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君は雪間に希う 攻略 感想


とうとう発売されました『君は雪間に希う』。

私にとっては、久しぶりの日本が舞台でしかも時代物ということもあり、とても楽しみにしていました。

また、ハライチの岩井さんプロデュースというのも気になるところ。

 

今回はそんな『君は雪間に希う』についての感想です。

 

 

 ※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

 序盤感想

早速プレイしてみましたが、序盤から主人公紗乃への村人達の扱い方がひどすぎて、可哀想になりました。。

どうやら彼女の持っている特殊な能力のせいらしいのですが・・・。

 

そして幕命により彼女を迎えに来た御庭番の二人。

江戸について出会う他のお庭番達。

どれもイケメンで、攻略がますます楽しみになりました(笑)。

 

また八代将軍吉宗の時代の、江戸の街並みや慣習などもとても興味深かったです。

用語解説もとても親切で分かりやすい。

ビジュアルも美麗だし、音楽やUIなども和風な感じで丁寧に作られ、しっくりと馴染みます。

 

まだ序盤であるにもかかわらずどんどん物語に引き込まれていき、今後の展開に目が離せません。 

 

主人公紗乃の能力について、今後どう活かされていくのか。

また彼女たちの行く末にはどんな未来が待っているのか。

じっくりプレイをしながら見届けたいと思います。

 

 

 キャラクター別攻略感想

選択肢では、お花や雪の愛キャッチが現れる事があります。

特に雪の愛キャッチは、個別ルートのエンディング分岐に必要な選択肢となるようですので、慎重に選ぶ必要がありそうですね。

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●篁  智成(CV:小林裕介)

●東条  國孝(CV:前野智昭)

●与市(CV:山下誠一郎)

●久賀  源十郎(CV:佐藤拓也)

●錦次(CV:浪川大輔)

●桜太郎(CV:斉藤壮馬)

 

 

総評・まとめ

 ストーリー

奇虚や宵禍、形人などの造語が違和感なく溶け込んでいる八代将軍吉宗の江戸の世界。

江戸時代の習慣や組織まで、リアルな部分もきちんと描かれています。

独特の世界観と設定が上手く活かされていて、先が気になりどんどん進めたくなるようなシナリオでした。

 

共通ルート三章、個別ルート四~七章と各種エンディングで構成されています。

また、共通ルートは、武家町や城下町、娯楽街を選択することにより、二人ずつ三種類あります。

 ※公式HPより引用

 

個別ルートが結構長くてボリュームがあり、やり応えは充分。

その割に選択肢は少なめに感じました。

 

シナリオは、シリアスとコミカルがいい塩梅で展開され、緩急が抜群で飽きさせない展開。

泣かせるところは泣かせ、笑わせるところは笑わせる。

特に泣かせる場面では、何度も泣くことになりました。。

 

また主人公の紗乃ですが、真っ先に思ったのは、ツッコミが小気味いい!

絶妙なバランスで、思わずツボにはまることもしばしばありました。

やはりハライチの岩井さんの影響でしょうか?

 

それに任務に関しては信念を持っていて、大人しそうに見えて意外と頑固な一面も。 

基本的に相手のことを気遣い、自分よりも優先させてしまう事も多々ありますね。

また会話では、よく考えて相手を説得させるような発言をする聡明さも持ち合わせています。

 

数え十九と言えば、現代の高校生か卒業したくらいの年齢の割に、初心で素直で可愛らしい。

男女の話に免疫がないのも、育った環境のせいなんでしょうね。

それにしても、あの環境でよくグレずに真っすぐ育ってくれたものです。

 

システム

とにかく美麗なビジュアル。

人物はもちろん、町並みや背景だけでなく、UIなどの画面も綺麗に描かれていました。

 

独自の世界観の為、造語も多く一読しただけでは意味がわかりませんでしたが、物語の中で説明されると分かりやすく、ストンと腑に落ちます。

都度辞書が出るし、あとから調べることももちろん可能。

 

メニュー画面は全て日本語表記なのですが、セーブやロードなど、普段使い慣れている言葉も保存や読込などにするなど、細部にも拘りが見られます。

また作中では、キスを口づけと表現したり、恋人を恋仲と表現したり。

 

だからと言って、時代劇のような堅苦しさはなく、程よく現代の話し言葉とマッチしていたように思います。

ファンタジーや現代物などに慣れている為、江戸時代の言葉遣いが逆に新鮮に感じました。

   

情報画面は、好感度が数値ではなくバーで設定されていて、一目でわかるようになっています。 

 

各キャラクターをクリアすると、鑑賞でおまけが追加され、「触れる」を選ぶと一コマ漫画のようなものが見られるように。

これが本当にほのぼのしていて癒やされますので、ぜひご覧になっていただきたいです。 

 

またおそらくですが、全員情愛エンドをクリアすると、設定で表題の画面を切り替えることが出来るように。

普段は冬ですが、春だとキャラクターが若干色っぽくなって目の保養です(笑)。

 

攻略順

智成と桜太郎は制限があるので、その他の四人の順番となりますが、正直好きな順番で構わないと思いました。

 

ただ、ネタバレを考慮して敢えて言わせていただけば、智成までの攻略では、國孝→源十郎→錦次→与市かなと思っていましたが、全ルート攻略後は、源十郎→与市→錦次→國孝が分かり易いなかと、考えが変わりましたね。

 

ですがそれほどのネタバレでもありませんので、本当にお好みで良いと思いました。 

実際私は第一印象と直感で、國孝→与市→源十郎→錦次の順でプレイしましたが、これで良かったと満足しています。

  

糖度

奇虚と言う存在の為、糖度は低めかと思います。 

とはいえ、個別ルートの最後の方や情愛エンドではその分甘い。

 

キャラクターにもよりますが、口づけ後の行為を匂わせるような描写もありました。

ですが、SERO D程度の糖度を求めている方には物足りないかもしれません。

 

私は、それぞれのキャラクターに合った糖度だなと思いました。

 

まとめ

初めの予想に反して、とても面白かったと言うのが正直な感想。

ここまでしっかりと作り込まれているとは、失礼ながら思っていませんでした。。。

すみません。。。

 

特に桜太郎のルートでは、各ルートで散りばめた伏線まできれいに回収したのは見事。

全員クリア後、周回すれば新しい発見がありそうです。

私はこれから2周目をじっくりと楽しませていただくつもり。

 

和風ものや伝奇などが好きな方には、おすすめしたい作品です。

また、ハライチの岩井さんプロデュースという事で、興味はあるけど実際はどうなの?と気になっている方にも、やっていただけたら嬉しいです。

 

総評としては、とても満足のいく作品でした。

 

 

 

 

 

 

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