まったりのんびりほっこり

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『ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-』【ALTERNATIVA】~ダンテ・二コラ・大団円・総評~感想

 ALTERNATIVA

とうとうというか、ようやくここまでたどり着きました。。

「BURLONE」の個別ルートもボリューム満載でしたが、この「ALTERNATIVA」も負けじと劣らず!

 

通常なら大団円のみで終わるところを、無印(前作)の大団円ルート後から始まり、それぞれの個別エンディングと大団円エンディングまで用意された、このサービス精神旺盛のシナリオ。

本当に制作スタッフの皆様には頭が下がります。。

 

今回、ダンテ→大団円→二コラの順でクリアしましたが、感想につきましては、ダンテ→二コラ→大団円の方がキレイな順番ですのでそのようにさせていただきます。

 

※若干ネタバレがありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

※基本的なストーリーの流れはどのキャラクターも共通ですので、それぞれの個別イベントに焦点を当てさせていただきました。

ダンテ

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一貫して拠点をファルツォーネで選択すると、ダンテと二コラルートに進みます。

 

ダンテルートでは、ダンテの意外な一面がちらほら顔を覗かせてくれます。

 

ファルツォーネ家に滞在するとのことで、ファルツォーネ家御用達の仕立屋がやってきて、リリィの普段着やドレスを選ぶことに。

 

楽しそうにドレスを選ぶニコラとレオに対し、済まなさそうなダンテ。

ですがレオとニコラの選んだドレスに慌てふためいたり、目が点になったり(笑)。

結局リリィにドレスを選ばせることになるのですが、この辺りのダンテの百面相が印象的で、とても伝統あるマフィアのカポとは思えない様子が微笑ましかったです。

 

また、政治家のパーティーに付き添うリリィのドレス姿に頬を赤らめるダンテも相変わらず可愛いのですが、リリィをダンスに誘う男をあしらうダンテはカポの風格を醸し出していて、こちらは凛々しい!

 

同じくあしらった二コラの取った行動にムッとするダンテには、やっぱり微笑ましくて笑ってしまいました。

結果的にこの行動で、二人はリリィ救ったことになる訳ですが。。

 

また別の場面では、カフェラテに砂糖を入れるのを隠したり、子供の頃鳩に襲われたのが理由で鳥が苦手だったり。

その鳩に襲われた際、隣にいたニコラが腹を抱えて笑っていたと根にもつダンテに思わず笑みがこぼれました。

  

ですが、もちろん意外な面ばかりではありません。

第8の秘蹟について、同じ使命を背負わされたもの同士としてリリィを守って行くと約束してくれる真面目で誠実なダンテ。

そしていざという時リリィ自身を守るために銃の扱いを教えてくれます。

 

11枚目のレコードはダンテとヴェネチアに行くことで手に入れます。

このあたりのシーンは「BURLONE」のダンテルートを彷彿とさます。

 

また、途中で挿入されるMSですが、キャラクターによって若干違いがあるようで、相変わらずえげつないファントムに辟易でしたね。。

他にもマルコの過去のMSでは、ダンテとニコラが誘拐された話。

マルコの意外な過去が明らかになり、現在のファルツォーネ家との関りにも納得させられました。

 

エンディングはダンテとパーティーでダンス。

 

とにかくリリィに惚れている気持ちを口に出せないダンテが、まるで無印の頃のようで初々しく、とても懐かしくなりました。

やっぱりダンテのこういう初心なところが好きなんですよね。

 

だからこそ「BURLONE」でのダンテの成長がよくわかって、その誠実さに益々惹かれてしまいました。

 

ニコラ

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ダンテと同じで、最初の拠点からファルツォーネ一択。

 

こちらのルートでは、相変わらずな「ズルいイタリア男」の一面も盛りだくさん!

ですが一方では意外な一面が垣間見られ、それは決してダンテのように微笑ましいものではありませんでした。。

 

政治家連中相手に機微を読むのがうまかったり、ローマでのトラブルを素早く解決したり、ラウルにけん制をかけたり有能なアンダーボス振りは相変わらず健在。

 

また一方では封印を解く方法に逡巡したり、政治家のパーティーでリリィのドレスに迂闊なことを言いそうと誉めたり、ファントムからの執拗な誘いに対しては、手にキスをしてあしらって、ダンテの不興を買ったり(笑)。

  

ここまではある意味「当たり前」の二コラなのですが、バルトロによって29歳にしては割と子供っぽい性格が暴露されます。

ですが甘え方もさすが「ずるい男」で、本当に子供みたいなニコラが新鮮で愛おしい(笑)。

 

また、リリィはニコラ行きつけのバールへ付き合い、バリスタエドモンドを紹介されます。

「女性連れとは珍しい」とバリスタエドモンドにからかわれたり、リリィがエドモンドと会話するのを冗談混じり嫉妬したりする二コラ。

 

みんなで和気あいあいとした雰囲気の中で、偶然エドモンドの服の下に手術の後を見つけるリリィ。

実はこれ、伏線なのですよね。。

他のキャラクターのルートでこのバリスタの件は知っていたのですが、こういう風にキャラクターとして立たせる描写があると、一層ファントムの胸糞悪さが増しますね。。

 

そこにオリヴァーが仕事の打ち合わせでやってきて、話題は自然に第一次世界対戦に。

二人とも従軍しており、オリヴァーは後方で金勘定を、ニコラは激戦地のアルプスにいたと知らされます。

 

ここから二コラの意外な一面が描かれるようになります。

その過程が、結構ヘビーで辛い。。 

 

このルートではリリィの好きな小説としてトルストイの「戦争と平和 」がでてきます。

この「戦争と平和 」について、従軍経験がある二コラの反応はあまり良くなく、どちらかというと小馬鹿にしている印象。

  

ファルツォーネファミリーがたくさん眠る墓地に墓参りに来ていたニコラが、「ここで眠っているだけ彼らは運がいい」という台詞の重さは、後に真意が判明します。  

 

ある時リリィにお願いされて「カポレットの惨敗」について語るニコラ。

次々と死んでいく戦友を目の当たりにし、遺体や遺品を持ち帰ることも叶わず、いつか自分の番が来ると覚悟していたと言うニコラ。。。

  

ここで挿入される二コラのスチルは普段は優男風の二コラが、「冗談で笑う余裕もなかった」と本人がCGコメントで言っている通り、どこか気だるげで諦観しているような表情で、これこら起こるであろう激しい戦闘の前の独特の静けさと緊張感が、淡々と描かれています。

 

「ALTERNATIVA」のニコラルートは、ピオフィオーレのなかでも一種独特の、他とは毛色の違ったエピソード。

そして背負っているものの重さもダンテ達とはまた違った意味で特別でした。。。  

 

ニコラの背負ったものは一族の使命だけではなかったのに、普段のニコラはそれを微塵も感じさせず、今まで伺い知ることはできませんでした。。 

まぁ、今回初めてこのエピソードが明かされたのでそりゃそうだと言われれば身も蓋もないんですけど(笑)。

ですが、制作者側は最初からおそらくここまで設定していたのではないのかな、と思います。

時折見せる二コラの冷たい部分は、これも起因の一つなのかなと勝手に想像しました。

 

最後のレコードの件は、ニコラとローマへ。

ローマの有名な大学に通っていたこともあるため、ローマには詳しいニコラ。

二コラの賢さや知識の豊富さなどはこの高学歴も影響があるに違いないのに、「学歴は関係ない」と謙遜する二コラにときめきました(笑)。

 

ローマではガリエ家の家令が生きていて、彼から最後のレコードを受けとります。

特殊なガリエ家でもセバスティアーノは特異で他者の痛みに共感できないこと、

だからこそ他者を傷つけることを厭わないことも知らされます。

 

要は、どうしようもない屑人間で、矯正のしようがない程のゲス加減で全く救いようのない外道だということですね。(ファントムが好きな方、本当にすみません。。)

 

夕食ではニコラが選んだドレスでディナー。

ここまでの展開がヘビーだったので、この辺りのニコラはいつも通りで、ある意味ホッとしますね(笑)。

 

以降の展開は他のキャラクターとほぼ同じです。

鉄王冠については、ガリエ家の敷地を掘り返して見つけたとニコラ。

ペドーネの身元についても、色々思うところはあるだろうにさらりと説明する二コラに複雑な思いが沸き起こりますね、やっぱり。。

 

エンディングでは、図書館で戦争関係の専門書を集中して読むリリィを、他の本を読みながら待つというニコラ。

 

小一時間ほどで眠気がさすリリィは、「ニコラがいたから安心したのかも」といって睡魔に襲われそのまま寝入ってしまいます。

 

そんなリリィを、肩に凭れるように誘導したニコラに思わずキャー!と歓声(笑)。

やっぱり二コラはこうでなきゃ!(笑)。

 

最後、二コラの「覚悟して」には思わず今後の展開を妄想してニヤニヤしてしまいました。

 

大団円

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ファルツォーネ→老鼠→ヴィスコンティの順で拠点を移動することで進みます。

 

ストーリーは他のルートとほぼ同じ。

違うのは、ギルルートの家族の件と、教会でリリィが攫われることくらいかな?

 

リリィを攫った意図については、アンリが何故もっと手際よく復讐できなかったかを知るためだそうですが、いつも明るいレオが刺されたのには本当に(比喩ではなく)胸が痛かったです。。。

 

また、こちらはダンテルートの銃の扱いについて踏襲しています。

ダンテルートでは出番のなかったリリィの銃ですが、こちらではいざ銃を使う決意を固めた瞬間に、颯爽とブルローネマフィア達5人が登場!

 

勝ち目がないと踏んだファントムが、鉄王冠を暖炉に投げ捨て、それを追うダンテに銃を向けるファントム。

 

ここから、5人の連係プレイでファントムを追い詰めるのですが、その過程が流れるように息がぴったりでまるでアクション映画を見ているよう!

  

また、今回ファントムをに対しても楊と二コラの漫才のようなやり取りが妙に軽快で、丁度いい息抜きになりました(笑)。

楊は誰との会話もめちゃくちゃ面白くなる要素がふんだんにあるのですが、私は特に二コラとの会話が気に入っています。

 

最期に、ダンテがファントムに言い残す言葉について聞くのですが、ファントムらしいセリフを吐き、その後ダンテによって命を絶たれます。

 

そうしてようやくこの一連の騒動の幕が降ります。

 

鉄王冠をエミリオに渡し、今後3年間ブルローネにおける政府の無干渉を約束。 

ニコラはアンプル回収した旨と、ファントムの部下を全員捉えたと報告。

こうしてブルローネに再び束の間の平和が訪れます。

 

そして大晦日

大団円のお約束で、メインからサブまでキャラクターが勢ぞろいで何とも賑やか!

 

エレナと大広場に行くリリィ。

マルコとロベルトに会い、珍しくロベルトから「いい新年を」と告げられるリリィ。

 

その後ルカとオリヴァーにも遭遇。

ジュリアから有名なお店のお菓子の情報を聞き、買いに行くエレナに突然双子が現れ一緒にお菓子を買いに行くことに。 

リリィは席取りでお留守番です。

 

そこへ双子を探しきたリー。

金を払わない双子の肩代わりをさせられているようで、でもちゃんと双子の尻拭いをしている辺りが次席の鏡?(笑)。

 

すると、なんと楊も登場!

双子の放牧をしに来たらしい楊(笑)。

 

ここからメインキャラクターの総出演で、大団円のいつも通りの笑い溢れるセリフの応酬となります!

 

ダンテに「こんな祭りに足を運んでよほど暇」とからかう楊。

「その言葉そっくりそのまま返す」とニコラ(笑)。

 

「せっかく平和を享受している人々を眺めての年越しも悪くない」とダンテに、二コラが「もしかしたからあの子も来ているかもって言ったら急に乗り気に・・・」といいかけると、「ニコラ!」とダンテが一睨み(笑)。

  

また、楊が大晦日のイタリアの風習について(赤色の下着をつけて新年を迎えると、その年が幸運に恵まれる)リリィにに訊ね一言

見せろ」(笑)。

 

とくかくこんなやりとりの応酬が続き、ファントムの陰惨で衝撃的な事件をようやく忘れさせてくれました。

 

最後は、楊が下着の件で皆に責められているときに花火が上がり、乾杯してエンド。

 

何とも大団円に相応しいエンディングとなりました!

 

 

その後スチルかフローチャートかわかりませんが、クリア後にイラストが2枚解放されます。

 

1枚はメインキャラクター達の和装姿。

どんな格好をしていても、やはり彼らは絵になりますね!

ほんとに素敵でカッコいい!!

 

もう一枚は、どうやらサブキャラクター総出演のイラストなのですが、これがまた普通のイラストとは違って、最初はちょっと戸惑ってしまいました。

 

というのも、大人のキャラクター達がどうにも皆「若い」のです。

子供のキャラクターもいますし、、、。

これが皆中々に可愛い(笑)。

そうかと思えば、双子などの子供達は大人に!

この大人姿の子供たちが初見では誰だかわからず、かなり解読に苦労しました(笑)。

 

とにかく、双子はカッコよくて美人、エミリオ?と思われる人物はそれはそれは耽美で妖しく美しく、最後まで不明だった割とイケメンはどうやらルカのようです(笑)。

 

こうして隅から隅までじっくり眺めていても全く飽きることなく、とうとうフルコンプできました!

 

総評まとめ

圧倒的なボリュームと、シリアスでドラマティック、更にコメディ要素も満載なシナリオやおまけのイラストなど、最後まで盛りだくさんな内容で大満足!

 

本当に期待以上の出来で、やってよかった!

  

ゲームを立ち上げると、昔の八ミリ映画の開始のように始まる映像と主題歌。

これがオシャレで美しく格好良いビジュアルと、歌い手さんの歌唱力で嫌でもピオフィの世界に引き込まれます。

私は無印のオープニングも好きでしたが、今作のこのオープニングも物凄く気に入っていていて、ゲームを立ち上げるたびに飽きることなく幾度と聞かせていただきました。

 

そして美麗でアンティーク調な雰囲気でまとめられたメニュー画面。

これだけ眺めていてもワクワク感が止まらず、いやでも期待が膨らみます。

実際クリアした今でも、飽きずに眺められるほど素敵です。

 

キャラクター

ストーリーも文句なしのボリュームとシナリオですが、なんと言っても一番はキャラクターの魅力に尽きるかと。

ヒロインのリリィを始め、メインキャラクターはもちろんサブキャラクターもそれぞれに魅力があり、一人として無駄なキャラクターはいませんでした。

 

リリィ

「BURLONE」のリリィはすでに誰かと恋人同士であり、当然色々と経験も積んでいるのですが、それでも恥じらいや、息継ぎが苦手などウブなところもあり、決して慣れたり擦れたりしていません。

 

また「ALTERNATIVA」も含めて、ところどころ心の中で呟くツッコミのセンスがよく、ただただ守られてるだけの可愛いお人形さんではないのも魅力。

 

自分できちんと考えてはっきりと発言したり、知りたいことやわからない事は人に教えを請うたり勉強したり、努力家で賢い部分も好感が持てます。

 

おまけに牌九に関しては楊よりも強い(笑)。

また物怖じしないところも好きですね。

そんなリリィだから、みんなに愛されるんだなと素直に受け止められます。

 

また相手によってリリィの性格やセリフが微妙に変化して合わせてあるのも、よくできてるなと思いました。

 

私はニコラ推しですが、今回は楊も相当気に入っていて、リリィと楊の関係性がとても素敵で心に残っています。

 

ニコラは、まぁ、あんな感じですし、リリィがたまにお母さんのように見えなくもないこともありますが(笑)、そこも含めて二人の関係性がとても生き生きと描かれて、本当に大好きですね。

 

それぞれのキャラクターに合わせたリリィなので、時には合わない場合もあるのでしょうが、私はどのリリィも大好きでした。

 

サブキャラクター

今回新旧合わせて多くのサブキャラクターが登場していますが、旧作の中ではリーが良い味を出していたなと。

もしかしたら、あの双子よりも出番が多かったのでは?!と思わせるほど(笑)。

 

新キャラクターでは、やはり乙女ゲーム史上最悪のファントムがあまりにも強烈すぎて印象に残っています。

 

あとはやはり袁ですかね。

楊は自分が愉しければいいのである意味わかりやすいですが袁は何も感じないので、何をするのかわからない恐怖はあります。

  

また、多少期待外れの感があったラウル。

ダンテやニコラの遠縁だけあってイケメン要素は文句ないのに、本当にオツムの足りなさ加減が残念でした。(ラウルが好きな方、本当にすみません。。)

 

テオも、もうちょっと思慮深ければなぁとこれまた惜しい感じ。

使徒候補であるわけだからそこそこ強いはずですし、血は繋がってはいないとは言えリリィの兄であるのだから、せめてリリィ守るところなど見たかったですね。。

まぁ実際は守るどころか真逆だったわけですけど。。

そういう意味ではヨハンも中途半端な役割だったなぁ。(テオとヨハンが好きな方、本当にすみません。。)

 

逆に設定が十分生かされていたと思われるのが、ユージーン。

好きか嫌いかで言えば嫌いですが、ギルの神経を逆なでする存在としては、うまく機能していたと思います。

ただ思っていたよりも小物でしたね。。ジャックの方がまだ人間的に大人な気がします。(ユージーンが好きな方、本当にすみません。。)

 

あと違った意味で残念だったのがバルトロ。

顔出しがなかったのが、唯一残念でなりません。。

何か機会があれば、ぜひお顔を拝見させていただきたいです。

 

ストーリー

今作は1926年のイタリアが舞台のため、しつこいくらいにファシズムファシスト党ムッソリーニという名称が頻繁に登場します。

マフィアの弾圧も徐々に厳しくなり、まるで真綿に首を絞められているような状況にはこちらも息苦しくなりました。

 

また大団円のニコラルートでは、第1次世界大戦当時の過酷な従軍と環境などが描かれています。

 

一体どれだけ調べたのだろうと、シナリオライターさんやスタッフの方々の苦労が偲ばれます。。

ここまで物語に落とし込むのは、相当なご苦労があったであろうことは容易に想像できますし。。

だからこそ、この「Episodio1926」の世界には矛盾がなく、過酷な状況や運命に抗うように立ち向かっていく彼らの生き様に惹きつけられるのでしょう。

 

この後、彼らがどのような人生を送るのか。

まだまだ興味は尽きませんし、できることなら「北の国から」のように皆の成長過程を見守りたいので、是非シリーズ化してほしいです(笑)。

 

クリアしてしまったのがまだまだ名残惜しく、本当に淋しくて仕方ないです。。。

ですが特典のCDや小冊子は手付かずなので、これからじっくり楽しむ予定。

いずれこれらの感想なども書けたらいいなと思っています。

 

ただ、最後にどうしてもこれだけは言いたい。

プレイしようかどうか迷っているなら、ぜひとも間違いなくやってほしい!

ご自身で、ぜひこの物語を堪能していただきたい想いでいっぱいです。 

 

※ここからは追加です。(2020/12/31)

確かにおすすめしたいのですが、銃や刃物による血しぶきのグラフィックや効果音、又今作はテキストによる猟奇的な描写もあります。

ですので、これらが苦手な方には残念ながらおすすめできません。。

 

かく言う私も以前はこれらも含め、BADエンドも苦手でしたが、ピオフィオーレの世界に触れていくうちにその魅力に引き込まれ、すっかり慣れてしまいました。

 

ただ、全員が私のように慣れる訳ではないですし、その必要もないですから。。

苦手だけどどうしてもピオフィオーレをやりたいという方は、戦闘シーンはAボタン連打でセリフや効果音をなるべく飛ばしながら、BESTエンドだけを目指してみる、というのも手かなと思います。

(実際、私は無印のオルロックルートをこれで乗り切りました)。

※追加ここまで

 

 

長文(特に二コラ)になってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

次回もお目にかかれると嬉しいです。

 

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