©BROCCOLI Illust.Yone Kazuki
漸く全員攻略できました。
8人の攻略キャラクターは久々のボリュームでした。
とにかくそのボリュームに見合うだけの、キャラクターとエンディングの豊富さには、圧倒されました。
時間の許す限りプレイしましたけど、社会人にはエンディングも多くて、やってもやっても終わらなかった(笑)。
それでも個別ルートでは金太郎飴になることもなく、最後まで飽きずにプレイ出来ました。
今回は、「神々の悪戯」についての総評・まとめとなります。
※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
システム周り
一言でいえば、文句なしです(笑)。
それ程快適にプレイ出来ました。
セーブとロードも早いし、クイックセーブとクイックロードもなんの問題もなかったです。
会話の選択肢を選ぶのも楽でしたし、既読スキップも早くて周回作業も楽々でした。
私は自分のやり易いようにカスタマイズしましたが、ログを見るのをスティックボタンに割り振ったため、Aボタンで決定させるのが少しだけ面倒臭かったですけど、これは変えれば済む話なので。。
グラフィックやビジュアルは美麗で文句なしの水準だと思います。
特にイベントCGはどれも美麗で、際どいシーンはボイス再生して何度も見返しました(笑)。
他にも箱庭やクイズで遊べたりしますが、好きな人は楽しめるのではないでしょうか?
箱庭のイベントがフルボイスには驚きました。
MONOLOGUEもその時々のエピソードが色々なキャラクター視点で書かれており、ストーリーの補完もされていて、興味深かったです。
個別のエンディングで流れる歌も声優さんが歌っていて、特に違和感はなかったです。
あまりキャラクターソングには思い入れがないのですが、今作ではそれぞれのイメージにあっていたな思いました。
全体的に細部まで丁寧に作り込まれているなという印象でした。
糖度
キャラクターによってまちまちでしたね。
低いキャラも入れば、高いキャラもいました。
あくまでも私の主観で高いと思ったのは、ハデス、バルドル、ロキでしょうか。
ハデスは大人の魅力にやられました(笑)。
バルドルはその外見に似合わない情熱と積極さに、ロキはイタズラ好きの面とのギャップにそれぞれやられましたね。
もちろん他の神様もそれぞれの良さがあり、どれも素敵でした。
ただ、際どいシーンがあっても糖度が高いと言えるのか判断に迷う神様もいました。。
ヒロインにとって唐突なのは仕方ないとしても、やはりそこまで行く気持ちをきちんと描いて納得させて欲しかったかなと思います。
まぁ私の読解力が、足りないせいもありますが。
とはいえ、私が糖度が高いと思っても、見る人が違えば判断も違うでしょうし、難しいですね…。
アヌビスは純粋で可愛かったので、低いになってしまうかなぁとか、色々悩みましたけど、結局は自分が気に入ったものは高いになると思いました。
攻略順
基本的には気になった順で良いと思いますが、アヌビスとはトトは攻略制限がある為、最後になります。
またバルドルとロキは密接なストーリーの繋がりがありますので、続けての攻略がいいかなと思いました。
また、この二人のストーリーは重めの為、先に済ますか後に残すかは個人の好みだと思います。
ちなみに私は、
の順でしたが、この順番でもとても楽しめました。
総評・まとめ
とにかくやり応えのある内容でしたね。
似ているキャラクターが一人もいなかったと思うし、それぞれの背負っているものも違っていて、興味深くプレイ出来ました。
ただキャラクターによってはストーリーが重かったり救われなかったりで、ハッピーエンドが好きな私には辛かった部分もありました。。
神話については元々好きだったのですが、結構勉強になる部分もあって私には楽しかったです。
ヒロインの結衣は、始めは髪型が好みじゃなかったけど、神社の娘で巫女さんの仕事も出来るならこれもありかと思い、そのうち気にならなくなりましたね。
性格は、芯が強くてしっかりしていて、しかも優しくて真面目で言うことなし。
突っ込むところはちゃんと突っ込むし、私は気に入りました。
だから彼女が報われないエンディングは辛かったですね…。
でも面白いものもあったし、何と言ってもエンディングが一人4種類もあるので(アヌビスとトトは2種類)、プレイすれば気にいるものは必ず出来ると思います。
残念だったのは、今回攻略対象で無かった神様がいたこと。
これについてはセットになっている「神々の悪戯 InFinite」で堪能するつもりです。
神話が好き、たくさんのキャラクターを攻略したい方にはおススメできると思います。
色々な神話がストーリーにちょくちょく出てくるので、詳しい方や興味のある方には面白いんじゃないかな。
逆に神話や神様に興味がない、少人数でもいいので全体的に重厚なストーリー展開を堪能したい方には向いてないかも。
気になる方は、体験版もswitch出ていますので、まずはそちらで試してみるのもいいと思います。
ただ、体験版だけでは伝わらない面白さもありますので。
私も体験版では何とも思わなかった口ですが(笑)、プレイしてよかったなと思っています。
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