スペードの国のアリス ~Wonderful White World~ ディー&ダム 攻略 感想
※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
トゥイードル=ディー(CV:八代拓)&トゥイードル=ダム(CV:天﨑滉平)
帽子屋屋敷の門番の双子。
大人の姿をしているけれど、中身は子供。
そして子供だから無邪気たけど残虐。
給料に関して特別手当にこだわり、エリオットとは些細な事ですぐ喧嘩。
そんな双子がアリスを案内してくれたのは街のおもちゃ屋。
でもどう聞いても彼らの話す内容は玩具というより兇器こと。
これではアリスとは当然会話が噛み合わないのは当たり前。
でも、再会の記念にアリスが気に入ったランプをプレゼントしてくれるなんて可愛いところもあると思っていたのですが…。
アリスにぶつかった酔っぱらいが、プレゼントのランプを壊した事で、双子が容赦なく殺してしまいます。
まさにブラッディ・ツインズ。
ランプは無事に自然に修復されて一応一安心なのですが。
また世話になり続けることに罪悪感を感じていてメイド見習いになったアリスを、「お姉さん遊ぼう」と誘いに来るのはやっぱり双子。
アリスの部屋でランプを見せると、思いの外嬉しそうな双子が子供らしくてホッとしました。
そして今度は、双子がボリスと遊ぶのに、アリスを強引に駅へ連行。
ですが友達なら本音で殺し合いって…。
あの双子と友達って、ボリスは傑物かも。
そして平和的な遊びのショッピングに落ち着いて一安心。
双子が飴細工のようなものに夢中になる姿は、やはり子供らしくてで可愛いですね。
ただ斧をリクエストしなければもっと可愛いのに(笑)。
帰り道には、何処かの組織の末端に襲われて、蹴散らす双子は流石に強い。
というより強すぎ。
でも殺された人には子供がいて…。
アリスには存在する罪悪感を双子は持っていないのが、やはりショックでした…。
そうして催しが始まり黒の領土へ。
迎えの汽車ではボリスとナイトメアに会うのですが、ナイトメアの双子に関する話は意味深。
痛みも悲しみも、孤独も絶望も知りすぎたって一体どんな生活を送ってきたんだろう?
そんな双子は、せっかくカジノに来たのに仕事を忘れていたのを思い出し、余程減給が嫌なのか急いで仕事へ。
一人になったアリスは、たまたま会ったクインとルイスの食事に同席しますが、クインの態度は相変わらずですね。
ルイスは、彼女が双子と仲がいいことに驚いたようですが。
一緒にいたいから一緒にいる。
ルイスの一言は、アリスに軽い衝撃を与えたよう。
確かにアリスは、あのブラッディ・ツインズと呼ばれる双子に好意があるし、もっと知りたいと思っているし。
でも驚いたのは、双子は見た目を自由に変えられるという事。
何歳がいい?って、もの凄く便利な能力ではありますが。
ただ、ファミリーに入る前の事は本人たちもあまり覚えていないよう。
どうやらあまり良い思い出ではないみたい。
以前「親なんていなくていい」と言い切っていたし。。
いくらアリスでも踏み込めない雰囲気ですよね。
ブラッドからは、双子はファミリーに加入する前のことは本当に覚えていないと聞かされますが、それ程忘れたいような事があったから?
またそれはアリスが背負えるほどのもの?
ただ、過去のことで双子が嫌な夢を見るようになり、アリスと一緒に寝たいとお願いする姿はまるで子供のよう。(子供だけど。。)
でも今度は安心して眠れたようで良かった。
それにしても、ナイトメアも話していた彼らの過去が気になります。
そして二回目のカジノでは、双子がアリスに一緒に寝てくれたお礼として、アリスが勝ったら双子の過去を教えてくれるというゲームを持ちかけます。
話すことで彼らが少しだけ覚えている嫌な事を、アリスと分けっこするから話すのは嫌じゃないなんて可愛いすぎ。
ただアリスには、その過去を背負いきれるかどうか一抹の不安があるものの、双子たちの負担を軽くしてあげたい一心で勝負に。
そうして無事に勝負に勝ったアリスが聞いた双子の過去は、かなり悲惨なもので。。
おかしな力を持っている彼らを、両親も村人も迫害し、その結果…。
あれだけ殺すことに躊躇しない双子が、殆ど記憶を忘れているのに、夢の中では過去が怖いと言う。
ナイトメアの言葉の意味がようやく分かった気がしました。。
そんな双子を嫌いになれるわけもなく。
「好き」と言いながら、アリスの頬にキスする彼らは可愛かったです。
この一件以降、双子は益々アリスにべったりに。
でもアリスも突き放さない。
そしてアリスの頬を舐めてマシュマロ扱いして、おまけに「甘い」とか「好き」とか「僕たちのもの」と懐いてくる。
この「僕たちのもの」って、普通はどちらかが独占したくなると思うのですが、双子に聞くと、二人で殺し合いになると物騒な答えが。
たから「区別なんてしないで」という彼らのお願いは真剣さを帯びていて。。
それにアリスの為に見分けが付きやすいように工夫してくれていたなんて、本当に彼女が大好きなんですね。
そして三回目のカジノ。
汽車で会ったナイトメアがアリスに言った「怖いもの知らずになった」は、おそらく双子の影響でしょうね。
ただ、彼と双子が似ていると言ったのは気になりました。
孤独に耐えかねて双子は手放し、ナイトメアは手に入れたものとは一体…。
カジノで双子とはぐれてしまったアリスは偶然ブラックのジョーカーに遭遇。
このブラックさんはいつも意味深な事を言うのですが、殆ど意味がわからないです。。
でもジョーカーと会ったことを察した双子は、自分達の過去を、ジョーカー以外からなら聞いても良いと。
余程ジョーカーは嫌われてるんですね。。
そして夢魔から聞くよう段取ってしまう。
夢の中で、双子達の過去を受け止める覚悟を決めたアリスは、ナイトメアから話を聞きます。
それは彼らがブラッディ・ツインズという二つ名を持つ所以。
・・・とにかく彼らが哀れでした。。
悪魔の子と蔑まれ、恐れられ、虐げられ。
迫害が終わっても孤独は終わらないと言う、ナイトメアの言葉が突き刺さる。
そして時間を止めて、新しい時間でブラッディ・ツインズとして生きていくと決めた双子。
でも今は、アリスに対してべたべたしたり甘えたり、過去にできなかった事ができる。
それだけでも随分救われているはず。
それにアリスに二人同時に抱きしめてもらって、好きだと言ってもらえたし。
二人がどちらか一方を選ぶことを嫌がる理由も分かったアリス。
彼らの過去を含め受け止めて包み込んであげたいと思う彼女の想いは、この世界に残ることを選ぶほど強くなっていました。
催しが終わり戻った日常で、マシュマロを食事前に食べていただけなのですが「いけない事」と双子に言われて何故かドキドキするアリス。
もう、子供の言い方に聞こえなかったんですよね。
それに双子の「恋人」宣言にはさすがにびっくり。
アリスも、自分の好意に説明がつけられないし。
混乱するアリスが多少気の毒でした。
ベストエンド
※参考数値:好感度100%、責任感67%
しばらく仕事の双子と会えなかったことで、寂しさを感じるアリス。
そこに戻ってきた双子が、アリスに会えて嬉しそう。
お互いが素直に寂しかったと言える関係になれて喜ぶ双子は、やはり子供で無邪気で可愛い。
そしてアリスの部屋のベッドの上で、三人でゴロゴロ。
ランプを灯して恋人気分の双子ですが、アリスはまだ認めてなくて。
でも二人に挟まれて頬にキスをされながら、口にはマシュマロを入れられ、更には指まで。
そして今度は本当のキス。それも交互に。
恋人じゃなくても、傍から見れば十分恋人に見えるようなキスは、とても子供には見えませんでした。
そうかと思えば、また子供に戻って隠れんぼ。
アリスにとって大切な二つの宝物を見つけないといけないのに、アリスが寂しさを感じる程に双子が中々見つからない。
屋敷に戻って部屋に入ると、見つけてくれてありがとうと、ディーが自分で摘んだという花束をプレゼントしてくれて可愛かった。
※門前に行くとダムのスチル
無事にダムも見つけて、アリスにとっては本当に二人は宝物になったんですね。
そして恋人になって欲しいと双子に伝えたアリスに、驚き喜ぶ双子は無邪気なのですが、その後はしっとりと甘いキスと…。
子供だと思っていた彼らが、いつの間にか少しずつ大人の恋人に近付いて。
両手に花のアリスでした。
グッドエンド
CHAPTER SELECT 10th Roulette より好感度8%・責任感0%から
双子にデートに誘われるアリス。
それも恋人になれるかどうかを確かめるデートとの事。
でも黒の領土の兵士と遭遇して幾度目だろう殺戮…。
ただ、アリスも双子の言い分にも慣れたようで、自分と殺戮とどちらが大事かと言う聞き方は流石。
焦る双子達が可哀想でもあり、可愛くもあり。
そしてアリスとの約束は、効果覿面。
一応約束してくれましたが…。
結局デートは帽子屋屋敷の領土のカフェ。
そこで美味しいと評判のパフェを分け合いながら食べようとした矢先に奇襲。
そしてまた殺戮…。
約束の本当の意味を彼らが理解することはきっと無い。
アリスはどちらかを選ばないし、この気持ちが恋かどうかも分からないけど、一緒にいたいし見放せないから。
これからもこうして彼らと過ごしていくんでしょうね。
ノーマルエンド
CHAPTER SELECT 8th Roulette より好感度8%・責任感0%から
ナイトメアから双子の過去を、覚悟がなくて結局聞けなかったアリス。
それは少なくとも二人を傷付けたようで…。
夜になり、また一緒に寝たいとやってきた双子ですが、今までとは様子が違ってどこか不安げ。
アリスが一緒にいると言っても、不安は消せないみたい…。
アリスが離れる事を彼らは許さないだろうから、その時はきっと…。
関連記事
©2021 IDEA FACTORY