とうとう発売されました「テイルズオブアライズ」。
久しぶりのテイルズなので、期待半分不安半分で開始しました。
でもいざプレイし始めると、まだ序盤だけですが期待以上の面白さでした。
今回はそんな「テイルズオブアライズ」の感想です。
※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。
ストーリー関連
冒頭で始まるオープニングムービーですが、いつものアニメでありながら、今までのシリーズよりも明らかに美麗なビジュアル。
これはPS5対応のせいでしょうか?
ただ悲しいかな、私はPS4なので、序盤で画面が乱れる箇所もありました。。
その後コンフィグの設定を経てようやくストーリー開始。
いきなりレナのダナへの侵攻から始まり、奴隷のシーンで主人公が出てきたと思ったら鉄仮面被ってるし、記憶がない為そのまま鉄仮面と呼ばれているとは。。
今までのテイルズとは違って、シリアスで重厚な物語の始まりでした。。
そして同じレナ人に追われるシオンが現れてから、ようやくストーリーが動き始めます。
シオンが胸から出す炎の剣を、痛みを感じない鉄仮面が使い、その際負った火傷をシオンが治癒。
何ともうまい組み合わせで行われる戦闘に半ば感心。
鉄仮面が炎の剣を使う時に、仮面のヒビから青い光が漏れたり、シオンに何処かで会ったことがないか聞いたり。
二人の過去に何か有ったのか無かったのか、とても気になります。
そうして「紅の鴉」と呼ばれる抵抗組織のメンバーと行動を共にする事に。
それに「紅の鴉」の指導者であるジルファがいぶし銀でいい男なんです。
彼にもまた何か秘密がありそうで、興味が尽きません。
序盤はチュートリアルも兼ねてストーリーが進んで行き、途中で飽きることもなくどんどん話に引き込まれ、時間も忘れてプレイ。
ストーリーが進んで行くに連れ、クエストや料理、スキル習得など順番にイベントが入るので、無理なく覚えられます。
また、鉄仮面(いい加減早く本当の名前を明かして欲しい)とシオンが二人だけで行動していくうちに、二人の関係性も段々と変化していくのが見ていて楽しかった。
完全にシオンの尻に敷かれている鉄仮面くんが可愛くなってきました。
愛想が無いシオンに、突っかかりながらも結局折れる鉄仮面くん(笑)。
正義感が強いだけではなく、優しいんでしょうね。
戦闘はシンボルエンカウントで、アクションが苦手な私ですが、難易度を下げたおかげで適当にボタンを連打してもサクサク進むことが出来ました。
更にDCで「高成長パック」をすぐに購入しましたし(笑)。
それにシオンとの協力技など、特殊な攻撃をテンポ良く使用すると、爽快感があって楽しかったです。
アクションが得意な方や戦闘が好きな方は、もっと楽しめるのではないでしょうか。
ストーリーでは、最初の領将ビエゾを倒すところまで攻略。
途中でシオンの装備を探すため、わざわざファガン遺跡まで付き合う鉄仮面くんは人が良いなと。
ここで二人の距離も僅かですが縮まった気がします。
またモスガルに向かう時、ジオーネの廃坑道から行くのかと勘違いしてウロウロしました。
結局、ウルセベクの「????」の出口からギルド駐屯地を抜けて行けましたけど、かなり迷いました。
マップ上では行ったことがない場所へ続く出口は「????」で表示される為、次の目的地の行き方が分からない時は、とにかくそちらへ進んで見ることも必要かも。
それからビエゾのグラニード城までは、マップも複雑ではなく、迷うことはほぼありませんでした。
城内での炎の壁の向こうには、アイテムや宝箱などがあるので、鉄仮面くんの技で切り開いてアイテムをゲットしながら、敵を倒して進む感じ。
またビエゾとの戦いでは、鉄仮面くんの鉄仮面が割れて顔が半分ほど露出。
やはり主人公だけあってイケメンですね。
ビエゾは初めての中ボスということもあり、難易度ストーリーの私でも少し苦戦しました。
断続的に強い攻撃が来るのですが、そもそも避けるのが苦手な私は全部キレイに受け止めました(笑)。
とにかくボタン連打とアイテム回復の繰り返しで、何とかビエゾを倒す事が出来ました。。。
ビエゾを倒して、主人公がようやく鉄仮面改めアルフェンという名前を思い出し、ここでまたオープニング主題歌。
一度見たはずなのに、あまりにもタイミングも歌も格好良くて、思わず鳥肌が立ちました。
この演出は上手いなぁと感心しきり。
ただ思い出したのは名前だけ。
これから彼が何者なのかを紐解いて行く事になるのでしょうね。
そして気が強くて可愛げがないと思っていたら、実はシャイだったというシオン。
彼女とアルフェンが、これからどんな過酷な運命を辿って行くのか、益々興味がわきました。
キャラクター
アルフェン(鉄仮面)(CV:佐藤拓也)
鉄仮面をかぶり記憶がなく、痛みも感じないという、何とも不思議な主人公です。
正義感が強く、噂になるほど人助けをしている彼。
記憶がない割に、戦闘では剣の扱いに慣れているのが、失った過去の手掛かりになるのでしょうか。
シオンとのやり取りでは、完全に彼女に言い負かされているのが微笑ましいです。
シオン(CV:下地紫野)
レナ人なのに、同じレナ人であるビエゾから主霊石を奪い追われる女性。
目的は全ての領将を倒すことらしいのですが、理由は不明。。。
自分の意志に関係なく、触れた相手に痛みを与える体質。
気が強くて美人で口調も素っ気ないため、冷たい印象を受けますが、実は思いやりもあってそれを素直に出せないだけなんだと、徐々に分かってきました。
システム
コンフィグで、自分好みの設定にかなり細かく変えられるのはありがたかったです。
私カーソルの動きは、上下左右ともリバースではないとダメなので、真っ先に設定しました。
また、会話の出来るキャラクターの吹き出しが、会話前は白いのですが会話後に薄紫に変化するのも、わかりやすくて助かりました。
特にクエストは、吹き出しが封筒のマークなので、誰が依頼者かすぐに分かるのも良かったです。
スキットは、今までのキャラクターの顔だけの会話ではなく、漫画のようなコマ割りで会話が展開し、そのコマの中でもキャラクターが動くのが新鮮でした。
それに本筋は重厚なのに、スキットやショートチャットは、明るくてクスッと笑えるようなものが多く、メリハリがあって良かったです。
また、基本的にオートセーブですが、システムで自由にセーブとロードができます。
マップ画面も、アイコンで目的地やアイテムなどが一目でわかる仕様。
フィールドでは目的地までの距離が数字で表され、広いマップでも迷わない工夫がされています。
広大なマップ探索も楽しいのですが、ファストトラベルを覚えると移動も格段に楽になります。
かゆいところに手が届く。そんな丁寧で親切な設定だなと思いました。
まとめ
メインキャラクターの見た目やシリアスなストーリーから、対象の年齢層が割と高めの印象を受けた今作。
ビジュアルも美麗で、今までとはどこか似てるようで、でもどこか違うと感じさせられる、なんとも不思議な世界観。
シリーズファンの方には、少し違和感があるかもしれませんが、だからこそ新しい挑戦をした今作をプレイして欲しいです。
またシリーズが初めての方でも、シリアスなストーリーやアクションRPGが好きな方にはおすすめ。
アクション苦手でも、難易度設定があるので大丈夫。
いざとなったら、DCで何とかなりますし(笑)。
私はここまでプレイしてみて、購入して良かったなと思いました。
とにかくストーリーが気になって仕方がないんです。
それにまだ出会っていない仲間にも会いたいですしね。
ここまでも寄り道しながら進んだのですが、他にもフクロウ探しなどの寄り道要素も豊富なようだし、のんびり探索やクエストをこなしながら進めていこうと思います。
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