まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~ 春玄 攻略感想

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

春玄(CV:斉藤壮馬

 

遮那王の幼馴染。

幼馴染同士の恋愛がどうなるのか楽しみでした。

 

いつも遮那王の側にいて彼女の事を知り尽くしている春玄は、常に彼女を守ると心に決めていて、ただの幼馴染みでも主従でもない複雑な関係。

 

弁慶の一件で、教経達から追われる事になった遮那王と春玄は、追手から逃れるために平泉へ向かうことに。

 

ところがせっかく鞍馬寺に破門されたというのに、重衡が連れてきたのは遮那王の母である常盤御前

意地の悪いことを…。

 

ただ義経が助けた後、常盤御前の振る舞いに「?」が。

遮那王には触れようとせず蔑み怯え、春玄にはすがって謝る。

そりゃ遮那王だって落ち込むでしょう…。

そんな彼女に春玄は、源氏を捨ててもいいと、苦しむ彼女を見たくないと言ってくれる。

その優しい気遣いが嬉しかった。

 

それに源氏の子として扱われる平泉行きを一旦見合わせ、遮那王の心を大切に扱ってくれる春玄には癒やされます。

 

また海を見たついでに頼朝に会ってみたいと言う遮那王の希望を汲んてくれる春玄。

家族にすがりたい彼女の気持ちが分かるのでしょうね。

 

偶然出会えた頼朝は冷たい。

でも春玄の父親の形見の太刀を見て、一瞬何か思った…?

そして意外にも頼朝の、遮那王の天命は頼朝と共にあるという言葉。

家族の縁に薄い遮那王にとって、それは彼女に平泉へ行く覚悟を促したよう。

またその意志を尊重してくれる春玄も、彼女を支えてくれて頼もしい。

 

ただ血の繋がりにを気にして、元気のない春玄。

そんな彼を気遣う遮那王に、「いつだって俺を頼ってくれ」と春玄の元気が出たようで一安心。

またそんな彼の表情に一瞬目を奪われた遮那王がときめいて見えました(笑)。

 

そうして漸く着いた平泉での生活は、遮那王達にとって穏やかなもの。

春玄は兵法を学んで立派に警備に活かし、遮那王に褒められて嬉しそうなのが可愛い。

 

ただ打倒平家の機運が高まる中、泰衡は春玄に遮那王と主従関係を結べと言う。

仕方ないのでしょうが、遮那王と春玄の心中は複雑でしょうね。。

だから春玄が従者として修行をしている姿を見た遮那王は、寂しさを感じて彼の事ばかり考えてしまう。

 

そんな時、久しぶりに春玄と会って不安だった心が安心に変わった遮那王ですが、やはり彼とは今まで通りでいたい。

何とも言えないもどかしさを感じます。。

 

そしてとうとう以仁王からの令旨で頼朝が起ち、当然遮那王も参陣する事に。

遮那王元服も済ませ義経となった平泉最後の夜。

寝付けない義経と春玄は偶然外で出会います。

 

何かに耐えるような顔の春玄は、義経の従者となることにまだ覚悟が決まらない。

でも義経もそれは同じで、今まで通りの形でいたい。

幼馴染みであるからこそ、お互いの立場や気持ちがわかりすぎてこの関係性を大切にしたいんですね。

 

そんな二人が、主従関係なく共に生きると誓ったのは必然でしょう。

それに二人だけの時には「遮那」と呼びたいと言う春玄に喜ぶ義経が、本当に嬉しそうで思わず頬が緩んでしまいました。

 

頼朝軍に合流し再会した頼朝は相変わらず冷たい。

だから春玄の事前の情報収集を頼朝が受け入れ、奇襲に出ることになったのは意外でした。

 

富士川の戦いは頼朝軍が圧勝。

頼朝に労われる義経と春玄ですが、頼朝が気にしたのはまたしても春玄の父親の形見の太刀。

春玄の出自も気にしていたし、何かありそう。

 

その後、京の鳥羽離宮後白河法皇と謁見する頼朝達。

そこで法王が、義仲と頼朝で平家を倒した方が源氏の棟梁となると言い、兄弟同士の戦いが春玄の不安を煽ります…。

 

また肉親を求め続けている義経の心情を察し、力を尽そうとしてくれる春玄は本当に優しいのですが、やはり「血には勝てない」という引け目が。。

 

でも義経にとって春玄は、他の何とも比べようがないほどなくてはならない存在と告げられて漸く笑顔に。

そして義経が春玄をくすぐり押し倒した時には、思わず「おお!」と(笑)。

せっかく春玄の声が甘くいい雰囲気なのに、義経が動揺して離れたのが勿体なかった。。

 

義仲の上洛と平家の都落ちで、鞍馬寺へ身を寄せる義経達。

そしてここでも頼朝は、覚日に義経と春玄の出自を確かめる。

嫌でも伏線と思ってしまいますね。。

 

そして頼朝の命により義仲軍の情報を得る為、義経白拍子、春玄は笛の奏者として潜入。

義経白拍子姿、春玄が見惚れるのも分かるくらい可愛い!

お互いが照れるのも可愛い!

義経が春玄を意識しているのも可愛い!

義経の鮮やかな姿に春玄が「参った」にはこちらも参った(笑)。

 

肝心の情報収集は上手く行ったのですが、義仲が義経を押し倒した時には、ハラハラしました。。

春玄の機転で何とか上手く切り抜けたあと、彼が義経を「もう強がらなくていい」と抱き寄せたシーンはスチルもあり思わずうっとり。

 

自分が非力な女であることを認識した義経が、春玄といると安心しほっとできる。

彼女の手が春玄の背中に回ったのもポイントが高かったです。

 

そんな義仲軍が一ノ谷で平家に惨敗し、院宣により頼朝が義仲軍を討伐する事に。

圧倒的な強さで義仲を討ち取った頼朝に、義仲が放った「因果は巡る」という言葉が不吉でした…。

 

またそれを裏付けるようかの法王の言葉。

兄弟どちらが源氏の棟梁になってもなんて、まるで予言のよう。

 

それに春玄の義経に対する態度が、まるで姫君を扱うようだと頼朝が指摘。

頼朝は義経の事を気付いている…?

それに自分にいるのは妹ではなく弟だとも言ってたし。

 

義経と春玄が、頼朝にバレないよう気を付けようと話したそばから、頼朝がまるで女だと確かめるかのよう義経の手を取る。

春玄によって何とかその場を切り抜けほっとしたら、今度は春玄が頼朝と同じ事を義経にし「男に簡単に気を許さないでくれ」と。

 

お前は女なんだから。

この一言が春玄の義経に対する本音なのでしょうね。

 

それに頼朝に対して不安がある春玄。

冷淡な頼朝が、義経が女だと知ったら…。

だからこそ、義経を戦から開放し自由にさせたい。

春玄はいつでも義経を想って気遣い守ってくれて心強い。

 

ところが頼朝が常盤御前を訪ねるのに、義経と何故か春玄まで同行させます。

そしてまたしても春玄を見て謝る常盤御前

 

常盤御前の話はある程度予想はしていましたが、義経の気持ちを考えると胸が痛い…。

頼朝は春玄の太刀を見て確信していたようですが、まさか春玄が頼朝の本当の弟だとは。

おまけに義経が女だとバレるし。

ただ義経の出自は結局分からず…。

 

平家追討に向かう最中、義経は春玄を避けるように。

今まで自分を支えていた出自が偽りであり、なら自分は何者なのか。

彼女の悩みは尽きる事はないでしょうね…。

そして春玄だって何を言っても彼女を傷付けるだけだから何も言えない。

二人がもどかしすぎる…。

 

そんな心労がたたって義経は熱をだして倒れてしまい、春玄が駆けつける。

義経の気持ちを汲んで相変わらず優しい春玄。

彼女は彼にとって唯一無二で、一緒にいられることが全てと言ってくれる。

愛しくて大切だと。

それは義経も同じ想いだから。

お互いが誰であろうと関係ないと話し合う二人の絆は、より一層深まったよう。

 

そして眠った義経に、お前は俺のただ一人の女性だと呟いた春玄が、男らしく凛々しかった。

 

また義経の出自の件は、混乱を防ぐ為当面伏せておくと言う頼朝。

一ノ谷での戦いでは、大手軍は頼朝と義経、搦手軍は何と春玄が指揮を執り、しかも鵯越で逆落としを仕掛ける事に。

 

それが例え頼朝が春玄の力量を試す為のものであるとしても、義経も春玄も成功を信じているし、離れていても心は傍にあるから。

 

逆落としの春玄は、スチルもあって勇猛果敢。

こういう彼も素敵ですね。

 

そうして無事に一ノ谷で勝利を得て、皆に祝福されている春玄が眩しい。

だからこそ本当の事を話すのは今という義経の希望で頼朝が事実を語れば、そりゃ皆驚きますよね。

 

宴から抜け出した春玄を見つけた義経

頼朝が話したのが早すぎると納得がいかない様子の春玄に、皆に囲まれた彼を誇りに思ったと話す義経は嬉しそう。

 

また義経は自分よりも頼朝を優先してと春玄に伝えますが、春玄が「家族でいたいのはおまえだけだよ」と彼女を引き寄せ。。

春玄にとって、義経は誰にも取られたくない程かけがえのない人であり、彼女以上に深く強く縁を結びたいものなんていないと。

そして義経も同じ想いを感じていて。。

平家との戦いが終わったら、一緒に暮らしたい。

とても甘くて色っぽいこのシーンは、本当にロマンチックでした。

 

また戦の準備をしながらでも、その願いが叶うのが待ち遠しいという二人のやり取りが、甘酸っぱくて微笑ましい。

 

ところがここで平家との戦いが終わった後、春玄に官位を授けると法王が画策。

そして義経を女と見抜いていたこともあり、褒美として法王一族へ嫁げと。

武士による支配を阻止するためとはいえ、何と狡猾な。

魂胆に気付いて断る春玄に対して、今度は鞍馬を盾に脅す発言。

 

今後について義経に落ち着いて考えを話す春玄が頼もしかったですが、法王の脅迫をどう覆すのか不安でいたら、素早く強引に義経を宮中へ連れて行くなどという法王の暴挙。

おまけに弁慶たちの前での女人だと告げる始末。

春玄が制止するも、逆らえば全員捕らえると言われるし。

もう腹立たしくて仕方なかった。

 

無理やり邸に連れてこられた義経が、何を言っても聞く耳持たず。

一方で春玄も動きますがこちらも門前払い。

義経を想う春玄の笛の音が悲しく響きます。。

 

漸く法王に会えた春玄は、義経を娶る代わりに官位を授かれと。

どうしても春玄たちを引き入れて、源氏の勢力を二分して力を削ぎたいという思惑に虫唾が走る。

 

漸く義経を迎えに来た春玄が彼女を抱きしめたのは良かったけれど、胸騒ぎが。。

結局春玄は、義経を取り頼朝と戦う道を選んだんですね。

義経を失いたくない春玄を、彼女のために全てを投げ打つ決意を、どうして責めることができだろう。。

その決意を受け入れ、彼と共に生きる覚悟をした義経が悲しくも美しかったです。

 

壇ノ浦の戦には義経も参加。

そして頼朝達は、平家との戦に乗じて春玄たちを消し、朝廷には討ち死にしたと報告する流れに。。

正に因果は巡る。。

 

本当は兄弟で争ってほしくない義経が気の毒。。

二人を引き裂くものは全て消すという春玄と、共に行くという義経

二人の無事を願わずにはいられない。

 

平家との決戦では、義経と春玄が神器を奪還した時に勝鬨が聞こえ、源氏が勝利。

長い戦いが漸く終わったと、ほっと一息ついた途端に義経達に矢が。

頼朝達が義経と春玄を消そうと、懸念していた通りになってしまった。。

 

頼朝と戦う春玄と義経は、もう体力の限界。

そして頼朝によって二人は斬られ、海へ…。

 

 

恋愛エンド

あれから二月後。

義経が女性の姿で春玄と現れたのにホッとしました。

どうやらずっと臥せっていた様子。

でも二人共生きていてくれて良かった。

ただそれは頼朝が敵対していた振りをしていたから。

春玄と義経の頼みを聞いてくれたとは本当に驚き。

 

源氏を捨てただの人になった二人は自由に。

その胸には互いを想う愛情だけ。

でもそれさえあれば幸せだと言う義経は、毎日あふれてくるから貰ってくれないと困ると。

それなら俺の愛も受け取ってくれと春玄も負けていない。

そんな惚気け合う二人のやり取りは甘くて、でも未来に希望を感じさせるものでした。

 

 

悲恋エンド

壇ノ浦の戦いで神器を手に入れた途端に、頼朝達の攻撃を受ける義経と春玄。

矢を放たれ、避けきれなかった義経はそのまま崩れ落ち…。

そして頼朝から庇うように彼女を抱きしめた春玄も頼朝に斬られ海へ…。

 

義経が最後に見たのが、水中で微笑む春玄なのが救いでした…。

生き残った春玄が憐れですが、これから源氏と戦って生きていくのでしょうね…。

 

 

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