※ネタバレ要素がありますので、クリアされてからご覧になることをおすすめします。
獲端ケイト(CV:前野智昭)
女嫌いで誰に対しても愛想がなく、おまけに誰も信じないと公言。
とにかく口を開けば、この中にプロデューサー(裏切り者)がいると、発作のように叫ぶ獲端。
ところが、ヒヨリ達が料理の話をし始めるといきなりのキャラ変。
料理や食材には随分こだわりがあるようで、おまけに美味しいときているから、誰も料理に関しては文句は言えないのですが、ギャップが凄くて中々面白いキャラです。
それに料理だけじゃなく家事も得意で、これじゃ「お母さん」と呼ばれても仕方ないですね。
ただ、ヒヨリを見ると露骨に嫌そうな態度を取るのが不思議。
女嫌いとはいえ、ヒヨリが駄目なのか、それとも女性全般的に駄目なのか、気になります。
また獲端の発言をきっかけに、調理班、掃除班、情報収集班を作るのですが、ヒヨリが調理班を選ぶと「げっ」というお約束の反応の獲端。
でもヒヨリも負けずに言い返すのが凄い(笑)。
ヒヨリが罰ゲームで声が出なくなると、ヒヨリをサポートするにしても、その中には裏切り者がいる訳で、そいつとは絶対に手を組まないと宣言する獲端。
そこまで頑なに拒否するのは、逆に何かあるように思えます。
また皆で食べていたクッキーは、実は夜に獲端がわざわざ焼いたものだと判明し、照れながらキレる彼が少しだけ可愛かった。
そんな和気あいあいとしている調理班のところに凝部がもたらした情報は、過去のキャストの中に、帰還した人がいるというもの。
そしてもう一度キャストになっているかも、なんて意味深な発言まで。
またバウンサーの使い方も教えてくれるけど、その情報は何処から得たもの?
そこで獲端が、帰還者はともかくヒヨリの声には緊急性があるからと、バウンサーに聞くように助言してくれて、こういう気遣いは出来るんですね。
それなのに、外出先で雨宿りしていた獲端はヒヨリに冷たいし。
ここで負けずに彼に話しかけるヒヨリの根性も相当なものかと。
普通ならここまで嫌われたら近付かないし。
そうして獲端が見せたものは、左腕の義手。
それは凝部の発言が正しい事と、彼がプロデューサーでない証拠。
それにさっきまでは冷たかったのに、今度はヒヨリに真面目に忠告してくれるし。
そんな彼と相合い傘で帰るヒヨリ達が微笑ましかったです。
それにしてもヒヨリの肝は据わってるなぁ(笑)。
結局、廃寺のおかげでドラマを再演し、ヒヨリの声は元通りに。
そのお祝いを調理班でするのですが、皆を信じると言ったヒヨリに獲端が猛烈に反発。
前回の配信で、余程辛い事があったのか…。
義手の件で、そう思わずにいられない…。
そしてバックナンバーで前回の配信だけ見られない事と、スポンサーの存在が発覚。
どんどん謎が増えますね…。
そこでヒヨリが図書館に調べに行くと、そこには獲端が。
相変わらずの態度に、ヒヨリが中二病と言ったら獲端が叩いたり、口喧嘩が微笑ましい(笑)。
でもその後ヒヨリが見つけた名簿には、今までのキャストの罰ゲームが載っていて、獲端は当然ですが、そこには陀宰の名前も―。
つまり陀宰も前回のキャスト?
緊張の走る中、居眠りしている獲端を見かけて、つい肩を揺すって起こしたヒヨリ。
すると、憎しみさえ感じる程怒った獲端に驚き、そして傷付くヒヨリが気の毒でした。。
それでも謝ろうとするヒヨリは偉いのですが、そこで彼に凝部とのドラマが。
何か意味深な会話をする二人。
また気になる事が増えた…。
でも、ドラマが終わって戻ってきた獲端にうんざりされながらも謝って、また口喧嘩しながら一緒に宿舎に帰るヒヨリが、何だか楽しそう。
それに調理班の肝試しも、喧嘩しながら一緒に回る二人は、少しは打ち解けてきたのかな。
でも獲端の女嫌いって重症ですよね…。
そして個別ルート。
ヒヨリが脱衣所で、獲端と喧嘩したくないと考えながら髪を乾かしていると、そこに彼が。
そして鍵をかけろと猛烈に怒りながら出て行ってしまって。
どちらかと言うと、怒るのはヒヨリの方だと思うのですが。
まぁ服を着ていたとはいえ、ヒヨリも迂闊でしたが…。
おまけに朝から獲端と些細な事で喧嘩するヒヨリ。
周囲の皆には呆れて放っておかれるし。
それにしても獲端のヒヨリに対する当たりがキツイ。
でも本当はお互い喧嘩なんてしたくないんでしょうね。
まるで売り言葉に買い言葉。
だから図書館で異世界のレポートについて普通に会話できた時は、一安心でした。
ヒヨリはこの前見た名簿を確認し、罰ゲームの保管場所のメモに気付いて一旦保存。
その後キッチンに行くと当然獲端がいて。
でも今度は、ヒヨリだけだからと義手のまま料理をし始め、心配したヒヨリとまた口喧嘩に。
とは行っても、朝のような険悪なものではなく、どちらかと言えば痴話喧嘩のようで、微笑ましかったです。
それなのに、その後の二人の恋愛ドラマは最悪で。
ドラマが終わったあと、また口論になった時、「女なんて平気で嘘吐くし信用するだけ無駄」なんて言うし。
昔、女に騙され事でもあるのでは?
本気でそう思いました。
ヒヨリが一方的に責められて可哀想だった…。
また射落により、名簿でみた場所は店の名前と判明し、ヒヨリが行ってみるとそこには射落が。
結局ヒヨリが知っている事を話し図書館に行くと、名簿から該当のページがエラーになっていて。
でも流石射落は頭の回転が速い。
獲端と陀宰が再度キャストになった理由。
罰ゲームを再演しない理由。
前回参加したことを知らせなかった理由。
確かに、他の二つはわからないでもないですが、罰ゲームを再演しないのは不思議。
その為にまたキャストになったとしか思えないのに。
それに獲端がヒヨリにだけ義手を見せたのには、何か理由があるはず。
そんな事を考えていると、ヒヨリは結局獲端の事を信じたいだけだと気付きます。
獲端の態度が急に変わったのは、あの恋愛ドラマから。
恋を知らない少年が恋を知りたいという作品のオマージュだとか。
そんな話を射落から教えてもらっていたら、獲端にバカ呼ばわりされて、喧嘩しないように言葉を一旦飲み込むなんてヒヨリは健気だなぁ。
嫌われてるのに、嫌われたくないという乙女心。
獲端もその態度に何か思う事があったみたいだし。
かと思えば、ヒヨリの風呂上がりにまた喧嘩。
獲端の「女のくせに」はまるで誰かと比べてるいるようで。
でも、確かにそれが理由で怒られるなら理不尽だけど、つい言い返してしまうヒヨリの歯がゆさや悲しい気持ちもわかるから、可哀想でした…。
翌日ヒヨリが風邪を引いて寝込んでいたら、何と獲端が雑炊を作って運んできてくれて。
それに優しい!あの、獲端が!しかも謝るし!(笑)。
そして、だらしのない姉と妹の事を話してくれ、これが女嫌いの理由。
もっとドロドロしたものを想像していたのでホッとしました。
雑炊のお礼に、獲端の義手の掃除を手伝うヒヨリ。
そこで義手になった経緯も教えてくれて、今までの口喧嘩が嘘のよう。
そして今回の参加は自分の意志だと、教えてくれますが、再演をしない理由については教えてくれず、あまつさえ協力すると言ったヒヨリに激怒して追い出そうとする始末。
本当に獲端は何が地雷かわからないんですよね。
少し打ち解けたと感じたら、急に本気で怒り出すし。。
でもヒヨリとの口論で、優しいくせに優しくないフリをすることを責められると、今度は急に照れ隠し。
本当に素直じゃない(笑)。
結局、再演しない理由はわからずじまいでしたが。
ただ、凝部は何か知っているよう。
獲端とヒヨリをからかい、獲端に「痛い方」で殴られ、過去とヒヨリは関係ないと彼に説く。
ここで初めて会ったと言ってたけど、本当に?
それは射落も疑っていたようですが、それでもヒヨリは「誰も信じるな」と彼女に本気で怒ってくれた獲端を信じたいと。
確かに疑う要素はあるものの、獲端はすぐ感情に出るし、嘘が下手だと思うんですよね。
その後、獲端が珍しくヒヨリにメッセージで呼び出しクッキーの作り方を教えてくれるという奇跡が!
皿を落として割った際のやり取りが、また痴話喧嘩のようでニヤついてしまいました。
獲端の笑う姿初めて見たし。
二人でクッキーを食べ、獲端の好物の茶碗蒸しで盛り上がる二人が中々良い雰囲気。
ただ獲端が料理を得意になった理由には、やはり同情してしまいますね…。
そんな時にまたあの恋愛ドラマ。
ドラマは、ヒヨリの本音のフォローで無事にクリアしましたが、その後の廃寺と射落の弄りが容赦なくて、可笑しかった!
それにあの獲端の耳が赤くなったのが見られて、廃寺と射落に座布団10枚(笑)!
翌朝、今度は獲端が風邪で寝込んだ為、ヒヨリが様子を見に。
そこで、ヒヨリを信じると言ってくれた彼が、彼女の手を握りながら意を決っして女嫌いの理由を話してくれます。
それは本当に女嫌いというか女性不信になってもおかしくない出来事で…。
姉と妹なんてまだ可愛いもの。
お父さんの恋人って、同じ女性から見てもだらしないと言うか、思春期の男の子に何やってんのって思います。
でもこれで腑に落ちる事も。
ヒヨリに触れられたり、誰かがふざけてヒヨリとベタついたり、恋愛の話をしたりすると極端に嫌がってましたものね…。
お前を引き止めたいなら、触れるなら、黙っていられないし謝っておかないと、と言うセリフには、獲端の本音とヒヨリへの想いが全て詰まっている気がしました。
またヒヨリも獲端が寝てしまうと、彼以外とキスしたくないとか好きとか、つい口に出してしまって。
恋する乙女ですね。
ところが事態は一変し、獲端が前回のキャストだと黙っいた事が皆にバレて糾弾されるも、ドラマを再演しない理由については「やりたくないから」の一言。
ただ、皆の敵だと言い放った獲端が、ヒヨリについて聞かれた時、黙ったのは救いでした。
そんな所にディレクターが割り込んできて、いきなりドラマの再演と配信が!
彼が嫌がっていた理由は、キスシーンがあったから。
黙っていた彼の気持ちがわかるだけに、ディレクターのいやらしやり方が本当にムカつきます。
ドラマが始まっても、「キスする相手は自分で決める」と宣言した獲端を初めて格好良いと思いました。
そしてヒヨリの飛び入り参加!
自分もキスシーンの選択肢に入れてほしい、と告げたヒヨリも格好良かった!
そして本気のキスは、今までの獲端とは違うとても優しいものでした。
その後、獲端の左腕は元に戻り、特別にヒヨリも一緒に帰還出来る事に。
帰る際のいつもの二人の言い合いが、温かくて微笑ましくて。
ただ、ディレクターの「今回は私の勝ち」と言うセリフが気になりました。。
元の世界に戻ったヒヨリは、学校でようやく待ち望んでいた獲端と最会。
相変わらずの言い合いには微笑ましさしかなく、余りにも遅いと怒るよりも泣いてしまうヒヨリの背を撫でる獲端が優しくて。
そして残った仲間も少しずつ帰ってきた頃、獲端の姉と妹、母親に会ったヒヨリ達。
その後、結局言い合いになりますが、これからもこうして幸せに過ごして行く二人の様子が想像出来ました。
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