まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

CharadeManiacs for Nintendo Switch (シャレードマニアクス)真相ルート

 

※ネタバレ要素がありますので、クリアされてからご覧になることをおすすめします。

真相ルート

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廃寺は何を知っているのか。

本当の廃寺を知ることは、離れることとは逆だから。

それがどんなに悲しくても辛くても、真実を受け止める覚悟をしたヒヨリが頼もしかったです。

 

そんなヒヨリに、お墓で何を知り何を思うのか証明してほしいと言う廃寺の目的は?

 

そして掘り起こしたパルトとアルバムには、伏線の臭いが。

アルバムには、アステルのプロトタイプ完成記念の写真もあり、持ち主は、モルペウス計画の参加者。

 

ヒヨリが何か掴めたかと思ったその時、陀宰がやって来て突然の頭痛。

何かを思い出そうとすると、この頭痛が起こるのはもうお約束ですね。

入れ替わりに廃寺は姿を消しますが…。

 

陀宰は、ヒヨリに黙って話を聞いてくれと。

そして、今日だけ彼と一緒にいて欲しいと。

 

この流れは陀宰ルートに行くのかと思ったのですが、流石に違いました(笑)。 

 

そして二人でお墓の調査。

見つけたバングルのデータをヒヨリのバングルに移すと「記憶の復旧」が。

 

そしてようやく、陀宰が同じクラスで隣の席だった事だけでも思いだしたヒヨリにホッとしました。

ここまで長かった…。

でもバージョンが違うとバウンサーの非常な声で、データの再生は中断って。

 

記憶を思い出しかけたヒヨリを見て焦る陀宰を見ながら、言いたくても言えない彼の気持ちや事情を彼女が察してくれて、本当に嬉しかった。

 

だからヒヨリが記憶を思い出すと宣言し、陀宰から涙がこぼれた時、こちらも思わずもらい泣きしてしまいました。

 

ですが突然のメンテナンスで作業は中断。

お墓のバングルのデータを調べようとした矢先のメンテナンスには、何やらありそうですが…。

 

宿舎に帰ったヒヨリが、自分の持っている陀宰と廃寺の情報を皆に開示したのには驚きました。

それにプロデューサーの指名もまだするなと、条件も付け加えるなんて度胸がある。

 

また明瀬と射楽から、バングルの機能を使った身体に影響を与える事件の話をここで聞く事になるとは。

確かヒヨリの学校の先生が話してましたよね。

 

被害者は全員個人情報を持っていない身元不明人。

そしてその被害者の記憶ごと消されていれば、過去にデッドエンドになった参加者の可能性もある訳で。

 

そんな緊張感をぶち壊してくれたのは、窓から侵入した凝部。

おまけに自分が前回の参加者だとサラッと爆弾発言まで。

あっけらかんとした凝部は、どこか憎めないんですよね(笑)。

 

そして彼と獲端の話した、前回参加者から消されている記憶。

それは目を奪われた陀宰しか考えられない。

でもその理由は?

 

そして凝部が皆を連れていきたい場所に移動しようとした時、ヒヨリだけ草原へ。

待っていたのは、もちろん廃寺しかいないですよね。

 

しかもまた子供のように話し漢字を教えてくれと白々しく、得体が知れなくて怖い。

でも、ヒヨリを自分の膝に乗せて本を読むとは図々しい(笑)。

 

そんな怖がるヒヨリを廃寺が落ち着くように抱きしめていると、またしても陀宰が挫けず登場。

もう、この二人の一騎打ちの雰囲気に。

 

そしてシステムが不安定の中、時間がないと言いながら二人を案内した廃寺が連れてきた場所は、草原の地下に隠されたコントロールルーム。

 

そこで見たのは、あのアルバムの女性がアステルの試運転をする動画。

ここでしか見られないから最後に見せてあげると言う廃寺ですが、最後ってどういう事?

 

また時間がないと言い、陀宰には知る権利があると促す廃寺が気になりました。

 

そうして廃寺が話したのは、ここはやはり月面基地だという事と彼が独りだという事。

ここだけがボクの世界と言う廃寺は、一体何者なのか。

薄々分かってきたような気がしますが…。

 

ヒヨリにここにいて欲しいと言ながら、いきなり陀宰にゲームのルールを変えたいと言う廃寺は反則でしょ。

ゲームは陀宰の勝ちでいいし、他のものはいらないからヒヨリだけ欲しいと言われても…。

 

それはきっとあのルールですよね。

陀宰が、ヒヨリは物じゃないと諭すように廃寺に告げたのは格好良かったです。

 

そこに集まってきた宿舎の面々。

そしてわざとらしい凝部と廃寺の会話で、ここはプロデューサーしか使えない施設だと判明するものの、直前までパネルを操作していたのは陀宰だという…。

 

そして廃寺が、せっかくここまで全員たどり着いたから、答えを聞いてあげると。

 

陀宰か廃寺か。 

どちらか一人がプロデューサー。

 

そこでいきなり怒り出したのは、獲端。

明瀬のいう通り情報局が介入し、全員の安全が保証されても、失われた身体の機能や記憶は保証できないなんて言われたら、苦労してキャストになった意味がないですもんね。

 

でもそのおかげで、突破口になったと語る射落のフォローは流石。

 

ただ今のままでは何も分からない事だらけ。

ヒヨリの言うとおり、このままじゃ帰れない。

廃寺の孤独の理由、この世界にこだわる理由。

 

すると廃寺は、どうしても知りたいなら、ゲームをしようと。

何だか何処かで聞いたセリフの気がしますが…。

 

ボクはいったい誰なんでしょうか?

 

それが廃寺の出したゲーム。

薄々気付いてはいても、それには情報が必要だし、慎重に事を進めないといけないし。

 

ですが、まさか異世界人が地球の動物のキメラだとは…。

これには驚きましたが、納得も行く。

 

月面基地で生き残るための進化を遂げて、知能をつけたんですね…。

おまけに人間の遺伝子も組み込まれているかもとは凝部。

ただあの姿は…。

 

そんな時に、プロデューサーを指名しないという約束を思い出させてくれた射楽は、いつもながら素敵です。

 

ヒヨリは、「本当のこと」を知るために、お墓のバングルを起動し「遺言」というデータを再生します。

 

それはあのアルバムの女性で、名前はある程度予想はしてましたけど、まさかこう繋がるとは…。

モルペウスの軌道修正も重要ですが、それよりも焦点を当てるべきは、亡くなった研究員でヒヨリの祖母でしょう。

 

ここで事態は急展開。

まさか祖父母の記憶が、ここ以外のネットワークからも、ヒヨリ達家族からもデータを消されていたなんて。

 

またここでヒヨリの母の言葉が、重く心に響きます。

 

大切な人なら、なおさら忘れないでという言葉には、どれだけの想いが込められていたのか。

例え覚えていなくても、心に刻まれていた証拠。

 

だからヒヨリの忘れたくないという気持ちがよく分かる。

そして、記憶を返して!と叫んだヒヨリが思い出したのは、学校で隣りにいた陀宰。

 

この時の陀宰の優しい顔と言葉に、思わず涙がでました…。

良かったー!ヒヨリが完全に思い出してくれて!

 

と感動に浸っていたら、ゲームクリアです、とディレクターが。

そして勝負は陀宰の勝ちだと。

いや、ここで言うかな?

いい雰囲気がぶち壊しですよ…。

 

更に陀宰は、皆に自分がプロデューサーで、本来のプロデューサーと勝負していたと告げます。

 

本来のプロデューサーは、記憶にこだわりがあるようですね…。

生き死にさえも記憶で判断するなんて…。

 

だから陀宰は違うと証明したかった。

「お前の考えは絶対じゃない」と。

 

また、消された記憶の内容に薄々感づいた凝部と、最初から知っていた陀宰の熱い会話にも涙が溢れました。

凝部って結構イイヤツなんですよね。

 

陀宰がプロデューサーと判明したのは、ある程度皆も予想していたとして、もう一つ重要な事実が。

 

陀宰をプロデューサーとして全てを知りながら、皆を裏切っていた人物。

 

孤独でここまで追い込まれ、ヒヨリに理解してもらえるようにたくさんのヒントを与え、彼女の祖母をよく知っていたからヒヨリを選んだ。

 

廃寺―。

 

彼の「ボクのお母さんの孫」という言葉で全てが理解でき、もう何度目か分からない涙が出ました。

 

彼がどれだけの孤独を味わって来たのか。

どうして、考え方が子供っぽいのか。

それは彼がアステルというAIだから。

 

それにしても、廃寺の選んだドラマのアラート音が違うのには気付来ませんでしたね…。

そんな細工もしていたとは。

 

ヒヨリ達の存在はVR。ドラマの瞬間移動もこれで説明できますね。

 

そして明かされる三十年前の悲しい事故。

研究員の死は生命維持装置の停止で、それを望んだのは他ならぬ彼ら。

アステルの倫理プログラムがオフにされたのは、きっとその時でなんでしょう…。

 

そしてスポンサーの話や、異世界人の成長の話も興味深く聞いていたのですが、耳を疑う言葉が廃寺の口からポロリ。

まさかヒヨリの母親がスポンサーだとは。

 

またパルトに残されていた動画を皆で探したのは、久しぶりに心温まる光景でしたが、動画自体は見ているのが辛かった…。

 

でもこれで、ヒヨリの祖母の記憶がなくなっていた理由がわかりました…。

そしてアステルを責めてないことも。

 

もう情報局の介入が迫って時間がない中、廃寺の寂しいという本音と、ヒヨリの離れないという言葉に、泣けました。

 

だからヒヨリが、自分のバングルにアステルを連れていきたい気持ちは痛いほど分かる。

でも情報局員の射落の容赦ない言葉には説得力があり、そちらも理解できる。

それに射落の兄もスポンサーだから、余計に廃寺も自分も許せないんでしょうね…。

 

意見が割れてるのに独断でアステルを消そうとした射落を、突然アステル擁護派の双巳が止めたのには、本性が出てびっくり。

隠し通せるほど余裕がなかったんですね。

 

でも異世界配信はもうやらないと廃寺。

寂しかったからと言う彼の人間らしさが、余計に悲しくて…。

それに双巳の恩人が、ヒヨリの母親だとは。

本当に攻略対象全員の集大成ですね。

 

結局、アステルの個人データだけヒヨリのバングルに移し変えることを提案した射落の機転に拍手!

 

また、ここで異世界人は助けられないと判明。。

まさかトモセが彼らに同情するなんて予想外でしたが、彼の発言を聞くとやっぱり優しいところもあるんだなと。

 

それに当然茅ヶ裂が黙ってる訳はないですよね。

珍しくもの静かな彼が怒ってるし、彼の尊厳や家族にも関わる重要な問題だし。

でも廃寺との会話で、どこか救われた気がしました。

愛はあったんだと。

 

そして帰還が始まり、みんなが順番に消えて行って。

最後の廃寺の言葉は胸を打ちました…。

彼をどうするかは、ヒヨリ次第。

 

真相エンド

この先にある未来を、信じる、絶対に。

 

自分の犯した罪と向き合う廃寺に、償いに俺も手伝うからと屈託なく話す明瀬。

三十年孤独を抱えて来た廃寺を労う陀宰。

 

躊躇う廃寺に、一緒に居たい、信じるとお願いするヒヨリ。

そして彼女の腕に飛び込んで来た廃寺を優しくて抱きかかえて。

 

「きみがいるところがボクのアルカディア

 

この優しくて温かいやり取りに心が救われました。

 

日常に戻ったヒヨリは、パルトになったアステルと共に外出。

二人のやり取りが微笑ましく、そして嬉しかった。

 

お風呂のくだりは、アステルらしくて笑いましたが、まさかトモセと陀宰もそれを心配していたとは(笑)。

 

それに射落のお兄さんと話したいアステルが、誰の崇拝も受け付けないと言ったのは、心強いですね。

 

凝部がアステルに骨を上げて、アステルの「わんわん!」には可愛くて思わず頬が緩みました。

それにしても、凝部と獲端は相変わらず仲が良い(笑)。

 

双巳と茅ヶ裂は二人で会っていたんですね…。

スポンサーの二人には、アステルについて思うところが色々あるはずですし…。

いつかヒヨリとアステルに会える日が来ればいいな…。

 

そして明瀬は、未だに目を覚まさない人に謝っていましたが、どうやら…?

 

空に浮かぶ白い月を眺めながら会話するヒヨリとアステル

そして情報局での事情聴取に向かう二人。

アステルの償う覚悟を皆に認めてもらえる未来が、すぐ見えるような気がしました。

「大丈夫、怖くないからね」

 

バッドエンド

この先にある未来を、信じない。

ヒヨリには、彼の存在を背負って生きていく自信がない。

 

そんな彼女に廃寺は「いいんだよ」と。

そして、ヒヨリに許されたくて、でも大切ただと語る彼が、自身をも消して…。

 

ヒヨリの彼の記憶が消されていく中、最期の廃寺の言葉は、優しすぎて…。

余りにも悲しくて見ていられなかった…。

 

日常に戻ったヒヨリは、学校の金魚のお墓へ。

そこでの陀宰とトモセの言い合いに笑いました。

 

そして公園での皆との再会は、懐かしくて嬉しいものがありますね。

服装にこだわる陀宰が相変わらず可笑しい。

 

第二のモルペウス計画も始動したとは驚きですが、過去のキャストが目を覚ました中に、明瀬の家族も含まれていて良かった。

 

皆と会話しながら、普通のありふれた日常の大切さを実感するヒヨリですが、空に浮かぶ白い月を見ると、涙が溢れて止まらない。

 

何処かに廃寺の記憶が僅かでも残っているのでしょうか…。

 

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