※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
ネロ(CV:下野 紘)
Lover's Day ~白エンド
償いの旅に3年、ようやく戻ってきて喫茶店で働くも、お互い気を遣いあまり連絡も取らずに更に1年。。
あれから4年でまだここまでとは。
たまたま遊びに来たカノンのおかげもあり、これからはお互い言いたいことは伝えることになってホッとしました。
そして偶然手に入った人気スポットの水族館デート。
その様子が本当に付き合いたてのカップルみたいに微笑ましくて。
でも、これからの二人ならお互いを思いやりながら二人のペースで進んでいくんだろうなと感じられました。
おでこのキスがその証。
Lover's Day ~黒エンド
側近として働くも、早く仕事を覚えてレインやスノウ、そして愛日梨を支えたいと焦るネロは、がむしゃら過ぎて周りが見えていないよう。
これじゃ愛日梨も周りも心配しますよね。
カノンやラッテ達の協力でお茶会を開いて、ようやくネロが自分の気持ちの整理ができ、素直に愛日梨に話せて良かった。
ネロの本当の願いは血の階級制度をなくすことであって、側近はあくまでも手段だと。
そしてネロの今までの罪を、愛日梨も一緒に背負って生きていくなんて、本当に強くて優しくて良い子だな。
良かったね、ネロ。
Another Line
虚の世界やジョーカーの他にも、白と黒の世界の住人がお互いの世界に迷い込んだり、鏡が割れたり、女王の戴冠パレードの準備など問題が山積みの中、側近見習いとしてネロは鏡の件を扱うようにスノウ達から依頼されます。
こちらのルートでは側近見習いとはいえ、レイン達からも信頼されているようで、堂に入ってる気がしました。
また、ジョーカー達との接触の際、琉唯が初対面のふりをしたり、ジョーカーがネロを勧誘したり。
愛日梨の正体まで見抜いていて、気が抜けない。。
琉唯と初めてあったときは親切だったのに、変貌ぶりがすごい。
それにジョーカーが夕方のせいで虚の世界に閉じ込められていたというのには、軽い驚きも。
他にも色々秘密がありそうなジョーカーが気になります。
城では、ようやく愛日梨といい雰囲気になった途端カルミアに邪魔されて、ネロの弱々しい愚痴が少し気の毒でした。。
カルミア自体は可愛いし、愛日梨にもネロにも懐いているし、ネロも子供の扱いには慣れているんですけど、二人きりの時はもう少し気を遣ってくれたらなぁ(笑)。
また、鏡の由来にもかなり興味がわきました。
二つの鏡と夕方の関係。
当時の女王のアリスの暴走、カルミア、スノウ達の先祖との確執とでも言うのでしょうか。
聞けば聞くほどなるほどと納得してしまいますし、ダムとディーにそんな経緯があったとは。。
そこでネロ達は、ダムとディーに話を聞くことに。
凶暴化したとは聞いていましたが、やっぱり可愛いが先に立ってしまいます。
同行したカルミアのお菓子で凶暴化が解けていくところもお茶目だし、カルミアのポケットから次から次へとお菓子が出てくるのも可愛かった。
なんだかんだ、カルミアって憎めない可愛いさがありますね。
ダムとディーから聞き出したもう一つの鏡の情報を元に、ネロとミネット、カルミア達が湖に向かうのですが、まさか護衛のトランプ兵に変身した愛日梨がついてくるとは(笑)。
もちろん、女王暗殺の噂のある中での行動なので、後でレインに叱られるのですが、予想外に役に立ったのも事実。
カルミアの魔法には、アリスも必要だから。
こうして無事に鏡の封印を解いたカルミアは眠りに落ち、ネロと愛日梨が僅かとはいえ、久々に二人きりの甘い時間が過ごせて良かったです。
割れた鏡はカルミアと二人の女王によって修復され、ダムとディーも元通り。
こうして見ると、カルミアってやっぱり凄い魔法使いなんですね。
見かけがお子様なので、余計にそう見えるのかもしれませんが。。
そして肝心のパレードは、爆発騒ぎで中止に。
首謀者はやっぱりあの二人。
どうしてもジョーカーと話がしたい愛日梨に根負けして、小さくなった彼女を同行させたのはいいのですが、女王を殺したい琉唯と戦って傷ついていくネロを見ているのが辛かったですね。。。
でも絶対に愛日梨を守るという決意が強く感じられ、ボロボロでもすごく格好良かった。
驚いたのは、ジョーカーも琉唯から愛日梨をかばったこと。
そりゃ琉唯も怒りますよね。
ですが琉唯が自分の能力に絶対的な自信を持っていてくれて助かった!
余裕の態度でネロにアリスの血を飲ませてくれたんですから。
女王を殺してこの世を滅ぼしたい琉唯。
夕方を消したいジョーカー。
必要なのはネロの狂わせる能力。
ベストエンド
愛日梨を襲う琉唯を、能力を使用してジョーカーに刺させたネロ。
ネロの狂わせる能力って、こんな使い方もできたんですね。
いくらでも悪用できそうな能力ですが、ネロなら絶対そんな使い方しないと分かっているから、琉唯が何をほざいても気になりませんでした。
それよりもジョーカーの告白が切なくてやりきれなかったです。。
彼女の夢でも分かっていた事ですが、過去に女王であり、また宮廷魔法使いとして活躍していたカルミアを慕っていたんですよね。。
どの世界でも、意に沿わない結婚は仕方ない場合もありますが、やはり辛い。。
ネロ達を心配して駆けつけたスノウ達の中には、すっかり記憶の戻ったカルミアもいて、彼にステラと名前をよばれたジョーカーは戸惑います。
そして、今は幸せなのかと問うステラに、幸せと答えるカルミア。
彼女はどこか満足したよう。
スノウやレイン、ルナも現れ、一旦落ち着いたかに見えた隙を突いて、この流れに納得しない琉唯に狙われた愛日梨を助けたのはまたもやステラ。
カルミアと出会って何か彼女にも思うところがあったのでしょうね。。
でも琉唯と相打ちになるなんて。。
何だか素直に喜べない、一連の事件の幕引きでした。
そしてネロと愛日梨は城へ戻ります。
数日後。
カルミアが魔法で虚の世界を消し去り、爆弾騒ぎも終息し、ようやく日常に。
ネロと愛日梨は中庭でお茶会。
ここでネロから、ステラが夕方を消した元女王である事、琉唯の母親のことを聞かされます。
その全てを受け入れ、そして女王としての責任の大きさと重大さを改めて認識し、女王としての職務を全うする決意する愛日梨は、本当に大きく成長したなと。
そしてお互いを支えていきたいという強い想い。
そんな二人のキスシーンはとても温かくて穏やかでした。
バットエンド
琉唯に殺された愛日梨。
その殺され方が余りにも残酷で・・・。
苦手な人は見ないほうが良いかもしれません。。。
そして、琉唯を殺して姿を消したネロ。
街には惨殺死体が発見され続けているよう。。
自分は幸せになる資格はないと呟くネロが哀しく、その言葉が胸に突き刺さりました。
ゲームオーバーは、とにかく琉唯が狂っているゲス野郎にさせられていましたね。。
初対面の印象とあまりにも違いすぎて、衝撃でした。。
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