まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

ビルシャナ戦姫 ~一樹の風~ 佐藤継信 攻略 感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

佐藤継信(CV:近藤隆

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いつも礼儀正しく、物腰がソフトで泣きぼくろが印象的。

忠信とは逆の位置なんですね。

 

平泉での遮那王達の生活は、穏やかでほっこりさせられます。

 

秀衡の邸からの帰りにわざわざ忠信を言いくるめて継信が送ってくれたのは、どうやら遮那王と二人になる為。

 

でも限られた時間を遮那王と一緒に過ごしたいというのもわかります。

 

それ程迄に遮那王の為人は素晴らしく、皆に慕われているんですね。

 

だから継信も、遮那王に頼って欲しいし力を尽くすとまで言ってくれる。

でもこれをきっかけに、忠信と過ごす時間が増えてかえって良かったのかな。

 

遮那王も継信と一緒にいると楽しそうだし落ち着くみたいだけど、ふと気になるのはこれからの進む道のこと。

 

忠信がそれに気付いていて、真摯に言葉を尽くして彼女の抱えている悩みを聞き出すくだりは、彼らしくて心が温まります。

 

それに冷静で思慮深い彼だから答えにも説得力がある。

 

そんな彼に、これからも悩みを打ち明けて欲しいと言われれば、甘えたくもなるし頼もしい。

 

そして継信を兄として親しみを覚えた遮那王に、彼が頭を撫でて甘やかしてくれたのは羨ましいし、照れる彼女に「愛らしい」としれっと言うのも彼らしく自然で素敵。

 

それにしても、忠信がむさ苦しいなどの言われようは気の毒かも(笑)。

 

そんな時に突然秀衡から見合いの話が!

春玄と遮那王の態度から、何か察した継信は流石聡いですね。

忠信の羨ましがりようとは180度違うのが笑えます。

 

でも薬草を煎じた茶で遮那王を騙して女だと確認するのは、彼も人が悪いなぁ(笑)。

それだけ遮那王を気にかけてくれるし、事情を聞いて立派だと気遣ってくれるのは嬉しいですけど。

 

そしてこのことは秘密にするし、見合いの件も上手く事を収めると頼りになる。

 

実際、本当に秀衡を説得した継信は流石。

女だとバレたのが彼で良かったと、遮那王が感じるのも納得かな。

 

春玄にも継信にバレたことを説明しますが、遮那王の立場を悪くさせるようなことは絶対にしないと誓ってくれて、男らしいし頼もしい。

 

それからの継信が、遮那王を優しげな瞳で見つめるのが多くなったって、もう絶対に好きになってますよね。

遮那王だって兄のようとは言ってるけど、彼に惹かれ始めてるはず。

 

そして遂に頼朝の挙兵で高綱が遮那王を迎えに来ると、佐藤兄弟も家来として付いてくることに。

ただ、継信の思い詰めたような顔が気にかかります。


元服も終えた義経がそんな継信のことが気になり夜の庭に出ると、そこには家臣になった継信が控えていて。

 

義経の決意や意志など全てを尊重し、彼女の一番近くで盾となり守ると忠誠を誓う姿は、気高く誇り高い騎士のようで、その格好良さに痺れました。

侍だけど(笑)。

 

でも継信が家臣となったことで線引をして、今までのような付き合い方が出来ないのが寂しいと告げる義経が正直で健気。

 

壁を作らず頭を垂れるなと義経にお願いされたら継信だって断れないでしょう。

彼女の想いを組んでくれる継信の優しい笑顔と了承の言葉が、これ程嬉しいとは。

喜ぶ義経が可愛いです。

 

また世の中を平和にしたいという義経の決意も聞かされ、益々忠誠が強くなる継信が男前でした。



頼朝の元へ向かう旅では、皆がわちゃわちゃしていて和みます。

義経と一緒に馬に乗りたいという話題は、後に出てきて上手い演出だなと。


漸く頼朝と合流するも、すぐに富士川の戦いで奇襲する部隊を率いる事になった義経

でも思っていたような再会ではなく、落ちこむ彼女に気付いて気遣う継信が嬉しかったですね。

 

そんな継信も主を守りながらの戦いは初めてで、しかもその主が女人の義経なら、万が一を想像して緊張し不安になるのも仕方ない。

 

そこで彼の手を掴んで、自分だけでなく家臣の命も守ると言い切る義経が凛として力強いし、惚れちゃいますね。

 

奇襲も無事に成功し喜びもつかの間、頼朝が春玄の太刀をわざわざ確かめに来たのは、伏線でしょうか。

 

でも相変わらず頼朝は義経に冷たい。

ここで継信に心配をかけたくないと自分を戒める義経と、そんな彼女を気遣う彼がいい感じです。

 

それに元気がないのに無理に明るくしている義経を息抜きさせる為に、鎌倉の町へ「視察」と称して連れ出す継信の心遣いが有難い。

 

とは言え、弁慶たちも義経の供をしたいと言うのを正論で蹴散らすのは流石(笑)。

 

また、元気がないのは富士川の戦いでの失態が原因と弱音を打ち明ける義経を、励ますような継信との信頼関係に心が温まります。 

 

彼の言葉に素直に嬉しいと思う義経が、救われていくのは嬉しいですね。

 

だから義経が、家臣とも肉親とも違う信頼で、継信は継信として側にいて欲しいと伝えれば、彼も、兄としてでも家臣としてでもなく、継信として甘えて欲しいと、どこまでも甘やかそうとする。

 

「出来ない!」と恥ずかしがる義経が可愛かったです。

 

そして継信が義経を連れてきたのは、彼しか知らない野原。

男として必死に自分を律する義経を見ていると胸が苦しくなるという継信は、戦が終われば女人として生きる道もあると諭します。

 

でも女人として生きるということは、周りにも知られるということで、彼女の美しさを独り占めしたい継信には我慢できない。

 

そうして後ろから彼女の頬に手を当て振り向かせるシーンは、継信がとても色男で堪りません(笑)。

 

ただ、戦が終われば継信は奥州へ帰ってしまうという事実に漸く気付いた義経の、胸に穴が空いたような寂しさが切ないですね…。

 

ところが、邸に戻ると春玄と話をしていた頼朝がいきなり義経を抱き寄せ、まるで女人だと。

 

継信が割って入って彼女を庇ってくれましたが、彼にしては冷ややかな態度。

頼朝といえども許せなかったのかな。

 

そんな緊張感をぶち壊してくれたのは、忠信達。

本当に彼らは良い意味で緊張感がなくて癒されますね。

 

 

そうして後白河法皇からの義仲討伐に向かう途中、同族討伐で心を乱している義経を連れだす継信は、いつも彼女の憂いを取り除き心を穏やかにしてくれて、本当に細やかな心遣いが嬉しい。

 

また義経を守るという継信を、彼女も心配して…。

 

二人の距離が少しずつ、でも確実に近づいていく過程が好きですね。

 

ところが渡河戦では、継信のまさかの負傷。

かなりの重傷で義経はいったん引くものの、継信の叱咤で将としての務めを果たす彼女が凛々しい。

 

本当は、継信のことが心配でたまらないでしょうに…。

 

継信は一命をとりとめたものの意識はなく、このまま意識が戻らなければ危ないと…。

 

そこに義仲を討った義経が戻ってきて、継信の着物をつかみ「起きろ!」と叫ぶ。

彼女には彼しか見えてないほど、もうなくてはならない存在なんですね。

 

だから継信の意識が戻って本当に良かった。

それを確認し泣き出した義経の心中を思うと、胸が痛い。

 

そんな義経を優しく抱きしめ、詫びる彼女を穏やかに慰め甘い言葉を告げる継信は、怪我をしても色男健在。

 

そして寝込んでいる継信の面倒を見る義経が甲斐甲斐しい。

 

だから平家の討伐に彼を連れて行くのを、義経が怖がるのは当然でしょう。

 

ただ頑なにそれを拒む継信が、絶対に譲れないものは義経だから。

信念を語る彼が男前すぎて、本当に格好良いです。

 

でも、してもらうばかりで心苦しいと、して欲しいことを継信に必死に聞く義経が健気で愛らしい。

 

ただ、継信の願いは家臣としては恐れ多く、義経義経である限り決して叶わない分不相応な望み…。

 

これである程度何を望んでいるのかわかりますね。

だからこそ余計にもどかしい…。

 

そんな継信が今言えることは、戦が終わっても側に居たいということだけ。

 

それでも、別れると思っていた義経にはどれだけ嬉しいか。

お互いがお互いの側にいたい。

 

怪我の身でありながら思わず義経を抱きしめる継信を、抱きしめ返す彼女も自分の気持ちに気付いて。

 

戦が終わった後、軍を抜けて継信と一緒に平泉で一緒に暮らしたいと言う義経に喜ぶ彼が幸せそう。

 

ただ、継信の呟いた「例え二人の道が交わらずとも」という一言が、棘の様に心に残りました。

 

 

一ノ谷の奇襲も成功し、そこには継信の姿もあって一安心。

 

と思ったら、後白河法皇の策略で、義経に役職が与えられることに。

でも、信綱との約束を馬鹿正直に話して官位を断るのは真面目な義経らしいけど…。

 

おまけに、頼朝にも同じことを話して軍を抜ける了承を得ようとすると、何と今すぐ平家を滅ぼし役に立って誓いを果たせと。

 

この件を継信に嬉しそうに話す義経が可愛い。

でも継信は何か思うところがあるよう。

 

屋島では平家も必死で激戦になるし、そんな戦いに大切な人を危険に晒したくないという継信の気持ちが痛いほどわかる。

 

でも苦しむ人を救い継信との未来を掴むためなら命を賭けても厭わないと、義経がとても凛々しい。

 

共に生きるという約束を守る為、二人は屋島の戦いでまた奇襲作戦を。

少数精鋭で勝浦に渡り、陸から攻めるという作戦中に、継信をかばい教経に矢で射られた義経

 

重症を負いながらも継信達に三種の神器の回収を指示し、自らは教経を追うという義経は、継信との約束を果たそうと無理をしているのが痛々しい…。

 

恋愛END

教経を倒そうとする義経を行かせるわけにはいかないと継信。

平家には大きな損害を与えたし、三種の神器の探索も戦が終わってから出来ると説得します。

 

主の命令に背いてまで継信が取った苦渋の決断は、彼女を抱きしめる腕と体が震えるほど。

それだけ彼にとって、義経が大切な存在だとわかりますね…。

 

そうして義経が気を失っている間に、三種の神器も春玄たちに無事に回収されて良かった。

 

そうは言っても、平家を滅ぼすことが出来なかった義経の焦燥が痛いほど伝わります。

 

でも継信が常に彼女に寄り添い不安な心をほぐし、優しく抱きしめ心配してくれるなんて羨ましい。

 

お互いが大切な存在で一緒に生きていきたいと甘い時間を過ごしていたら、忠信がやってきて、その驚き様に笑いました。

 

頼朝からの呼び出しには、突然法王の使いがやって来て、義経に官位を授けると勝手なことを言ってくるのが腹立たしい。

 

すると頼朝が、いきなり義経の任を解き「弟ではない」と宣言するとは。

 

そこに現れたのは春玄と常盤御前

常盤御前の告白は、前作をプレイしていれば知っている内容でしたが、義経にとっては衝撃ですよね…。

 

平家の件は春玄が引き継いでくれるそうで、彼が頼もしく見えました。

 

でも頼朝の言い方はもうちょっと考えて欲しかったですね…。

 

お前の居場所はないだの、用済みだの、何処へなりとも去るが良いだの。

一応、十分な働きだったとは褒めてくれましたけど。

 

自分が何者でもなかったことに落ち込んだ義経を、「私の唯一の主」と呼んでくれる継信が優しくて、出自など関係なく彼女に心を奪われた等の言葉に胸が熱くなりました。

 

でも義経に対しては結構欲深いですね。

 

彼の本当の願いは、義経と結ばれること。

源氏の人間でないなら、それは叶う。

 

義経にとって残酷な事実を喜んでしまうのは、仕方ないでしょう。

 

そして義経が何者でもないから言える愛の言葉は、彼女も同じで。

二人で伝え合う「愛している」と口付けのシーンは甘くてとろけました。

 

それに義経の本当の願いは、継信と一緒に幸せになりたい。

きっと彼なら叶えてくれますね。

 

 

平泉へ向けて旅立つ当日の二人が仲睦まじくて、女人姿の義経はとても可愛い。

 

それに見送りに来てくれた忠信達は、相変わらず騒がしく、でも温かくて。

継信と忠信の言い合いには、冗談も交じっていて微笑ましかったです。

 

また、春玄のたった一言の伝言には、どれだけの想いが込められているのだろう…。

 

旅立つ二人には明るい光が差しているようでした。

 

 

平泉へ戻った義経は、遮那という名に。

「遮那殿」と呼ぶ継信が、何だか新婚さんのようでくすぐったいです。

 

その遮那も佐藤家で平和に暮らしているようで、安心しました。

それに継信も秀衡にまた仕えるようになって、今まで通りに。

 

忠信が一月とあけずに遮那に文を寄越すことに、なにやら面白くなさそうな継信が可愛い。

こんな一面もあるんですね(笑)。

 

それに継信の前に座って馬に乗る遮那が照れてるのも可愛い。

その顔を見たくてわざと馬に乗ったという継信のデレデレ振りが堪りません(笑)。

 

そういえば、平泉から出てくる道中でそんな会話もありましたね。

 

そうして連れて来たのは、継信のお気に入りの野原。

 

改めて愛の告白をする継信は、今度は彼女に妻になって欲しいと。

家族の絆を求めていた遮那に、本当の家族になろうと言ってくれる継信には、感謝しかありませんでした。

 

当然遮那の言葉は決まってますよね。

 

誓いの言葉が口付けなんて、もう継信の色男振りには完全にやられっぱなし(笑)。

 

奥州の地で、これから二人で平和で幸せな未来を築いていくのが楽しみです。

 

悲恋END

※道導の「継信五章・二」で、好感度「低」からでも見られます。

 

継信が漸く三種の神器を見つけると、法王の息のかかった源氏の兵士が彼を背後から襲い致命傷を与えるとは。

 

義経を取り込み源氏の力を分散させ、存在しない神器を探し続けさせるとは、何と狡猾で卑怯な手を。

ただそれよりも継信の容態の方が気がかりでならない。

 

そう思ったところ、ここで死ぬわけにはいかないと、瀕死の継信の反撃には燃えましたが、それも長くは続かず…。

 

彼の義経を呼ぶ渾身の叫びに、胸が締め付けられました。

 

一方で、重傷を負いながらも平家を滅ぼし、継信との未来を信じて、彼に気持ちを伝えるのを楽しみにしている義経が哀れでなりませんでした…。

 

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