まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

『九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE』感想

16年前の作品のリマスター

16年前、私はこの作品をものすごくやり込みました。

当時にしては珍しい「学園ジュブナイル伝奇」で、魔人学園シリーズが大好きだった私には本当に面白くて楽しいゲームでした。

ただ当時やり込みすぎた為、再度プレイするのに二の足を踏んでおりました。。

今回思い切って購入してプレイしてみたのですが、いい作品はやっぱり何度やっても面白いと再確認できました。

 

癖のあるキャラクター達

トレジャーハンターの主人公が、謎の遺跡のある学園に転校してくるところからストーリーが始まります。

このゲームの特徴でもあるのですが、とにかく癖のあるキャラクターが大勢登場します。

どう見ても高校生じゃないだろう!とツッコミたくなる生徒や、スケべな用務員のじいさん、ファミレスの店員など、本当に盛りだくさんです。

そして、会話の度に喜怒哀楽をなどの感情入力で返事をし、その返答の積み重ねによってトレジャーハントの仲間になるかどうかが判定されます。

 

もちろん自分の好みのキャラクターを仲間にすればいいのですが、ダンジョン探索の際、有利なステータスを持っているキャラクターが入ればそれだけ楽に進めます。

まぁいなくてもレベルを上げたりステータスを強化すればそれほど苦労はしないんですけど。。

 

ただ、仲間するのにこだわりすぎると、自分の感情を無視した返答になるので、主人公=自分という感覚は無くなりますね。。

よくある恋愛シミュレーションみたいな感じかも。。

 

学園内の墓地でダンジョン探索

いわゆる3Dダンジョンなので、慣れない方は戸惑うと思います。

私もこのゲーム以外では、ブシンというものすごい昔に出たゲームでしか経験ありません。。

でも、マップもありますし、立ち止まって左右を見回して確認すれば、それほど迷いません。

ジュブナイル伝奇というだけあって、遺跡にまつわる伝説やら遺物やらにあふれたダンジョン探索となっており、そういう世界観が好きな人にはたまらないと思います。

 

戦闘はターン制で、相手の弱点をつけば一発で倒せる為、それほど難易度も高くないかと。

APという行動力をうまく計算しながら進めれば、1ターンで全滅できる事もあります。

慣れれば戦闘もだんだん面白くなってきます。

 

ダンジョンに持っていけるアイテムは、基本的に自室で準備したものだけです。

学園内の探索で手に入れたアイテムなども、自室で準備すれば持っていけるのですが、しばらくこのやり方が分からず。。

アイテム画面の見方もイマイチよくわからなくて、最初の探索では銃だけしか持っていけませんでした。。

これ、タブで切り替えるようになっていたのですね。

銃の弾丸などは結構ストックが必要なので多めに持って行った方がいいと思います。

 

資金は、ネットの依頼をこなせば割と簡単に稼げます。

この依頼文も何やら謎めいてツボなのですが、慣れればパターンが読めてしまうので、簡単で報酬の多いものをいくつか受けてダンジョンを探索すれば、一石二鳥です。

 

まだ最初の方しかプレイしていませんが、それでもワクワク感が止まりません。

少し癖のあるゲームですので万人受けはしないでしょうが、伝奇やら古代文明やらがお好きな方には向いているかと。。

ちょっと変わったゲームがしたいという方にはとてもオススメです。