まったりのんびりほっこり

ゲームや読書などを中心に、日々感じたことを書いてます。

やらないのはもったいない! ?『FF7 リメイク』クリア後感想

 クリアするのがもったいなくて、ちびちびとプレイしておりましたが、ついにクリアしてしまいました。
賛否両論のあるこの作品ですが、私は素直に面白かったです。


今回クリアした感想をネタバレありで書いておりますので、未プレイの方はご了承の上お読みください。。。


戦闘について

私はイージーモードでプレイしているので、戦闘については正直あまり苦労はなかったです。
ガードもせずに、力押しで戦って、たまに魔法やリミット技で攻撃くらい。


ボス戦もこれで何とか行けました。
回復はこまめにしましたけど。。


バイクゲームでゲームオーバー

ただ、Chapter18 については力業だけではダメでした。。


冒頭からミッドガルをバイクで脱出するという、オリジナルでは私にとっての名シーンから始まるのですが、これ、バイクゲームなんですよね。。。苦手。。
ジェシーの時も全然うまくできなくて、キスしてもらえなかった。。

 

力押しでは全く通用しなくて、ゲームオーバー。


本当に長いので今度は失敗しないように、ガードをしながら後方から攻撃をし、相手をバーストさせたら近づいてボコる、というヒット&アウェイを繰り返してやっとボスを倒しました。。


運命の壁を超える前に装備確認

最後の戦闘だろうなとは思っていたのですが、途中でセーブもできるしマテリアも変更できると思っていました。


ところが、いざ壁を超えるとノンストップの戦闘で、当然セーブもマテリアの交換もダメ。


いつもエアリスには魔法のマテリアを複数付けているのですが、初回の戦闘パーティーには入っていないとアルティマニアを読んで知っていたので、

魔法のマテリアはクラウドやバレットに付け替えていたのです。。


なので、結局最後までそのままで戦闘しました。。

 

また、このラスボス戦では大量のフェニックスの尾の恩恵にあずかりました。。


今まではほとんど使う必要がなかったのですが、さすがラスボス戦ですね。
イージーモードとはいえ、ラスボス戦はかなり手ごたえがありました。


個性豊かで魅力的なキャラクター

リメイク版のキャラクター達は、総じて個性的で魅力的に描かれていますが、

顕著だったのがクラウドの最初から最後まで一貫して常にティファを気遣う姿勢。
クラウドの「ティファ」というセリフを何パターン聞いたんだろう・・・。

 

とにかく今作は、微妙な表情の変化と声のトーンによって感情が細部まで伝わってきます。

アルティマニアにもありましたが、クラウドジェシー、エアリス、ティファに対する態度を微妙に変えているとか。。
なるほど、確かにそうかもなと思いました。

 

ジェシーには割とぶっきらぼうな印象でしたが、あれは対応の仕方がわからなかったからなのですね。
エアリスに対してはちょっとカッコつけてた気がしますし、ティファに至ってはもう言わずもがな(笑)。

ただ、それがクラウドの魅力なのかなと思います。
カッコいいだけでなく、ちょっと幼い感じで可愛いところなども。


エアリスは、明るくて個性的なキャラは原作通りなのですが、時折見せる未来予知?のような不思議なセリフのせいで、大人びて達観しているなという印象でした。

 

間違いなくヒロインなのですが、恋人などの身近なものとは違って世界を救う聖女に近いイメージなのかな。。
一緒に行動していても、どこか線を引かれているような、これ以上踏み込めないラインが存在している気がしました。


一方で、原作から一番印象が変わったのはティファです。
オリジナル版ではティファの好感度をほとんどあげていなかったので、ただの幼なじみの印象しかありませんでした。

 

つい最近知ったのですが、ティファの好感度をあげると、決選前夜のイベントが変わるとか。。

そんなことも全く知りませんでした。


まぁ、そんな設定のせいなのか、とにかくティファが可愛いく描写されています。
もう、クラウドにどれだけ守られ&守っているのやら。
この演出のせいで23年経って、ティファが大好きになりました(笑)。

 

バレットも最初は危ないおっさんのイメージで敬遠してたのですが、今ではすっかり気に入ってます。
この人は良くも悪くも自分に素直で他人に真っ直ぐなんだなと。
最初は気に食わなかったクラウドのことも、最後には彼なりの表現で認めていますし。

 

他にもレッドとかマダム・マムとかいろいろ書きたいのですが、それはまたの機会に。。


ストーリーについて

 

原作を忠実に再現

クリアする少し前からオリジナル版を23年ぶりにプレイしているのですが、リメイク版ではとにかく時間のかかるダンジョンと戦闘が驚くほどサクサク進みます(笑)。

そうして比べてみて改めてリメイク版での忠実な再現と掘り下げに感動しました。
とにかく細かいところ、音楽やセリフ、設定がきちんと再現されているんですよ。
ウォールマーケットのイベントなどはまさにそう。

コルネオのあのセリフもそのままでビックリしました。

「ほひー」って(笑)。


いろいろな雑誌やHPでも新旧対比のような構図で紹介していますが、実際に自分で遊んで見ると顕著にわかって感動します。

 

オリジナル版をクリアしてからまた改めてリメイクをやりたくなりました。

 

謎だらけのエンディング

これについてはいろいろとわからないことだらけなのですが、ラストのザックスとビッグスの生存や、フィーラーの存在、セフィロスのセリフの意味など盛りだくさんです。

 

特にザックスのシーン。
フィーラーを倒したから死ぬ運命から解放されたってことかしら?

そしてクラウド達とすれ違うシーンにも何やら意味があるんですよね。

ザックスの背負っているクラウドと、こちら側のクラウドが同時に存在する訳はないでしょうし。。

ただエアリスとすれ違う時は胸が締め付けられる感じがしました。


また、エアリスの何か知っているような描写についてネットでいろいろ意見が交わされているようですが、私も予知かループが妥当かなと思います。。
エアリスの何かもったいぶったような、奥歯にものの挟まったようなセリフとか。
何かを知っているからこその一言が重い。。

 

よく起こるクラウドのフラッシュバックも、過去の記憶の他にもその時点で知らないはずの情景もあるので、もしやクラウドも2周目?とも思えたり。。


そして最大の関心ごとといっても過言ではない、エアリスの生存ルートについては賛否両論あるようですが、私はエアリスが生きているエンディングがあってもいいかなと思っています。


その場合、ストーリーがどう変わるのかも興味ありますし。。
選択肢で分岐するようなマルチエンディングなのか、2周目以降でみられるエンディングなのか、それとも生存ルートは端からないのか。。


そこにザックスの生存がどのように絡んでくるのかも気になります。 

 

テーマソングが熱い

本編とはズレますが、エンディングで流れる歌には感動しました。
本当にしびれるほどかっこいい。


始めに聞いた時には、何んとなくザックスをイメージしたのですが、日本語の歌詞を確認するとエアリスに対するクラウドの想いなのかな?と。


ただ、ネットなどを見るとティファへの想いをうたった曲だとの意見もあり、こちらもなるほど、と思いました。


作詞をした野島さんがどちらとも取れるように書いたのかな・・・。
ですが5番街でインストが流れるようなので、そうするとやはりエアリスなのかな?


とにかく、この詩は切なくてヴォーカルの叫びが本当に心をえぐります。。

 

まとめ

長々と書いてしまいましたが、とにかく分作と聞いて敬遠してやらないのはもったいないくらいクオリティが高いです。


特にキャラクターの表情の表現が細かい為、感情の変化が目に見えてわかります。
また、声優さんの演技が素晴らしく、オリジナル版ではポリゴンとセリフの文章だけで想像する部分の多かった感情表現も、表情と共に生き生きと伝わってきます。


スラムや新羅ビルなどの再現がリアルすぎてたまに迷いますけど、広大さを感じさせます。

アクションが苦手な人も、イージーやクラッシックにすればそれほど苦労はしないかと。。

私は40時間くらいでクリアしましたが、2周目以降のやり込み要素も加えればもっとかかるでしょう。


オリジナル版も未プレイならば、そちらと比べながらプレイするのもいいかなと思います。
ムービーは壮大で、まとめれば短い映画くらいになるのでは?
今後のバージョンアップで、ムービーだけ見られるような仕様を追加してほしい。。

 

次回作も「リメイク」なのか、それとも全く別物なのかわかりませんが、あまり待たせず発売してほしいですね。

本当に期待してますから!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。