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音ゲー苦手でも大丈夫!?『ジャックジャンヌ』体験版感想

 

音ゲー要素有」ということで、全く見向きもしなかった『ジャックジャンヌ』。

ですが、本当に気まぐれで体験版をプレイしたところ、音ゲーということで全く期待していなかった分、やってみるとこれがまた面白くて大ハマリ!

まさかこれほどハマるとは自分でもビックリです。

 

 

 ※若干ネタバレしておりますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

「男性版宝塚歌劇団」 ?

主人公の希佐が女性であるにもかかわらず、全寮制の男子校、ユニヴェール歌劇学校に入学するところから物語が本格的に動き始めます。

このユニヴェール歌劇学校、実は希佐の兄がいた学校なのですが、現在の行方については謎となっています。

そのせいなのか、学園長がある条件を持ち出して希佐を受験させます。

 

何となくどこかで見た気がする設定だし、ご都合主義な感じが否めなくもないのですが、それを吹き飛ばしてくれる勢いがこのユニヴェールでの学園生活にはありました。

 

日常の過ごし方

演劇の学校なので、授業は歌やダンスもちろん、役作りに必要な魅力や読解力を学ぶ座学なども勉強していきます。

このあたりは金色のコルダときメモと同じ流れでしょうか?

月曜から金曜まではこの授業のいずれかを選択して、パラメーターを上げていきます。


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土日は外出ができ、キャラクターとのイベントで親密度が上がることも。

 

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また、ある程度ストーリーが進むと、音ゲーの歌と踊りの練習もできるようになります。

 

平日は授業の合間に新入生による演劇の練習イベントが挿入されます。

同期生との友情や嫉妬、先輩の指導など、かなり本格的な演劇の練習風景が描かれており、思わず引き込まれてしまいました。


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思ったより本格的な劇中劇

一番驚いたのが、この劇中劇。

王道のファンタジーなのですがとても面白く、キャラクターの魅せ方も上手い。

キャラクターデザインも務めた石田スイ氏のイラストは、この劇を盛り上げる最大の要因でもあります。

 

また歌も素晴らしく、よくあるキャラクターソングではなく、本当にミュージカルなのには驚きました。

まぁ、この歌と踊りのシーンはいわゆる音ゲーなので、あまり楽しむ余裕はなかったのですけどね。。。

それでも十分に惹きつけられる演出で、音ゲーをしながらもバックに流れる映像にも魅入ってしまい、忙しかった。。

 

私は普段舞台など全く見ないのですが、本当にこのお芝居をきちんと観劇したいと思わせるほど感情移入してしまいました。


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苦手な音ゲー

私は大のアクション苦手で、音ゲーも例に漏れません。

ですが、ここではプレイする前に難易度が選べて、それでも上手くプレイできなければ、授業で歌とダンスのパラメータを上げる事で難易度を下げる事ができるようです。

 

このゲームではダンスと歌ではいわゆる音ゲーの種類が違います。

ダンスは一般的な、割り当てられたボタンをタイミングよく押していくタイプ。


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ところが歌はそうではなく、ラインに沿って左右にタイミングよくボタンを操作させるもので、これが私には初めてで大混乱!


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どうしても普通の音ゲーのようにボタンを押してしまい、序盤はランクが最低のCでした。。

 

ですが、歌の授業と休日の練習で難易度もかなり下がったせいか、本番では無事にSSを取る事が出来ました!

  

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もちろんクラス優勝と個人賞金賞も取れて、大満足のうちに体験版を終えることが出来ました。

 

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こういう、練習をしてみんなで何かを作り上げて賞を取るというスタイルのゲームは、金色のコルダ以来なので懐かしくてとても楽しかったです。

 

まとめ

体験版も面白くて一気にプレイしてしまいました!

今は続きがやりたくて仕方ありません。

 

石田スイ氏がデザインしたというキャラクターやイラストは、とても個性的であり、独特の世界観とビジュアルは美麗で素敵です。

ですので、石田スイさんのファンの方にはおススメなのですが、このジャックジャンヌ、いわゆる一般的な乙女ゲームとは違います。

 

演劇学校が舞台ですので、各クラスで競い合い賞を取ることがストーリーの大きな目的となっています。

 

ですので、普通の恋愛アドベンチャーゲームを期待されている方にはあまり向いていないかもしれません。。

 

どちらかというと恋愛よりも友情という印象を受けましたが、まだ序盤なのでゲームクリア時にはどうなるかとても楽しみですね。

 

また、一般的な乙女ゲームとの違いの最大の要因である音ゲー要素ですが、苦手の私でも何とかできたので、その辺りの心配はさして問題ないかなと感じました。

 

石田スイ氏のイラストやシナリオは気になるけど音ゲーが苦手という方や、恋愛要素はどうなの?という方は、まずは体験版をプレイしてみてはいかがでしょう?

意外と夢中になるかもしれませんよ?

 

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©Sui Ishida/BROCCOLI