日の出を迎える絆を紡ぎ始める二人。

彼女を強く抱き締め告げる愛の言葉は、陽光の中で一つに溶け合い、尊い儀式のようでした。

 

宿命ルート

陽が生活指導の新任教師になって皆と教室で過ごすことになったのは、尊や月人を見守りたいからなんですね。

アポロンとの太陽神同士の会話が盛り上がったり、陽の意外な一面が見られて面白かった。

 

そしてトト様から告げられた学園祭では、結衣が実行委員長で陽が副委員長として学園祭を盛り上げますが、尊と月人のカルタの催しには遠慮して参加しないなど、見えない溝が…。

 

後夜祭にも尊たちは来なかったし、陽の寂しそうな顔が気の毒でした。

でも結衣と陽が二人で学園祭を回ったのは、お似合いのカップルのようで良かったな。

 

そこに追い打ちをかけるように、ゼウスが月人と陽の絆に見込みがないと。

絆を諦めたら皆を卒業させるとか、これでは余りにも陽が可哀想。

 

陽が犯した罪とは、何もしなかったこと。

孤独が月人から感情を奪ってしまったし、尊だって苦しい時に助けて欲しかったはず。

 

その償いしなければならなと言う陽は、八咫鏡を使って自分の命と引き換えに月人の感情を取り戻そうとするなんて…。

 

結衣と過ごすうちに愛を知り、弟たちに相応しい存在になりたいと告げて、陽が鏡共に消えた先は天岩戸。

まさに天照大神が天岩戸に閉じこもる有名な日本神話ですね。

 

月人と尊が、例え卒業できなくても、命をかけて思ってくれる兄を救いたいと言うようになるなんて泣かせてくれる。。

 

3人で陽の力が暴走する天岩戸へ入るということは、もう絆は一つになっているのが嬉しい。

 

ただ、自分の意思で力を暴走を抑えていられる間に戻ってくれと頼む陽が、本当に皆を思っているのがわかって、だからこそ一人で思い詰め消えようとしているのが切なかった…。

 

宿命END1

鏡を壊すのが先決だけど、陽の攻撃を受けて倒れる月人と尊を、結衣が放っておけるわけがなく3人の元へ。

 

結衣を庇おうとして陽の攻撃を受けた月人のおかげか、自らの力で鏡を砕き正気に戻った陽を許す月人と尊。

 

尊が照れながら言った「兄貴なんだから」と、月人の「兄と呼びたい」には思わず涙が零れました…。

勿論陽だって泣いちゃいますよね。

それに、天岩戸から出てもいいのか迷う陽に放った結衣の言葉には、希望があって救われました。

 

自分を見つめなおすために箱庭を出ると決めた陽が結衣の事を、可愛い妹で仲間で友人で恩人と伝えたのに、結衣の望んでいた関係が入っていなかったのは残念(笑)。

 

でも彼にはちゃんと彼女の想いが伝わっているから。

最後はとても爽やかなお別れでした。

 

宿命END2

八咫鏡を壊そうと鏡の元へ行く結衣。

鏡に操られまいと抵抗している陽を励まし、鏡を割る結衣が頼もしい。

 

命を犠牲にする覚悟で鏡の力を使い天岩戸で一人死のうとしていた行動は、既に愛を知っていた証。

そして、そんな彼を許した月人と尊もまた、愛を学んでいて。。

漸く兄弟3人が過去の柵から解き放たれたのが嬉しかったです。

 

寮に戻った月人と尊の冗談が、結衣と陽を呼び出すものとは、確かに「言っていい冗談と悪い冗談」ですね。

陽がほんのり頬を赤く染めているのが、恥じらいがあって可憐でした(笑)。

 

最後はめでたい卒業パーティー

月人と尊が企画したなんて、兄弟の絆が一層堅固になって本当に良かったです。

 

 

月人(CV:上村祐翔

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物静かで冷製で、いざという時は頼りになる月人。

 

共通ルートで、普段は他人にうさまろを触らせない月人が結衣に抱っこさせたり、うさまろが彼女の膝の上で寝たり。

これにはキュンとなります。

 

ただ、月人の調べてくるお花見の情報が、場所取りなど所謂サラリーマンのものなのが笑えました。

 

七夕祭では、尊が照れ隠しに結衣を叩いた時に、結衣の嬉し涙が零れたのを見て、「彼女に乱暴を働くのは俺が許しません」なんて月人なのに男らしくて格好良かったです。

 

七夕の短冊に、月人と一緒にいたいと書くと月人ルートへ。

 

ところが目が覚めると、何と結衣とうさまろが入れ替わっていて!

今までにない展開に、これには驚きました。

 

そして必死に現状を訴えようとする結衣に、月人が彼女を褒めるような言葉の数々。

SSでは初めて羞恥と後悔を感じた月人の心情が載っていて面白かったです。

 

あと陽の部屋に寝間着姿のままの結衣(うさまろ)が、涙をためて月人に抱きついたのは、かなり際どい…のかな?(笑)

 

そしてこの現象の原因となった例の短冊を月人に見られてしまった結衣の、逃げ出したい気持ちがよくわかる…。

 

そりゃ、見なかったことにしてくれと言いたくなりますよね。

 

結局、月人が結衣からもらって取っておいた短冊で元の姿に戻るものの、結衣が月人に駆け寄ろうとすると、うさまろに先を越されて残念(笑)。

 

紅葉狩りでは、月人が転ばないように結衣の手を握ってくれて、いつになく男らしくて頼もしい面を見せてくれて格好良かった。

 

最後の課題は、月人の初めての誕生日とバレンタイン。

 

でもそれを文芸部の小説の題材にして、しかも結衣にも実演させるとは。

道理で月人が絶対に言わなさそうなセリフだしおまけに棒読みだったわけだ。

 

そして唐突に、恋人同士になろうと月人。

ホワイトデーを待つ余裕がないから、月人の感情もお返しも今すぐというのが、彼らしいし嬉しい。

 

それに結衣の七夕の短冊の内容も、結衣の「見なかったことに」を律儀に守って触れずにいてくれたとは。

 

お互いの告白の後、ホワイトデーのお返しにと、月人が神化して結衣を運び、美しい上弦の月を見せてくれて、更に一緒にいたいなんてロマンチック。

 

その後月人が、結衣の世界へ行くと言ってくれて嬉しかった。

 

恋愛END

四季をテーマにした課題発表と月人の恋愛小説は好評(笑)。

 

その後、結衣が恋人で彼女とずっと一緒にいると、陽や尊に報告する月人は迷いが無く誇らしかったです。

一緒にいる方法もちゃんとゼウスやトトに確認していたとはさすが。

 

それにちゃっかり「妻」になると宣言してるし。

 

尊が結衣のことを「あねぇ」と言ったのには思わずくすっとなりました。

 

そして夜桜を見た川辺の桜並木で初めてのキスは、月人にしては結衣を愛しいと想う感情に溢れて情熱的。

 

月人の願いに応える結衣からのキスは可愛らしく、何度もキスを交わす二人が微笑ましかったです。

 

でも帰るときは別々なのが意外でしたけど、月人には役目がありますから仕方ないのかな?

 

エピローグ

幾度目かの春を迎えた頃、漸く月人がやってきて良かった。

 

同じ世界にいたらしいけど、仕事ってなんだろう?

でも桜の下で結衣に再会し軽くキスするようになるなんて、月人が大人びて見えました。

 

久しぶりの抱擁と久しぶりのキスと愛の誓いを白い月が照らしているなんて、とても素敵なエンディングでした。

 

 

 尊(CV:豊永利行

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ぶっきらぼうで不器用な優しさがとにかく可愛い。

 

共通ルートのお花見では、うさまろが結衣の膝の上で気持ち良さそうに寝てしまい、それに手を伸ばそうとしたり引っ込めたりする尊が可愛かった。

 

翌日お花見のお礼に、結衣に木彫りのウサギをくれた尊。

意外な特技があったと冗談で言い合える仲になったのも微笑ましかったな。

 

七夕の短冊に、尊と一緒にいたいと書くと尊ルートへ。

 

その短冊を恥ずかしくて処分しようと早朝に部屋を出た結衣ですが、まさかの尊とばったり出会うとは!

これには結衣もびっくり。

 

結局うまくごまかして、皆の短冊に紛れ込ませるのですが…。

 

そして尊と月人と笹を川に流しに行く予定が、月人が小説を徹夜して書いていた為、結衣と尊の二人で行くことに。

 

寝てしまった月人を部屋に運ぶ尊が赤くなりながら結衣にお礼を言い、結衣も赤くなって二人共初々しいなぁ。

 

そうして川に豪快に笹を投げ入れる尊に笑ってしまいましたが、何と結衣の短冊を止めておいた一枝だけぽつんと残されていて…。

 

拾おうとした尊と追いかける結衣は二人で川に落ち、思いがけなくキスしちゃうんですけど、彼女は気付いてないという…。

 

その時の、濡れて真っ赤になっ手固まった尊が大人っぽくて、思わず見惚れました。

でも次の瞬間には「今のは事故だ!不可抗力だからな」に余程焦っているのが可愛くて愛おしい(笑)。

 

ここで尊の「責任を取る」との発言は男気があって格好良かったですけど、でも結衣と微妙に会話がすれ違っているのが気の毒…。

 

ずぶ濡れで戻った二人に、トト様から罰として与えられた課題は、日本伝統の作文。

作文というのに和歌を書く尊には、尊敬の念しかない(笑)。

 

ただ課題の和歌をトト様が受け取ったのには驚きましたが、結局内容は謎のままで知りたかったです。

 

すると尊が責任を取ろうと結衣に「おれと付き合え」言い、結衣も漸くキスしたと気付くとは鈍い(笑)。

 

でも「お願いします」と頭を下げた結衣の頭をぽんぽんと撫でる尊が優しいし、そのぎこちなさも彼らしくて好ましかった。

 

そして二人はめでたく付き合うことに。

 

朝早くから結衣を迎えに来た尊の照れながら支離滅裂な言い方が、もう何とも言えずに可愛くて(笑)。

 

月人も祝福してくれたけど、二人に刺激を受けたという小説の中身が気になる(笑)。

 

課題で二人きりになった時、心の準備が出来てなくてキスを避けてしまった結衣を、海の中に連れて行ってくれた尊。

 

結衣が月人を好きだと勘違いして、惚れた女にちゃんと見せたかったとは早とちりもいいところですが、惚れた女発言は嬉しかったですね。

 

だから結衣もハッキリ尊が好きだと告白できたし、尊も彼女を抱きしめながら「幸せにしてやる」には、彼の男らしさと頼もしさを感じました。

 

恋愛END

尊の誕生日ではクラスの皆と陽も集まってお祝いされて、尊も嬉しそうで良かった。

でも大きなケーキにロウソ1本というのが、箱庭らしいですね。

 

そして神話の課題発表も成功に終わり、明日が卒業式。

最後にまた海に来て、結衣が尊の袖を引いてキスをねだるのが可愛かった。

でも尊は照れて頬にキスするし(笑)。

 

結衣が怒って、尊が責任を取ると言いながら指を彼女の顎に…。

そうして本当のファーストキス。

その後何度もキスをする尊が、あんなにピュアだったのに男らしくなって感動でした(笑)。

 

それにこれでお別れかと思った結衣に、お前のところに行ってやると言う尊が凛々しかったし、二人が別れなくて本当に良かった。

 

エピローグ

一緒に剣道をやっている二人がとても微笑ましかった。

尊も不意打ちのキスなんて、そっちのテクニックも随分上がったようで何より(笑)。

「おれの全部でおまえを幸せにしてやる」なんて言う尊がいれば、結衣も未来は安心ですね。

 

 

©BROCCOLI Illust.Yone Kazuki 

 

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