まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

白と黒のアリス for Nintendo Switch -Twilight line- スノウ感想

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

 スノウ(増田俊樹

f:id:ryunosukemike:20210715101506p:plain

 

Lover's Day ~白エンド

植物学の研究者として成功し、自らの研究施設を立ち上げたスノウと助手で婚約者のルナ。

 

夕方、久々に一緒に帰ってきたと思ったら、側近で過保護で頼りがいのある男性と思っていたスノウが、出張に行きたくないとわがままを言いだしたり、ルナが料理中に抱きついたりして可愛い(笑)。

「妻」発言はもうたまらないですね(笑)。

 

それに同棲当初のルナの失敗談や、独立して研究所を設立した時の、スノウの優しさとフォローが眩しすぎ。

 

黒の世界についても、ルナがここにいるから後悔なんてしたことがないとキッパリ言い切るところがもう男前すぎでしょ。

 

それにスノウをからかったルナを、彼がお仕置きする一部始終に悶絶しました(笑)。

 

そんないつも見守ってくれたスノウに、結婚式でサプライズを計画するルナが本当にいじらしくて可愛い。

 

そして式当日のサプライズにはまさかの人物が!

この演出には涙が止まりませんでした。

まさに優しさと奇跡の最高のサプライズ。

スノウとルナの愛の誓いにも感動し、本当に最後まで泣きっぱなしでした。

 

Lover's Day ~黒エンド

テーマをつけるなら、チェスとおまじないと子供の作り方でしょうか(笑)。

 

双子の女王戴冠式後、忙しくてゆっくり話す暇もないスノウとルナ。

でも、レインとはチェスをしているのが気に食わないルナがワガママを発動し、レインにぴょんの刑を無理強いしたのには気の毒だけど笑いました。 

スノウはしれっとぴょんの刑をしちゃうのが流石。

 

でもチェスの勝負でスノウが負けたら子供の作り方を教えるなんて罰、スノウがため息をついて照れる気持ちがわかりますね。

 

とはいえやっぱり激務で会えないスノウに寂しいルナが、ミネットの怪しいおまじないに頼るのも無理ないかな。

他の人とは話すのにスノウには無言のルナに傷つくスノウが可哀想で見てられなかった。

 

スノウだってルナとの時間を作りたくて、倒れるくらい無理して辛いのに。。 

そんなスノウを、皆に無理だと言われても看病するルナが健気で可愛いかったです。

 

その後、また熱の上がったスノウのために氷の準備をしに行くルナをベッドに引き寄せるスノウ。

そして無自覚にスノウを煽るルナ・・・。

熱に浮かされてたとは言え、スノウの理性が徐々に失われていくのは仕方ない。

ただ、これからって時に熱が上がって寝込んじゃったスノウが気の毒でしたね。。

 

無事に回復して、ルナが無言だったのがミネットの差金とわかった時の、スノウの笑顔が怖かった。。

 

後日、回復したスノウとチェスをしているルナ。

ルナが勝ったら、赤ちゃんの作り方を教えるという罰に、勝つか負けるか悩むスノウ(笑)。

でも、とことんルナを甘やかしてキスをするスノウは、これからもルナにを困らせられても、お互い幸せなんだろうな。

 

白エンドと比べると、随分ルナが子供っぽくて対比が面白かったです。

 

Another Line

最近起きた出来事を共有するため、スノウの部屋に皆を招集。 

虚の世界と、カルミアの出現、白と黒の世界の住人の迷い込み、割れた鏡。

そしてジョーカーの登場。

 

スノウとルナとカルミアは鏡について調べる事に。

スノウが、ルナの母親が侍女を死刑にした記録と二人の写真を見つけます。

最近まで母親が狂った記憶を封じてきたルナには辛いでしょうね。。

この出来事から、ルナはちょくちょく母親の記憶を思い出すのですが・・・。

 

他の鏡に関する本は、肝心の部分が抜けているものばかり。

スノウが禁書室から見つけた本にも抜けたページがあることから、関連性を指摘したルナの頭を撫でて褒めるスノウの甘やかしぶりときたら(笑)。

 

息抜きのお茶の時間、ルナとスノウは恋人同士なのか聞いてくるカルミア

あの甘やかしぶりを見たらお子様でも気になりますよね。

 

質問に肯定すると「僕は邪魔?」と尋ねるカルミアに否定して答える際、一瞬の間があったり、カルミアがルナに抱き着くのを引き離したりするスノウが愛しくてたまりませんでした(笑)。

 

この後いろいろ我慢の限界が来ていたスノウが、カルミアに嫉妬していたことでルナに「大人げない」と笑われるのですが、スノウも必死だったんだしそれだけルナが大切なんだから笑っちゃ可哀想?

 

ただカルミアの、ルナたちが「恵まれている」と言うセリフが、既に事情を知っているだけに切なかったです。。

 

調査を進めていくと、禁書室でカルミアの昔の弟子の手記を発見。

本来鏡は二つあり、時の女王が血に狂ったのが原因で鏡を封印しようとしたものの、大魔法使いが夕日の魔力で一つだけ封印し、鏡番としてダムとディーを作ったと。

同時期に夕方も消されたようで、鏡の封印は二度と解けなくなったとも。

 

この辺りは共通の設定のようで、解決策も同様でした。

そこでスノウたちは隣の領の湖にあるという鏡の封印を解くことに。

  

ですが、スノウが疲労で体調を崩してしまいます。

ここでネロから聞いた、疲労によく効く薬を一人で買いに行く際、スノウに「下着を買いに行く」と嘘をついてでも内緒で用意したかったルナが健気だし、お互いが照れるのも可愛かったな。  

 

街で無事に薬は買えたものの、転んでひざに怪我をしたルナを助けたのは、何と琉唯。

意外に紳士的で驚きましたけど、色々と思惑があるようですね。。

この時点では、既にアサギ達と会ってますし。。

 

ただ、ルナがスノウに琉唯の事を言いそびれて、借りたハンカチを返しに行ったのは軽率だったかも。 

自分と重ねて親身に心配やアドバイスするルナの事を、琉唯が彼女を利用する前提だとしても気になるのは仕方ないですよね。

ですがアサギによってルナが女王と琉唯にばれちゃうし。。

 

一方、スノウはルナからもらった薬で無事に回復!

空瓶を持ち歩き、これまでのくだりを詳細にレインに自慢するスノウが愛おしい(笑)。

レインの呆れた顔も笑えました。

何よりその空瓶を大事に机にしまうあたりが、ルナにメロメロの証拠(笑)。

 

ですが、琉唯に会った話を聞いて一気に不穏な雰囲気に。

事細かく仔細を聞くスノウは、もちろん心配しているのでしょうけど「無防備さは罪」と囁き、明日琉唯に会う事に。 

完全に嫉妬なんですが、まさかスノウの口から「くそっ」なんて言葉が出るなんて。

でもスノウが言うと下品に聞こえないから不思議。

 

ルナはルナで、スノウの嫉妬の理由がわからず、愛日梨に指摘されてようやく理解するし、スノウもレインに相談し窘められているし、まさに似た者同士でお似合いなカップル。

  

翌日、琉唯に会いにいくスノウとルナ。

スノウの思惑通り琉唯が現れるのですが、そこからはお互い牽制の嵐(笑)。

逆に、恋人だと言っているスノウに一歩も引かない琉唯がスゴイ。

それに別れ際にルナにカマをかけて女王と特定するし。

もちろん、それに気づかないスノウのはずもなく、琉唯に対する危険信号点滅。

 

そしてアサギから、ジョーカーが盗んだ議事録と写真が渡され全てを知る琉唯。

この時点では、彼の過去に同情を禁じ得ませんでした。。

そして琉唯のルナへの興味も歪んだ執着になってしまい残念。

 

城ではスノウから琉唯が危険人物だと聞かされたルナが、琉唯を庇う様な事をスノウに話し、そんなことしたらスノウの嫉妬が・・・と思っていたら、案の定ベッドに押し倒され、とても際どいシーンが展開します。

吸血とわかっていてもこれはかなり攻めていて、思わずドキッとさせるスチルでした。

 

また鏡の捜索はカルミアの不調で延期に。

夢の中で彼女を救うために魔力を使っているらしく、当時の後悔がどれほどのものか察せられますね。。

 

とにかくカルミアがリラックスして寝るために、ルナと愛日梨と一緒に寝ることになるのですが、スノウに報告したあと「カルミアは子供、カルミアは無邪気な子供」と繰り返すスノウに思わず笑ってしまいました。

そんなスノウを見て紅茶を入れてくれるレインの気遣いは流石。

 

カルミアリラックス作戦は無事成功し、スノウ達はようやく湖へ。

鏡の封印を無事に解いた際、ジョーカーに襲われます。

 

この時のカルミアの行動がジョーカーを救うのですが、見た目お子様でもやはり大魔法使いだと実感。

カルミアを見て涙するジョーカーが救われて、本当に良かった。。

また、ジョーカーの正体を見抜いたスノウの洞察力も流石です。

  

鏡の間では、二つの鏡がそろい、割れた鏡をカルミアと双子の女王によって修復されます。

続けて虚の世界の封印もするつもりだったのに、立て続けに夕日の魔力を使ったせいで力尽きてしまったカルミアが愛おしい。。

 

その後二人きりのルナとスノウ。

欲望を抑えきれないスノウに、特別な意味はないのでしょうけど、スノウと一つになりたいと言うルナは相変わらず無自覚にスノウを煽るのが上手。

 

そんなルナに、一つになるには血を飲む以外にも方法があると言ったスノウの色気と情欲がすごかったです。 

結局、焦りすぎたスノウが自制するのですが、その時の会話や行為はかなり官能的で刺激的でした。

 

そんな幸せな時間は長くは続かず、街で琉唯の計画した怪しいハーブティーのおかげで、アサギ達は楽々城に潜入します。

このハーブティー、飲むと最終的には自分のことも忘れるという代物で、昔カルミアが封印したのに琉唯が鍵の能力で解いちゃったんですよね。

 

異変に気付いたカルミアが、禁書室から邪悪な気配がするというので、スノウとルナも向かうとそこには琉唯が。

 

琉唯の母親の事実を知って衝撃を受けるルナとスノウ。

特にルナの衝撃は大きかったでしょうね。。

狂った王族の血はルナの代で終わりにして、自分がこの国を支配したほうが皆幸せになれると宣う琉唯に、動揺を隠せないルナが気の毒で。。

 

何が正解か自信のなくなったルナを、𠮟咤激励するスノウの揺るぎない信頼が見ていて胸が熱い一方、逆に琉唯が鍵の力を使って二人を追い詰める姿は狂気に満ちていて、底知れない恐怖を感じました。

 

そしてスノウが鍵の力で毒を受け、ルナが琉唯に囚われ、まさに絶体絶命の危機にカルミアの提案で手をつなぐスノウとカルミア

 

ベストエンド

カルミアの、悪いものを消し去る夕日の大魔法に倒れる琉唯。

さすがカルミア

夕日の魔法の思い出に倒れるなんて、琉唯にはよほど辛い思い出だったんでしょうね。。

そしてアサギの達も捕えられ、虚の世界もカルミアが封印しようやく平和な世界に。

 

牢屋の琉唯に会いに行ったルナの「どんなに辛くても大事なのは心を閉ざさない事」という言葉に胸を打たれました。

そして琉唯は白の世界へ返されることになるのですが、スノウが見せた琉唯の父親の姿に思わず涙が。。。

憎たらしい琉唯でしたが、これから彼と父親が絆を結んでいけるよう心から願います。

 

そして久々の皆での楽しいお茶会の一時、ミネットの「跡継ぎ」という言葉に動揺する女王達やため息をつく側近達が初々しくて、思わず笑顔に。

それにルナがつい「この前のあの感じがもっと進むとそういうこと?」なんて聞いて、紅茶を吹き出す珍しいスノウが見られて満足でした(笑)。

 

その後二人きりになったスノウとルナの甘いやり取りが微笑ましく、また二人の会話のシーンはとても粋な演出。

式まで抑えられそうもない、とスノウ。

今夜ようやく、ルナの長年の疑問が解けそうです。

 

バッドエンド

琉唯に噛みついて隙をつくったものの、首を刺されるルナ。

スノウとカルミアが協力して夕日の魔法で琉唯を倒すものの、ルナも倒れたまま。

いくら魔法で怪我は治せても、死んでしまった魂は魔法で戻せないというカルミアがとても悲しそう。。

 

その後のスノウの行動は、もういつものスノウではなく。。

狂ったように剣を振るうスノウも、ルナの別れの式典の話し合いでの言動も、その後の彼の姿も、とても不憫で見ていられませんでした。。

最後、スノウの取った行動が彼を幸せにしてくれたと信じたいです。。

 

ゲームオーバー

アリスの血でパワーアップした琉唯により世界は一遍してしまい、国民だけでなくアサギ達もすでに洗脳されているよう。

これも全て計算された計画なら、琉唯は本当にたいしたものですね。

そして最後まで抵抗していたルナも手に入れ、ゲームに勝った彼の満足はこれからも飽きずに続くのでしょうか。

 

 

 

スノウルートは、彼のルナに対する愛情が強すぎて、かなり刺激的な描写も多かったように思います。

二人の甘いやりとりが微笑ましいもののかなり焦らされましたが(笑)、もっと見ていたかったですね。

   

 

関連記事 

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.comwww.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com

 

 

©2021 IDEA FACTORY/工画堂スタジオ