※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
ユエ(CV:土屋神葉)
光の守護聖。首座。
アンジュと同い年ですが、上から目線の「俺様」発言には最初引きました(笑)。
とにかく常に「俺様」なんですよ(笑)。
「俺様」が○○してやるんだから、ありがたく思え、というような会話が頻繁にでてきて、ここまでくるとある意味清々しさも感じます(笑)。
でもそれは、自分がやってきた使命に対する絶対的な自信による裏付けからであることが徐々にわかってきます。
決して薄っぺらな根拠のない自称ではないんですよね。
暴動などのアクシデントに迅速に決断し対応する姿は、さすが俺様だけのことはあるなと感心しましたし。
でもそれは、女王試験の前に守護聖の団結力が弱く多くのものを失ったから。。。
現在では、大きな決断は全てユエ。
命に対する責任の重さと覚悟を背負い、大変でも「当たり前」と言える強さを持っている彼に、俺様認識を改めさせられました。
そんな「俺様」ユエですが、段々素がでてくると中々可愛い面も見えてきてます。
アンジュが他の執務室に行くことを妬いたり、アンジュのこともっと知りたいと言ったり。
また、昔アンジュが付き合ってたやつがいたのか気にしたり。
お前といると楽とかこんなの初めてとか、臆面もなく話したかと思えば、間接キスでうろたえたり。
それに結構怖がりらしく、怖い話や、動物の唸り声にビビる様子が何とも首座らしくなくて笑えます(笑)。
こういう25歳ににしては子供っぽいところが逆に新鮮で、彼の魅力を引き立てているんでしょうね。
アンジュを散歩に誘う際、「俺と話すのは1万冊の本を読むより有意義」と宣う俺様発言かと思ったら、今度は神妙に俺の話を聞いてほしいとユエ。
それは、ユエの故郷の話。
光が当らない中央星の惑星の裏側で、ひっそり暮らすのが当たり前だという思想が嫌だったと話すユエは、どうにかしてこの境遇を変えたかったんでしょうね。
だから守護聖に選ばれたことが誇りなんでしょう。
それに、この話を「女に話すのは初めて」と語るユエ。
それは、アンジュを気に入ってるから。
だから俺のためにも宇宙のためにも女王になってほしい、と悲しそうに言うユエが、少し気の毒になりました。。
女王や守護聖は任期中には誰とも特別に心を通わせることができないから。。
ここでやっとアンジュに対する自分の気持ちに気付いたユエが切なくて。。
あれだけ誇りに思っている守護聖としての立場とアンジュへの想いに板挟み状態ですもんね。。
そして、公園てユエを見かけて追いかけると、光る石で「好き、嫌い、友達」などとつぶやきながら恋占いの真っ最中(笑)。
アンジュが「何をしているのか」を聞くと、わかりやすく惚けたりするから余計に笑える。
ですが実際は、過去の生い立ちに理不尽を感じていたところに守護聖になったという経緯もあり、ただ公人として己の欲は優先できないと苦悩しています。
欲しくても求められない。
求めてくれたら嬉しいが、公のためにならない。
そんなジレンマに悩んでいるユエ。。
泥酔して契約したアンジュを馬鹿だと思っていたのに、いざ女王に向いてると思うと今度は惜しくなってしまった。
この堂々巡りは、ユエの責任感の強さを知っているだけにとてももどかしく、何とかしてあげたくなりました。。
そしてユエから聞いたバースの三途の川の伝承。
恋人同士が一緒に川を渡って二人て水を飲んだら、同時に生まれ変わる。
「なんかいいな」とユエが思うほど、アンジュと自分の立場にジレンマがあるんだろうなと察せられますね。
また、アンジュと離れるのが怖いと言うユエ。
やるべきことと、やりたい事が相反するときどうするか。
それをアンジュに聞いた彼の出した答えとは。。
そしてその夜、ユエはアンジュを公園に連れ出します。
「故郷を捨てて守護聖になったから、誰に恥じることのない生き方をすると決めた」と話し始めた時、そこにサイラスが!
二人して慌てて茂みに隠れ、ユエとの距離が近すぎてアンジュが離れようとしたとき、思わず抱きしめたユエ。
これには思わず「サイラス、グッジョブ!」と叫びました(笑)。
でも彼の事だから、全てを承知でわざとやったのかも??
自分の使命と、本当の気持ちに悩むユエ。
思わず告白しそうになったのに、やっぱり言えないとか、もうじれったすぎ(笑)。
それだけ守護聖としての仕事に誇りと責任を持っているんですよね。
だったら、その悩みを解消してあげましょう!ということで、森の湖へ呼び出し(笑)。
そうして、守護聖である以前に、ユエが自分に誇れる生き方をしないといけないと、やっとアンジュに告白してくれます。
あの「俺様」が、好きで好きで泣きそうになるほど好きらしい(笑)。
でも、アンジュに告白したことで守護聖の身分を失っても後悔しないと宣言するユエは、責任感のある男らしく格好良かったです。
ですがやっぱり女王試験については釈然としない様子のユエは、以前サイラスがアンジュに話したという言葉に賭けることに。
それにしても、告白でキス2回というのは守護聖様のデフォルト仕様なんですかね(笑)。
余談ですが、女王試験を断念すると恋愛エンディングとなり、これはこれでなかなかユエの反応が素直でなかなか面白かったです(笑)。
こうしてこっそり付き合いながら試験を続けることにした二人。
視察では、普通のデートよりもより親密なムードが楽しめます。
あの俺様はどこに行った?と言うくらい、アンジュに夢中な様子が見て取れて、こっちのユエの方が好きになりましたね。
アンジュが人混みでぶつかると、俺が肩を抱いてやるとか、抱きしめていいかと聞いてきたり。
ドッキングシートでは、景色は全く覚えてないとか、素のユエの反応が新鮮。
お前のいない世界なんて考えられねぇなんてことまで言うようになります(笑)。
「クソ、可愛いな。今日も好きだ」には思わず素直すぎで笑ってしまいました。
恋人同士になるのが遅かったので、せっかくのラブラブイベントがあまり見られなかったのが残念でしたね。
そして最良エンディング。
もうサイラスにバラされるのは鉄板なのですが、ユエの場合は、自分でバラして自分で驚くサイラスに、思わずユエが突っ込みます(笑)。
そして首座の守護聖でありながらアンジュを好きになったことについて、正々堂々と語ります。
責任を取れと言うなら厳粛に受け止めるけれど、本気で彼女が好きだとも。
お約束の真面目なサイラスの「否です」も、やっぱり抜群の安定感ですね。
そしてエピローグ。
恋愛に憧れを持っていたと言うユエですが、仕事ではアンジュに仕えて、私生活では彼女を愛し、自分で完璧と言う始末。
あれ?また俺様がもどった?とも思いましたが、その後に続く愛の言葉に、そんな懸念は見事に蹴散らされてしまいました。
やっぱりユエは格好良いですね。
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