まったりのんびりほっこり

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『ジャックジャンヌ』攻略感想 〜根地黒門~

根地黒門(CV:岸尾だいすけ

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※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

攻略メモ

最初は既に攻略済のキャラクターと同じように、夏公演後から始めるつもりでしたが、休日のイベントが全て見たくなったので、攻略方法を変更。

最初から開始して、パラメータは夏公演終了までは表現と歌とダンス、親密度は根地先輩のみに絞ってプレイしました。

結果的にはこちらでもベストエンドまで見ることができました。

最初からやり直すのが面倒な方は、夏公演後の共通セーブデータからで良いと思います。

 

●新人公演、夏公演終了後  

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秋公演、冬公演終了後  

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●最終公演終了後    

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●最終的な親密度とトロフィー 

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感想

攻略後真っ先に思ったのは「もっとあとに攻略すれば良かった!勿体ない!」の一言。

私は好きなものはあとに取っておくタイプなので、余計にそう思わさざるを得ないくらい、根地先輩に心を奪われました。

 

彼の魅力について、これからたっぷりと語らせていただきます(笑)。

 

 

第一印象は、ものすごく口が回る(笑)。

滑舌の良い言葉が次から次へと切れ目なく紡ぎ出されて、理解が追いつかない速さ(笑)。

 

クォーツの組長兼脚本兼演出兼役者でありながらも、歌やダンスも器用にこなしマルチな才能を発揮する天才。

それでいていつも忙しいのに全体に目を配らせて、適宜フォローを欠かさない。

 

真面目なのかふざけているのかよくわからない喋り方をするかと思いきや、いきなり真摯で真面目な態度も見せてくる。

本当は思いやりがあるのに、照れ隠しなのかわざとふざけて隠そうとしている振る舞いなど、根地先輩の態度や表情、口調まで目まぐるしく変化します。

 

そういう根地先輩の行動は、まるで生き急いでいるような追い立てられているような、何か訳ありの様相。

 

それでも驚異の才能と強烈な個性で、クォーツを牽引しまとめ上げている根地先輩。

そんな彼を彼とたらしめているのは声優の岸尾だいすけさんに他なりません。

 

セリフの抑揚や緩急のつけ方が独特で「まさにこれが根地黒門!」と言わしめているといっても過言ではないでしょう。

何より声優さんの演技の振り幅がハンパない!

歌声も艶があって、特に高音の伸びなど本当に素敵で魅力的で聞き惚れてしまいます。

 

もちろん他の声優さんも素晴らしいのですが、根地先輩のキャラクターが特殊なだけに余計に目立つのです。

 

そんな根地先輩の個別ルートがどんな展開になるのか?

恋愛なのか友情なのか?

生き急いでいるという印象は伏線か否か?

ものすごく気になって、ワクワクしながらプレイしました。

 

 

「いつか何も生まれなくなる日が来るかもしれない」

 

根地先輩ルートでは、彼の父親に対する感情が核となり、良くも悪くも彼に影響を与えます。

そんな父親と向き合っていくというのがストーリーの根幹となっています。

 

彼が希佐に演じて見せた、とある演出家が主人公の一人芝居。

その時はただただ根地先輩の演技力に圧倒されましたが、後の希佐と海に行くイベントで、それが実話だったとわかります。

しかもその主人公が彼の父親であることも。。

 

いつもふざけてばかりいて本心を見せない根地先輩に隠されていた焦りやゆとりの無さは、ここからきていたのかと納得しました。

 

そして漏らした一言。

 

女性が怖い。

 

女性を愛してしまったら、父と同じように全てを失ってしまうかもしれないと告白する根地先輩。

「だからユニヴェールに来た」という彼にとって、これから希佐とどうなっていくのか?

ますます目が離せなくなりました。

 

そして希佐を引っ張りまわす日々を重ねるうちに、希佐の才能に惚れ込み期待をかけるようになり、どんどん難しい課題を与えていく根地先輩。

「もし女性なら求婚していた」と軽く冗談のように話すほど。

 

そんな中、冬公演のアルジャンヌ役に躓く希佐。

女性だとバレない演技が上達するにつれて、女性らしさを演じることに拒絶反応を示してしまいます。。

 

このシチュエーションはどのキャラクターも共通なのですが、キャラクターによってアプローチの仕方が異なるため、見え方が違ってくるんですよね。

だから根地先輩ではどのようになるのかものすごく楽しみでした。

 

そんな希佐に、根地先輩が演技指導で迫るシーンがあるのですが、これがまたたまらなく色気があって魅力的!

根地先輩ってこんなに色っぽくて格好良かったの?

演技なのか本気なのか?

見ているこちらがドキドキしました。

 

ですが突然何かにはじかれた様に身を引く根地先輩。

結局冗談にして終わらせましたが、どこか半信半疑な様子。。

  

そしてある時希佐に告げます。

 

希佐が相手の望む形を演じているのではないか、君という人間をしっかり見ればわかることもあるだろうけど、それが怖いと。

 

かなり鋭く人間観察に優れた根地先輩が、怖くてできない。

それは希佐の正体を知ってしまうと、父親と同じように才能を失ってしまうかもしれないのが怖いということ。

そして根地先輩が希佐に対してどういう気持ちを抱いているのか、理解しているということ。

 

そうして舞台上でチッチが泣いている姿を見て、希佐自身が泣いていると、とてもきれいで苦しいとつぶやく根地先輩。。

 

無事にチッチをやり遂げた希佐に、根地はこれから、自分に安全な場所で好きなことだけやり散らかしてきた報いが来るかもしれないと打ち明けます。

あとはきっと答え合わせをするだけ。

全てを知ったらきっと僕は。。。

 

そしてクリスマス。根地先輩にとって審判の日。

 

ここから、根地先輩の個別ルートに入ります。

 

即興劇で希佐を女と見抜き、拒絶するように希佐を遠ざけたにもかかわらず、根地先輩は彼女のことばかり考えてしまいます。

 

今までどうやって生活してきたか?

なぜばれなかったのか?

そしてチッチの涙の理由に思いを馳せ、その心情を察し気遣う姿に思わずこちらももらい泣きしそうになりました。。

 

その後根地先輩は、最終公演の脚本を書かなければならないのに、まるで父親と同じように希佐が気になり脚本が書けないことに愕然とします。

 

一方で希佐も、女性が苦手だからユニヴェールに来たと言う根地先輩から安心できる場所を奪ってしまったことに傷付き悩みます。

このお互いのすれ違う様子に、何とも言えないもどかしさを感じて切なくなりました。。

 

そして訪れた最終公演の配役発表の日。

それは何とも意外で、またある意味予想通りとも言える展開でした。

 

何と台本が出来ていないとは!

あの根地先輩が!!

 

女性を愛したら才能が無くなるという根地先輩の言葉が脳裏に蘇る希佐。

いつの間にか根地先輩にとって希佐が大切な女性となり、また希佐にとっても彼は大切な存在になっていたんですね。

 

おそらく他のキャラクターとは違うであろうこの展開に、先が気になりドキドキしながらもプレイする手を止められませんでした。

 

とにかく二人のやり取りから目が話せなくて、すべての選択肢を試し、一番しっくりくるものを選んで進めたので、時間がかかるかかる(笑)。

 

脚本が書けず、他のクラスよりも練習が遅れるクォーツ。

父親と同じ状態になってしまったことで、悩む根地先輩。

それでも希佐に対する気持ちは益々募る一方。

 

そうして根地先輩が出した結論とは。

 

いつも明るくテンションの高い根地先輩を苦しめているものが、生死をも左右するほどのものであることに愕然としつつ、何とか立ち直って欲しいと願わずにはいられませんでした。

父親の呪いとでも言える楔を断ち切るためには、希佐の存在が必要不可欠だったんでしょうね。。。

 

希佐の行動によって、何とか救われた根地先輩。

希佐と根地先輩をベースにアルジャンヌに希佐、ジャックエースに根地先輩を置くことで、ようやく無理矢理ですが何とか脚本出来上がったものの、練習時間はごくごく短い。

  

そんな状況の中、才能が無くなって、しかも女性との距離の詰め方もわからない中、希佐とのシーンに途方にくれながらも諦めず、クォーツのみんなに頭を下げながらみっともなくてもあがく真面目で真摯な根地先輩の姿に、目頭が熱くなりました。

 

 

舞台自体は、クリア済みの創ちゃんから数えて3回目となる公演ですが、演出が違うため全く飽きることなく、それ以上に展開がどうなるのか気になり、物語に引きずり込まれました。

 

そして最後の舞台で魅せてくれた根地先輩の演技に、希佐の演技に、クォーツのみんなの気持ちに涙が溢れて止まりませんでした。。

 

特に根地先輩がカッコ良すぎ!

根地先輩と希佐がモデルになっているので、いつものおふざけ気味の強いクロウリー役なのですが、クライマックスのシーンは、全ての想いを詰め込んだ渾身の演技!

それに応える希佐の演技と歌にも根地先輩への想いが詰まっていて、感動と言う言葉では足りないくらい感動しました!

 

おまけに舞台が熱い!

クォーツのみんなが時間がない中、そして根地先輩の調子が悪い中、協力しあって舞台を作っていく様をずっと見ていたので、感動もひとしお。

皆なんてイイヤツばかりなんだ!

 

最後の舞台挨拶は、根地先輩らしい無茶振りでありながらも粋な幕引きで、大いに笑わせてもらいました(笑)。

 

また、クラス賞と個人賞の件では、根地先輩ルートならではの明るい雰囲気でとても楽しませていただきました。

 

そしてこの根地先輩ルートで以外にもキーとなるキャラクターが田中右先輩。

事あるごとに、抽象的ですが転機となる会話をしたり、舞台中には解説役も務めてくれます。

他の個別ルートでは不気味というか神秘的というか得体の知れないイメージですが、こちらのルートではもっとも人間らしい。

 

そんな田中右先輩に「うらやましい」と言わしめ拍手までさせる程の舞台!

田中右の、根地先輩への挨拶にも泣かされました。

 

 

ドタバタしながらも何とか無事に終えた最終公演。

気になる失われてしまった根地先輩の才能は・・・?

そして希佐との今後は??

 

まさか根地先輩でこれ程ロマンティックなグッドエンドとベストエンドが見られるとは!

まさに予想外の嬉しさ!

 

あの!根地先輩が!〇〇〇〇〇するなんて!!

 

ここはぜひぜひご自身の目で確かめていただきたいくらい、根地先輩らしい繊細な気遣いと凛々しくて男らしい姿が拝めます!

 

ベストエンドも、根地先輩の気持ちの整理ができて、更に前に進んでいく逞しさと希望に満ちた未来が垣間見えるものでした。

手を繋ぐシーンは、根地先輩のさりげ無い優しさと初々しい恋人らしさに溢れていてとても微笑ましかったです。

ついつい何度も見返してしまいまうくらい、お気に入りのシーンになりました。

 

 

正直イロモノ枠の印象しかなかった根地先輩(笑)。

本当に最初から最後まで根地先輩に魅せられ夢中にさせられたストーリーでした。

もう一度じっくりと味わいたいくらい根地先輩の魅力がたっぷり詰まっていて、きっと最初の印象が覆されること請け合いです!

 

根地先輩の魅力を余すことなく伝えたくて、ついつい長々と書いてしまいましたが、少しでも根地先輩の魅力が伝わりましたら幸いです。

ここまで読んでいただきどうもありがとうございました。

 

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©Sui Ishida/BROCCOLI