※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
ミラン(小松昌平)
緑の守護聖。
天衣無縫な言動で、年齢の割に幼いイメージがありました。
話題も抽象的でどこか掴みどころがなく、よくわからない不思議な人という印象。
踊りが得意らしく衣装もそれっぽいのですが、バース帰省すると服装が変わるし格好良くなるのにビックリ。
それに意外に気遣いしてくれて優しく、どこか子供っぽいと思っていた印象がガラリと変わりました。
実はミランの攻略時、マイコンシェルを使っていたのですが、平日の訪問をお任せにしていたためか、ずっと恋愛イベントが全然発生せず。。
他の守護聖のイベントばかり発生するんですよ。
2回目の審査を過ぎても全く発生しないので、これはさすがにまずいと思い、結局1回目の審査後のセーブデータからやり直す羽目に。。
他の守護聖はこのやり方でも全く問題なかったのに、ミランは恋愛イベントの発生条件が個別イベントも関わる為なのか、とにかくマイコンシェルの設定を全てミランだけに変更しました。
そして八方美人をやめて、ミラン以外の守護聖の誘いは全て却下。
するとようやくイベントが起こってくれて一安心。
たまたまなのかもしれませんが、かなり苦労しました。。
そんなミランは、踊りで願いを叶えるのが得意らしく、故郷の惑星では「神の踊り手」と呼ばれていたとか。
そうして、皆の望みを叶えていたそう。
聞いてもどんな仕組みかよくわかりませんでしたが(笑)、ミランはアンジュの願いを叶えるために、豊かに生きるために必要なものを教えて欲しいと伝えます。
これを聞いたときには、「?」マークしか出てこなかったんですが、期せずしてアンジュと同じ感想だったのには笑いました。
その豊かさについてアンジュが出した答えは、どの選択肢を選んでも結局は愛に。
それを聞いたミランは、恋を知らずに守護聖になったから、自分を誘惑して欲しいとアンジュにお願いします。
いやもうここに至るまでのミランの言っている事がよく理解できなかったので(笑)、まさかこういう展開になるとは思いもよらず。
でも、今まで攻略してきた守護聖とは違う常識の中で生きてきたミランなので、俄然興味が湧いてきました。
このちょっとズレてるミランが、どういう風にアンジュと恋に落ちていくのか。
本当に楽しみになりました。
これもどうかと思ったのですが、まぁミランだから。
守護聖として、愛が豊かさをもたらすものかどうか理解したいと言いますが、腕を組むと言いながらさり気なく腰に手を回すミラン(笑)。
恋や愛を知らない割には、スキンシップは上手なんだなと、変なところで感心。
アンジュが誘惑してくれないからと言うものの、慣れないアンジュが誘惑してもミランは無反応だし。
で、よくわからない理由でアンジュに踊りをさせるのですが、あまりにも下手なアンジュが気の毒すぎて。
ロボットって言い方がもう(笑)。
それでも何か感じ取ったミランですが、本当に掴みどころがない不思議な人ですね。。
そうかと思えば、この前のダンスのお礼にといきなり頬にキスをしてくるミランにアンジュは驚きます。
どうやら祝福のキスらしく、ミランの故郷では皆喜んでくれたらしいのですが、別にキスじゃなくてもよかったらしく、ただミランがキスしたかったからと。
でも本当に悪気はないので、この人は本当に天衣無縫だなとある意味感心しました。
そして、恋の真似事にいろいろ迷った様子のミランですが、結局もう少し続けようと合意したとき、話題はミランの故郷の神話に。
それは、神様が地上の娘に恋をして堕天したというお話。
ミランは幼い頃、踊りの神に愛された子とよばれていたらしいですね。
なるほど、だから傷の治りが早いわけか。
ただ、その神話になぞらえると自分の力がなくなるかもしれないのですが、それでもアンジュとの恋の真似事は続けたいとミランは伝えます。
そうしてしばらく真似事を続けていたある日、花畑でミランと会って踊りを教えてくれることに。
でも踊りを教える際にはどうしてもスキンシップが必要なのですが、アンジュが嫌がるからと遠慮するミラン。
そこでアンジュが自分から触ると言うと、ミランは「うっかりエスカレードしちゃうかも」なんて悪びれもせず言うんですよね。
それに人の願いを叶えることが当たり前で踊れるだけで良かったというミランには、今まで欲なんてなかったのに、最近アンジュに対してスキンシップの欲が湧いてきたよう。
そんな中、サイラスからミランが倒れたと聞いたアンジュ。
驚いたアンジュが急いでミランの元に行くと、思っていたよりも元気そうで一安心。
ところがミランがお茶を入れようとした時、ポットを扱う際、彼に傷が出来てしまいます。
いつもならすぐに治るのに、今回は全然治らない。
初めてのことに戸惑うミラン。
ここで、アンジュのせいだとまるで責めるようなミランですが、それは結局ミランがアンジュに本当の恋をし始めた証拠では?
ただ落ち込んでいるはずなのに、アンジュを抱きしめて祝福のキスをするミランはさすがだなと思いました(笑)。
とは言えこのまま力がなくなっていくのは不安のようで、ミランの複雑な感情の変化についていくのに戸惑いましたね。。
それにしてもサイラスが、ミランの元にアンジュを行かせたのは絶対わざとのはず(笑)。
そんな出来事があったかと思えば、今度は手紙でアンジュを花畑に呼び出すミラン。
花畑に行くと、ミランがアンジュの唇にキスしたいとか言い出すんですよ。
一応、事前に断っておけばキスしてもいいと思っていたと、あっけらかんというミランにはもう、何も言えないですね(笑)。
それから、以前の傷も段々治ってきたと教えてくれたミラン。
こんな風に変わるのが怖かったけど、それでも本当の恋を知ってしまったと言うミランは、どこか嬉しそう。
人間としての欲を初めて知ったミランは、アンジュにお礼を言います。
そしてアンジュに本当に恋をしたミランは、今度会った時にアンジュの気持ちを教えてほしいと伝えます。
それならばと、湖に呼び出して告白してもらおうと思ったら、なんとなくアンジュから告白させられたような格好に。
ミランの誘導尋問に引っかかった感じでしょうか?
そしてミランも、アンジュと恋人になりたい、抱きしめたい、キスしたいと、人間の欲を忠実に告白(笑)。
でもこのあとのキスシーンは、ミランがフードを取っていて別人のように格好良かったです!
本当にあのふわふわしたミラン?と疑ったほど。
女王試験もミランにとってはどっちでもいいらしく、どっちを選んでも毎日キスしてハグしてくれるとか(笑)。
ここはもちろん試験続行を選びましたが、「僕も君に全部あげるから、君を全部もらいたい」という発言には、アンジュ同様どこまでの意味?っていうか、ちゃんとわかってる?と突っ込んでしまいました(笑)。
そして二度目のキスのあと、別れ際にも爽やかにまたキスしようと告げて去っていくミラン。
何だかキスばかりのイメージの告白でミランらしかったです。
そしてこれから秘密のお付き合いと思った途端、あっという間に最良エンディングへ突入。。
そう、恋人同士になるまでが長すぎたんです。。
他の守護聖とのイベントばかり起きて、なかなかミランのイベントが起きず。。
せっかくやり直したのにまたやり直すのが面倒で、行けるところまで行ったらこうなりました。。
恋人同士の甘い時間も見たかった。。
最良エンディングでは、お約束のサイラスのくだりのあと、ミランが男としてアンジュを愛していると珍しく真剣に宣言し、女王に忠誠を誓うシーンもとても格好良くて見違えました。
ミランがちゃんと格式張ったことを話せることにも驚きましたね(笑)。
エピローグでは、行方不明になったというミランを、すぐ戻ると探しに行くアンジュ。
気まぐれな恋人は、アンジュを抱きしめながら、恋という感情を知らない神でいるよりも、彼女を愛する人間でいたいと囁きます。
あのミランが、恋によって変わったという事実が何より印象深いストーリーでした。
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