まったりのんびりほっこり

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『ジャックジャンヌ』攻略感想 〜睦実介~

睦実介(CV:笠間潤)

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※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

攻略メモ

カイの休日イベントを全て見るため、最初から開始。

パラメータは夏公演終了までは魅力と歌とダンス、親密度はカイのみに絞ってプレイしました。

 

結果的にはこちらでベストエンドまで見ることができました。

最初からやり直すのが面倒な方は、夏公演後の共通セーブデータからで良いと思います。

 

●新人公演、夏公演終了後  

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秋公演、冬公演終了後

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●最終公演終了後
     

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●最終的な親密度とトロフィー 

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感想

寡黙で控えめ。決して他人に自分の意見を押し付けない謙虚な性格に、穏やかな物腰。

そして何より視野が広く、いつも周りを気にかけサポートしている頼りがいのあるカイ。

反面、あまり自分の気持ちを表に出さず、個人的なことで人の手を借りられない一面も。

 

またカイと言えばイタチ(笑)。

 

そんなカイの演技スタイルは、アルジャンヌを彩る為に、また他人を引き立てる為、器に徹する事。

 

 

いつも他人を気にかけ気遣うカイは、夏公演で初めてのジャック役に悩む希佐に、アドバイスをします。

自分のジャックエースに何か感じるものがあるなら、いくらでも盗めばいいと言う太っ腹ぶり!

それでいながら、悩んでいる時にはいつもそっと寄り添い静かに支えてくれる頼もしい先輩でもあります。

 

ところが、カイの予想に反して、夏公演では何と希佐がカイの器に!

この公演をきっかけに、カイは自分の可能性に広がりを見出し、希佐に対しても特別な感情を抱き始めます。

 

いつも控えめで謙虚で自分よりも他人の為に尽くすカイが、この後どのように希佐との関係を築いていくのかとても気になりました。 

 

 

そしていささか唐突に明かされたカイの生い立ち。

普段のカイからは窺い知れない過酷なものであり、かなり驚きました。。

 

早くに両親を亡くし、親戚をたらい回しにされ、挙句の果てに施設で育ってきたというカイ。

その生い立ち故に常に孤独を感じているなんて。。。

それなのに、まるで人間として不完全であるかのように、自分を責めるんですよね。。

 

希佐が、いつかその孤独を埋めてくれるような、一生側に居たいと想える大事な人と出会えるとカイに告げた時には、本当にそうなれば良いと願いました。

 

そして希佐の「介はみんなにとって必要で自分の信頼も揺るがない」という言葉で、突然涙を流すカイ。

母が死んだときにも流れなかったという涙が・・・。

 

正直、カイがここまでの孤独や喪失感を抱えているのが意外でした。 

いつも一歩引いて周りに気を遣い、何があっても支えてくれる、そんな頼りがいのあるイメージでしたから。。

寡黙なだけに、抱え込んでいた心情を吐露する場面はとても辛く、そんなカイを守って支えてあげたくなりました。

 

カイルートは、彼の自尊心の低さや、孤独感、自信のなさなど消極的な面がクローズアップされていきます。

ここからどう立ち上がっていくのかが、見所であり最大のポイント。

 

秋公演ではジャックエースとしてフミの器として支えましたが、希佐と世長のコンビによってフミは自由になり、それによりフミとのコンビを壊されてしまいます。 

しかも冬公演では出番の少ない神父役。

 

秋公演での不甲斐なさを悔いつつ、ハヴェンナの神父らしさを求められ更に落ち込み悩むカイ。

 

そして希佐もまた、新たな壁にぶつかって悩んでいました・・・。

隠していた女性の部分を求められ、人知れず悩んでいる希佐を見て、自分には何もできないのかと、自分よりも彼女を心配し苦しむカイ。

 

本当に良く言えば謙虚、悪く言えば卑屈に取られるくらい、自分のことは後回しにして他人のサポートに徹するカイの姿は、まるで与えられた役の神父のよう。

そしてこれこそが根地先輩が彼に与えた課題。。。

 

白田の熱い想いを込めた発言によって、自分を振り返り悪あがきをすると決心するカイ。

他人のサポートばかりではなく、自分に向き合うことを決意します。

 

 「俺はお前の美しさを知っているんだ」

カイだからこそ引き出せた希佐の女性としての魅力。

カイがどれだけ希佐を大事に想っているのか伝わってくる大事なシーン。

  

こうして見事ハヴェンナらしい神父を演じきったカイ。

これからは自分の叶えたいものの為全力と尽くすと誓います。

また、一度は断った玉阪座への入門も決意します。

 

秋公演までは共通のストーリー展開なのですが、やはり特定のキャラクターを掘り下げたイベントが入ると、新鮮さが増しますね。

 

 

そしてクリスマスからカイの個人ルートに突入。

 

あまりにも意外で突拍子もない出来事で、希佐はカイに女だとバレてしまいます。

まさかこう来たか!とちょっと驚いたものの、今まで攻略してきたキャラクターにはなかったシチュエーションだったので、興味津々!もうのめり込んでプレイしました!

ですが、フミが初めて見たという倒れそうなほど動揺したカイの様子に、こちらも少なからず動揺。。。

 

希佐を失いたくない、離れたくない、ずっと一緒に居たい。

ここで、伏線だったのか以前の「孤独をうめてくれる大切な存在と出会える」という希佐のセリフがよみがえります。

 

このシーン、希佐の選択肢がでるのですが、迷うことなく「好き」を選択(笑)。

カイの反応がまた、女性慣れしていなくて初々しくて真摯で良かった~!

「守る」発言もたまらないですね(笑)。

 

夏公演から今まで希佐に支えられ、また希佐を支えてきたカイ。

ジャックエースになりたいと、希佐を一番美しく見せる自信があると宣言するカイは、今までで一番男らしくて素敵でした。 

 

 

クリスマスイベントが終わると、一気に最終公演に向かいます。

 

配役発表のシーンは各キャラクターによって違うため、こちらも少し緊張しました。

創ちゃんの例もありますし、、、。

 

ですがアルジャンヌはすんなり希佐でほっと胸をなでおろした一方、ジャックエースはまさかのフミとカイの一騎打ちに!

根地先輩えげつない!(笑)。

そしてやっぱりというか、当然ジャックエースはカイに!

祝福するフミの態度が爽やかすぎてまぶしい!(笑)

 

とまぁ、結局この一連の出来事は根地先輩とフミの猿芝居だったのですが(笑)。

でも、他キャラクターとは違う配役発表の仕方で、とても楽しめました。

 

カイは改めて、ジャックエースとして希佐のアルジャンヌを器として支えると誓います。

 

もちろんその言葉に嘘はなく、稽古中もカイは希佐を支えリードしていきますが、決して順風満帆ではなくどちらかと言うと波乱万丈・・・。

 

希佐は他クラスのアルジャンヌと自分を比較して、己との才能の差に悩み苦しんだ挙句、田中右先輩の助言を受けて、まるで継希に取り憑かれたように、そして命を削るように稽古する始末。

そりゃ倒れるし、カイも心配するって。

 

そうかと思えば、今度はあの器に徹していたカイが自分が前に出たいと言い出すし。

事あるごとに、希佐と目を逸らすようになるし。

ようやっとカイのおかげで希佐の調子が戻ったと思ったら、今度はその立役者である張本人のカイの調子にまたしても異変が起きる。

まさに予想外の出来事の連続で目が離せませんでした。

 

 

その最中に訪れたバレンタインデー。

根地先輩曰く殉教者と評されたカイですが、バレンタインで今まで溜めていた感情が一気に爆発します。

 

カイの魂の叫びのような告白に、今までの殉教者然とした姿は見られません。

ここに来てやっと希佐に対する我欲や、生い立ちの苦しみ、継希への嫉妬を解き放ち、希佐に助けを求める姿は、まるで迷える子羊。

逆に希佐が母親のようにカイの全てを受け入れるこのシーンは、お互いの想いが溢れていて、静かで優しいラブシーンでした。

 

その後見事に己の葛藤を克服したカイは、その演技力や迫力に加え、舞台全体を把握し皆のサポート役もこなすという、まさにジャックエースとしての真価を思う存分発揮します。

その姿は、やっと自分の為に生きられるようになったカイの、どこか吹っ切れたような清々しさがありました。

 

そして、最終公演前日に明かされた、継希の本当の想い。。

カイの優しさと気遣いに、思わず涙がホロリでしたよ。。

 

 

そしてようやく迎えた最終公演!

開演直前舞台袖のカイの口上に泣かされ、まさかの鳳君にも泣かされ(笑)、更には大いに笑わせてもらいました!

 

気になるカイのレヴィと希佐のシシアの舞台とは!?

 

とにかく圧巻の幕開け!

今まで攻略してきたキャラクターの中でも一番派手な演出で思わず目と耳が釘付け!

まさかの創ちゃんのアドリブに拍手!

そしていきなり創ちゃんにアドリブを振るカイもナイス!

 

舞台の大まかなストーリー展開は同じなのですが、ここでは国境公演の主役がレヴィとシシアとなり、「レヴィがどうしてもシシアとやりたいと言った」などからかわれる演出も。

レヴィの小さな声で「うるさい」というセリフに思わずクスッとなりました。

 

そうして最大の見せ場のクライマックス!

レヴィの心情に変化を感じたカイが、根地先輩にラストのセリフにアドリブを入れる了承を得、そしてフミもまた粋なアドリブを加え、何とも言えない感動的なシーンに!

 

レヴィことカイは、最終公演に相応しい、カイの好きな黎明の空のように綺麗な輝きを放っていました。

 

こうしてクォーツは念願の、クラス優勝!

希佐とカイも、無事に個人賞を獲得しクォーツは大盛り上がり!

また、カイのサポートにより、希佐は名実ともに稀代のアルジャンヌへ!

本当にクォーツって良いクラスだなぁ・・・。

これがこのメンバーでやれる最後の公演なんて、寂しすぎる。。

もっとこのメンバーでの舞台が観たかったですね。。

 

 

グッドエンドでは、カイが大伊達山に別れをつげ、そして喫茶店の常連になる決意を固める、カイにしてはちょっとお茶目なシーンも。

 

レヴィを通じて、残すものも残されるものも辛いと理解したと語るカイ。

それは自分達にも向けられた言葉。

卒業するものと残るもの。

そしてカイは、レヴィのセリフ通りの行動をします。

「お前を抱き上げ教会に行こう」

まぁ本当に教会にはいかないでしょうけど(笑)。

 

ベストエンドは、玉阪座の期待の新人となったカイと希佐が喫茶店でデート。

そして一人暮らしをしているというカイが、食べ終わったら甘いものを用意しているからと、自分の家に誘います。

あのカイがなんと積極的に!それにここじゃ言えない言葉って何!?(笑)。

これだけで、ベストエンドを見たかいがありました(笑)

 

ようやっとカイルートをクリアしましたが、スチルのイラストもカイの色気が存分に堪能できるもので大満足でした!

 

余談ですが、休日イベントのカイの部屋。

カイが希佐に放った「そばに来てくれ」という一言は、あまりにも色っぽくて悶絶しました(笑)。

休日イベントは全部見ることをオススメします!

 

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©Sui Ishida/BROCCOLI