まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

囚われのパルマ デラックスエディション ハルト 攻略 感想

 

キャンペーンで50%オフをやっていたのでついついポチリしてしまった「囚われのパルマ デラックスエディション」。

 

以前からこのタイトルを知ってはいたのですが、アプリゲームって課金ありきなのがどうしても嫌で(課金しちゃうから)敬遠していました。

ですが今回は、switchでしかも追加コンテンツパックも付いて半額!

なんてとっても太っ腹! 

 

このキャンペーン、2021/9/13までらしいので、興味のある方はご注意を。

www.capcom.co.jp

 

今回はこの「囚われのパルマ デラックスエディション」のハルトの感想です。

 

 

※ネタバレ要素がありますので、読まれる際はくれぐれもご注意ください。

ストーリー感想

ある事件を起こして記憶を失くし、孤島の収容所で監視生活をさせられている青年ハルトの記憶を、相談員として会話しながら取り戻すのが目的のこのゲーム。

 

序盤は、親切で分かりやすいチュートリアルとなっています。

 

基本的なプレイの流れは、携帯端末での会話や監視、外出で会話の内容や差し入れを手に入れたり、時には面会をしたりして、ハルトと親交を深めながら、記憶を取り戻していくスタイル。

 

会話は選択肢を選ぶのですが、その積み重ねでエンディングが変わるとか。

乙女ゲームでありがちな相手の気に入る答えではなく、あくまでも自分の考えを選択するというのが面白いなと思いました。

男ウケする答えはNGだそうです(笑)。

 

ですがこの単純な会話の選択のやり取りに、どんどん引き込まれていく。

スマホのような携帯端末でのメッセージのやり取りは、単純な会話だけど彼の反応が気になります。

ただ返事が遅くて多少イラッとする部分も。

 

乙女ゲームでは定番の攻略対象は、ハルト一人だけ。

これがまた新鮮で、じっくりと彼にだけ向き合い親交を温めるのが、じれったくも夢中になります。

 

面会はガラスで仕切られていて、時にはこのガラスが邪魔に思えてしまうくらいもどかしい場面も。

 

始めは、大人しい性格の青年くらいにしか思わなかったのに、日々の小さな交流を続けて行くうちに、いつの間にやら彼に惹かれている自分がいました。

 

打ち解けてくると反応がいちいち可愛いんですよ。

もう、ワンコのようで(笑)。

 

でもストーリーの本筋は至ってシリアス。

単純な毎日の行動から、ヒントになるようなアイテムやキーワードを手に入れて、緩やかでも確実に核心に近づいて行く手法は鮮やか。

急ぎすぎず、私には程よいペースで謎解きが行われるので、じっくりと味わうことが出来ました。

 

また、それはハルトとの心の触れ合いも同じ。

ゆっくりと、でも着実にお互いの距離を詰めていく様子はとても心地よく、どんどん彼に惹かれていくのがとても自然。

 

ミステリーを味わいながら、少しずつ心を通わせていく過程が上手いなあと感心しました。

 

ハルトの抱える謎は、彼の犯した罪や両親について、彼の幼い日の記憶や職場での過去など様々。

それを一つずつ丁寧に紐解いていく過程が巧妙で見事。

それだけに予想がつく事もありますが、どんどん展開が進んでいくものより好感が持てました。

展開が早いとついていけないんです、私。。

 

それに一つずつ謎が解けて記憶が蘇っていく彼の変化から、目が離せませんでした。

 

そして最終章では色々な謎が明らかに。

 

政木さんがハルトの元上司と聞いた時から何かあるとは思っていましたが、看守さんにも役割があったんですね。

 

ハルトが何故事件を起こしたのか。

両親の死や新薬の開発。

 

またハルトと主人公の関係。

冒頭のシーンから、何か繋がりがあるのだろうと予想はしていましたが、それは思っていた通りでした。

 

これまで張り巡らせられていた様々な伏線が回収されていく展開に、引き込まれました。

 

私が見たエンディングは、俗に言うエンディング3でしょうか?

無事にハルトと会えてむかえたキスシーンははとても印象に残る感慨深いものでした。

こういう魅せ方も素敵だな、と。

その後も幸せな二人の姿が描かれていて、とても満足のいくものでした。

 

攻略については、面会や大事なメッセージのやり取りの際、なるべく未来を向いていたり、ハルトが明るくなるような返事を心がけました。

自分の感情を押し付けたり、悲観的というか内向的なものは避けましたね。

 

他にもまだ2種類のエンディングがあるらしいので、チャレンジしてみようと思います。

 

システム周り

元々アプリで発売されたせいか、操作周りはとてもシンプルで分かりやすいです。

 

主人公のビジュアル設定はなく、あくまでも「私」が主人公であり、その為没入感はかなりのものかと。

 

セーブはオートセーブなので、セーブスロットや、クイックセーブ・ロードなどの機能は有りません。

ですので、会話をやり直したいと思った時には不便に感じたことも。

 

また携帯端末は、新しい機能が増えるたび都度ナビゲーションが入るし、分からないことは後でヘルプで調べることも可能です。

 

風景や室内、小物や食事など細かいところも丁寧に描かれており、美麗なグラフィックやビジュアルは、まるで美術の絵画のようで思わず目を奪われることもしばしば。

 

人物もいわゆるアニメ絵ではないので、好みが分かれるところかもしれません。

実は私も始めは苦手でしが、プレイするうちに全く気にならなくなりました。

 

ただ既に述べた通り、基本的なプレイの流れは端末での会話とたまにある面会、話題集めの為の外出という、単調な繰り返し。

先が知りたくなるものの、それが続くと作業感のようなものが出できます。

 

そういう時に気分転換になるのが、ギャラリーや、夢アプリ。

特にギャラリーで見られるイラストは美麗(耽美なものも)ですし、面会やテレフォンイベント、夢アプリなどが充実。

 

端末でクエストの会話を続けてクリアすると、ギャラリーの美麗なスチルがもらえますし、面会でのメモリアルでは甘い会話を楽しむことも。

 

面会は他にもスペシャルが用意されていて、こちらもシリアスなストーリーとは全く別のイベントで、心をくすぐってくれます。

 

夢アプリは、何だかいけないイタズラをしている気分になりますね(笑)。

でもこの手のゲームは苦手なので、中々上手くハルトを起こせない・・・。

 

最初はストーリーを追うだけでいいやと思っていたのですが、本筋を追うのに疲れた時などに手を出すと、普段の彼とは違った一面に撃沈されました(笑)。

 

こうしてメリハリをつけてプレイしていくと、本編はもちろんどんどんハルトにハマっていきました。

 

糖度

会話は端末、面会はガラス越しなので、どうしても低めになりがち。

普通の乙女ゲームのような抱きしめたりキスしたりなどのスキンシップは、ガラス越しにタッチするくらいしかありません。

(夢アプリは、主人公の夢の中という設定なのでタッチし放題)。

 

でもストーリーを進めると、会話だけでここまで心が奪われるのかと驚いたほど、甘くなっていきます。

特に面会イベントのメモリアルやスペシャルは、本当にハルト?とこちらが照れるくらい積極的。

でも話し方はハルトのまま変わらないんですよ。

 

セリフの内容でここまでイメージが変わるのかと驚きました。

流石声優さんですね。

 

それにエンディングでは、初めての本当の触れ合いにドキドキしました。

 

まとめ

とにかく普段プレイしている乙女ゲームの印象とはガラッと変わったこのゲーム。

正直、半額でゲットできたのは本当にラッキーでした。

 

ただ、単調な作業感があるのは否めないので、一般的なテキストを読んでいく形の乙女ゲームが好きな方には向かないかもしれません。

あと、複数攻略したい方にも向かないかも。

 

私はこういうゲームは初めてでしたが、意外性もあり、かなり満足させていただきました。

 

まだ見ていないエンディングやギャラリーのコンテンツ、それにアオイの攻略もあるので、これから先、しばらくはかなり楽しめそうです。

 

興味を持たれた方は、キャンペーン期間中にぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

 

© CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

関連記事

www.mattari-nonbiri.com

www.mattari-nonbiri.com